職員あいさつ

2017年2月の記事一覧

プレミアムフライデー!

 月末の金曜日を「プレミアムフライデー(プレ金)」と呼び、官民一体で働き方や終業後の過ごし方を変える取り組みが24日に始まりました。本校では当日は、低学年が2時50分、中・高学年が3時35分、部活動終了が4時25分でしたので、午後3時退勤については、無理な状況でした。現在、学校がおかれている状況を考えると実施は困難な状況で、話題にもなっていないのが正直なところです。ただ、業務改善、勤務時間の適正化は、本校でも喫緊の課題であり、世の中の動きを注視したり、会話の話題としたりするなど、意識改革の一助としていきたいと思います。

 

第2回学校評議員会を開催しました!

 本日、第2回学校評議員会を開催しました。本校では6名の方々に評議員をお願いしています。学校評議員制度が導入されたのは、次のような趣旨からです。

 ① 学校・家庭・地域が連携協力しながら一体となって子どもの健やかな成長を 担ってい
  くため、地域に開かれた学校づくりをより一層推進する観点から、学校に、学校評議員
  を置くことができることとする。

 ② これにより、学校や地域の実情に応じて、学校運営に関し、保護者や地域住民の意向
  を把握・反映しながらその協力を得るとともに、学校としての説明責任を果たしていく
  ことができるようにする。

 評議員会では、まず、学校評価の結果をお伝えするとともに、今年度の経営の重点や成果と次年度の課題についてパワーポイントで説明しました。その後、評議員の方々からご意見をいただきました。

 ・学校評価がおおむね好評で、日ごろの先生方の努力が認められているのではないか。
・学習指導要領の改訂があり、今後、より一層外国語教育の充実など、学校に求められるこ
 とがますます多くなるががんばっていただきたい。

 ・「家庭での読書」ができていないとのことであるが、テレビ、ゲーム、スマホ、塾、
部活等々あるなかで、よくやっているのではないか。よくやっている家庭ではどんな
工夫があるのか紹介するような場があるとよい。

 ・学校外での活動で、高学年が自覚をもって低学年に優しく接したり、教えたりする場面
を目の当たりにして、子どもたちは見えないところでもよくがんばっているなと感心
した。

 ・家の前で、知らない子どもから「おはようございます」とあいさつされた。当たり前の
ことが当たり前にできていて、学校としてのレベルが上がっていると感じている。

 ・様々な事情があるのか、先生が子どもを家まで迎えに行って一緒に歩いて登校する姿を
何度か見かけた。きめ細やかな対応に頭が下がる思いである。

 ・黙働清掃はよい取り組みであり、効果が上がっていると感じている。

 ・ホームページが充実してきていて、給食の写真などは参考になる。

 ・インフルエンザの学級閉鎖の状況など、当該学年だけでなく、ラインネットで全学年に
情報提供していただけないか。

 
 

子どもたちとの会話から

その1

昼休みに校庭にいたら、4年生の女の子が駆け寄ってきました。「校長先生、歴史のクイズを出していいですか?」と尋ねられたので、「いいですよ。難しいのかな?」と答えました。クイズは、「直江兼続の幼名は?」というものでした。

「大河ドラマ」「真田丸」と浮かびましたが、「幼名」がでてきません。「わかりません」と答えると、「幼名は“よろくで、“与六と書きます」と教えてくれました。「すごい! くわしいね」と話すと、「お父さんが好きなので、私も自然に歴史に興味をもちました」ということでした。子どもたちの興味は無限で、モチベーションの高め方は様々ですが、まさにお父さんがよい方向に影響している好例だと感じました。

 

その2

 朝の登校時、旧第3校舎の前に立って登校指導していると、いつも「あいさつプラス一言」を実行してくれている2年生の女の子がいます。「おはようございます。今日も寒いですね」、「おはようございます。今日は昨日より少しあたたかいですね」、「おはようございます。いつもありがとうございます」等々。こんな会話があると、寒さが吹き飛び、心がほっこりとします。

 

その3

 「俺のものは俺のもの。お前のものは俺のもの」というドラえもんに出てくるジャイアンの名言があります。でも、あれはいじめっ子の言葉ではないということを最近知りました。のび太が小学校の入学式のときになくしたものをジャイアンが一緒に探してくれたときの言葉だと子どもたちが教えてくれました。

お前がなくしても俺のものだと思って探す。お前の痛みも俺のものということです。子どもたちから教わることがたくさんあるなと痛感しました。


花粉症の季節になりました!

2日間、千葉県標準学力検査を実施しました。本日は、その2日めです。どの教室でも1年間の学習の成果を確認する場として、少し緊張気味ではありましたが、スラスラと鉛筆を走らせてがんばっている子どもたちの様子が伺えました。

さて、先週17日(金)に気象情報会社が、昨年より5日早く花粉シーズン入りしたと発表しました。飛散量は平年よりやや少なく、ピークは3月上旬から中旬とのことです。

また、民間の教育情報サイトが行ったアンケートによると、我が家に花粉症の子がいると回答したのは約40%です。保護者がどのような対応をしているかという問いには、「手洗い、うがい、洗顔、洗眼等」が約65%、「マスクの着用」が同じく約65%、「掃除をこまめにする」が約40%、「洗濯物を干した後よく払う」「洗濯物を外に干さない」がともに約35%、「外出後に入浴やシャワー」「めがねの着用」がともに、約10%でした。また、その他として、「空気清浄機の使用」「薬の服用」「バランスのよい食事」などがあげられています。

私も30年来の花粉症で、最近かなり症状は和らいできましたが、鬱陶しい季節となりました。予防を万全にして、花粉症とうまくつき合っていきたいと思います。

あいさつを考える

 昨日は、暴風警報に伴う急な下校時刻の変更について、対応していただき、ありがとうございました。学校としても、下校時に職員がついて子どもたちの安全を最優先に対応しました。おかげで、全員が安全に帰宅することができました。本日も、北西の風がやや強く吹くという予報が出ています。下校時に、安全に気をつけるよう注意喚起をします。また、本日は千葉県標準学力検査があり、予定どおり13時40分の下校となります。よろしくお願いします。

 さて、朝の登校時、「『いつもありがとうございます』『今日は寒いですね』など、一言添えてあいさつする子」、「自分から先に元気にあいさつする子」、「先ではないけど、元気にあいさつを返してくれる子」、「ふつうにあいさつしてくれる子」、「かすかに聞き取れるくらいの声の子」、「友達との話に夢中であいさつをしない子」、「無反応な子」、「全くあいさつをしない子」等々、実に様々です。

 元気なあいさつが返ってこないと心配になって、あとで教室をのぞいてみます。そんなとき、笑顔があるとホッとします。体調が優れなかったり、出がけにけんかしたり、登校途中で友達と言い争いになったり、学校に行きたくない気持ちがあったり…というときがあるかもしれません。そんなときでも、元気なあいさつだけはかわしたいものですね。

 あいさつをするとよいことは、次のようなものだと思います。
○大きな声であいさつをすると気持ちがよい
○笑顔になる機会が増える
○相手からの印象がよくなる
○あいさつから会話が始まる
○思い立ったらすぐに始められる

「春一番」が吹き荒れました!

「1月は往く、2月は逃げる、3月は去る…」といいますが、月日が経つのは本当にはやいもので、卒業式まであと1か月をきりました。

 17日(金)、昨年より3日遅く春一番が吹き荒れました。千葉県内でも風速20メートルを超える強風が吹きました。ニュースでは、成田空港で着陸をやり直す飛行機の映像が何度も放映されていました。

 本校では、放課後の部活動を中止し、下校時に職員が付き添うようにして、子どもたちの安全確保に努めました。

気象庁天気相談所によると、春一番という言葉は石川県能登地方や三重県志摩地方以西で昔から使われていたほか、漁師の間で冬から春にかけての強い南風を「春一」あるいは「春一番」と呼ぶようになったという話があるそうです。

 気象庁では1962年から、強風への注意を喚起するために春一番という言葉を使用しはじめ、翌1963年から報道機関がこの言葉を取り上げるようになりました。

 気象庁天気相談所は、「春一番と聞いて、春の訪れというイメージをもつかもしれませんが、元々は漁業関係者の間で使われていた防災用語。強風波浪注意報または警報と同じです」と、海難事故への警戒はもとより、陸地でも強風によって飛来する物などへの注意が必要と訴えています。

天気予報では、本日も強風が吹き、夕方からは雨のようです。状況をよく把握するとともに、銚子地方気象台等関係機関と連携し、児童の安全確保を最優先していきたいと思います。状況によっては、メール配信での対応もありますのでよろしくお願いします。

クラブ活動を見学しました!

本校では、4年生以上の児童が16のクラブに分かれて活動しています。どの子も、クラブ活動の時間になると目を輝かせて活動しています。16日(木)に、来年度クラブ活動に参加する現3年生が、自分に合ったクラブを選べるように、クラブ活動見学を行いました。緊張しながらも、どのクラブに入ろうかと、期待に胸を膨らませて真剣な表情で見学する3年生。ちょっと得意そうな顔で活動する高学年。来年度も子どもたちが学年の枠を超えて、楽しく活動する姿が見られることでしょう。見学した3年生の感想を紹介します。

○見ているだけですごく楽しそうだったので、将棋・オセロクラブに入りたいです。

○手芸がおもしろそうでした。私は家で裁縫をしているのでできそうだと思いました。

○スライムやべっこうあめを作るのが楽しそうなので、サイエンスクラブに入りたいです。

○アニメや本の主人公を描いてみんなに見てもらいたいので、イラストクラブに入りたいで
 す。

○いろいろなクラブがあって、楽しそうでした。高学年の人たちががんばっていて、 す
 ごいなと思いました。

○サイエンス、将棋・オセロ、イラストクラブがいいなと思いました。生き物をつかま
 えて、飼って研究し、また自然にかえす生き物クラブがあったらいいなと思いました。

 

 

新しい体育館で!(パート2)

大規模改修が完了し、13日(月)から体育館の使用を再開しました。6年2組を皮切りに多くの学級が新しい体育館での体育の授業を満喫しています。

15日(水)には、ミニバスケットボール部が初めて朝練習で体育館を使用しました。部活動を終えて校舎に向かう子どもたちの顔は思う存分体を動かした満足感と新しい体育館で約1年ぶりに活動した充実感で光り輝いていました。

そんなミニバスケットボール部員の感想を紹介します。
○体育館の中が以前よりもすごく明るくて、これからバスケットをするのが今まで 以上に楽
 しみになりました。

○正直に言って、前の体育館は少し不便な点がありました。雨もりがあったり、テープが
 はがれていたり…。新しい体育館が完成したと聞いてうれしくなりました。初めて新しい
 体育館に入ってときは、見間違えるほどびっくりしました。バスケットにも今まで以上に
 気合が入ります。練習環境がよくなったので、さらに一生懸命練習に取り組みたいと思い
 ます。

○すごく明るくなって、体育館が今までより広く感じました。練習をたくさんして、よい
 チームをつくれるようにがんばります。

○今までなかったような部屋ができていてびっくりしました。床がすごくきれいだし、明る
 いので、ドリブルしやすそうだなと思いました。

植木の剪定できれいになりました!

 13日(月)から体育館と駐車場の使用再開となり、昨日は体育館改修後の初めて使用した6年生の感想を紹介しました。体育館がきれいに改修されるのを待って、毎年、この時期に実施している恒例の樹木の剪定を業者に依頼しました。

 好天に恵まれ、作業が順調に進み、樹木もきれいになりました。学校にお立ち寄りの際は、剪定された樹木やつぼみがふくらんで春を待つ準備をしている樹木にも目を向けていただけると幸いです。


  

新しい体育館で!

2月1日付け文書にて、体育館改修工事がほぼ完了し、行政による検査が無事終了し、2月13日から、児童が体育館を使用する旨のお知らせをしました。また、8日(水)の常任委員会では、パワーポイントを活用して、完成した体育館の内部の様子を紹介しました。

昨日が待ちに待った体育館使用開始日。最初に使用したのは6年2組でした。子どもたちの感想を紹介します。
○新しい体育館はすごくきれいになっていて、床はピカピカにワックスがかかっていて、内装
 もびっくりするほどきれいになっていました。外側もきれいになっていて、車いすも通れる
 ようになっていました。6年生は、あと1か月くらいしか使えないのが残念だなと思いまし
 た。
体育館は、木のいい香りがしていました。滑りにくくなっていて使いやすかったです。きれ
 いに収納されていたので、ものが取り出しやすそうでした。トイレがとてもきれいで、びっ
 くりしました。

○工事前の体育館の玄関は階段だったけど、改修後はスロープや点字ブロックなどのバリアフ
 リーになっていました。館内はまずトイレがあり、今までの外にあったトイレとは全く違っ
 ていて、とてもきれいでした。体育館の裏側は、男女別の更衣室があり、すごくきれいでい
 た。救護室などもあり、このきれいな体育館で「ありがとうフェスタ」や「親子レク」、そ
 して、最初の「卒業式」ができるのがすごくうれしいです。


    


 

入学前保護者説明会を実施しました!

 10日(金)午後2時から、平成29年度入学予定児童の保護者を対象に、説明会を実施しました。入学予定者は現在のところ、128名です。校長挨拶で、次のようなことを話しました。

・入学まであと2か月。これから我が子が小学校入学を迎える親御さんは期待と不安でいっぱいのことと思うが、子どもたちはもっと期待と不安でいっぱいである。

・6年間しか生きてきていない子どもにとって、小学校入学はいままで生きてきたなかで、最大のイベントである。

・この時期、親がやりがちで一番大きな間違いが、「入学までに○○できないと、先生に怒られるよ」と子どもをせき立てること。

・本日の説明会で、それぞれの担当から、「一人で着替えができるようにしてほしい」、「何でも食べられるように」などといろいろな要望を出すが、あまり真っ正直に受け取らないでいただきたい。言われたことをすべて子どもにマスターさせようとすると、子どもを脅したりして期待よりも不安を抱かせてしまいかねない。

・入学前はまず不安ではなく、安心させてやることが大切である。そのために、幼稚園や保育所でできるようになったことをまずほめてあげる。

・「靴の右と左を間違えなくなったわね」、「自分で服を着られるようになったね」、「たくさん食べられたね」など、何でもいいから、たっぷりほめて、自信をもたせてあげる。

・子どもには子どものペースがあり、親が焦ったからといって急にできるようにはならない。それを無視して急がせると、どうしてもしかることが増える。これでは、子どもは自信を失い、不安が増すばかりである。

・本校の入学式は、4月10日。全校児童が、そして、全職員が、さらには体育館や校庭の桜が、お子さんの入学を心待ちにしている。

 その後、PTA活動、各種調査票等の記入、入学前の心得や準備、質疑応答等を行いました。

 また、128名の入学予定の子どもたちは、現1年生の生活科の学習として、「幼・保・小の交流」を行いました。1年生の小さなお姉さん、お兄さんが、入学予定の園児の手をひいて学校内を案内したり、絵本の読み聞かせをしたり、一緒に歌を歌ったりしました。事前にしっかりと準備した成果を十分発揮して、楽しい交流会になりました。
 入学予定の子どもたち、保護者の方々の不安が小さくなり、期待が大きくなったことと思います。

  


 

少人数指導のいっそうの充実を目指して!

本校の算数の学習は、1年生から4年生までは週2時間、5、6年生は週4時間、学級や児童の実態に応じて担任と専科、少人数指導担当が、2人で授業を行っています。単元によって学級を2分割して少人数にして指導したり、T1、T2と役割分担して指導したりと工夫しながら進めています。

算数は、既習事項を活用しながら学習を積み重ねていく教科です。年度当初は「算数、きらい」という子どもも少なくありませんでしたが、個別指導が十分にできる少人数指導では、学年を超えたつまずきの箇所まで立ち戻った学習が行いやすく、そんな子どもも「あっ、わかった!」という気付きの瞬間を味わうことができます。そんな気付きを増やせるように、教える側も子どもとともに学び、教材研究を深め、一人一人の確実なステップアップを目指して、指導を続けています。

残り1か月半、それぞれの学年で身に付けておくべき事項が確実に理解できるようにしていきます。


  

第4回PTA運営・常任委員会が行われました!

8日(水)、13時30分から運営委員会、14時30分から常任委員会が行われました。

校長挨拶で、次の3つのことをパワーポイントで説明しました。

1 インフルエンザ様疾患による出席停止の状況

2 大規模改修が終了した体育館のようす

3 「おこだでませんように」小学館 くすのき しげのり・作 

各学年部、各事業委員会の活動報告の後、今年度の事業計画、次年度の事業計画、総会等々について協議しました。また、学校から、学校徴収金(集金)の変更について説明しました。

終始和やかな雰囲気の中で常任委員会が行われ、常に子どもたちのこと、佐原小学校のことを第一に考えてくださる協力的な方々に助けられていること、うれしい限りです。

  

第6回佐原学プロジェクト会議「川の駅さわら」編

3日(金)に佐原学プロジェクトの一環として、「川の駅さわら」の2階にある「防災教育展示室」に行って来ました。利根川の概要から、治水技術の概要まで、地図やパネルで学習したり、堤防決壊実験装置を用いて、堤防が決壊するメカニズムを学習したりすることができました。

その他にも利根川の歴史や文化、ハザードマップなど、佐原に住んでいる人が知っておくべき内容が詰まっていました。このような身近なところにも、「佐原学」として、“活用できる学習財が満載”だということを学ぶことができました。

  

第7回モラールアップ研修を実施しました!

6日(月)、第7回モラールアップ研修を実施しました。今年度は7回実施し、今回が本年度の最終回。毎回、アイスブレーキングを実施してから研修に入りますが、今回も、「一方通行、双方通行のコミュニケーション」と題して言葉だけの説明を聞いて複合図形を描きました。一方的に聞くだけの情報で描いた図形は正答とは程遠いものでした。次に、説明に対して質問してよいという形で同じような複合図形を描きました。今度は、ほぼ正しい図形を描くことができ、コミュニケーションの大切さを実感することができました。

 本年度は、次のような内容のモラールアップ研修を実施し、教職員の倫理観の高揚と職場の士気高揚を図ることができました。

1 体罰に関する事例研修

2 わいせつ・セクハラ事例研修

3 クライシスマネジメント

4 エゴサーチ

5 不祥事のニュースを考える

6 ハインリッヒの法則に学ぶ

7 よりよい佐原小学校にするために


「香取地区少年の日・地域のつどい大会」

4日(土)、香取市民体育館を会場に、「次代を担う青少年が、スポーツ競技を通じて協力・協調の精神を学び、健全な身体と精神を養うとともに、青少年相互の友情を深め、青少年の自覚と誇りを高める」という趣旨で、香取地区青少年相談員連絡協議会が主催となって、「綱引き大会」が開催されました。

本校からは、「佐原アントラーズ」、「佐原BBチーム」、「ヘクションズ」の3チームが出場しました。1市3町からは計27チームが出場し、優勝目指して熱戦を繰り広げました。

本校の3チームは、予選リーグを勝ち抜き、見事決勝トーナメントに進出しました。なかでも「佐原BBチーム」は、準決勝で惜しくも敗れましたが、3位決定戦で底力を発揮し、第3位に輝きました。なお、優勝は東庄町の笹川小学校チーム、準優勝は同じく東庄町の石出小学校チームでした。

いままで熱心に指導してくださった青少年相談員の皆様、応援してくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

  
  

節分、立春、そして、いよいよ…!

暦の上では、今日3日が「節分」、明日4日が「立春」。いよいよ春がやってきます。佐原幼稚園は、旧園庭で豆まきを行っていました。

節分の日には、豆まきをして、柊の小枝にイワシの頭をさしたものを門口に立て、鬼を追い払う風習があります。

「節分」の行事は、今から1,200年ほど前に中国から伝わってきたもので、「立春」は新年、「節分」は大晦日を指し、正月を迎えるために、疫病や災難を「鬼」に見立てて追い払ったそうです。

そのような「鬼」の出てくるお話は、日本の民話や童話などにたくさんあります。「桃太郎」「一寸法師」「こぶ取りじいさん」「赤鬼と青鬼」「おにたのぼうし」等々。「鬼」は怖いものというのが定説ですが、日本の民話や童話にでてくる「鬼」の中には、優しい鬼や気の弱い鬼もいます。

2年生の国語の教科書にある「わにのおじいさんのたからもの」に出てくるのは、ぼうしをかぶった「おにの子」です。「わにのおじいさんのたからもの」のあらすじをほんの少しだけ紹介します。

「《おにの子》が《おじいさんのわに》に出会います。わには、背中に書かれた宝物の地図を取られそうになったから逃げてきたんだ、という話を《おにの子》にします。ところが《おにの子》は宝物がどんなものかわかりません。宝物という言葉さえ知らないのです。なぜなら…。わには、《おにの子》に宝物のある場所を教えます。地図の場所には、…」

さて、どんな結末になるのでしょうか?

節分の豆まきの時に、災難に見立てた「鬼」を追い払うため、「おには~外」「ふくは~内」と言いますが、美しい心をもつことができる鬼に「おには~外」と言うなら、豆まきも考えないといけないのかな?とも思った作品です。

本校の子どもたちも《おにの子》のように、純粋に感動する美しい心を忘れずに成長してほしいと願います。


体育館への物品移動&香取市小中学校標準学力調査実施!

 昨日付け文書にて、2月13日(月)から体育館使用開始予定のお知らせをしましたが、31日(火)から物品移動を開始し、子どもたちがスムーズに使用できるように、職員一同、力を合わせて取り組んでいます。

改修された体育館の床は鏡のようにぴかぴかで、トイレは洋式、センサーで電気がつきます。網戸があり、換気もでき、すばらしい設備となっています。31日(火)は700脚のいすを移動しました。全職員が人海戦術で行い、最初のうちは和気藹々で作業に取り組んでいましたが、次第に無口になり、足や腕、腰を押さえる動作が多くなりました。今年一年我慢した分、子どもたちが楽しく安全に使用できるように万全の体制で準備にあたっています。

 また、香取市では、例年、小学5年と中学2年を対象に、標準学力調査を実施しており、本年度も1日(水)に実施しました。

 この調査の趣旨は、「香取市立小中学校における教育課程の実施状況について調査することにより、学習指導要領に基づく各教科の目標や内容に照らした学習到達度を把握、分析して、個別指導に生かすとともに、その結果を今後の学校における教育課程の編成や指導方法の工夫改善に活用する。そのため、学習指導要領に定める内容にうち、ペーパーテストによることが適当と考えられる内容及び児童生徒の学習に対する意識について調査する」というものです。

 1校時から5校時まで、国語、社会、算数、理科の4教科及び学習意識調査を実施しましたが、子どもたちにとっては長い一日となりました。


聞いたことを正しく伝えよう「学校のことを伝え合おう」!

 1年生からインタビューを受けました。国語の勉強で、「学校のことを伝え合おう」という単元があります。4月に学校探検をして、学校のいろいろな場所が、どのような役割をしているかがわかったので、今度は学校の先生方のことをもっとくわしく調べようという学習です。そして、聞いたことをメモに書いて、クラスのみんなに伝えようというものです。

 昨日からそのインタビューが始まりました。どの子も真剣そのもので、グループで話し合った聞きたいことをしっかりと記憶してインタビューすることができました。また、礼儀正しい言葉遣いで、「いま、聞いてもいいですか?」「いま、時間がありますか?」など、相手の予定を確認することもしっかりできました。

 「学校で好きな場所はどこですか?」「楽しいことは何ですか?」等々、鋭い質問あり、ほっこりする質問ありと、1年生の感性にたじたじでした。


    

不審電話に注意を!

 先週末に本校で不審電話の事例がありましたので、注意喚起のメールを送信し、子どもたちにも指導したところです。不審電話とは、電話(通話)などで個人情報を聞き出そうとするなど、その目的が不審ないし不可解なもののことです。

毎年、卒業期が近付くと、不審電話が急増します。電話をかけてきて、同級・同学年の不特定多数の電話番号や住所、身長、体重などの個人情報を聞き出そうとするものです。学校でも注意を促し指導をしていますが、手口がより巧妙化してきていますので、児童だけでなく、保護者の方々にもご注意をいただきたいと思います。

  個人情報を聞き出す不審電話

卒業アルバム作成業者を装い、夕方、電話をかけてくる。その際、保護者等の大人が電話に出ると切ってしまう。子どもが電話に出ると話し出す。

  「○○写真の△△と申しますが、卒業アルバムに載せる住所と電話番号の一覧表が、あなたのクラスだけ見当たらない。学校に問い合わせたが、もう学校は終わってしまっていて先生もいないので、あなたのクラスの友達の電話番号を教えてほしい。」

  子どもが保護者に替わろうとすると、急に口調が変わり、「期限が迫っているんだ。親じゃなくてもクラスの連絡網くらいわかるだろう。すぐに連絡網を出して答えろ。」などと、脅してくる。

  このほかにも、宅配業者や警察、市役所の職員などを装って、言葉巧みに子どもから他の児童の個人情報を聞き出そうとする事例がたくさんあります。

 

 わいせつ目的等の不審電話

「お父さんはいる? 何時ごろ帰ってくるの?」「お母さんは?」「大人の人はいる?」

このような問いかけに、子どもは正直に「いない」と答えてしまうと、家に子どもだけしかいないということがわかってしまいます。「留守電にしておいて、声を聞いてから出る」「大人がいない場合、電話には出ない」など、我が家のルールが必要です。

 

○ 対応の仕方の例

1 「学校から、友達の電話番号などを知らない人などに教えてはいけないと言われてい

る。学校に問い合わせてほしい。」と言って電話を切る。

2 「こういう電話が入ったら,相手の会社・氏名と連絡先を聞いて,学校に連絡するよ

うに言われている。あなたの会社・氏名・連絡先を教えてください。」と言って相手が会

社・氏名・連絡先を名乗ったら「では学校に連絡します。友達の電話番号は、学校から

連絡します。」と言って電話を切る。(ただし、相手が名乗った会社・氏名・連絡先はで

たらめなことがほとんどです。)

3 とにかくできるだけ早く電話を切ってください。繰り返し電話をかけてくる事例は、今のところありません。相手が脅し口調になってくるようだったら、「警察にも連絡します。」と言って電話を切ってください。

4 このような電話がかかってきたら、友達の電話番号を教えていなくても教えてしまっても必ず学校または担任の先生に連絡をください。学校では、状況に応じてその学校の児童だけでなく、近隣の学校に注意を促したり、教育委員会や警察に連絡したりします。

 

 こうした不審電話については、なかなか有効な手立てがありません。まずは、自衛が第一です。ご家庭で話題にしていただき、ご家族の皆さんが適切に対応できるようにしておいてください。