職員あいさつ

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ジョギングのすすめ


 

冬はマラソンの季節ですね。来年の東京オリンピックでも暑さ対策の観点から札幌でのフルマラソンの開催が話題になりました。学校では、12月4日に校内マラソン大会が開催され、子どもたちは力いっぱい走ることができました。これを機にマラソンを始める子が増えてくれることを切に願います。この冬は体を動かしたいと考えている方の背中を押すべく、ジョギングをすることで現れる心と体の変化について紹介します。

 

1 基礎代謝の向上

  継続したジョギングを行うことで、体には様々な変化が起きます。その一つに基礎代謝の向上が挙げられます。

基礎代謝とは生命を維持するために消費するカロリーのことで、一般的に1日あたり女性で約1,200キロカロリー、男性で約1,500キロカロリーとされています。この数値が高ければ高いほど消費するカロリーが多くなるので、自然と太りにくくなります。

 

2 生活習慣病の予防や改善に効果あり

  ジョギングのような低強度の運動を継続的に続けることで痛風の予防につながります。肝機能障害や血圧が高めな人にも脂肪を燃焼するジョギングをすることで症状を改善することが可能です。

 

3 自宅周辺の知らなかったことに気付く

  普段は目に留めない景色や草花の表情を見ることができます。さえずる鳥の声や、車の走る音を感じながら新たな発見に胸を躍らせましょう。

 

4 より大きな目標へ向かう気持ちの芽生え

  冬は各地でマラソン大会が開催されています。日々の実践を試す絶好の機会となります。汗を流しゴールに向けて走るランナーと一緒に走ることで、ゴール後の達成感を味わうことができます。ここまでくるころには、もうジョギングにハマっていることでしょう。

 

年明けには、大学生が箱根路を走る箱根駅伝があります。スポーツ観戦から興味をもつこともランナーへの第一歩かもしれませんね。

絵本をもう一度


1年生の女の子に「先生の好きな本は何?」と聞かれて、「ぐるんぱのようちえん」と答えました。幼い頃母が読み聞かせしてくれたことがきっかけで,大好きになった私のお気に入りの絵本です。不器用でも一生懸命なゾウのぐるんぱが可愛くて、何度も読み返した記憶があります。

 

12月20日は、この本の画家である堀内誠一さんの誕生日です。堀内さんが戦後、14歳から働き始め54歳で亡くなるまでに関わった作品は、今も多くの人々に愛されています。「ぐるんぱのようちえん」、「くろうまのブランキー」「ほね」、「たろうのおでかけ」、「ちのはなし」

子どもの頃に出会った絵本たちが、どれも堀内さんが描いたものだと知ったときは信じられませんでした。ひとりの画家が描いたとは思えないほど、1冊ずつ絵のタッチが異なるからです。さらに、雑誌「anan」や「POPEYE」のロゴを作ったのも堀内さんだというから、その表現の幅に驚きです。話の本質を読み取り、多彩な表現で伝える堀内さんの素晴らしさに気付いたのは、大人になってもう一度絵本を開いたときでした。

 

その子に「好きな本は何?」と聞き返すと、本の題名と共にいろいろな話をしてくれました。「ぐりとぐらが作るカステラが美味しそう!」「動物が出てきてワクワクする。」「お母さんが読んでくれた!」色・香り・味・嬉しさ・悲しみ・ワクワク…そして読んでくれた人のこと。子どもたちは絵本を読みながら沢山のことを感じ、想像しているようです。私も子どもの頃に同じことを感じていたなあ、となんだか懐かしい気持ちになりました。

 

もう一度絵本を開いたら、子どもの頃を思い出して懐かしい気持ちになるかもしれません。大人の視点から、新しい発見があるかもしれません。あの頃好きだった絵本を、ぜひ子どもたちと一緒に読んでみてください。

 

おせち料理には意味がある!!


 

 も~い~くつ寝~る~と~ お 正 月

お正月に、おせち料理を食べるというのが、日本の伝統的な文化です。

そのおせち料理には、意味があると、教員になってから知りました。

先輩教員に教わってから、毎年子どもたちに伝えるようにしています。

 

〇 重箱に入れる・・・めでたさを重ねる。

〇 数の子・・・・・・卵の数が多いことから、子孫繁栄するように。

〇 黒豆・・・・・・・マメに、勤勉で健康に暮らせるように。

〇 紅白かまぼこ・・・赤は魔除け、白は清浄の意味がある。

〇 伊達巻・・・・・・巻物に似ていることから、知識が増えるように。

〇 昆布巻き・・・・・「こぶ」は「よろこぶ」に通ずる。

〇 栗きんとん・・・・栗は「勝ち栗」と呼ばれ、きんとんは、黄金色に輝く

財宝に例えられる。

〇 錦玉子・・・・・・錦に通ずる。

〇 ぶり・・・・・・・出世を願う。

〇 海老・・・・・・・海老のように腰が曲がるまで長生きするように。

〇 れんこん・・・・・穴が空いていることから将来の見通しがきくように。

〇 里芋・・・・・・・子芋がたくさんつくことから、子孫繁栄を願う。

〇 ごぼう・・・・・・根を深く張り、代々続くことを願う。

 

 おせち料理の意味を知ってから食べると、これからの一年にさらに希望がもてそうです。

12月


2019年はどんな年でしたか?」「今年の漢字は?」と毎日、テレビの中で聞こえてきますね。

2019年も、もう12月。

12月 師走 December

それぞれどんな意味があるのかな?とふとした疑問が浮かんだので、調べてみました。

12

 グレゴリオ暦で年の第12の月(最後の月)

 

≪師走≫

 僧侶(師は、僧侶)が仏事で走り回る忙しさから、という説がありますが、これは根拠がない当て字で、語源は、古くてわからないそうです。

日本国語大辞典には、9つの説が書いてあります。

1 経をあげるために師僧が東西を馳せ走る月であるところから、シハセ(師馳)

2 四季の果てる月であるところから、シハツ(四極)月

3 トシハツル(歳極・年果・歳終)

4 ナシハツルツキ(成終月)の略

5 農事が終わり、調貢の新穀をシネハツル(歛果)月であるところから。

6 稲のない田のさまをいうシヒアス

7 シヲヘオサメヅキ(為竟収月)

8 セハシ

9 シバシ(暫)の月

 

December≫

 「10番目の月」の意味で、ラテン語で「第10の」という意味の「decem」の語に由来している。 実際の月の番号とずれているのは、紀元前46年まで使われていたローマ暦が3月起算で、3月から数えて10番目という意味である。

 

師走の意味が、本当はよくわからないこと、December10番目の月の意味だったこと

に驚きました。他の月の言い方や由来も調べてみると面白いかもしれません。

 

みなさんの2019年は、どんな年でしたか?やり残したことは、ありませんか?

私は、とても充実して楽しい日々でしたが、まだ今年やりたいことがたくさん!

2019年、まだまだ1か月あります。もうすぐ年末。クリスマス!冬休み!

残りの2019年も楽しく過ごしましょう。

NO MUSIC, NO LIFE


 

一度は耳にしたことがあるフレーズだと思います。タワーレコードのキャッチフレーズで、「音楽なくして人生なし。」という意味のようです。

 世の中は音楽であふれていますよね。普段の生活の中では、テレビやラジオ、お店などでいろいろな曲を耳にします。佐原小学校では、始業前や昼休みの終了時に、今の時期は「大切なもの」という、とてもすてきな曲が流れ、お昼の放送でも様々な曲が流れています。そしてもちろん音楽の時間にも新しい曲をたくさん学んでいます。

先週の音楽集会では、それぞれの学年、クラスで練習を重ね、すてきな歌声を発表することができました。小学校を卒業するまでにたくさんの曲に出会えることと思います。

学校で習う曲だけでなく、その当時の流行の曲で、思い出が蘇ってくる方もいると思います。今、巷で人気のあるアーティストは、「米津玄師」、「あいみょん」、「Official髭男dism」のようですが、確かにこのアーティストの曲を聴かない日はないというくらい流れています。ちなみに6年生の子どもたちが生まれた年からの「カラオケの年代別ランキング1位」をDAM CHANNELで調べてみました。これらの曲から蘇る思い出はありますか?

曲名

アーティスト

2007

Lovers Again

EXILE

2008

キセキ

GReeeeN

2009

春夏秋冬

Hilcrhyme

2010

ヘビーローテーション

AKB48

2011

フライングゲット

AKB48

2012

女々しくて

ゴールデンボンバー

2013

恋するフォーチュンクッキー

AKB48

2014

Let It Go ~ありのままで~

松たか子

2015

トリセツ

西野カナ

2016

星野源

2017

打上花火

DAOKO×米津玄師

2018

Lemon

米津玄師

 

Enjoy studying English


 

 

 

 

4月に小学校に初めて赴任し驚いたことは、たくさんの児童が英語を楽しんで勉強していることでした。

私が小学生の時は、英語が大の苦手で「 apple 」という単語ですら恐怖を覚えていました。

 英語は自分の人生をより楽しむためのツールです。英語を学ぶことで、外国の方とコミュニケーションがとれたり、外国人と日本人の考え方の違いを知ることで今まで気付かなかったことに気付いたりすることができます。

 英語は楽しくなければ覚えられません。佐原小学校の皆さんは英語の学習に前向きで、楽しみながら学べていると感じています。来年度の4月から5・6年生は、話すだけではなく読んだり書いたりする学習も加わり、今までの英語の雰囲気とは違った授業になるかもしれません。もしかすると、苦手意識をもってしまうかもしれません。しかし、英語は読んだり書いたりするのが本来のものではなく、自分の言葉に出してコミュニケーションを図るものだということをぜひ忘れないでください。そのために、佐原小学校の教員全員で、皆さんに英語の楽しさを全力で教えていきます! 

 

祝日って何日あるの?


先日、即位礼正殿の儀が行われました。その儀式に伴い、10月22日は今年限りの祝日となりました。皆さんは祝日が何日あるか知っていますか。また、一つ一つの祝日にはそれぞれ意味があることを知っていますか。例えば、1月14日の成人の日は「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」となっています。

それでは、2019年の祝日を紹介します。

11日 元日

715日 海の日

114日 成人の日

811日 山の日

211日 建国記念の日

916日 敬老の日

321日 春分の日

923日 秋分の日

429日 昭和の日

1014日 体育の日

51日 天皇の即位の日

1022日 即位礼正殿の儀の行われる日

53日 憲法記念日

113日 文化の日

54日 みどりの日

1123日 勤労感謝の日

55日 こどもの日

 

このように今年の祝日は、17日間あります。この他にも祝日法による休日が5日間あり、合計で22日間が休みとなっています。また、祝日の日が変わったり、名前自体が変わったりすることもあります。

祝日の意味を知ってその日1日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

Evacuation drill


避難訓練は英語でEvacuation drillと言います。Evacuationは避難ですが、訓練をtrainingでもなくpracticeでもなくdrillを使うところが英語と日本語のニュアンスの違いの面白いところだなと感じます。

佐原小学校では年に数回避難訓練を行っています。毎回の避難訓練では、安全委員会の児童による安全や防災に関する発表があります。

「おかしも」の約束を確認したり、防災に関するクイズを出したりしています。

避難訓練を通して、安全について考えたり、震災等に備える知識についても学んだりしています。

パワーアップ レベルアップ


 

  「Are you ready?」今年も学園天国の軽快な曲を合図にパワーアップマラソンがスタートしています。

 パワーアップマラソンは、冬の寒さに負けない健康な体づくりの一つとして行われ、ふれあいタイムを使って約5分間の持久走にチャレンジしています。低学年は、持久走に慣れようと友達とペースを合わせたり競ったりしながらがんばっています。中学年は、自分に合ったペースを見つけて気持ちよく走れるようにがんばっています。高学年は、さすが全校のリーダー! それぞれのペースでそれぞれの目標に向けた走りでがんばっています。

 今年はさらに駅伝部コースが特設され、お手本となる素晴らしい走りを見せてくれています。駅伝部の子たちの息づかいや足音からは、真剣に取り組み佐原小の代表にふさわしい走りをしようという思いがひしひしと伝わってきます。一生懸命が一番かっこいい!! 応援せずにはいられません。

 パワーアップマラソンの成果を発揮する共通の場として校内マラソン大会が124日(水)に行われます。子どもたち自身が成長を感じられる走りができるように、あと1か月あまりの中でのさらなるがんばりに期待しています。がんばれ佐小っ子!!

佐原小の放送


 

「全校のみなさん、おはようございます。あと10分で朝の読書が始まります。今日も1日がんばりましょう!!」

 

毎朝、放送委員会の子のさわやかな声で1日がスタートします。この放送を聞くと、「今日も1日が始まるな!」と気持ちのスイッチが入ります。

 

赴任した年、佐原小の校内放送で驚いたことがありました。

なんと、テレビ放送が行われていたことです。自分が通っていた小学校では、テレビ放送がありました。それこそ30数年も前に見て以来、今まで勤めてきた学校ではないことでした。子どもの頃、自分のクラスがテレビ放送で何か発表するとなると、それはもうドキドキしました。また、知っている友達や上級生がテレビに映っているのを見るのは不思議な感覚でした。今でもそんな小学校時代の出来事を覚えています。

 

佐原小では、テレビ局さながらの特設スタジオで、撮影が行われています。それがリアルタイムで教室に流れ、子どもたちも真剣にテレビ放送を見ています。

この佐原小ならではの放送は、何年経っても子どもたちの記憶に残っているのではないでしょうか。