日誌

2025年9月の記事一覧

佐原張子保存会のみなさまをお迎えして

 9月3日(水)放課後、文化部では佐原張子保存会のみなさまをお迎えして、佐原張子の絵付け体験をしました。佐原張子は明治末期に鎌田清太郎さんが考案し、その孫である鎌田芳朗さんが後を継ぎ、その代表作「餅つきうさぎ」は1999年の年賀はがき切手に採用されました。鎌田芳朗さんは2021年に亡くなり、その伝統工芸の技術を絶やさないよう2023年3月に地元有志が「佐原張子保存会」を設立。今回は保存会会長の橋沢さまはじめ4名の保存会のみなさまに直接指導を受けることができました。橋沢会長さまからは愛らしいぬくもりある佐原張子を作られた鎌田芳朗さんが平和を愛する方であったこと、武士の張子人形を作ってもその人形に刀を持たせなかったエピソードもお聞きしました。あらためて佐原張子がもつ魅力を知ることができました。文化部のみなさんはそれぞれのアイデアを絵の具にのせ表現。一人一人の個性が生かされたすばらしい作品が完成しました。機会をみつけて多くのみなさまにご紹介できればと思っています。この場を借りまして佐原張子保存会のみなさまにお礼申し上げます。ありがとうございました。