職員あいさつ

職員あいさつ

夢に向かって

この週末、ゴルフのサントリーレディースが話題になっていました。今季限りで宮里藍選手が引退を表明しました。宮里藍選手や石川遼選手など高校生プロゴルファーの活躍がゴルフ界に旋風を巻き起こしたことも記憶にあると思います。ゴルフに限らず、テニスや陸上でも若手の活躍が大いに注目を浴びています。そして、今、最も有名な中学生は、藤井聡太棋士ではないでしょうか。ニュースで取り上げられない日はないというくらい注目の的になっています。

 

 子どもたちに将来の夢を聞くと「プロスポーツ選手」「パティシエール」「ゲームクリエーター」など目を輝かせて話してくれます。世界で活躍する日本人の姿を見ていると、いつかは自分もあの大舞台に立ちたいとあこがれるのでしょう。

 スポーツに限らず、子どもたちはいろいろなことに夢中になっています。習い事の選択肢も多種多様になっており、自分の特技を生かして選択することもできます。そんな子どもの力を信じ、力を発揮できるように支援・応援することがわたしたち大人の役目なのかも知れません。

2020年東京オリンピック・パラリンピックでも多くの選手が活躍する姿を見せてくれることでしょう。佐原小学校の卒業生にも自分の夢に向かって、がんばっている先輩がたくさんいます。いつか教え子がその一人になったら、「大きな横断幕を持って応援に行く」それが、わたしの今の夢です。

 

最後にイチローの言葉を載せて終わります。

 

“努力せずに 何かできるようになる人のことを

「天才」というのなら、僕はそうじゃない。

努力した結果、何かできるようになる人のことを

「天才」というのなら、僕はそうだと思う。

人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、

それは間違いです。”

楽しい水泳学習をするために


先日、香取消防署の消防隊員と救急救命士の方々8名を講師にお迎えし、心肺蘇生法の研修を行いました。いよいよ、子どもたちも楽しみにしている水泳学習が始まります。万が一の水難事故に備え、職員全員が講習を受けました。事故がないのが一番です。安全面に十分配慮しながら、子どもたちが泳げるようになったと実感できるような水泳学習にしていきます。

 

「記録の出やすいプール」の水温は何度だと思いますか?

 スイミングクラブの水温は、28~29度とちょっとぬるめの水温で、学校のプールでもこのくらいの温度があると泳いでいても気持ちがいいですね。

しかし、この温度で水泳大会を開催すると、選手たちにとっては水温が高すぎて水の中で汗をかき、体力の消耗が激しくなるようです。オリンピックなどの国際大会では、水温は24~25度と決められています。子どもたちにはかなり冷たく感じますが、体力の消耗が抑えられ新記録も期待できるというわけです。


 

第1校舎の1階の窓から

第1校舎の1階の窓から外を眺めると・・・

 

まぶしい太陽の日差し。青々とした木々。

そして、目に映るのは、1、2年生が育てている植物。

 

1年生が植えた朝顔の芽が顔を出してきました。

「早く芽が出てね。」と、世話をする声。気持ちが通じて芽が早く出てきたのかもしれませんね。

 

 

2年生の育てている野菜も花が咲き、実がなってきています。

ピーマンやきゅうり、トマトの実を見つけることができました。とれた野菜はどのように食べるのでしょうか。想像するだけで楽しいですね。

   

もうすぐ忠敬祭

以前、子どもたちから、

「何で、伊能『ただたか』なのに、『ちゅうけい』祭なの?」

と質問されたことがありました。

 

その時、私は、

「佐原の人は、伊能忠敬さんへの親しみの気持ちをこめて、『ちゅうけいさん』と呼んでいるからだよ。」

と答えました。

 

しかし、

「親しみをこめると、なぜ『ちゅうけいさん』となるのか。」

と、自分自身も疑問に思い、調べてみました。

 

調べたところ、「有職読み」ということでした。

有職読みとは、「敬うべき古人の実名(諱)の漢字を音読みにして敬意をあらわすこと。」という意味だそうです。

(例:伊藤博文「ヒロブミ」「ハクブン」 藤原定家「サダイエ」→「テイカ」)

さらに伊能忠敬について調べていくと、

伊能忠敬の墓地は3つあることや、

観福寺の墓地には髪と爪が埋葬されていること、

上野の源空寺に高橋至時(忠敬の師)とともに埋葬されていることなど、

今まで知らなかったことがたくさん分かりました。

 

自分で抱いた疑問を、自分で調べる…。

そこから新しい発見がある…。

 

子どもたちの学習にもつながるな、と感じました。

疑問に思うこと、そして、自分で調べること、

それらがとても大切なことなんだということが、実感できた出来事でした。
  

佐原が大好きな子


遠くに住む娘から電話がありました。

「スピーチで佐原を紹介したいから写真を送ってくれないか」とのこと。

美しい町並み、おいしい名産品…佐原は自慢のふるさとだそうです。

 

佐原小学校では、今年度から「佐原学」に取り組んでいます。

先日、5年生が総合的な学習の時間に佐原の古い町並みについて調べました。

「どんな店があるのかな。」

「何を売っているのだろう。」

「意外と知らないところがあるね。」

「写真で写して見ると、絵のようにきれいだな。」

生活の一部として当たり前のようにある景色がとても美しく、観光客が訪れる魅力的な町であることに改めて気付いたようです。

 

いずれ大きくなって、佐原に残る人もいれば、他の場所で生活することになる人もいるでしょう。小さいころをふと思い出したときに、ふるさとである佐原の魅力を語れるようになってくれたら…佐原で育ったことを誇りに思ってくれたら…と思うのです。

 

「ゆめは いまもめぐりて わすれがたき ふるさと」

 

さあ!これから佐原の魅力をもっと調べていきましょう!!