職員あいさつ

職員あいさつ

歌声

「一人カラオケ」これが私の気晴らしの方法の一つです。一人の空間で、2時間、ひたすら自分の好きな歌を歌い続ける。しかし、そんな一人カラオケも1年以上行くことはありません。

 今学校では緊急事態宣言を受けて、音楽の時間に「歌を歌うこと」「リコーダーや鍵盤ハーモニカを演奏すること」ができなくなっています。今年度はこのような状態が続き、教室の中に子どもたちの歌声が響くことがなく、寂しい気持ちでいっぱいです。

初任者研修の講師をした時に歌うことが好きな子どもたちやクラスを作り上げる方法を紹介しました。それは、「褒める」ことです。朝の会の歌の時になんでもいいので褒める。「今日は姿勢がいいね。」「歌い出しがそろっていたね。」「大きな声が出ていたね。」など。その気にさせ、歌うことに自信をもたせ、継続することです。でも、時々的確で厳しい指摘も必要です。そうしていくことで1年後の歌声が大きく変化してきます。それは、子育てにも通じるものがあるように感じます。

1日でも早く、教室に子どもたちの歌声が響く日が来ることを心待ちにしています。

昔とは…

 年末から年始にかけて「たけしくんハイ!」というドラマが放送されていました。このドラマは1985年に放送されたもので、当時、木造校舎だった佐原小学校や石でできたジャージャー橋など佐原の様子が映し出され、昔を思い出しながら見ていました。昔というと私自身が生まれる前のイメージで今まで過ごしてきましたが、昔の佐原小学校、昔のジャージャー橋と頭に浮かんだときには、私の人生の中でも昔を感じる年齢になってしまったのだなと思う年末年始でした。

意外な組み合わせ

   コロナ禍中の冬休みは、外出できない中でいかに楽しく過ごすかがテーマでした。

最近は意外性のある料理に挑戦中です。正月の残りのお餅で「豆乳餅グラタン」を作りました。また、残ったあんこで「こしあんパウンドケーキ」を焼きました。これは、材料(こしあん、マヨネーズ、卵、小麦粉)を混ぜているときの見た目と出来上がりのギャップが楽しいです。どちらも美味しく新しい発見があり、家族にも好評でした。今度、「カルボナーラ餅」にも挑戦してみたいと思っています。意外な組み合わせで美味しくなる食材のハーモニー!大げさですが、食べることが大好きな私は、感動しながら食べてしまいます。

ただ、おかげでコロナ太り前年比+4Kg・・・。次は楽しく運動する方法を見付けます!

ついていかなくっちゃ!


「情報弱者」という言葉は、インターネット等からの情報を享受できない人という意味で用いられていました。それが最近では、たくさんある情報を活用できず振り回されてしまう人という意味でも使われています。情報化が進み、簡単に情報を入手できるようになった反面、自ら考えて解決しようとすることは減ってしまっているということなのかもしれません。持続可能な開発目標「SDGs」。持続可能という魔法のような言葉に、つい幻想を抱いてしまいそうですが、時間は止まることなく、世の中は常に変化しています。「これさえあれば永久に大丈夫」というものを期待するのではなく、少しだけ先を見て、その都度必要な努力を続けていくことが大切なのかなと、頭では思っていますが、追いついていけません…。

天体観測

   いよいよ冬も本番。一段と寒くなってきました。

私は、冬の夜、仕事帰りに星空を見るのが好きです。澄み切った夜空に輝くオリオン座を見ると、一日の疲れも吹っ飛びます。きれいな星を見ることができる香取市に住んでいて良かったなと思える瞬間でもあります。

1213日の夜、「ふたご座流星群」の活動が最も活発になりました。雲の隙間から流れ星を見ることができました。願い事をする間もなく流れていってしまいましたが、すごく素敵な気持ちになりました。1月3日~4日には、「しぶんぎ座流星群」の活動が活発になるそうです。しっかり防寒をして、冬休みの天体観測をしてみませんか?

走ることと健康


   先日人間ドック受診後に医師から「悪玉コレステロールが増えていますね。薬を飲むか運動療法で体重を減らすかのどちらかですね。」と言われ、コロナ禍の運動不足で体重が3キロ程増加した私は、「運動します。」と即答しました。

毎朝、起床後に筋トレをしてカレンダーに「ご褒美シール」を貼り、日々の体重と週末のジョギングの記録をランナーズダイヤリーに記録しています。なかなか体重は減りませんが、この年末年始も続けるつもりです。

ある日の部活動で…♪


   コロナ禍を跳ね返すように、9月から5・6年生の部活動が始まりました。6年生は、最初で最後の発表の場に向け、どの部もひたむきに頑張っています。そんなある日、担当している郷土芸能部では、一人欠席したことに伴い、すりがねや一丁笛などの練習の担当を入れ替えることになり、急きょ代役を頼むことになりました。活動時間が短く、自分のパートで精いっぱいのところ、頼まれた3人は勇気を出してきちんと責任を果たしました。「何が何でも成功させるぞ!」という、6年生の覚悟をそばで見ることができ、とてもすがすがしい気持ちになりました。そして、いざという時に、こんな風に振る舞える人でありたいと学んだある日の一コマでした。

都道府県魅力度ランキング2020


 今年の都道府県別魅力度ランキングが発表されました。話題は12年連続1位の北海道よりも最下位を脱出した茨城県と新たな最下位の栃木県に集中しています。茨城県おめでとう! 栃木県がんばろう!

 ところで、いっこうに話題に上がらない千葉県は!? と調べてみると昨年よりも3ランクダウンの21位……。「東京ディズニーランド」「東京ドイツ村」「新東京国際空港」世の中の人はすべて東京都の施設だと思っているのでしょうか。しかし、施設に頼らずとも千葉県には魅力的な場所がたくさんあります。外してはならないのはもちろん我がまち小江戸佐原!! そしてそして、犬吠埼、屛風ヶ浦、養老渓谷、鋸山、大山千枚田……。まだまだたくさんの魅力的な場所があります。

 茨城県が魅力度を上げたのは、メディアで取り上げられ世間の目にふれることが多くなり認知されるようになったことが一因のようです。千葉県を認知してもらい魅力度を上げるためにも、まずは佐小っ子に佐原の観光大使となってもらい、かわいい笑顔と元気な挨拶で観光客をおもてなししてほしいです。

今年度も半分が終わりました


 一斉休校、分散登校、新しい生活様式の中での学校生活とめまぐるしく環境が変化する中、気付けばあっという間に半年が終わり、折り返しとなりました。

 この半年間、子ども達の生活は、新しい生活様式の中で様々な制限もあり、我慢することもたくさんあったと思います。しかし、その中でも、様々な対策にしっかり対応し、今できることを一生懸命に取り組む子ども達の姿に私たちもたくさんの元気をもらい、今日までがんばってこれました。子ども達のパワーと明るさに感謝の毎日です。

 前期終業式、後期始業式では、各クラスの代表児童が前期がんばったこと、後期の抱負を発表してくれました。節目節目に、自分の行動をふり返り、これからのめあてをもつことは充実した学校生活を送るために必要です。振り返りをしてみると、できていなことに目が行きがちですが、できるようになったこともたくさんあると思います。できたことにも目を向け、自分のがんばり、自分の成長を実感してほしいと思います。

読書の秋


 秋といえば、何を思い浮かべますか?食欲の秋、スポーツの秋、実りの秋・・・ 様々言われていますが、わたしは今年読書の秋にしたいと思っています。とはいっても、読書が苦手な方や時間を確保できない方もいらっしゃるのではないでしょうか。わたしもそうでしたが、そんな自分を克服したいという思いから、最近読書ノートというものを作ってみました。読んだ本とその簡単な感想を書いたものです。記録することで、自分の考えの幅が広がっていると感じますし、自分の財産が積み重なっていくようで自信にもつながっています。

自分の興味のある分野や絵本など短編集でも構いません。子どもたちと同じように、読書貯金で楽しく取り組んでいくのも良いと思います。

人生を豊かにしてくれる本とこの秋向き合ってみませんか?