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職員あいさつ
佐原の5月のおすすめ
まち探検の下見や下校指導のときに佐原のまちを歩いていると、多くの観光客に出会います。現代と昔の両方を持ち合わせている佐原のまち。観光客にも大人気です!
「佐原」と聞くと祭りのイメージが強いですが、季節ごとに様々なイベントがあります。
そこで、今回は「佐原の5月のおすすめ歴史的イベント」を紹介します。
第1位 『伊能忠敬翁没後200年記念行事』
伊能忠敬翁の企画展や式典が開かれます。
全大図パネルの帰着式も行われ、日本全図を見ることができます。
第2位 『水郷あやめまつり』
約500種のあやめを見ることができます。運がよければ嫁入り舟を見ることができるかもしれません。
そして、誰もが羨む美しさをもつミス・あやめの称号は今年は誰の手に...!!
第3位 『佐原五月人形めぐり』
老舗に伝わる年代物の五月飾りを町中で見ることができます。
5月も楽しいイベントが目白押しです。私もイベントに参加しながら佐原のまちの歴史についてもっと勉強したいと思います。今後も佐原のさらなる魅力が世界に発信されることを願っています。
104名の新入生 参上!
4月10日に104名の1年生が、佐原小学校の仲間入りを果たしました。
明くる日から早速、佐原小学校での生活が始まりました。
「おはようございます。」
と、元気に教室へと入ってくる子。
周りをきょろきょろ見ながら、自信なさげに教室に入ってくる子。
そこで、待ち構えてくれていたのが、6年生でした。
「ランドセルの中身を出すよ。」
「名札つけてあげるね。」
「上手に塗り絵ができるんだね。」
と優しく声を掛けながら、進んでお世話をする姿は、なんと頼もしいこと!最上級生としての自覚と自信が感じられました。
初日は、何もかもが始めてづくしでどきどきの1年生でしたが、日を追うごとに学校生活の流れや自分のすべきことなどが把握できるようになり、友達や担任とのかかわりも積極的になってきました。
初めての給食や清掃活動など、覚えることがたくさんありますが、どの子も目を輝かせながら、楽しくさまざまなことを体験している今日この頃です。
小学校生活の6年間でどれだけ心身ともに成長していくのか、可能性は無限大!
これからの1年生のがんばりを、佐原小職員はずっと温かく見守っていきます。
桜の開花
桜が開花を迎えるために必要な要素が2つあります。
① 眠ること
夏や秋も気温が高い日は続きますが、桜が開花しないのはその時期になると眠っているからです。夏至を過ぎ、夜が長くなると葉が感知して、ある段階で植物ホルモン(休眠ホルモン)を作り出すスイッチを入れます。葉で作られた休眠ホルモンを葉の付け根にある芽に送り込んで、毎年同じ時期に確実に芽を眠らせるそうです。
② 寒さ
桜が眠りから覚めるために必要なことは寒さだそうです。冬の寒さによって蓄えられていた休眠ホルモンが減少し、全ての休眠ホルモンが無くなったとき、桜の開花の準備が整い、暖かくなると一斉に桜が開花するそうです。
普段何気なく見ていた桜ですが、興味をもって調べると、新たな発見をすることができました。子どもたちも、どんな小さなことにでも疑問や興味をもって、追究してほしいと思います。
大きく成長した子どもたち 1年間のがんばりに拍手!
もうすぐ平成29年度が終わろうとしています。4月、不安そうな表情で入学してきた1年生の子どもたちも、自分の力で様々なことができるようになり、この1年間での大きな成長を感じます。
活動がスタートすると、夢中になって書き出していく子どもたち。どのようなことを書くのか楽しみに待つこと数十分。わくわくしながら読むと、喜びに満ちた言葉がたくさん溢れていました。
【1年間でできるようになったこと】
☆ 入学した頃は知らない人ばかりで心配だったけれど、友達がたくさんできました。自分から友達を作れるようになって嬉しいです。
☆ 4月の頃は、図書室に行くときに迷っていたけれど、今では自分一人で行けます。
☆ 入学したばかりの頃は、遊具で高い場所に登れなかったけれど、今では登れるようになりました。
☆ 挨拶が、大きな声で元気に言えるようになりました。
☆ 名前を呼ばれても大きな声で返事ができなかったけれど、大きな声で返事ができるようになって、とても嬉しいです。
☆ 給食を全部食べられなかったけれど、完食できる日が多くなりました。
☆ 鍵盤ハーモニカが弾けなかったけれど、たくさん練習したから階名も覚えて、間違えないで弾けるようになりました。
☆ 「グー・ペタ・ピン・サッ」の良い姿勢で勉強できるようになりました。
☆ 1人で本を読めなかったけれど、今は、好きな本を1人で最後まで読めるようになりました。
☆ 教科書のお話をすらすら読めなかったけれど、おうちの人に聞いてもらって毎日練習したら、すらすらと読めるようになりました。
☆ 平仮名と片仮名と漢字をたくさん練習しました。字がきれいに書けるようになりました。
☆ 漢字をたくさん覚えて、習った字は全部書けるようになりました。
☆ たくさん練習したら、自分の名前が上手に書けるようになりました。
☆ 足し算や引き算の計算がむずかしかったけれど、今はすらすら解けて、楽しいです。
☆ 先生の話をよく聞けるようになりました。
☆ 縄跳びをがんばって練習したら、交差跳びやあや跳びができるようになって嬉しかったです。
☆ 鉄棒でさか上がりを何回も練習して、できるようになったのが嬉しかったです。
☆ 前は掃除中に喋ってしまっていたけれど、黙働で掃除ができるようになりました。
☆ 道具揃えが自分でできるようになって、忘れ物をしなくなりました。
☆ 日直や当番の仕事を覚えて、自分でできるようになりました。
子どもたちの書いたものを読み、しっかりと自分のがんばりや成長をとらえられていることを本当に嬉しく思いました。また、自分の成長に気付くことができたことは、今後の自信につながっていくのではないかと感じました。
本番に強い佐原っ子
3月2日(金)は、毎年恒例の6年生を送る会「ありがとうフェスタ」が開催されました。この1年間、さまざまな行事などでお世話になった6年生に感謝の気持ちを伝えようと、どの学年も全力で練習や準備を進めてきました。とはいえ、学力考査の実施や学年末も近づいてきているため、時間的にもかなり厳しいスケジュール。それでも、佐原小の子どもたちは、みんな頑張り屋さん!自分の役割を全うしようと練習に励んできました。
放課後の職員室や研修室では、おのおのの学年の職員が、大道具や小道具などを作りながら、その日の練習をふり返ります。
「今日、ちょっと時間が押してしまったね。2場面、もう少し短くできるかな。」
「歌声がまだ小さいね。」
「動きがまだぎこちないね。ステージ上の設定変えてみる?」
「衣装はこれでいいかな?」
などと反省したり、新しいアイディアを出し合ったり…。
そこからだんだん弱気発言も飛び交うようになります。
「あと、本番まで3日しかない。間に合うかな…」
「〇〇さん、病気で当日登校できないかもしれない。代役はどうしようか?」
「子どもたち、上手に発表できるかな?」 などなど
そんな弱気ムードを一蹴するのが次の一言!
「でもさ、佐原っ子は、みな、本番に強いからね!」
この言葉は魔法の言葉。
そうなんです。佐原小学校の子どもたちは、ふだんから何事にも全力投球で取り組めるので本番では、見事に実力を出し切ることができるのです!
その言葉の後は、全職員、妙に納得し、また大道具や小道具作りに勤しむのでありました…。
そして迎えた当日。本番のとき!
5年生の用意周到な進行のもと、「ありがとうフェスタ」は着々と進んでいきました。
いつもよりもちょっと緊張した表情の子どもたち。それでも瞳の奥には自信がみなぎっています!どの子どもたちも、みな自分の役割を全うし、今年の「ありがとうフェスタ」は無事大成功のうちに幕を閉じたのでありました!
終わってみれば、やはりこの言葉。
「佐原っ子は、やっぱり本番に強いね!」
この魔法の言葉と現象は、今後も末永く続いていくことでしょう!
◎R6 学校をよくするためのアンケートの結果について【数値】.pdf
◎R6 学校をよくするためのアンケートの結果について【記述】.pdf
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千葉県内の公立学校で働く現役の4名の先生方がインタビューに答え、現場からの声を届けます。