職員あいさつ

本番に強い佐原っ子

3月2日(金)は、毎年恒例の6年生を送る会「ありがとうフェスタ」が開催されました。この1年間、さまざまな行事などでお世話になった6年生に感謝の気持ちを伝えようと、どの学年も全力で練習や準備を進めてきました。とはいえ、学力考査の実施や学年末も近づいてきているため、時間的にもかなり厳しいスケジュール。それでも、佐原小の子どもたちは、みんな頑張り屋さん!自分の役割を全うしようと練習に励んできました。

 

 放課後の職員室や研修室では、おのおのの学年の職員が、大道具や小道具などを作りながら、その日の練習をふり返ります。

「今日、ちょっと時間が押してしまったね。2場面、もう少し短くできるかな。」

「歌声がまだ小さいね。」

「動きがまだぎこちないね。ステージ上の設定変えてみる?」

「衣装はこれでいいかな?」

などと反省したり、新しいアイディアを出し合ったり…。

 

そこからだんだん弱気発言も飛び交うようになります。

「あと、本番まで3日しかない。間に合うかな…」

「〇〇さん、病気で当日登校できないかもしれない。代役はどうしようか?」

「子どもたち、上手に発表できるかな?」   などなど

 

そんな弱気ムードを一蹴するのが次の一言!

「でもさ、佐原っ子は、みな、本番に強いからね!」

 

この言葉は魔法の言葉。

そうなんです。佐原小学校の子どもたちは、ふだんから何事にも全力投球で取り組めるので本番では、見事に実力を出し切ることができるのです!

その言葉の後は、全職員、妙に納得し、また大道具や小道具作りに勤しむのでありました…。

 

そして迎えた当日。本番のとき!

5年生の用意周到な進行のもと、「ありがとうフェスタ」は着々と進んでいきました。

 

いつもよりもちょっと緊張した表情の子どもたち。それでも瞳の奥には自信がみなぎっています!どの子どもたちも、みな自分の役割を全うし、今年の「ありがとうフェスタ」は無事大成功のうちに幕を閉じたのでありました!

 

終わってみれば、やはりこの言葉。

「佐原っ子は、やっぱり本番に強いね!」

 

この魔法の言葉と現象は、今後も末永く続いていくことでしょう!