職員あいさつ

2017年3月の記事一覧

下駄箱から見えてくるもの

 子どもたちのことをよく理解するために、各学級をまわって授業のようすを参観しています。また、トイレや手洗い場、下駄箱を見ることも日課にしています。特に、登校後の下駄箱からはいろいろなことを伺い知ることができます。

  かかとを踏みつぶしている靴     

(かつては先生や大人から厳しい指導を受けました)

  下駄箱の中で、くつのかかとがきちんとそろっていない靴

(全員がそろっているのは気持ちいいですね。くつが泣いています)

  下履きがない下駄箱

(今日は休みなのかな? 遅刻してくるのかな?)

  下履きも上履きもない下駄箱

(どうしたのかな?)

  くつではなくて、サンダルが入っている下駄箱

(足をけがしているのかな?)

  全体的に上のほうの下駄箱が乱れている場合

(背が届かないのかな?)

  全体的に下のほうが乱れている場合

(低い姿勢になるからかな?)

  学年全体、学級全体が乱れている場合

(本校ではきちんと整っていますが、きちんと指導されているのかな?)

 

 1年生のくつは小さいのに、6年生のくつは下駄箱からはみ出さんばかりの大きさで、「ぼくたちはこんなに大きく成長したよ!」と大声で主張しているように感じます。

明日はいよいよ卒業式、くつ同様、いやそれ以上に私たちは大きく成長しましたという姿がたくさん見られるような式にしたいと思います。
【1~4年】
  
 
【5・6年】
  

子どもたちのひたむきさ、親子の絆に感動!

佐原幼稚園の修了証書授与式に出席しました。元気な声で園歌斉唱の後、修了証書授与。大きな声で返事をして園長先生の前に立ち、礼儀正しく深々とお辞儀をして、いただいた証書は頭上に掲げ、後方で待つお母さんのところまで歩いていきます。お母さんに、「ありがとうございました」と言って証書を手渡し。お母さん方はわが子の成長に感極まって涙、涙、涙…。中には号泣するお母さんもいました。

 話を聞く姿勢も立派で、お別れの歌、呼びかけも練習の成果を発揮するとともに、佐原幼稚園での2年間の成長をしっかりと表現することができました。

 「この子どもたちなら、この親御さんなら…」と、4月10日の入学式が今から待ち遠しく感じます。

 本校では、今日、卒業式予行を行いました。子どもたちは少ない練習時間の中でよくぞここまでというがんばりを見せてくれました。もう本番でも十分ですが、「ここまでと思ったら、そこまで」という言葉があるとおり、さらに素晴らしい式にするために、微調整をして、明日、最後の練習をします。

 以下に、予行を終えての6年生と5年生の本番に臨む決意を紹介します。

 6年生

・全校の前での練習は緊張したけどうまくできたので、本番でも落ち着いて 証書授与のトップバッターとしてがんばりたいと思います。

・今まで練習してきたことを生かして、気持ちよく、くいの残らないようにしたいと思います。

・卒業式では、在校生に感謝の気持ちを示すためにも、式中の態度をしっかりしたいと思います。

・私は、卒業生退場でいちばん最後に退場します。147名の代表として、きちんとした姿勢で、感謝の気持ちを込めて「礼」をしたいと思います。

 5年生

・6年生が感動するような大きな声で呼びかけができるようにがんばります。

・高学年らしくきれいな声で歌い、6年生の心に届くような歌を歌います。

 ・5年生らしく在校生のお手本となるような態度で式に参加します。

  
  
  

名前の由来について話そう

バラエティで大活躍している「明石家さんま」。娘さんも芸能人「IMARU」。そのIMARUさんの名前の由来は有名な話ですので、知っている方も多いと思います。

さんまさんの座右の銘「生きてるだけで丸儲け」からきています。1985年8月12日、坂本九さんが亡くなった日航機墜落事故。実はこの便にさんまさんも乗る予定だったそうです。当時、さんまさんは、大阪でラジオ番組「ヤングタウン」にレギュラー出演していました。その収録に行くため、日航機に乗るはずだったのです。しかし、直前の仕事のひょうきん族の収録が早めに終わり、一便早い全日空に乗り換え、墜落を免れました。事故のことを知った時は、大変なショックだったそうです。その日のラジオ番組「ヤングタウン」は、事故の報道特番に切り替わったとか。

さんまさんの生い立ちをもう少し見てみると、3歳のころに母を亡くしています。また、実家の魚屋が火事になり、弟も焼け死んでしまいます。その後、父を亡くし、家族のほとんどを失います。

その体験から生まれたのが、座右の銘「生きてるだけで丸儲け」もしかしたら、自分はあの事故で死んでいたかもしれない。そんなさんまさんの実体験から生まれた言葉です。人間は生きているだけで、価値があるという意味です。

そして、「命を大切にしてほしい」という願いをこめて、「生きてるだけで」の「い」と「まる儲け」の「まる」で、「いまる」という名前を娘に付けたのです。IMARUという名を付けようとしたときは、周囲から反対にあったそうですが、IMARUさんご本人も、名前と由来を気に入っているそうです。

なお、大竹しのぶさんが言うには、「今を生きる」という意味を込めて付けたそうです。何の説明もない場合は、「今を生きる」の方が素敵な感じがします。

何の説明もなしに「生きてるだけで丸儲け」が名前の由来ですと言われたら

人間は太古の昔から、自分の子どもに願いを込めて名前を付けてきました。名前を付けられた子どもは親になり、自分の子どもに願いを込めて名前を付けます。そして、その子どもは。それを、何千回と繰り返して、「願い」のバトンをリレーしてきました。その結果として、現在の子どもの名前があり、短い名前に込められたそれぞれの「願い」があります。その「願い」の向こう側にも、多くの祖先の「願い」があるのです。
 ご家族で、「名前について話す日」を設けてみてはいかがでしょうか。「あなたの名前は、○○ということを願ってつけたのよ。」、「あなたの名前を付けた日は、とっても寒い日で、……。」「おじいちゃんがね、お父さんの名前は○○という理由でつけたと言っていたよ。」悲しいとき、うれしいとき、名前はいつでも、その人の応援歌になります。
 3月17日の卒業式、147人の大切な名前が体育館に響きます。

すばらしい卒業証書授与式!佐原中学校

輝いた表情、しっかりと前を見据えた顔で卒業証書授与式(以下;卒業式)に臨んでいた226名の卒業生。その姿を見ていると、この3年間で大きく成長したであろうことがうかがえます。

第70回という節目にふさわしい本当に素晴らしい卒業式でした。何より圧巻だったのは、全校合唱「大地讃頌」、卒業の歌合唱「巣立ちの歌」、別れの歌合唱の「さよなら友よ」の3曲の合唱でした。3年間の思いがつまった卒業生の歌声は聴いている者を魅了し、在校生には卒業生の襷がしっかりと受け止められたことと思います。

17日(金)は、いよいよ本校の第143回卒業式です。6年生にとっては一生に一度の小学校の卒業式。自分たちの式を素敵なものとするために、そして、在校生はそのバックアップと「いままでありがとう」、そして、「おめでとう」という気持ちを伝えるために、どんなことに気をつけたらよいか、子どもたち一人一人が考えて練習に臨むように指導していきます。思いの詰まったすばらしい卒業式になるよう、職員一同心を込めて指導していきます。

部活動見学会を実施しました!

3年生を対象に、来年度に向けての「部活動見学会」を実施しました。部活動の内容や来年度の計画を理解し、入部する部を決めたり、自分なりのめあてをもったりできるようにするのがねらいです。

1日(水)に説明会を実施し、7日(火)から9日(木)までの3日間、見学会を実施しました。3年生の子どもたちは、登校後、7時15分から45分までの30分間、4、5年生が活動している様子を見学し、入部への意欲を高めました。

 見学会に参加した感想

・バスケット部はすごく上手でびっくりしました。ぼくも、バスケット部に入って、
 上手になりたいと思いました。

 ・試合でシュートを決めている人がいたのですごかったです。ぼくもバスケット部に入ってシュートを決めたいと思いました。

 ・歌やダンスなどがとても楽しかったので合唱部に入りたいと思いました。腹筋などは歌うために必要だと教えてもらいました。すごく疲れたけど、楽しかったです。見学させていただき、ありがとうございました。

 ・合唱部では、いっしょに歌ったり踊ったりして楽しかったです。私は合唱部が好きになったので絶対に合唱部に入ろうと思いました。

 ・とてもきれいな歌声で、楽しそうに活動していたので、私も合唱部に入りたくなりました。

 ・合唱部は、ふるさとフェスタなどに出るので楽しそうだなと思いました。

 ・吹奏楽部の見学に行きました。おばあちゃんバージョンや若者バージョンなど、いろいろなテンポの演奏を聴いて、まるでテーマパークにでもいるような気持ちでした。

 ・楽器一つ一つの音色がとてもきれいで、校歌やメリーさんの羊などの演奏がすごいと
  思いました。


【ミニバス部】
  
【郷土芸能部】
 
 
【合唱部】