職員あいさつ

職員あいさつ

3月の畑


ほし組で毎年恒例のジャガイモ植えをしました。




もうすぐ修了式を迎えます。この時期にジャガイモを植える活動をすると、子どもたちの成長を感じます。学年が上がるにつれて作業が上手になり、下級生をリードする上級生が頼もしいです。みんなで協力して作業に取り組むことができるようになってきました。

これからは、おいしいジャガイモが収穫できるように、草抜きや土寄せなどの世話を頑張っていきます。まだ少し先ですが、収穫が楽しみです。

思いを一つに…


 

 様々な場所で春を感じる場面が見られるようになった3月。

6年生は「卒業に向けて」、5年生から1年生は「進級にむけて」のカウントダウンが始まっています。

そのような中、在校生が「6年生を送る会」や「卒業式」で6年生に感謝の気持ちを伝えようと取り組む、心温まる場面が多く見られます。

 

3月1日に行われた6年生を送る会では、5年生を中心にそれぞれの学年が工夫をした出し物を発表しました。6年生への思いを伝える在校生の姿。それに応える6年生の立派な姿。みんなの思いが一つになった素敵な会となりました。

 

現在は、卒業式に向けて思いのこもった呼びかけの声や歌声が聞こえてきます。15日に行われる卒業式では、立派に佐原小学校を巣立っていく卒業生とこれからの佐原小学校を支えていく在校生の思いが一つになる素敵な卒業式になることを願っています。

百人一首クラブ


佐原小学校には百人一首クラブがあります。創設されたのは、「ちはやふる」の映画が流行したころでした。一度このクラブは、なくなったのですが、「ちはやふる」の続編が公開され、今年度復活しました。

 子どもたちの上達は早く、上の句を聞いただけで、すぐに札をとれる人が何人もいます。お気に入りの札を何枚か覚えて、これだけは取るぞと工夫する姿も見られ、にぎやかに活動しています。朗々と節をつけて読む姿も立派なものです。

 話は変わりますが、私の学級では、アニメの影響からか「文豪」の作品が一部で流行しています。中島敦、太宰治、国木田独歩、谷崎潤一郎、宮沢賢治、与謝野晶子、田山花袋などの名前が子どもたちの話題にあがり、その作品を読む姿に感心してしまいます。

 どんなきっかけにしろ、日本の文学に興味をもってもらえるというのは素晴らしいことだなと思う、今日この頃です。

ありがとうフェスタ


6年生を送る会」を、佐原小学校では「ありがとうフェスタ」と呼んでいます。

会を企画し、中心になってつくるのは5年生です。会全体の進行、オープニングと幕間の出し物、学年発表など、準備を重ねてきました。

いよいよ本番が今週末に迫ってきました。6年生に、感謝とこれからの佐原小学校を任せてくださいという気持ちを伝えられるように頑張ります!



短縄跳び


 

 私にとって、冬の運動といえば「短縄跳び」でした。運動があまり得意ではなかったのですが、縄跳びだけは大好きで練習を毎日のようにしていました。

 最初の縄跳びの記憶は、保育園に通っていた時です。1回跳べたことが嬉しくて、何度も何度も練習しました。

 小学校に入ると、縄跳び検定がありました。それまでは前跳びと後ろ跳びだけだったのですが、あや跳びや駆け足跳びなどの様々な技がありました。そこで、6年生のすごさに目を奪われました。

「自分も6年生みたいにできるようになりたい!」

 休み時間になると、6年生の近くで私も練習しました。近くで見たり、コツを教えてもらったりしました。

 今、佐原小学校でも休み時間に縄跳びの練習をしている児童がいます。私も小学生の頃を思い出しながら、一緒に練習をしています。

急速な変化の中で

世の中が信じられない速さで大きく変化している現在は、まさに過渡期と言える時期です。過去の歴史と未来像、それに対する様々な価値観が混在し、またそれらが情報化の波の中で渦を巻いている気さえします。時代の流れに関わらず守ることも、社会に対応して変わろうとすることも必要です。しかし、古き良き伝統と悪しき風習の区別も非常に難しく、「不易と流行」という言葉がありますが、何が不易なのかすら分からなくなりそうです。どれほど考えても上手くいかないことはたくさんあると思いますが、大切なことは、目的を見失わないことではないでしょうか。何を目的に何を残し、何を変えるのかを模索し続けること、そして今できることに一生懸命向き合うことが大切なのかもしれませんね。

ほし組なかよしバザー


1月25日(金)に、ほし組なかよしバザーが行われました。子どもたちが手作りした版画カレンダーやアクセサリーなどを販売しました。子どもたちは品物作りだけでなく、接客の挨拶、小銭の計算など、準備を一生懸命がんばってきました。本番では、「いらっしゃいませ!」と大きな声で声を掛ける様子や、うれしそうな笑顔がたくさん見られました。

「ごしごし、版画カレンダー製作中。」



「マグネットお一ついかがですか。」

 

 

「楽しいね。」

ムーンショット型研究開発制度


 以前、新聞で「ムーンショット型研究開発制度」という記事を読み、とても印象に残っています。
 「ムーンショット型研究開発」とは、非常に困難な半面、実現によって、大きなインパクトがもたらされる研究のことでアポロ計画が言葉の由来となっているそうです。
 具体的な例としては、

 ・仮想現実の映像の中に故人を登場させ、自然な会話をする技術
 ・重症患者の活動を停止させ、治療態勢が整うまで延命させる技術
 ・台風の進路を洋上で操作し、日本上陸を回避する技術
といったものがあげられています。優れた研究は、国が支援をしていくということで、今後がとても楽しみです。

 私が子どもの頃、アニメや映画の中で、腕時計の形をした小型テレビで会話をする場面や、自動で車が動く場面があり、大きな憧れを抱いたものです。これらは、携帯電話や自動運転技術としてほぼ実現されつつあります。
 科学の進歩は日進月歩であり、今後も様々な技術が開発されていくことでしょう。「修学旅行が火星」という時代もあっという間にくるかもしれませんね。

笑って、元気!


 2019年を迎え、早くも3週間が過ぎました。我が家では、年明け早々に家族がインフルエンザに感染してしまいましたが、処方薬をいただき、あっという間に回復できました。

 現在では、医学の進歩のおかげで私たちはけがや病気から早く回復でき、また、医薬品が日々健康に過ごすための大きな手助けとなっています。しかしながら、日本には古くから伝わる「笑いは百薬の長」ということわざがあります。実は「笑い」が私たちの健康において重要な役割を果たしているのです。

 笑うことが私たちの身体にどんな影響を与えているのか調べてみると・・・細胞活性化による免疫力アップ、血行促進、ストレス解消、自律神経の安定、さらには糖尿病やがんといった病気のリスク軽減にも繋がると言われており、「笑い」は最も身近で簡単に入手できる薬なのです。

 また、笑うことは学習にも効果があるとされています。笑いを取り入れることで学習効率がよくなり、記憶力も強化できるそうです。私も学生時代を思い起こすと、英語のテストのために懸命に勉強したことよりも、先生が話してくれた面白い文法の覚え方の方がより鮮明に思い出されます。楽しいと思うことが学習意欲にも繋がりますよね。

 私は漫才等の公演を観に行くことが趣味で、月に1回は腹筋が痛くなるほど笑っています。この趣味があるからこそ、私も心身ともに健康を保てているのだと感じています。「笑い」は複数の人で共有する方がより効果が高いそうなので、これからも家庭や職場でたくさん笑って、日々健康に過ごしていきたいです。

インフルエンザの語源は・・・


 

冬休み明けの1/7にはインフルエンザで8人がお休みし、新たに2人の連絡が入りという状況で、もっと増えるのではと心配している毎日です。先週の後半は、冬休みに発症した子たちが学校に来られるようになり、心配するほど増えてはいませんでしたが、3連休明けはどうでしょうか…?

ところで皆さんは、なぜ「インフルエンザ」というかご存知ですか?

インフルエンザの語源は、16世紀のイタリアにさかのぼるそうです。現在は、インフルエンザに罹患するのは冬だけとは限りませんが、やはり冬に一番流行します。当時も毎年のように冬になると流行し、春になると自然と終息していたようですが、まだ感染症という概念はなく、天体の運行や寒気などの影響と考えられ、病名を「影響」を意味するイタリア語「influenza(インフルエンツァ)」と名づけたそうです。

それから500年が経過し、「ウイルス感染症」という原因も判明しました。そして、抗ウイルス薬やワクチンも開発されましたが、毎年変わることなく流行し、私たちはその対策に追われています。まさに当時の占星術師が名づけた「影響」という名前がぴったりの病気だったということかもしれません。

なるべくインフルエンザという影響は受けたくありませんが、まだまだこれから流行することが考えられます。ご注意ください。