職員あいさつ

ムーンショット型研究開発制度


 以前、新聞で「ムーンショット型研究開発制度」という記事を読み、とても印象に残っています。
 「ムーンショット型研究開発」とは、非常に困難な半面、実現によって、大きなインパクトがもたらされる研究のことでアポロ計画が言葉の由来となっているそうです。
 具体的な例としては、

 ・仮想現実の映像の中に故人を登場させ、自然な会話をする技術
 ・重症患者の活動を停止させ、治療態勢が整うまで延命させる技術
 ・台風の進路を洋上で操作し、日本上陸を回避する技術
といったものがあげられています。優れた研究は、国が支援をしていくということで、今後がとても楽しみです。

 私が子どもの頃、アニメや映画の中で、腕時計の形をした小型テレビで会話をする場面や、自動で車が動く場面があり、大きな憧れを抱いたものです。これらは、携帯電話や自動運転技術としてほぼ実現されつつあります。
 科学の進歩は日進月歩であり、今後も様々な技術が開発されていくことでしょう。「修学旅行が火星」という時代もあっという間にくるかもしれませんね。