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職員あいさつ
「子どもって凄いな」
「おはようございます。やったー、今日も一番だ。」「今日は、図書室に行きたいから早めにお家を出たんだよ。」
1年生が入学してから3ヶ月、不安でどきどきしながら登校していた127名の子どもたちはすっかり学校に慣れ、元気な声や笑顔で朝から教室の中は大賑わいです。
小学校1年生の時期は「学び方を学ぶ」時期だそうです。「鉛筆の持ち方」「字の書き方」「話の聞き方」「他の人との関わり方」「道具の準備の仕方」「時間に合わせること」など多種多様に学び覚えていきます。4月に聞いた「できない」「無理無理」という言葉も最近ではあまり耳にしなくなりました。毎日、いろいろな体験を重ね、「できること」が増えたからでしょう。「上手になったね」「すごいね」と誉めてあげると自慢げな笑みを返してきます。1年生の担任をしていると、「子どもって凄いな」って感動したり驚かされたりすることばかりです。感動のお裾分けをします。
感動①
読んだり書いたりができるようになった国語では、「けむりのきしゃ」というお話の学習をしています。おじいさんが流れ星を拾って、煙の汽車に乗せて流れ星を空に返してあげるお話です。授業の中で、拾った流れ星に何と言ったでしょうという課題を出しました。「おとうさんおかあさんとはぐれちゃったの。すぐに空へ返してあげるね。」や「まいごになっちゃったの。いま、かえしてあげるよ。」など、覚えたての平仮名をつかって、こんなに優しい文章が書けるようになりました。癒やされます。
感動②
困っている友達がいると、声を掛けたり手を差し伸べたりが進んでできるようになりました。思いやりの心が育っています。
感動③
掃除では、掃除の仕方や黙働で取り組むことを理解して、学校をきれいにしようと励んでいます。がんばろうと努力することを覚えてきました。
小学校生活の6年間でどれだけの「できるようになったこと」を増やして成長していくのか、本当に楽しみです。そして、1年生担任は、子どもたちに寄り添い見守り一喜一憂しながら「子どもって凄いな」を味わっている毎日です。
梅雨入り
今月7日(金)、梅雨入りしました。日中は、気温が上がり汗をかいたり、夕方は気温が下がり寒くなったり、気温の変化が激しいと体調を崩しやすいです。保健室にも、体調不良で来室する児童が増えています。衣服で調節したり、汗をかいたら着替えたりするようにしてください。
さらに、この時期はカビやバイ菌が活発に働くようになり、食中毒が起こりやすくなります。食中毒予防の基本は、手を洗うことです。石けんを使って、洗い残しがないようにしっかり洗いましょう。
そして、先日、健康診断4科(歯科・眼科・耳鼻科・内科)が終了しました。
健康診断では、からだのことをいろいろ調べます。
「自分の成長が分かる」「病気を早く見つける」など、いいことがたくさんあります。
健康診断結果を通して、自分のからだや健康に関心をもつきっかけにしてほしいと思います。
ジャガイモの不思議!!
第2理科室前の畑で6年生の理科で使うジャガイモを育てています。種芋を植えてから約1か月が経ちました。すくすくと成長してきたジャガイモを使って理科の学習を進めていきます。
1.ジャガイモの名前の由来
日本には1600年頃にオランダ船でジャカルタ港より運ばれ、入ってきたそうです。ジャガイモの「ジャガ」はジャワのジャカトラ(ジャカルタ)から伝わったことに因み、そこから転じて現在のジャガイモという名前になったという説が有力だそうです。また、天保の大飢饉において、ジャガイモのおかげで餓死を免れたことから呼称された「御助芋」が転じたものではないかという説もあるそうです。
2.ジャガイモはどんな植物
ジャガイモは南米アンデス山脈の高地が原産といわれ、ナス科ナス属の植物です。ナス科だったんです。
理科で使うジャガイモが社会科の歴史にも繋がる面白い発見がありました。身の回りに目を向けると知っているようで知らなかったことがたくさんあります。子どもたちにもたくさんのことに興味をもってほしいです。
ひと工夫する大切さ
パソコンやスマートフォン、タブレットなどの機器を使う機会が増え、インターネットを使うことが増えました。今までは、ニュースや情報を新聞やテレビから入手することが多くありましたが、今ではインターネットで情報を入手することも多くなりました。今回は、インターネットニュースについて書いてみます。
インターネットでニュースを読むとき、私はまず見出しを見て、記事を選びます。読もうと思っていなかった記事でも、見出しにそそられ、つい読んでしまったということがよくあります。
ある大手のニュースサイトは、私たち読者が興味をもつように見出しを工夫しているそうです。見出しは最大13文字、漢字やひらがなばかりが連続しないなどの決まりがあります。同じ内容の記事でも、見出しが違うだけで読者の年代層が大きく変わり、特定の年代層だけにしか読まれないニュースを避けるために、見出しに複数の単語を使うように工夫しているそうです。
このように、ひと工夫することでより効果的な結果が得られます。また、工夫していく過程で、自分自身を成長させることもできると思います。私も目的意識や問題意識をもち、様々な場面で創意工夫することを意識していきたいと思います。
ぼくたちはどう生きるか
みなさんは、今までいくつの職業を経験したことがありますか。きっと、学生時代のアルバイトを入れても、せいぜい一桁ではないでしょうか。
先日、3年生の遠足で職業体験ができる施設に行きました。子どもたちが楽しそうに活動する様子を見ながら、「こんなに色々な体験を自分もしてみたかったなぁ。」としみじみと感じました。
「働き方改革」という言葉がすっかりなじんできた今日この頃ですが、どのように働いていても、仕事は自分の人生の大半を占める大切なものです。どう仕事に向き合うかは、自分がどう生きるかにつながることだと思います。
子どもたちが大人になるころには、AIの発達やグローバル化などによって、今は想像もつかない生き方をする人が多くなると思います。そんな世界の中でも、子どもたちが自分で生き方を選択し、幸せな人生を歩んでいけるような力をつけていってほしいです。そして、自分自身もそんな人生を歩んでいっている姿を子どもたちに示したいものです。
佐原を楽しむ②
二回にわたって発信してきた佐原観光コース紹介も今回で最終回です。今回は、「もし佐原に修学旅行に来るなら、こんなコースはいかが?」といった佐原観光コースを紹介します。
柏屋もなか→どんどん→伊能忠敬記念館→じゃあじゃあ橋→植田屋荒物店→るふな
②佐原遊びめぐり
佐原駅→わんぱく公園→柏屋もなか→小野川→カフェるふな
→八坂神社
③佐原神社・神宮コース
佐原駅→諏訪神社→柏屋もなか→八坂神社→香取神宮
④伊能忠敬めぐりコース
佐原駅→伊能忠敬記念館→じゃあじゃあ橋→伊能忠敬旧宅→忠敬茶屋→町並み交流館→素顔屋→ほていや→佐原駅
土日休みや夏休みを利用してコースを巡ったり、親戚や家族に紹介したりしてみてはいかがでしょうか。
佐原を楽しむ
前回の続編です。今回はショートステイ用の佐原観光コースを紹介します。その他に、あったらいいなという企画案もあります。
①1時間半で佐原満喫ウォーキングコース
伊能忠敬記念館
→旧宅
→町並み交流館
→しょうゆジェラート
→植田屋荒物店
市営駐車場
→植田屋荒物店
→伊能忠敬旧宅
→正文堂
→素顔屋
→小堀屋本店
→中村屋
③子どもも大人もみんなで楽しむ体験コース企画案(実際にはありません)
市民体育館
→山田うなぎ
→八坂神社
→伊能忠敬記念館
→東京バンドワゴン
→小野川周辺
④お菓子つくり体験企画案(実際にはありません)
こんな企画(イベント)があったら、もっと佐原に足を
運んでくれる人が増えるのではないかと思い、企画しました。
佐原駅→メイン企画→八坂神社→小堀屋→佐原駅
↳山車をひいている人から祭りの見所を案内してもらえる
もうすぐ10連休がやってきます。
これを機に佐原を訪れてみてはいかがですか?
昨年度の6年生が総合的な学習の時間に考えたコースをご案内したいと
思います。(子どもたちが考えたコースですので、あくまでも参考にしていた
だければ幸いです。)
①神社仏閣をめぐるコース
佐原駅 → 諏訪神社 → 法界寺 → 古い町並みで昼食・おみやげ
→ 八坂神社 → 山車会館 → 浄国寺 → 観福寺→
香取神宮
② サイクリングコース
佐原駅 → 諏訪神社 → 法界寺 → 伊能忠敬記念館
→ 小野川沿い散策 → 観福寺 → 山車会館 → 町並み交流館
→ 古い町並みでおみやげ → 佐原駅
③ 川沿いを楽しむ旅
佐原駅 → 線路沿いを歩く → ほていや本店 → 木の下旅館
→ ワーズワース → 中村屋 → 正上 → 舟めぐり → ジャージャー橋→ 伊能忠敬記念館 → 記念館駐車場
④ 佐原の町並みを味わう旅
佐原駅 → すずめ焼 → より道 → 正上 → 植田屋荒物店
→ 伊能忠敬記念館 → 町並み交流館 → 油茂 → なかとらや
→
八坂神社
⑤ 佐原食旅(甘いものをめぐる旅)
佐原駅 → 柏屋もなか → とらや → 十三里屋 → ワーズワース
→ ほていや → 道の駅水の郷さわら
⑥ 伊能忠敬の銅像をめぐる旅
佐原駅 → 諏訪神社 → 伊能忠敬記念館 → 町並みで昼食 → 佐原小学校 → 観福寺 → 香取神宮
※ 佐原の町並みから香取神宮へは徒歩30分ほどかかるので、タクシーやバスをおすすめします。
平成から令和へ
4月1日に新元号が発表されました。今年の5月1日には「令和」時代の幕開けです。
ご存知の方も多いとは思いますが、「令和」とは、日本最古の歌集「万葉集」巻5、梅花の歌32首の序文にある「初春の令月にして、気淑(よ)く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす」(書き下し文)から二文字をとって命名されました。(出典:Yahoo!JAPAN辞書より)
中国ではなく日本の古典から採用されたのは初めてだそうです。アルファベット1文字にすると「R」ですね。
平成時代もあと半月で終わります。時代だけでなく自分自身もアップデートしていきたいと感じる今日この頃です。
(わたしも書いてみました。)
新年度が始まりました
新しい一年が始まり、佐原小学校に子どもたちの元気な声が帰ってきました。ひとつずつお兄さん・お姉さんになって、きらきらと瞳を輝かせている子どもたちと同じように、私たち職員も子どもたちと出会えることを楽しみにしていました。今年度もよろしくお願いします。
今年も「職員室から」のコーナーでは、佐原小学校職員が、週代わりでコラムを執筆します。毎日更新のブログと合わせてお楽しみいただければ幸いです。
◎R6 学校をよくするためのアンケートの結果について【数値】.pdf
◎R6 学校をよくするためのアンケートの結果について【記述】.pdf
千葉県・千葉市公立学校教員採用サイト「千の葉の先生になる」開設
千葉県内の公立学校で働く現役の4名の先生方がインタビューに答え、現場からの声を届けます。