職員あいさつ

2017年3月の記事一覧

一日も早い復興を! テストメール配信にご協力を!

東日本大震災の発生から、丸6年を迎えます。この甚大な災害により、被災され今なおご苦労をされている皆様に衷心からお見舞いを申し上げますとともに、

被災地の一日も早い復興を心から祈念いたしております。

各ご家庭では、「もしも・・・」の時に身を守る方法、集まる場所や連絡手段、また、ご家族が来られないときのお子さんの引き取りをお願いする方の確認と登録等を、「もしも・・・」への備えとして話し合う機会をぜひ設けていただきたいと思います。

東日本大震災から6年が経ち、災害への危機意識がやや薄れてきているようにも感じます。しかし、昨年4月にも熊本地震で大きな被害が出たり、東日本大震災の余震と思われる地震が頻発したりするなど、地震をはじめとした様々な災害への備えは常に心がけていなければなりません。

現在、暴風雨や雷等、悪天候に伴う急な登下校の時刻変更等、学校からの緊急時の連絡は、メール配信しています。ここ数回のメール配信で、「確認通知」を確実に行うよう依頼し、返信率が90%近くにまで向上しました。

そこで、今回は100%をめざすべく、明日午前8時にテストメールを配信します。子どもたちの安全を第一に考えたとき、返信率は100%でなければなりません。「メール登録した全ての保護者にメールが届いたのか」、「届いたメールを読んで内容を理解したのか」が学校に確実に伝わるよう内容を読んだのちに、「確認通知」のクリックをお願いする文書を本日付で配付しましたので、ご協力をお願いします。

卒業証書授与式の練習がいよいよ本格的に!

学校では、3月17日(金)の第143回卒業証書授与式へ向けての取組が本格化しています。今日は、6年生と一緒に卒業証書授与の練習をしました。本番形式としては初めてなので、子どもたちもかなり緊張気味でしたが、「しっかりやるぞ!」という意気込みは十分伝わってきました。練習を終えて、この調子なら本番は大丈夫だと確信しました。

 今年度の6年生の登校日は195日、授業時間はおよそ1,081時間となります。卒業証書授与式は、小学校生活最後の授業であり、佐原小学校で培ってきた6年間の学習の成果を発揮する場です。また、1~5年生の在校生にとっては、学校のリーダーとして活躍してきた6年生への感謝の気持ちを表す場となります。6年生の巣立ちを感謝の気持ちをもって見守ることによって、その姿から佐原小学校をさらによりよくしていこうという決意を新たにすることができると思います。全校の心を一つにして、6年生最後の授業を応援したいと思います。

心をみがく黙働清掃

掃除の時間は、黙って活動する「黙働清掃」に全校で取り組んでいます。黙働清掃に継続的に取り組むことにより、次のようなことが期待できます。

1 よごれたところを自ら見つけることで、感じる心と気づく心を養うことができる。

2 無駄話をしないことで、我慢する心と集中力を養うことができる。

3 他人の行動に左右されずに、自らの心に問いかけながら裏表なく活動することで正直な心を養うことができる。

 学校をきれいにしながら、子どもたちの心をみがいていくよう指導を重ねています。

 
 

啓蟄(けいちつ)

5日(日)は、「啓蟄(けいちつ)」でした。二十四節気の一つである「啓蟄」は、3月の5日か6日にあたります。土の中でちぢこまって冬眠していた蛇や蛙、虫等が再び地上に姿を現し、活動を開始するころをさします。

また、春めいてくると、気候もどこか不安定になり、大風が吹き、嵐になったりします。春によく見られる雷は、寒冷前線が通過するときに生じるもので、「春雷」と呼ばれて、春の季語にもなっています。立春を過ぎてから初めて鳴る雷のことは、「初雷」。さらに、「啓蟄」のころによく大きな雷が鳴ることから、このころの雷のことを、昔の人は「虫出しの雷」と呼んでいました。

時に雹(ひょう)を降らせるこの雷の合図にびっくりして、冬ごもりの虫や小動物が眠りから覚め、活動を始めると考えられていたようです。

実際に小さな生き物が冬眠から目覚めて活動を始めるのは、その日の気温が5度以下にさがらないことが条件のようです。虫が穴からはい出てくるころは、ちょうど「木の芽どき」。樹木や草が、新しい芽を吹くころでもあります。

季節の変わり目は体調の変動が起きやすいものですが、この「木の芽どき」は、一年で最も体調を崩しやすい時期かもしれません。

また、気候の変動、環境の変化も多いため、自律神経失調や精神的なアンバランスも生じやすい時期でもあります。のぼせやすくもなりますので、頭寒足熱を心掛け、できるだけゆったり過ごしたいものです。

卒業式まで、登校する日は今日を入れてもあと10日。いよいよカウントダウン、今日も朝から各学級の元気のよい歌声が響いてきています。

大成功、ありがとうフェスタ!

新しくなった体育館で、初めての大きな行事、「ありがとうフェスタ2017」が行われました。卒業証書授与式は、学校行事のなかでも最も厳粛な式として行われますが、この「ありがとうフェスタ」は、5年生が中心となって企画・運営する子どもたちの手づくりの会です。

今年度、行事や部活動、黙働清掃等々、常に学校をリードしてくれた6年生に感謝とエールの気持ちを込めて、在校生が劇や呼びかけ、歌を披露しました。

 1年生 … 6年生との思い出の場面を劇にしました。ありがとうの気持ちがこもった劇を披露してくれました。

 2年生 … かさこ地蔵の劇と呼びかけ、態度、声の大きさともに、成長が感じられ、6年生へのお礼の心がこもった学年発表でした。

 3年生 … 6年生のお助けマンに登場してもらい、6年生の偉大さを表現し、学年が一つのまとまった劇を披露しました。

 4年生 … 小道具一つ一つにも心を込めてつくったことが伝わってきました。「ひまわりの約束」の歌声もすばらしかったです。

 5年生 … 心と気合のこもった呼びかけと「出会った君へ」の歌声、感動的でした。企画、運営と全力投球。6年生に心を込めてスポットライトを当て、「感謝の心」を届けました。

 6年生 … 各学年に力強いエールを送ってくれました。「友 旅立ちの時」の歌声、さすが6年生でした。

 温かな雰囲気の中、楽しさと寂しさをみんなが感じる時間となりました。感

動した今日のこと、すばらしい6年生とともに過ごしたことをみんなで忘れな

いようにしようと呼びかけました。

6年生は、卒業まであと10日と残り少なくなった小学校生活をじっくりと味わい、卒業式を迎えてほしいと思います。また、この会の中心となった5年生の活躍ぶりはすばらしいもので、6年生の後を受けて、来年は、最高学年として立派にやっていける5年生だと確信しました。

  
 

全体研修会&部活動反省会を実施しました!

 3月に入り、本年度の成果と課題を確認して、次年度への見通しをもつ時期となりました。

 全体研修会では、今年度の校内研修の総括としてパワーポイントを活用して研究主任と各研究部主任から報告がありました。また、次年度の構想について、

   佐原学をとおした人材育成 

   授業改善による若手を中心とした人材育成  の提案がありました。

今後、検討を重ねて、より実りある校内研究となるようにしていきたいと思

います。

 校長講話では、「いつも同じような発想や思考はやめよう」ということが重要で、「たまには違う方向に行ってみよう」、「何の変化もなく、もと居た場所にもどってしまうこと」が最も大きなリスクであるということを、ダンゴムシの習性を例に話しました。

 また、部活動反省会では、いくつか課題がありましたが、その中の一つに、「練習時間」と「勤務時間」のことが話題になりました。

・子どもたちの意欲を大切にしたい。

・一人一人に平等にチャンスを与えるとどうしても長時間になってしまう。

・大変な思いでがんばっている職員の前で、「家庭があるから」、「育児がたいへんだから」、「介護がある」等々は、大きな声で言いにくく、ついつい無理をしてしまっていないか。

・子どもたちのためとはいえ、学校の大きな課題である多忙化に拍車を掛けているのは部活動ではないか。

・体を動かすことが好きで、「子どもたちのために」、「子どもたちと一緒に」という思いでやっているので、苦にならないし、やらされ感はない。


 本音の話がたくさん出て、大変有意義な会だったと思います。今後、担当者で今出た意見を参考に、次年度部活動計画案を提示していきます。
 また、まとめとして、「象と小枝」のエピソードを紹介し「これは無理だろうと思って行動をやめてしまっているものはないか」、「間違ったことを学習してしまい、本当に無理かどうかを確認することさえ怠っていないか」「過去には難しかったことも今なら乗り越えられるのではないか」という視点でもう一度考えてみようと話しました。


  
 


 

3月は、1年のまとめと新しい学年に向けた準備の月!

朝の時間に賞状伝達をしました。全国優秀賞に輝いた明るい選挙ポスター、千葉県優秀賞の税に関する絵葉書をはじめ、書き初め、家庭科、運動能力証等々多くの子どもたちのがんばりが認められました。また、回を重ねるごとに、一言感想の内容も充実してきて、たいへんうれしく思います。受賞された皆さん、おめでとうございます。

 さて、長い冬が終わり、春の訪れとともに、とてもよい香りを漂わせる花が咲き始めます。沈丁花(ジンチョウゲ)の香りです。その花言葉は、冬に葉が落ちない常緑低木であることから、「永遠・不滅」となっています。また、温かく過ごしやすい時期の訪れから「歓迎・楽しみ・青春の喜び」とも付けられているそうです。

 17日(金)には、147名の6年生が本校を巣立っていきます。沈丁花の花言葉にあるように、子どもたちの未来にある楽しみ・喜びが、永遠、そして不滅のものとなりますように、希望を胸にこの佐原小学校を巣立ってほしいと思います。また、在校生にとっては、この3月を1年のまとめと新しい学年に向けた準備としてほしいと思います。