職員あいさつ

2016年12月の記事一覧

校内マラソン大会閉会式を行いました!

6日(火)に実施した校内マラソン大会の閉会式を校内放送で実施しました。各学年男女別に上位6名に賞状と楯を授与しました。どの子も胸を張って、目を輝かせ、大きな声で返事をすることができました。上位入賞を誇りに思うとともに、がんばったという自信がそのような態度にも表れていると感じました。

閉会式では、以下のような話をしました。

「マラソンは、よく人生にたとえられます。また、自分との闘いであるとも言われます。始めは勢いよく走れますが、やがてくたびれて苦しくなってきます。そのときに、がんばってスピードを落とさずに走り続けます。けれど、また少しすると苦しくなってきます。そのときもまたがんばって走り続けます。

この繰り返しで、速くゴールできる人と途中であきらめてしまい、遅れてしまう人に分かれます。走りきるだけの体力をつけるための事前練習をしっかり行ってきたことと、あきらめてしまいそうになる自分自身の心に負けない忍耐力や精神力によってきまってくるものだと思います。

これから先、困難にぶつかったときには、このマラソン大会で学んだ『目標に向かってしっかり準備して力をつけること』、『あきらめずに粘り強く続けること』を思い出して、あきらめることなく、困難に立ち向かって乗り越えていってほしいと思います。

皆さんを支えてくださった全ての方々に感謝しながら、マラソン大会を振り返ってください。」

【各学年の入賞者】
    1年            2年           3年

  
    4年            5年           6年
  
【事前指導】

【賞状授与】
     5年           6年
 

読書の充実を目指して、「朝の読書」をがんばっています!

本校では、朝の静寂の10分間から一日の教育活動が始まります。運動部と文化部に加入している児童は、朝練習を行っていますが、それも7時50分には終了し、「朝の読書」に確実に間に合うようにしています。「朝の読書」の原則は、次の4つです。

1 みんなでやる

2 毎日やる

3 好きな本でよい

4 ただ読むだけ

この「朝の読書」を通して、子どもたちは読書の楽しさを知り、読書が習慣化してきています。ちなみに、「朝の読書」とは、小・中・高校の各学級・ホームルームで、毎朝、10分程度の時間を設定し、各自が持参した本を自由に読むという活動です。

このような教育活動としては、1988年、千葉県の私立船橋学園女子高校(現東葉高校)で全校一斉に行われたのが始まりとされています。その後、マスコミでも報道され、その趣旨に賛同する多くの学校がこれにならい、「朝の読書」を始めるようになったとされています。

   
   

子どもたちの言動から

朝、旧第三校舎前で登校指導をしていると、子どもたちは、大きな声で「おはようございます。」と元気にあいさつをしてくれます。最近は先にあいさつしてくれる子どもたちが増えてきていて、寒さとは反対に、心がぽかぽかしてきます。

ここのところ、定番の「おはようございます。」に加えて、「いつもありがとうございます。」とあいさつしてくれる子もいます。

これは、先生方にお願いして、朝の会で、「見えないところで学校教育を支えてくれている方々がいる。」ということを話してもらった成果だと思っています。内容は、次のようなものです。

「佐原小学校には、勉強を教えてくれる先生方がいるだけでなく、みなさんが安全で楽しく学校生活を送ることができるように用務員さんや支援員さん、図書室事務員さん、給食の配膳員さんなど、たくさんの人たちがいて、みなさんの見えないところで支えてくれています。」

「学校でみなさんのために働いているすべての人たちに、感謝の気持ちを込めてあいさつができるようになってほしいと思います。それだけでなく、『いつもきれいに掃除してくれて、ありがとうございます』、『いつも給食の配膳、ありがとうございます』、『図書室を使いやすいようにしてくれて、ありがとうございます』など、言ってもらった人がうれしくなるようなあいさつをしてほしいと思います。」

先生方の呼びかけにすぐに反応し、行動で示してくれた子どもたちに大きな拍手を送りたいと思います。

 

校長 小川 泰求

 

PTA一日参観時の保護者の方々の感想から

11月にPTA一日参観を実施しました。その際、多くの保護者の方々から感想をいただきましたので、抜粋して紹介いたします。

○ 子どもたちにとっては長いであろう授業時間を、一生懸命に取り組んでいる姿に、成長を感じるとともに、先生方のご指導に本当に頭の下がる思いでした。

○ 教室のかべに写真や絵などがたくさんあり、いろいろなことが(学校での様子が)よくわかりました。

○ 子どもたちは楽しそうに授業を受けていました。途中で子どもの興味を引きつけるような先生の声かけがよかったです。

○ 先生方がよく見てくださって本当に感謝しています。次の参観も楽しみです。

○ クラスメイトの笑顔がいっぱいで楽しく学校生活を送っているのがよくわかりました。うれしくもあり、安心しました。

○ 先生と子どもたちの言葉のキャッチボールがいつ来てもあたたかく、かつテンポよく、とても好きです。クラスがよい雰囲気で、楽しく参観させていただきました。

○ As usual very good balance by teacher. Pace of classwas excellent: all of the students could follow along. Excellent!

○ 小学生とは思えないほどのエネルギーとすてきなハーモニーと佐原小らしさを見せてもらいました。

△ 活発に手を挙げ、楽しい雰囲気で授業が行えてとてもよいなと思いました。反面、途中で話をさえぎって話し始めてしまったり、授業中に歩いてしまったりする場面が見られたので気になりました。

△(授業内容について)クラスによって差があると思いました。

 

これらの感想から、「こうあってほしい!」という保護者の思いが読み取れます。

授業の様子や内容に学級差があること、授業中の話の聞き方、態度(立ち歩き)などに対するご指摘については真摯に受け止め、今後の指導に役立てていくことを職員間で共通理解しました。多くの貴重なご意見、ご感想をいただき、励みになりました。

 

校長 小川 泰求

第57回校内マラソン大会実施!

 好天に恵まれ、「第57回校内マラソン大会」を行いました。子どもたちが練習の成果を十分発揮できるように、全職員が前日は暗くなるまで、当日は朝早くからコートブラシをかけてグラウンドを整備したり、走路をチェックして安全面に気をつけたりと細心の注意を払って準備しました。まさに、「チーム佐原小」としての底力を発揮して、子どもたちのために万全の体制を整えました。また、安全協会の4名の方々には長時間にわたり、子どもたちの安全確保にご尽力いただきました。ありがとうございました。

 この日をわくわくして迎えた子、走るのが苦手で不安な気持ちで迎えた子、何位になるとか、何秒縮めるとか具体的な目標をもって臨んだ子等々。開会式の意気込み発表では、各学年2名の代表児童がめあてを発表しました。どの子もしっかりとした態度で意気込みを話すことができました。

8時45分、予定どおり2年生女子からスタート。最終の6年生男子まで、ほぼ日程どおりに進行することができました。一人一人が自分の目標に挑戦し、これまでの練習の成果を出し切って、全力でゴールを目指して走り抜きました。

 試走のタイムを縮めたり順位をあげたりした子、練習では出せなかった記録で見事に走りきった子…。どの子も最後まであきらめずに完走することができました。最終着が決まっていても、最後のランナーに学級・学年の枠を超えて声援を送った子どもたち、そして、その声援に応えて全力で走りきる子の姿に感動しました。全力でがんばった児童の皆さん、実に立派でした。

また、200名を超える多くの保護者の皆さまが応援に駆けつけ、温かい声援をおくってくださいました。子どもたちの何よりの励みとなりました。ありがとうございました。

 

 6年生女子の感想

 今年のマラソン大会は、今までのマラソン大会とは違って、小学校生活最後という思いが強かったので、少し緊張しましたけど、自分のペースで1,800mを走りとおすことができました。また、6年生らしい応援もできたと思います。駅伝部に入ったり、自主練習をしたりした成果が出てよかったです。

 

 6年生男子の感想

 マラソン大会では1,800m走りました。走り終えてよくできたと思うことが2つあります。1つめは、全力を出し切って目標としていた6分30秒は切れなかったけど、6分31秒といういい記録が出せたことです。2つめは、ゴールした後、走っている友達をしっかり応援できたことです。小学校でのマラソン大会はこれで終わりですが、この経験を生かして中学校でも部活動や勉強に一生懸命取り組みたいと思います。

 

校長 小川 泰求


【準備完了したコース】
  
 
【開会式(放送)】
 
【スタート地点で】
 
【準備運動】
 
【走っているようす】