職員あいさつ

2017年2月の記事一覧

「香取地区少年の日・地域のつどい大会」

4日(土)、香取市民体育館を会場に、「次代を担う青少年が、スポーツ競技を通じて協力・協調の精神を学び、健全な身体と精神を養うとともに、青少年相互の友情を深め、青少年の自覚と誇りを高める」という趣旨で、香取地区青少年相談員連絡協議会が主催となって、「綱引き大会」が開催されました。

本校からは、「佐原アントラーズ」、「佐原BBチーム」、「ヘクションズ」の3チームが出場しました。1市3町からは計27チームが出場し、優勝目指して熱戦を繰り広げました。

本校の3チームは、予選リーグを勝ち抜き、見事決勝トーナメントに進出しました。なかでも「佐原BBチーム」は、準決勝で惜しくも敗れましたが、3位決定戦で底力を発揮し、第3位に輝きました。なお、優勝は東庄町の笹川小学校チーム、準優勝は同じく東庄町の石出小学校チームでした。

いままで熱心に指導してくださった青少年相談員の皆様、応援してくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

  
  

節分、立春、そして、いよいよ…!

暦の上では、今日3日が「節分」、明日4日が「立春」。いよいよ春がやってきます。佐原幼稚園は、旧園庭で豆まきを行っていました。

節分の日には、豆まきをして、柊の小枝にイワシの頭をさしたものを門口に立て、鬼を追い払う風習があります。

「節分」の行事は、今から1,200年ほど前に中国から伝わってきたもので、「立春」は新年、「節分」は大晦日を指し、正月を迎えるために、疫病や災難を「鬼」に見立てて追い払ったそうです。

そのような「鬼」の出てくるお話は、日本の民話や童話などにたくさんあります。「桃太郎」「一寸法師」「こぶ取りじいさん」「赤鬼と青鬼」「おにたのぼうし」等々。「鬼」は怖いものというのが定説ですが、日本の民話や童話にでてくる「鬼」の中には、優しい鬼や気の弱い鬼もいます。

2年生の国語の教科書にある「わにのおじいさんのたからもの」に出てくるのは、ぼうしをかぶった「おにの子」です。「わにのおじいさんのたからもの」のあらすじをほんの少しだけ紹介します。

「《おにの子》が《おじいさんのわに》に出会います。わには、背中に書かれた宝物の地図を取られそうになったから逃げてきたんだ、という話を《おにの子》にします。ところが《おにの子》は宝物がどんなものかわかりません。宝物という言葉さえ知らないのです。なぜなら…。わには、《おにの子》に宝物のある場所を教えます。地図の場所には、…」

さて、どんな結末になるのでしょうか?

節分の豆まきの時に、災難に見立てた「鬼」を追い払うため、「おには~外」「ふくは~内」と言いますが、美しい心をもつことができる鬼に「おには~外」と言うなら、豆まきも考えないといけないのかな?とも思った作品です。

本校の子どもたちも《おにの子》のように、純粋に感動する美しい心を忘れずに成長してほしいと願います。


体育館への物品移動&香取市小中学校標準学力調査実施!

 昨日付け文書にて、2月13日(月)から体育館使用開始予定のお知らせをしましたが、31日(火)から物品移動を開始し、子どもたちがスムーズに使用できるように、職員一同、力を合わせて取り組んでいます。

改修された体育館の床は鏡のようにぴかぴかで、トイレは洋式、センサーで電気がつきます。網戸があり、換気もでき、すばらしい設備となっています。31日(火)は700脚のいすを移動しました。全職員が人海戦術で行い、最初のうちは和気藹々で作業に取り組んでいましたが、次第に無口になり、足や腕、腰を押さえる動作が多くなりました。今年一年我慢した分、子どもたちが楽しく安全に使用できるように万全の体制で準備にあたっています。

 また、香取市では、例年、小学5年と中学2年を対象に、標準学力調査を実施しており、本年度も1日(水)に実施しました。

 この調査の趣旨は、「香取市立小中学校における教育課程の実施状況について調査することにより、学習指導要領に基づく各教科の目標や内容に照らした学習到達度を把握、分析して、個別指導に生かすとともに、その結果を今後の学校における教育課程の編成や指導方法の工夫改善に活用する。そのため、学習指導要領に定める内容にうち、ペーパーテストによることが適当と考えられる内容及び児童生徒の学習に対する意識について調査する」というものです。

 1校時から5校時まで、国語、社会、算数、理科の4教科及び学習意識調査を実施しましたが、子どもたちにとっては長い一日となりました。


聞いたことを正しく伝えよう「学校のことを伝え合おう」!

 1年生からインタビューを受けました。国語の勉強で、「学校のことを伝え合おう」という単元があります。4月に学校探検をして、学校のいろいろな場所が、どのような役割をしているかがわかったので、今度は学校の先生方のことをもっとくわしく調べようという学習です。そして、聞いたことをメモに書いて、クラスのみんなに伝えようというものです。

 昨日からそのインタビューが始まりました。どの子も真剣そのもので、グループで話し合った聞きたいことをしっかりと記憶してインタビューすることができました。また、礼儀正しい言葉遣いで、「いま、聞いてもいいですか?」「いま、時間がありますか?」など、相手の予定を確認することもしっかりできました。

 「学校で好きな場所はどこですか?」「楽しいことは何ですか?」等々、鋭い質問あり、ほっこりする質問ありと、1年生の感性にたじたじでした。


    

不審電話に注意を!

 先週末に本校で不審電話の事例がありましたので、注意喚起のメールを送信し、子どもたちにも指導したところです。不審電話とは、電話(通話)などで個人情報を聞き出そうとするなど、その目的が不審ないし不可解なもののことです。

毎年、卒業期が近付くと、不審電話が急増します。電話をかけてきて、同級・同学年の不特定多数の電話番号や住所、身長、体重などの個人情報を聞き出そうとするものです。学校でも注意を促し指導をしていますが、手口がより巧妙化してきていますので、児童だけでなく、保護者の方々にもご注意をいただきたいと思います。

  個人情報を聞き出す不審電話

卒業アルバム作成業者を装い、夕方、電話をかけてくる。その際、保護者等の大人が電話に出ると切ってしまう。子どもが電話に出ると話し出す。

  「○○写真の△△と申しますが、卒業アルバムに載せる住所と電話番号の一覧表が、あなたのクラスだけ見当たらない。学校に問い合わせたが、もう学校は終わってしまっていて先生もいないので、あなたのクラスの友達の電話番号を教えてほしい。」

  子どもが保護者に替わろうとすると、急に口調が変わり、「期限が迫っているんだ。親じゃなくてもクラスの連絡網くらいわかるだろう。すぐに連絡網を出して答えろ。」などと、脅してくる。

  このほかにも、宅配業者や警察、市役所の職員などを装って、言葉巧みに子どもから他の児童の個人情報を聞き出そうとする事例がたくさんあります。

 

 わいせつ目的等の不審電話

「お父さんはいる? 何時ごろ帰ってくるの?」「お母さんは?」「大人の人はいる?」

このような問いかけに、子どもは正直に「いない」と答えてしまうと、家に子どもだけしかいないということがわかってしまいます。「留守電にしておいて、声を聞いてから出る」「大人がいない場合、電話には出ない」など、我が家のルールが必要です。

 

○ 対応の仕方の例

1 「学校から、友達の電話番号などを知らない人などに教えてはいけないと言われてい

る。学校に問い合わせてほしい。」と言って電話を切る。

2 「こういう電話が入ったら,相手の会社・氏名と連絡先を聞いて,学校に連絡するよ

うに言われている。あなたの会社・氏名・連絡先を教えてください。」と言って相手が会

社・氏名・連絡先を名乗ったら「では学校に連絡します。友達の電話番号は、学校から

連絡します。」と言って電話を切る。(ただし、相手が名乗った会社・氏名・連絡先はで

たらめなことがほとんどです。)

3 とにかくできるだけ早く電話を切ってください。繰り返し電話をかけてくる事例は、今のところありません。相手が脅し口調になってくるようだったら、「警察にも連絡します。」と言って電話を切ってください。

4 このような電話がかかってきたら、友達の電話番号を教えていなくても教えてしまっても必ず学校または担任の先生に連絡をください。学校では、状況に応じてその学校の児童だけでなく、近隣の学校に注意を促したり、教育委員会や警察に連絡したりします。

 

 こうした不審電話については、なかなか有効な手立てがありません。まずは、自衛が第一です。ご家庭で話題にしていただき、ご家族の皆さんが適切に対応できるようにしておいてください。