わくわく♡ドキドキ東大戸show!

2021年12月の記事一覧

「めぐみさん」をおもう。

12月の終わり。
6年生は、アニメ「めぐみ」を観ました。

これまでに聞いたことはあった「拉致(らち)問題」という言葉。
でも、その内容を詳しく知っている人はいませんでした。
今回初めてその内容を学んだ6年生。
アニメを観る目も真剣そのものでした。
 

 

 

 
日々の学校生活や授業で、「人権」についてよく考えていた6年生にとって、この「拉致問題」は、かなりショッキングな出来事だったようです。
【鑑賞後の感想より】
  

【アニメ「めぐみ」の最後のメッセージ】
現在、日本政府は北朝鮮に拉致された被害者として17名を認定しているが、そのうち帰国できたのはわずか5名。
日本政府は残された12名の他にも、さらに、北朝鮮による拉致の可能性が排除できない人がいると見て、調査・捜査を続けている。
拉致問題は、日本人の生命や安全をおびやかす重大な人権侵害であり、日本政府は拉致問題対策本部を中心として、北朝鮮に対し、全ての拉致被害者を一刻も早く帰国させるように、強く求めている。

理不尽極まりないこの問題。
今、私たちにできることの一つは、「知ること」です。
2021年も残すところ、あと一日。
「拉致問題」に関わる全ての方々は、どんな思いでこの年の瀬を迎えているのでしょうか。

★政府 拉致問題対策本部HP「拉致問題とは?」
★アニメ「めぐみ」ダウンロード

Let's enjoy English Party!

2021年最終日。
レッツGO5年生は、English Party で大盛り上がり!
 

 
ALTのS先生自作のEnglishカードゲームは、秀逸でした。
アルファベットのカードを選ぶと、これまでに学習した英語のフレーズが書かれていて、それに答えられるとポイントがもらえます。
ただ、出てくるキャラクターで、チームのポイントが倍になったり、時には相手チームのポイントがもらえたり、逆に取られたりするのです。
 
逆転に次ぐ逆転で、教室には割れるような歓声が響きました。
これまでの外国語学習の総復習をしながら、チームみんなで楽しんだ5年生。
English Partyにふさわしい最高のゲームでした!
 

 

 
今年も、外国語活動、enjoyエンジョイしましたね~♡
2022年も、Let's enjoy English!

おなじくなくていいんだよ

12月終わりの4年生「人権教室」。
香取市人権擁護委員のY先生をお招きして、「人それぞれのちがい」について深く考えました。
 
題材は、「みんなとおなじくできないよ」というお話。
障がいのある弟をもつボクの話です。

小学生のボクは弟が好きなのに、一緒にいると心がぐちゃぐちゃになる。
「こんなふうにおもうボクはダメなこ?」と。
弟を見ていると、ボクは悲しくなるし、ちょっと恥ずかしくもなる。
そんなある日、弟は友達に追いかけられジャングルジムに逃げ込む。
弟は、こう言って泣く。

「おにいちゃん  みんなとおなじく  できないよ」

その夜、ボクは弟のことを分かってやれなかったことを悔やむ。

そして、心はぐちゃぐちゃのままだけど、弟にこう語りかける。

「おなじくなくていいんだよ」

 
Y先生は、優しく4年生に語りかけました。
「ボク」の気持ちについて、みんなで考えてみようか。
 

 

 

 
「みんなおなじって 何なんだろう?」
「ふつうって どういうことか よくわからないね。」
「そもそも みんなが同じって ヘンじゃない?」

「おなじくなくていいんだよ」
4年生が、この言葉に共感しているのが伝わってきました。

Y先生が最後に教えてくれた詩です。

「私と小鳥と鈴と」
金子みすゞ

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面(じべた)を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。

Y先生、ありがとうございました!

モチモチの木に ひがついている!

不朽の名作絵本「モチモチの木」

おくびょうな豆太が、「だいすきな じさま」を助けるために、冬の夜中の坂道を必死に走って、お医者さまを呼びに行きます。
 
お医者さまと一緒に帰った豆太は、不思議なものを見てさけびます!

モチモチの木に ひがついいる!

チャレンジ3年生は、この場面を絵に描きました。
 
歯ブラシや手作りスポンジを使って、モチモチの木に ひがついている様子を表現!
 

 

 

 
こうして仕上がったのが、こちらの作品です!
 

  

 

  

 

  

 

 
げんきになった じさまが、豆太にこう言います。

おまえは、山のかみさまの まつりを みたんだ。
モチモチの木には ひがついたんだ。
おまえは ひとりで よみちを いしゃさまよびに いけるほど ゆうきのある こどもだったんだからな。
じぶんで じぶんを よわむしだなんて おもうな。
にんげん、やさしささえあれば、やらなきゃならねえことは、きっと やるもんだ。

豆太も、「やればできる!」だね。
3年生の素敵なモチモチの木を見て、豆太はさらに勇気がわいたことでしょう。