職員あいさつ

2017年1月の記事一覧

寒くなると思い出すのは…

28日(土)、第2回佐原小・中合同リサイクルを実施しました。ご協力くださいました皆様、ありがとうございました。

さて、昨日、今日と暖かい日が続いていますが、また、寒さがもどってくるようです。最近、見かけなくなったものに「だるまストーブ」があります。私の小・中学校の時までは、確かに使っていました。日直や当番になると、少し早めに登校してコークス置き場へ行ってコークスを運んでくるのが日課でした。火をつけるのにもコツがあって、やたらとうまい友達もいました。

だるまストーブの周囲には金網が張ってあって、休み時間にストーブの近くで「あったか~い」と言ってじっとしているとズボンがやけどするくらい熱くなってしまうこともありました。授業中はストーブの近くの席の友達は顔を赤くしてボーっとしていましたが、後ろの方の席の友達は「寒い、寒い」と震えていたように記憶しています。

また、ストーブの上には大きな桶が乗っていて、給食の牛乳びんを入れて「お澗」して飲みました。雪の降った日には、雪玉をストーブで溶かして、先生に怒られた友達もいました。火を消す時には、すごい煙と水蒸気がでました。日直は灰の掃除をするのがけっこう大変でした。

ある雑誌に、だるまストーブをつくっている会社の社長のコメントが掲載されていたので、紹介します。

『……(略)ストーブというのは不思議ですねぇ。燃え上がる炎を見つめているだけで楽しい。遠い昔の記憶やら想い出がふぅーっと甦ってきます。そして誰しもがいい顔になるんです。炎というのは不思議な力を持っていて、ストーブの周りに自然と人が集まって来ます。ドーンとあぐらをかいた親爺みたいなもので、居心地のよい場所というのはそういうものなんだろうと思いますよ。』