職員あいさつ

2016年7月の記事一覧

明日から夏休み

 7月15日から3日間、佐原の大祭夏祭りが行われました。関東三大山車祭りの一つとされ、約300年の歴史がある佐原の大祭。本校の子どもたちも出演した「出没!アド街ック天国」放映の影響が大きく、多くの人々が各地から見物に訪れ、祭りを楽しみました。本校の多くの子どもたちも祭りに参加し、山車を引き、手踊りを披露し、佐原の風物詩である夏の大祭が無事終了しました。
 学校では、夏休みを控え、全学年で着衣泳を実施しました。学年の発達段階に応じて、着衣の状態で浮いたり移動したりする動作を行いました。
 水運が盛んであった本学区は、今も河川や用水路が数多くあります。中学生以下の子どもの溺水の半分は河川で起こります。多くの場合、キャンプやハイキングで、服のまま水に浸かって遊んでいるときに流されます。そのときに、「浮いて待つ」ことがとても大切になります。万が一の場合に備えて、自分の命を守る貴重な経験ができたと思います。
 さて、明日から42日間の夏休みが始まります。学校では夏休みのしおりをもとに、計画を立てました。せっかく与えられた貴重な時間を、無駄に過ごすことなく、有意義に過ごしてほしいと思います。
 先日、こんな言葉を目にしました。
 「みんなと同じことをしているだけでは、みんなよりいいことは見つからない。同じ方法を続けるだけでは、いい方法は生まれない。そう思ったら、新しいことを始めよう!」
 なるほどと思い、心に残りました。子どもたちには、みんなと同じではない夏休みを過ごしてほしいと思います。ふだんはなかなかできないことやこの時期だからできることにチャレンジしてほしいと思います。充実した夏休みを過ごし、一回り大きくなって、元気に9月に会うことを楽しみにしたいと思います。

                                                               校長 小川 泰求