校長日誌

小見川中央小学校の151年目「笑顔あふれる学校」に

小見川中央小学校は令和6年3月9日に150歳の誕生日を迎えました。

そして、4月9日に新入生75名を迎え、全校児童498名と教職員57名(※)で、小見川中央小学校の令和6年度(創立151年目)が本格的にスタートしました。(※在外施設職員等も含む)

 

令和6年度の小見川中央小学校のキーワードは「笑顔」です。

「子どもたちが笑顔で登校し、笑顔で下校する」そういう学校にしたいと思います。

 

そうは言っても、小学生ですから学校で友達と喧嘩をしてしまったりということもあります。

誰とでも仲良くできるのが理想ですが、友だちとのトラブルを解決するのも勉強のうちです。

下校するときには笑顔で「今日も学校、楽しかった。明日も学校が楽しみだ。」となるように教職員一同、支援していきます。

 

「笑顔あふれる学校」にするために、私が教職員に言っていることは一つです。

それは「教職員が笑顔でいる」ということ。

子どもたちを笑顔にするために、教職員は心身の健康に留意し、笑顔で子どもたちに接していきます。

 

子どもたちも教職員も笑顔の「笑顔あふれる学校」をつくっていきます。

おかげさまで、小見川中央小学校は「創立150周年」を迎えました。

 小見川中央小学校は明治7年3月9日に開校し、このたび創立150周年を迎えました。これまでに母校を巣立った卒業生は2万419名(令和5年度卒業生を含む)。校庭のくすの木と共に歩んできた中央小の輝かしい歴史と伝統は、長きにわたり学校を温かく支えていただいた卒業生や保護者・地域の皆様、元職員など、数多くの方々によって築かれたものです。本校に対するこれまでのご支援・ご協力に心より感謝申し上げます。 

 

 記念すべき150回目の創立記念日にあたる3月9日(土)には、『創立150周年記念式典』を開催しました。式典には、日頃からお世話になっているご来賓や地域の皆様、元職員など102名の方のご出席をいただきました。また、保護者のご理解のもと、当日は土曜日でしたが特別に授業日とさせていただき、全校児童が記念式典に参加できました。まもなく工事が完了する体育館を一時的にお借りしての開催でしたので、50年ぶりに新しくなった体育館を地域の皆様にお披露目する日にもなりました。

 150年の節目となる特別な式典でしたので、内容も大幅に変えました。校旗入場では、児童代表から保護者代表(PTA会長)、そして地域代表(同窓会長)と3世代にわたり校旗を引き渡しました。周年記念で多大なご功績をいただいた3名(事業所)の方々には感謝状を贈呈し、子どもたちへ素敵なメッセージをそれぞれいただきました。夢と希望に満ちあふれた児童代表によるお祝いの言葉や、創立110周年から歌い継がれている中央小みんなの歌『あしたに夢を』の全校児童による歌唱も感動的で、大いに盛り上がりました。

  創立150周年にあたっては、おととしの10月に地域の実行委員会が立ち上がり、今年度の1年間を通して様々な記念事業を実施していただきました。そして、このたびの記念式典をもって記念事業は全て終了となります。

 実行委員長の金親孝夫様をはじめ26名の実行委員の皆様には、計7回の実行委員会に加え、各担当に分かれて様々な記念事業を行っていただきました。おかげさまで、どの記念事業も子どもの心に響く素晴らしいものとなりました。また、式典当日には「創立150周年記念誌」も発行していただき、中央小の150年の歩みを後世に残すこともできました。実行委員の皆様には1年半にわたり、多大なご厚情とご尽力をいただき、深く感謝申し上げます。

  

 たくさんの方々の祝福をいただきながら、学校の創立150周年を迎えられたことは、校長として最高の喜びです。私は中央小に3年間勤めさせていただきましたが、このたびの創立150周年を通して、子どもの教育を大切にする考えが地域でしっかりと受け継がれていることを感じております。そして、地域の方に愛され続けている伝統校の教育に校長として携われたことを誇りに思います。

 中央小の150年の歴史と伝統は、地域の皆様に温かく支えられて築かれたものです。本校は未来へ羽ばたく子どもたちの健やかな成長のために、これからも地域の皆様に愛される学校を目指していきます。そして、末永く地域と共に歩む学校であり続けることをお誓いいたします。

 子どもたちは「地域の宝」です。これからも、地域の子どもたちそして中央小学校をご支援くださいますようお願いいたします。

 

 

新しい年に、新しい気持ちで、がんばります!

 年末年始の休みを終え、子どもたちが学校に戻ってきました。冬休み中の事故もなく、全校児童がそろって新年を迎えることができたことは、学校としてとてもうれしいことです。どの子も「新しい年にがんばろう!」という希望をもって登校しています。子どもの期待にしっかりと応えられるよう、今年もがんばっていきたいと思います。

 私は1月1日の元旦に学校の見回りを行いました。そして、その時に、中央小の子どもたちをいつも見守ってくださっている『くすの木』の神様に3つのお願いをしました。

 一つ目は、「子どもたちが交通事故や水の事故に遭いませんように。497人の子どもたちの大切な命を守ってくだ さい。」ということです。

 二つ目は、「学校で子どもたちが仲良く過ごせますように。子どもと教職員が健康で楽しく生活できますように。」ということです。

 三つ目は、「日本じゅう・世界じゅうの人々から災害や戦争が無くなりますように。安全で平和な世の中になりますように。」ということです。

 1月9日(火)の登校再開日には、これらの願いを全校児童へ話しました。今年も子どもたちにとって、ご家族の皆様にとって、素晴らしい年になることを願っています。

 

 また、今年は年明けから、中央小にとって大きな出来事等があります。

<桜の記念植樹>

 創立150周年記念事業として、2月14日(水)に桜の植樹を行います。地元の「桜プロジェクト」の皆様のご支援により、12本の桜の苗(べにしだれ)を全校児童で校内に植えます。子どもたちにとって母校の150周年記念の思い出となる活動となります。自分たちで植えた桜が大きくなり、春にたくさんの花が咲く日が来ることを楽しみにしています。

<創立150周年記念式典>

 中央小の創立150周年をお祝いする式典を、創立記念日の3月9日(土)に実施します。式典には、全校児童をはじめ地域の皆様、旧職員等も参加します。中央小の150年の節目を地域のみなさんと一緒にお祝いしたいと思います。

<体育館の工事完了>

 1年間の大規模改修工事が3月末に完了し、新年度から新しい体育館が使用できるようになります。創立記念式典や卒業式は新しい体育館を一時使用して行います。また、4月からの体育館使用に向けて、職員が年度末に物品や体育用具の移動作業を行います。どんな体育館ができるか、子どもたちも私たち職員もとても楽しみにしています。

 

 今年も子どもたち一人一人の健やかな成長を目指し、教職員一同、精一杯努力してまいります。本校教育に対する皆様のご支援・ご協力をお願いいたします。

 

子どもをほめていただくこと。最高の喜びです。

〇先日、地域の方から匿名でお手紙をいただきました。

『私は小見川に在住していますが、登下校の子どもたちの様子に勇気をもらっている高齢者です。運転中、歩道の子どもさんを見て停止すると、渡り終わった子どもさんが、運転している私のほうに体を向けおじぎをして去っていきました。毎回、どの子どもさんも同じです。登下校の様子から、学校での指導の良さに住民としてありがたく思っております。先生方、ボランティアの方々、そして中心の校長先生、ありがとうございます。』

 〇数日後には、別の方から次のような内容の電話をいただきました。

『菅澤米屋さんの三差路で、中央小の1年生が横断歩道を渡ったあと、深々と頭を下げてあいさつをしてくれました。3人とも本当に良いあいさつで、こちらもうれしかったです。娘も中央小の卒業生なので、よりうれしくて気持ち良かったです。いつでもいいので、子どもたちをほめてあげてください。』

 〇香取郡市陸上競技大会(10月20日)の開会式では、本校の選手2名が参加校を代表して選手宣誓を行いました。

そして開会式が終わった後、来賓の教育長さんや他校の校長先生が私のところに数名駆け寄ってきて、『中央小の子どもの選手宣誓はすばらしかったですね。』とおほめの言葉をたくさんいただきました。

 〇11月1日(水)・2日(木)には、6年生が1泊2日で修学旅行(日光方面)へ行ってきました。その時に、大型バスの運転手さんが次のようなことを言ってくださいました。

『中央小の子ども一人一人が、早朝から気持ちの良いあいさつをしてくれるので、とてもうれしいです。こんな学校はなかなかありませんよ。この子どもたちのために2日間安全に走行しますので、よろしくお願いします。』

『バス内の雰囲気がとてもいいですね。子ども同士がとても仲が良いし、先生と子どもたちの関係もいいですね。先生方の日頃の指導が良いからだと思います。』

 

 

 中央小の子どもがほめられると、まるで自分がほめられているようなうれしい気分になります。特に、最近はこのようなうれしい話を何度も耳にしますが、そのたびに子どもたちの成長を強く感じているところです。

 子どもたちは、学校や家庭での様々な体験を通して、心も体も成長します。そして、その成長が子どもの姿や行動として表れてくることは、とてもすばらしいことですし、校長として最高の喜びです。

 本校は伝統的に「心の教育」を大切にしている学校です。これからも地域の皆様に支えていただきながら、子どもたちの豊かな心と実践力を育んでいきます。

保護者のみなさんのご協力に支えられて

 

 子どもへのよりよい教育を進めるために、学校と保護者との連携は不可欠です。ただ、学校は集団生活なので児童間にトラブルが起きますし、教職員の指導や対応が不十分な時は、保護者の方にご心配をかけてしまうこともあります。しかしながら、どんなケースであっても、学校と保護者が連携して教育活動を進めないと、子どもの教育は良い方向に進んでいきません。

 中央小では、学校から保護者の方へのお願いや情報発信を、配付文書や学校公開、ホームページ、一斉メールなどにより行っています。また、学級集会や個別面談での話し合いを指導に活かしたり、学校評価アンケ―トの結果を教育活動に反映させたりしています。ただ、校長としては、学校から保護者の方へのアプローチは十分ではないと考えています。

 学校のその不十分な点を補っていただいているのが、本校の保護者のみなさんによる学校へのご協力です。そして、そのご協力が本校教育をしっかりと支えてくださっていることを感じています。校長として3年目を迎えていますが、まさに感謝、感謝のひとことです。

 特に、学校行事や学校公開に来校していただく方の多さには感激しています。

 今年度も4月に学年始めPTA集会を行いましたが、87%の保護者の方々が全体会に出席してくださいました。

 5月にはものすごくたくさんのご家族の方にご来校いただき、運動会を行いました。お祭りのようににぎやかな特別な日に、ご家族で和やかにお弁当を食べたことは、子どもたちにとって最高の思い出になったことと思います。

 6月の水泳学習では、たくさんの保護者ボランティアの方にお手伝いいただき、大きな事故もなく、各学年14時間の学習を終えることができました。

 7月の学校公開日には、84%の保護者がお越しくださり、日頃の子どもたちの学校生活の様子を参観していただきました。中央小では当たり前の光景なのでしょうが、私は驚きとうれしさをいつも感じています。

 

 PTA校外指導部が中心となった全保護者による朝の街頭指導も、子どもを交通事故から守る大きな力となっています。天候にかかわらず朝のお忙しい時間帯に立っていただき、大変申し訳なく思うのですが、本校は市街地の学校であり、通学路に危険な箇所がたくさんあります。交通安全対策は本校の重要な課題ですので、みなさんのご協力に心から感謝しております。

 また、PTA親子読書部の活動も、学校全体に潤いを与えてくださっています。朝8時に保護者の方が教室へ行き、10分間の読み聞かせを行っていただいています。どの学級の子どもたちも、素敵な本の読み聞かせを、穏やかな表情でよく聞いています。普段はどちらかというと慌ただしい朝の時間帯ですが、読み聞かせの日は落ち着いたスタートが切れており、職員一同とてもありがたく感じています。

  本校は今年度3月に創立150周年を迎えますが、7月の学校公開と8月の個別面談の際に、有志の方が「中央小へのメッセージ」と「未来にはばたく子どもたちへのメッセージ」を短冊に書いてくださいました。私のほうで、廊下に立て札をそっと立てただけの密やかなお願いでしたが、なんと98名の方にご協力をいただきました。あまりにも想定を超える枚数が集まり、保護者の方々の温かい思いとパワーに驚いています。まもなく校舎内に掲示させていただきますので、ご来校の際にご覧ください。ご協力ありがとうございました!

 

 本校の保護者のみなさんの学校教育に対する様々なご協力やご支援は、中央小の子どもたちに愛情としてたっぷりと伝わっています。子育てや教育のもととなるのは、大人の愛情です。教育は「協育」とも言われますが、これからも保護者のみなさんのご協力をいただきながら、全職員で子どもたち一人一人の成長を支えていきます。

 学校は決して敷居の高いところではありません。特に本校はオープンな学校です。これからもお気軽に足を運んでいただくとともに、本校教育にご協力をお願いいたします。

家庭・地域と学校が一つになった素晴らしい運動会でした!

 大勢の保護者・地域の皆様の温かい声援をいただき、好天のもと運動会を行うことができました。

 今年度の運動会は、数年ぶりに全学年の児童がそろい、一日かけて行いました。また、創立150周年記念事業として、他校を招待した学校対抗リレーや風船飛ばしを行いました。

 暑い中でも一生懸命にがんばる子どもたちの姿に感動した一日でした。そして保護者の皆様には、風船飛ばしの準備や親子種目への参加などに気持ちよくご協力いただくなど、家庭・地域・学校が一つになった素晴らしい運動会となりました。

 運動会の終日開催にご理解いただくとともに、子どもたち一人一人に温かい声援を送ってくださった皆様に深く感謝しております。

  

 当日は、ものすごくたくさんの方々にご来校いただきました。学校じゅうが朝からお祭りのような賑わいで、会場全体からの大声援が子どもたちへの大きな力となりました。赤組と白組のし烈な優勝争いで終盤まで盛り上がり、最終結果は白組が2点差で勝利。491名の児童が一日かけて争い2点差とは…。誰も想像していなかったドラマチックな結末でした。

 創立150周年記念事業として行った、小見川地区の小学校による招待リレーは圧巻でした。本校を含め計4校の代表選手は、各校のユニフォームを着てカッコよく入場。スタートの合図とともに会場は大歓声に包まれ、どの選手も自慢の脚力を存分に披露しました。そして、競技後は4校そろっての記念写真の撮影。数年後に大人になったら、「中央小の創立150周年で運動会に招待されて、学校代表でリレーに出場した時の写真だよ。」などと言いながら、自分の子どもや家族に自慢できる一コマになるのではと、勝手に想像を膨らませています。ご協力いただいた東小・西小・北小の選手及び保護者・学校関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

 今年度は一度に多くの方が観戦できるよう、観戦エリアを広くしました。また、校舎内を朝から開放し、教室や特別教室など涼しい場所で昼食をとれるようにしました。場所取りなどの混乱を避けることと、熱中症を防ぐという2つの観点から知恵をしぼって考えた、初めての試みでした。

 家族がお弁当を囲んで食べる風景は、運動会ならではの素敵なひとときでした。何年ぶりに見る光景でしょうか。家族の自然な笑顔や会話が広がり、学校じゅうがとても和やかな雰囲気に包まれました。早朝からの昼食の準備は大変だったと思いますが、子ども一人一人の記憶に残る思い出になったことと思います。保護者の皆様のご協力に、心より感謝しております。

 また、昼食後には、全校児童による風船飛ばしを行いました。創立150周年記念事業実行委員長の金親孝夫様がカウントダウンを行い、500個以上の風船が全校児童の手から一斉に放たれました。大空に無数の風船が舞い上がる風景と、その風船の姿をたくさんの子どもと大人がいつまでも追い続ける光景がとても印象的でした。150周年を記念する感動的なシーンが、子どもたちやご家族・地域のみなさんの思い出の1ページになってくれたら幸いです。

 

 今回の運動会を通して、保護者や地域の皆様の温かい愛情に包まれながら、中央小の子どもたちが健やかに成長していることを感じています。

 全国各地で少子化が進んでいますが、地域と家庭・学校が一緒になって子どもを育てる「中央地区の教育力」が、今後も引き継がれていくことを願っております。

 運動会へのご支援・ご協力、誠にありがとうございました。

150周年記念事業スタート! 新しい遊具を、ありがとうございました。

 運動場に新しい遊具が6基完成しました。この遊具は、学区にある『BEAUTE DE LABO(ボーテ デ ラボ)株式会社』様から中央小にご寄贈いただいたものです。また、工事費については、地域の学区同窓会(賛助会)からの創立150周年記念事業に向けた積立金から支出していただきました。

 今回設置していただいた遊具は、「ロングラダー(長いうんてい)」「クライミング(壁登り)」「6連ブランコ」「すべり台」「ジャングルジム&すべり台」「3色鉄棒」です。カラフルな新しい遊具が、運動場を囲むように並び、学校の風景ががらりと変わりました。

 5月15日(月)に完成し、その日から早速使わせていただいています。このたびの地域の皆様からのご好意に対し、本校職員一同、深く感謝しております。3年以上にわたるコロナ禍で子どもたちは我慢の学校生活が続いてきましたが、ようやくマスクを外して思い切り友達と遊ぶことができます。

 創立150周年記念事業は、新しい遊具の設置でスタートしました。この周年事業で子どもたちに伝えたいメッセージは、“未来へはばたけ、中央の子ども!” 地域の皆様のご支援をいただきながら、1年間かけて、未来を生きる子どもたちの夢や希望を育む記念事業を展開していきます。みなさん、楽しみにしていてください。

全校児童がそろって活動できる喜び

 国や県の方針を受け、今年度末は久しぶりに全校児童がそろって教育活動ができるようになりました。

 

 2月28日(火)には、卒業を控えた6年生に向けて「6年生を送る会(ありがとうセレモニー)」を行いました。体育館に全校児童が集まり、6年生一人一人の個性あふれる紹介、思い出の映像や元担任からのビデオレター、感謝のメッセージや歌声、手作りのプレゼントなど、1~5年生が感謝の気持ちを届けました。また、最高学年のバトンが5年生に引き継がれるなど、新年度に向けて全校児童の心の絆が深まる素晴らしい機会となりました。

 3月9日(木)には、「第149回創立記念式典」を行いました。来賓の方々をお招きし、全校児童がそろって学校の誕生日をお祝いしました。4年ぶりに大勢で校歌や中央小のみんなの歌「あしたに夢を」を歌い、地域の同窓会からは美味しい紅白のおまんじゅうをいただきました。また、式典後にはプロの演奏家による芸術鑑賞会を行い、楽しい打楽器の演奏に児童は大盛り上がりでした。

 3月17日(金)には、卒業証書授与式を行いました。卒業生85名はマスクを外し、一人一人が素敵な笑顔で母校を巣立ちました。来賓・保護者の人数制限もなく、1~5年生も教職員もそろって参加し、卒業生の門出をお祝いしました。全校での校歌斉唱や、卒業生と在校生それぞれからの「お別れの言葉」や「お別れの歌」は、とても圧巻で感動的でした。多くの児童が初めて参加した卒業式でしたが、厳粛で張り詰めた学校行事を経験し、日常の学校生活では味わえない新鮮で清々しい雰囲気を体感しました。

 

 全校が参加する行事の開催は、学校に活気を呼び戻しています。そして、コロナ禍でこれまでストップせざるを得なかった「大勢が一堂に会すること」や「地域の大人が期待や希望を児童に伝えること」が、児童の心の成長に大きな効果をもたらすことを改めて感じ、学校行事の教育的意義を再確認しました。

 ここ数年の行動制限で、児童は様々な体験が不足しています。そのなかで、感染対策が少しずつ緩和され、新年度からの教育活動に明るい兆しが見え始めています。児童の視点で自身の学校経営を見つめ直しながら、今後も様々な体験活動を通じて心の教育を進めていきます。

平和を願う「青い目の人形」

 小見川中央小には「青い目の人形」が2体あります。名前は「ドロシー・ヘレン」と「メーイ・ホース」です。1927年(昭和2年)に小見川幼稚園に贈られ、昨年夏から本校で保管しています。

 「青い目の人形」は、アメリカから日本の幼稚園・小学校に贈られたものですが、太平洋戦争中に敵国の人形として、全国で焼却されました。96年前に友好の証として贈られた当時には、全国で約1万2000体の人形があったそうですが、今は約300体のみが残っているそうです。

 先日は、全校児童に「戦争中に、日本中の青い目の人形が壊されたこと」「貴重な人形が、中央小に2つあること」「戦争のことを勉強して、世界中の平和に向けてみんなで努力すること」などを話しました。2月19日には東総文化会館(旭市)で朗読劇がありましたが、その際も本校の2体の人形が展示されました。

 「青い目の人形」は歌が有名ですが、6年生の社会科の教科書にも掲載されています。悲惨な戦争を物語る歴史の資料として、中央小の子どもが目に触れられるようにするなど、これからも本校の宝物として大切にしていきたいと考えています。

 

 1月に体育館の大規模改修に向けて職員作業を行いました。その際に、昭和4年に撮影された『陸上部の写真』が出てきました。香取郡市の陸上大会で優勝した記念写真で、64名の選手と教職員が勢ぞろいした立派な白黒写真です。男子は全員丸坊主で、女子はお揃いのユニフォームで、校旗や優勝旗と一緒に、どの子どももきりりとしたたくましい姿で写っています。

 でも当時は富国強兵の時代。太平洋戦争が始まったのが昭和16年なので、写真を撮影してから約12年後に開戦。当時の子どもたちは20代半ばで戦争の真っ只中を生きていたことになります。もしかすると、頑強な身体の持ち主として真っ先に戦場に送られ、命を落とされた方もいらっしゃるのではないかと思い、心が痛みました。

 

 終戦から80年近くが経ちます。そして、今でも他国で戦争が起きています。悲しい歴史や惨状に触れるたびに、私たちは「教育の力で、子どもたちが将来にわたり、悲しい戦争に二度と巻き込まれないようにしたい」と考えます。

 本校はまもなく創立150周年を迎えますが、過去の歴史を振り返りながら、様々な教育の機会を通して、子どもたちに「命の尊さ」や「平和の大切さ」も学んでほしいと思います。

絵本作家「たかはし まいまい」さんとの出会い

 本校では、令和5年度の創立150周年に向けて、マスコットキャラクターを作成しましたが、これは絵本作家「たかはし まいまい」さんとの出会いがきっかけです。

 昨年8月に、1冊の絵本が学校に贈られてきました。絵本のタイトルは“いろいろ むしむし”。作者は「たかはし まいまい」さん。本校の卒業生で、現在は岡山県にお住まいです。絵本を見ると、自然の中にいる身近な昆虫が、鮮やかな色彩で生き生きと描かれています。夏休み明けに子どもたちへ紹介し、図書委員会の児童がお礼の手紙と写真を送りました。そして、まいまいさんからもお返事や昆虫の絵をいただき、全校児童に紹介しました。

  それから数か月がたち、学校では、次年度の創立150周年に向けたアイディアを考えていました。その中で、子どもや職員から「周年記念のマスコットキャラクターを作成してはどうだろう」という意見があり、私の頭の中でピーンと浮かんできたのが、絵本作家の「たかはし まいまいさん」でした。そして、6月にまいまいさんにメールでご相談し、キャラクターの作成にご協力いただけることになりました。

  それから、キャラクター作りを通した、まいまいさんと学校との交流が始まりました。

<7月> 児童会の子どもたちが、全校にアイディアを募りました。家族と相談したり、学級で話し合ったりして、「中央小の良さや特徴」「どんなキャラクターにしたいか」などを紙に書き出し、岡山県のまいまいさんの元へ送りました。子どもがそれぞれ自由に書いた用紙をたくさん郵送しましたので、まいまいさんにはさぞかしご迷惑をおかけしたかと思います。

 <8月> まいまいさんは、子どもたちからのアイディアをもとに、キャラクターの素案を考えてくださいました。そして、4つの作品を送ってくださいました。当初学校では、その素案から一つを選定し、まいまいさんに再度作成をお願いする予定でした。ところが、素案と言っても、さすがにプロの作品はどれも素晴らしすぎます。児童会の子どもも職員も、選ぶこと自体が難しく戸惑いを感じ、「4つともお願いできませんか」とわがままなお願いをしてみることにしました。すると、まいまいさんからの回答は、なんと「4つともでいいですよ!」。有り得ないことです。まいまいさんの心の広さとご好意に感謝の気持ちでいっぱいでした!

 <9月> 4つのキャラクターに、名前を決めることにしました。児童会が映像を用いて、「キャラクターを4つにすること」「名前を全校から募集すること」を投げかけると、各教室からは歓声が沸き上がりました!

 <10月> 保護者にもご協力いただき、家族で話し合いながら名前の候補を集めました。497名の子どもたちからは、学校のシンボルである「くすの木」や、学校の近くを流れる「黒部川」などに関連したたくさんのアイディアが集まりました! 児童会は、どうやって候補をしぼっていくか、かなり悩んだようです。

 <11月> 各学級で話し合い、名前の案をしぼりました。そして、学級でしぼられた案をさらに代表児童委員会で話し合い、各キャラクターの最終候補名を5~6つにしぼりました。どの名前も「母校中央小」や「ふるさと小見川」を愛する気持ちがこもった素敵な名前でした!

 <12月> 12月1日に、全校児童、150周年記念事業実行委員の地域の皆さん、学校職員で最終投票を行いました。3年生以上はタブレットを使用しました。そして、4つのキャラクター名は「くすじい」「くすたろう」「くろべひめ」「くすりん」に決まりました。数ヶ月の選考を経て選ばれた、子どもたちの想いがいっぱいに込められた名前です! また、まいまいさんからは、4つのキャラクターの完成版が届きましたので、12月16日に、児童会から、「完成したキャラクター」と「決定した名前」が全校に発表されました。同時に、児童会から保護者へ向けた手紙が配られ、HP等でも公表しました! 今、子どもたちはまいまいさんへ感謝の気持ちを伝えるために知恵をしぼっているところです。

 

 たかはし まいまいさんと中央小の子どもたちとの出会いは、母校の先輩が絵本を贈っていただいたことをきっかけとして始まりました。そして、子どもたちは、創立150周年という学校の大きな節目に、キャラクター作りを通して、自主性や協力性、学校や郷土を愛することの素晴らしさなど、多くのことを学んでいます。これも、たかはし まいまいさんのご厚情とご協力のおかげです。職員一同、心より感謝しております。

 4つのマスコットキャラクターは、これからの150周年のお祝いの様々な場面で活躍していきます。そして、子どもたちには、まいまい先輩のように“母校中央小を、そしてふるさと小見川をいつまでも愛する” そんな心優しい大人に成長してほしいと願っています。

子どもの主体的な学びに向けて ~授業力向上への取組~

 学校生活の中で、子どもたちが過ごす大半は授業で学ぶ時間となりますが、その時間が子どもにとって楽しく魅力的なものにならないと、子どもの学ぶ意欲は低下し、教育効果は見込めません。そのため、私たち職員は、子どもの主体的な学びに向けて、自己の授業力を磨こうと日々研修に努めています。

  毎週木曜日の放課後には、全職員で研修を行っています。年間を見通した研修計画を立て、授業づくりや児童理解にかかわる具体的な手立てなどを学んでいます。特に近年は、授業でのICT活用が推進されるようになり、タブレット等を用いた効果的な学習方法を取り入れるようにしています。

  

 校内の研修だけでなく、校外から講師を招いた研修も積極的に行っています。

 7月には、中央小を会場に「授業公開&授業づくりワークショップ」を行い、他校から74名の教員が参加して研修を行いました。当日は、研究授業(6学級)、ワークショップ(国語・社会・算数・理科・生活・特別支援教育)、講演会(講師:山武市立日向小学校長 大木圭先生)を行い、様々な学校の教員同士が授業づくりについて学び合いました。

 また、本校は千葉県教育委員会から「ちばっ子の学び変革推進事業」の検証協力校に指定されていますが、9月には算数科の研究授業を行い、北総地区学力向上交流会では2年間の研究成果を地域の代表として発表しました。

 さらに11月には、千葉県教育委員会から20名の講師をお招きし、全学級での授業展開と分科会を行いました。専門性の高い指導主事や教科指導員から、全教員がマンツーマンで細かく指導をいただき、新しい学びの在り方について知る実り多い研修となりました。

  

 保護者の方を対象とした学校公開は、7月と11月に行いました。両日共に300名近くの方にご来校いただき、学習面における関心の大きさを強く感じているところです。

 学力向上に家庭との連携は欠かせません。そして、保護者の方に、お子様の学習への取組や努力の様子、成長ぶりを理解していただくことが、子どもの学びを支えることにつながると考えます。本校は “いつでも授業を観にきてください” というスタンスですが、今後も学校行事以外に日常の授業を観ていただく公開日を、意図的に設けるようにしていきます。

  中央小の子どもたちは、どの子も「学びたい」「伸びたい」という向上心があります。そして、私たちは「子どもの多様性を認め、一人一人の良さや可能性を引き出すために、みんなで考え、学び続ける教職員」を目指しています。

 教員は「授業が勝負」です。子どもたちの期待に責任をもって応えられるよう、職員一人一人が指導力を磨いていきます。

音楽の力のすばらしさ ~ドレミファ音楽会を開催~

 11月10日(木)に「ドレミファ音楽会(ありがとう集会)」を体育館で行いました。この会は児童会が主体となり、3年ぶりに開催されたものです。

 当日は、子どもたちが日頃お世話になっている「地域の同窓会」「PTA」「まちづくり協議会」「社会福祉協議会」「香取警察署小見川幹部交番」「人権教室や書初め練習の講師」「防犯ボランティア」「スクールバスの運転手や添乗員」「給食配膳員」の皆様(計17名)にご来校いただきました。また、たくさんの保護者の方々にもお越しいただきました。

 感染防止のため全校での歌は中止となりましたが、学年ごとの歌の発表や、児童から感謝の言葉やお礼のプレゼントが招待者の方々に贈られました。どの学年も感謝の気持ちを込めて一生懸命に発表し、来校された皆様から大きな拍手をいただきました。まっすぐに成長する子どもたちの姿と、みんなで力を合わせて発表する様子をご覧いただけたかと思います。また、本校職員による本気の合唱も披露させていただきました。

 マスクをしながらの音楽会ではありましたが、地域や保護者の皆様に温かく支えていただきながら、全校児童がそろって開催できたことをとてもうれしく感じております。                                      

  音楽はわたしたちの暮らしに欠かせないものであり、学校教育では子どもが音楽に親しむ機会を大切しながら、豊かな心を育てています。朝の始業前や給食時は、素敵な曲が放送で流れ、学校は落ち着いた雰囲気に包まれます。また、授業中は音楽室からにぎやかな楽器の音が聴こえ、軽快で楽しいリズムが校舎内外に響きます。

 学校では当たり前の光景かもしれませんが、マスク着用の生活や給食での黙食などと同じように、子どもが歌で表現する活動だけは、コロナの影響で縮小又は休止せざるを得ない状況が続いていました。今回の音楽会の開催をきっかけに、全ての教育活動で、子どもが自由にのびのびと過ごせる日が早く戻ってきてほしいと願っています。

 

 先日は、香取郡市の音楽発表会に「器楽部」と「合唱部」が参加しました。保護者の方の観覧は“自校のみ”と制限付きではありましたが、当日は驚くほどのたくさんの本校の保護者の方々が会場に駆けつけてくださいました。そして、中央小の子どもたちは練習の成果を十分に発揮し、すばらしい発表をすることができました。音楽が大好きな小・中学生が集まる晴れ舞台で、共に練習に励んできた仲間同士の気持ちが一つになった合奏・合唱と、緊張の中でもがんばる子どもたちの成長した姿に私も感動しました。

 音楽はすばらしい文化です。そして、いつまでも大切にしていきたい教育活動です。コロナ禍ではありますが、音楽会や部活動を通して子どもたちが大きく成長し、音楽の力で子ども・保護者・地域の方・教職員の心の絆が深まっていることを感じています。

 中央小は「地域に愛される学校」を目指しています。また、教職員は、「子ども一人一人の良さや可能性」を引き出せるようにがんばっています。

 これからも本校教育へのご理解・ご協力をお願いいたします。

おかげさまで、充実した水泳学習となりました!

 4月に今年度の実施を決定し、6月からスタートした水泳学習でしたが、9月9日をもって全て終了しました。

 学校プールの老朽化により、今年度から学区内にあるB&Gのプールを使用させていただきました。このことに伴い、送迎にはスクールバスや市民バスを借用し、B&G職員の皆様には、水質管理や安全管理等に多大なご尽力をいただきました。また、保護者の皆様には子どもの監視と清掃等のボランティアをお願いしました。まさに、たくさんの方々のご協力のおかげで、子どもたちにとって楽しく充実した、学校にとっては成果の大きい水泳学習となりました。

 

 職員も昨年度から準備を重ねてきました。B&Gとの打合せやバスの調整を入念に行い、職員相互で何度も共通理解を図りました。使用するプールを全職員で事前に確認し、水泳学習で使用する体育用具を学校から運搬しました。また、最終日の9月9日には、B&G職員の方と一緒に後始末を行いました。

 水泳は子どもの命を奪う大きな事故を招くおそれがあるため、学校は安全指導・安全管理を確実に行いながら指導を進めますが、事故もなく全ての授業が無事に終えられたことに、どの職員もほっとしているところです。

 

 3年ぶりに実施した水泳学習ですので、1年生から3年生の子どもたちにとっては初めての学習となりました。また、4年生以上の子どもたちもブランクがあまりにも長かったため、学びの土台となる部分を大切にしながら学習をスタートさせました。着替えや準備運動、安全上の約束事、入水の仕方など、どの学年も初めて&久しぶりの体験でしたが、授業が進むにつれ、子どもたちの取組も意欲的になってきました。

 3年間実施できなかった分、今年度の学習で学んだことは例年よりもずっと多かったことと思います。感染対策のため、一回の参加児童数を減らしながらの授業でしたが、水泳学習を通じて子どもたちが大きく成長したことを感じています。

 本校で今年度に実施した水泳の授業時数は、1・2年生が計9時間、3~6年生が計11時間。どの学年も水慣れの時間が多くなりましたので、次年度は子どもがめあてをもち、一人一人がもっと泳力を伸ばせるような学習にしていきたいと考えています。

 

 保護者の皆様には、家庭での検温と健康観察、健康チェックカードの記入や水着等の準備でご協力をいただき、ありがとうございました。(3年前の水着が入る子どもは、おそらくいなかったと思います。みなさんが新しく購入されたのでは…。)

 コロナの感染がなかなか収まりませんが、子どもたちの学ぶ意欲を大切にしながら、今後も教育活動を進めていきます。これからもご協力をお願いいたします。

初めての5月の運動会! 温かい応援をありがとうございました。

 5月28日(土)に運動会を行いました。昨年度までは9月に実施してきましたが、練習の期間を含めた子どもたちの熱中症を防ぐため、今年度はさわやかな5月に実施しました。

 初めての試みでしたので、職員はこれまでとは全く異なる計画を立て、知恵をしぼりながら準備を進めてきましたが、元気いっぱいに活躍する子どもたちの姿と、その子どもたちを温かく応援してくださる保護者や地域の方々の様子を見て、すばらしい運動会になったことを強く感じています。実施時期の変更に対し、ご理解・ご協力をいただいた皆様に深く感謝申し上げます。

 

 4月に屋外での教育活動における制限が緩和されたこともあり、当日は朝からたくさんの方々が応援にかけつけてくださいました。来校者の人数制限がない中で運動会を実施するのは3年ぶりのことです。日頃から本校は「地域に愛されるあたたかい学校」を目指していますが、たくさんの地域の方々が本校の教育活動を見守り、子どもたちの成長を支えてくださっていることを、今回の運動会を通じて改めて感じています。

 

 今年度は、各学年の種目を増やし、子どもが活躍する場を多くしました。徒競走から始まり、玉入れ、棒引き、綱引き、チャンス走、ダンスなど、様々な種目で一生懸命にがんばる子どもの姿は、観戦しているたくさんの人に元気と感動を与えてくれました。また、大玉転がしや二人三脚などの親子種目では、子どもと大人が仲良く笑顔で競技する姿に、会場全体が温かい雰囲気に包まれました。そして、応援合戦や紅白リレーでは、子どもたちのたくましさや団結力がものすごく大きなうねりとなり、盛り上がりは最高潮に達しました。

 

 家族が一緒にお弁当を食べるような通常どおりの形での運動会はまだできませんが、運動会を通して、子ども一人一人の確かな成長と、地域社会における学校の役割の大きさを感じています。

 中央小の子ども一人一人は地域の宝です。今後も職員一丸となって教育活動を充実させていきますので、皆様のご理解・ご協力をお願いいたします。

 運動会へのご協力、誠にありがとうございました。

 

家庭との連携は、学校教育の基盤です!

   学校教育を充実させていくために、家庭との連携は不可欠です。学校は教育の方針や目的などを保護者の皆様にしっかりと説明し、教育活動に対するご理解とご協力をいただくことで、子どもたちへのよりよい教育が進められます。

  本校では、4月22日(金)に、PTA全体会、授業参観、学級懇談を行いました。各家庭1名という人数制限をお願いしての実施でしたが、当日は300名以上のご参加をいただきました。全保護者対象のPTA集会が行われるのは3年ぶりのことでしたが、保護者の皆様の本校教育に対する強い期待と、地域のしっかりとした教育力を改めて感じるすばらしい機会となりました。

  体育館での全体会で、私からは、新しい学校教育目標などについて15分程度お話ししましたが、長時間にもかかわらず皆様が真剣によく話を聞いてくださいました。昨年度は文書で教育活動についてお伝えすることが多かったのですが、やはり直接対面で顔を見ながらお話できる場はとても貴重な機会でした。全国での感染がなかなか収まらず、PTA会長さんと事前協議し、不安を抱える中での実施でしたが、「みなさんにご来校いただき、本当に良かったなあ」と思っています。

 

 5月6日(金)には、本校で最もリスクの高い風水害時を想定した「引き渡し訓練」を行いました。児童在校中に天候が急変し、自力で下校できず、学校に引き留め、夜間もしくは次の日の天候回復を待ち、学校周辺の安全を確認してから保護者の迎えをお願いするという設定でした。

 今回は訓練ですので、授業日の午後の時間帯に実施しました。午後2時26分に1年生から引き渡しを始め、午後7時19分に全校児童の引渡しを完了しました。非常変災時に497名の児童の安全をどのように確保し、確実に保護者へ引き渡していくか、これまで本校の大きな課題でしたが、今回の訓練を通して非常時の対応をイメージすることができました。

  実際の災害時を想定した訓練を実施できたのは、保護者そして近隣住民の皆様のご理解・ご協力のおかげです。近年の急激な天候悪化は、これまでに経験したことのない甚大な被害を及ぼしています。今年度もいつ・どんな災害が起こるかわかりませんが、児童の安全を最優先に考え、校長として判断を誤ることなく、しっかりと対応していきます。

 

 保護者の皆様のご協力で、令和4年度も良いスタートを切ることができました。家庭と学校は、子どものよりよい教育を進める上での“車の両輪”です。本校はこれからも教育活動を積極的に公開しながら、学校教育の基盤となる保護者の皆様との信頼関係づくりを大切にしていきます。

 

※5月28日(土)には運動会を行います。熱中症防止のため、時期を春季に変更しての初めての開催です。また、今年度は参加人数の制限なく実施する予定です。ぜひご来校いただき、中央小の子どもたちが元気に活躍する姿をご覧ください。

 

「させられないでする子ども」から「よく考えてする子ども」へ

 令和4年度が始まりました。新たに94名の新入生を迎え、全校児童497名でのスタートです。今年度も、子ども一人一人の気持ちや考えを大切にしながら、全職員が力を合わせ、責任をもって指導にあたっていきます。感染対策を進めながらの学校生活になりますが、子どもが楽しく学べるよう職員で知恵をしぼりながら教育活動を工夫してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

  さて、本校ではこれまでの教育方針を見直し、令和4年度から以下のような目標やめざす子ども像を立て、教育活動を進めていくこととしました。

<新しい学校教育目標>  自分の良さや可能性を実感できる子どもの育成

<新しいめざす子ども像>  よく考えてする子ども

 

 時代の変化に伴い、「英語の教科化」「35人学級の実施」「GIGAスクール構想」など、教育改革の波は待ったなしの状況です。文部科学省からも、急激に変化する社会をたくましく生きていくために、子どもたちには「より主体的に学ぶこと」が重要であり、学校には「子ども一人一人の可能性を引き出すこと」などが強く求められています。

 中央小の子どもには学ぶ意欲と向上心があります。そして、本校教育の強みは、家庭や地域の学校教育への関心が高いこと=教育の土台がしっかりしていることです。これまで本校が大切にしてきた「実践力の育成」をしっかりと継続しながら、新しい時代を見据えた、より子どもが主体的に学べる学校教育を推進していきます。

 全ての子どもたちは、無限の可能性に満ちあふれています。その子どもたち一人一人の良さや可能性を引き出せるよう、教職員が力を合わせて努力してまいります。

 本校教育に対し、今年度もご理解・ご協力をお願いいたします。

 

 

子どもの心に響く教育活動を

 3月に入り、学校はまとめの時期を迎えています。今年度もコロナ禍の1年でしたが、「学校で学びたい」という子どもたちの前向きな姿勢と、保護者の皆様の温かいご理解・ご協力に支えていただきながら、予定どおりの教育活動を進めることができました。

 先日は「6年生を送る会」を行いました。3月にまん延防止等重点措置が再延長されたため、ふれあいセレモニーは映像での実施となりましたが、5年生が意欲的に事前準備を進め、送る会当日は学校じゅうがとても清々しく感動的な空気に包まれました。各学年からはこれまでの感謝の気持ちを伝える心温かいメッセージ、職員からは愛情いっぱいの熱いお祝いメッセージ、本校から他校へ異動した懐かしい元担任からは思い出いっぱいのメッセージ…。どれもが6年生の心にストレートに響く素敵なものでした。そして、6年生の教室からは子どもたちの喜びの声や笑い声などがたくさん聞こえてきました。

 6年生と1~5年生が交流遊びを通して思い出づくりをする機会は、2月から3月に一度延期し、その後もやり方を変えて実施しました。名称も「ありがとうウィーク」から「ありがとうディ」に変わりましたが、目的は十分に達成できました。感染状況でころころと計画が変更される教育活動ですが、子どもの気持ちを最優先に考えた、本校職員の柔軟性と対応力・機動力には、校長として頭が下がる思いです。

 

 3月9日(木)には、148回目の創立記念式を行いました。やはり校内放送での式典実施となりましたが、中央小の歴史と伝統を感じながら、学校や地域を愛する心を育てる良い機会となりました。まん延防止期間の再延長を受け、芸術鑑賞会は急遽中止としましたが、地域の賛助会である同窓会からは、おめでたい「紅白のおまんじゅう」を全ての子どもにいただきました。次の日の朝には、たくさんの子どもから「家族で中央小の昔話をしたこと」や「家族が小学校時代の思い出話をしてくれたこと」などの話を聞かせてくれました。子どもたちにとって忘れられない「おまんじゅうの味」になったことと思います。地域の皆様の温かいご厚情に、深く感謝申し上げます。

 

 コロナによる制約はまだ続きそうですが、子どもたちは学校生活でのいろいろな体験を通して、様々なことを学んでいます。特に、卒業や進級に向けたこの時期は、子どもの豊かな心を育てる貴重な場です。感染状況によっては止む無く中止せざるを得ない時もありますが、今後もやり方を工夫しながら、子どもたちの学びをなるべく止めないようにしていきたいと考えています。

 本校教育が目指しているのは“人づくり”です。中央小の子どもたちの「もっと伸びたい」という向上心や期待に応えられるよう、これからも教職員一丸となってがんばってまいります。

 

最後まで走りぬく姿に感動!  ~校内マラソン大会~

12月7日(火)に、校内マラソン大会を実施しました。長い道のりが続くつらいコースですが、参加した全ての子どもたちは、寒風にも負けず見事に完走することができました。

大会当日には、驚くほどたくさんの保護者や地域の方々が応援に駆けつけてくれました。感染対策のため大きな声での応援はできませんが、沿道から沸き立つ熱い視線と激励のオーラが、明らかに子どもたちの勇気となって、背中を押してくれました。

 

 私は開会式などで、子どもたちに「自分の目標をもつこと」「最後までがんばること」が大切であることを呼びかけてきました。そして大会当日には、その言葉どおりにがんばっている子どもたちの姿を見ながら、どの子も頼もしく成長していることを実感しました。

 時代の流れとともに、子どもたちは日常生活の中で厳しさや困難さを味わう機会が減ってきています。また、学校のスポーツ活動も、根性第一でなく、子どもの主体性や自主性を尊重するようになっています。

「昔と比べて、今の子どもたちは…」ということが言われますが、今回のマラソン大会を通して、中央小の子どもたちには、以前と変わらないたくましさや強さがあることを感じました。そして、今回のような貴重な経験は、いずれは未来を切り開いていくための生きる力になってくれることと信じています。

 

マラソンコースの安全確保のためにご協力いただいた交通安全協会の皆様、コースをお貸しいただいた小見川団地東区・西区の住民の皆様には、深く感謝申し上げます。また、保護者の皆様には、10月からのあおぞらマラソンへの取組やお子様の体調管理にご協力をいただきました。

コロナ禍であるにもかかわらず、有意義なマラソン大会が実施できたのは、たくさんの皆様のおかげです。ありがとうございました。

 

子どもの成長を実感! ~ 遠足・体験学習・修学旅行 ~

各学年の遠足等の行事が終了しました。コロナの感染状況をみながら、延期や内容検討を重ねての実施となりましたが、おかげさまで10月までに全ての学年が実施することができました。

コロナ禍であるにもかかわらず、遠足等の実施に向け、保護者の皆様から多大なご理解・ご協力をいただきました。心より感謝申し上げます。

 

[1年遠足] 10月20日(水) 成田市(ゆめ牧場)

    「小学校で初めての遠足。お弁当おいしかったなあ。」

[2年遠足] 10月29日(金) 香取市(和郷園、橘ふれあい公園)

    「芋掘りとアスレチックをやって、いっぱい遊びました。」

[3年遠足] 10月28日(木) 千葉市(カンドゥー)

    「あこがれの職業の体験をして、大満足の一日でした。」

      ※6月の予定を7月に延期し、10月に再延期しての実施です。

[4年遠足] 7月1日(木) 千葉市(科学館、動物公園)

「グループで見たり聞いたり体験したり… 思う存分楽しみました。」

      ※6月の予定を7月に延期しての実施です。

[5年体験学習] 7月12日(月)・13日(火) 水郷小見川青少年自然の家

「カヌーやキャンプファイヤーなどの自然体験を通し、友情を深めました。」

      ※6月の予定を7月に延期し、宿泊をせずに2日間の実施です。

[6年修学旅行] 10月18日(月)・19日(火) 1泊2日 日光・益子方面(東照宮、大谷資料館、絵付け体験など)

    「みんなで世界遺産を見て、ホテルに泊まり温泉に入って、最高の思い出ができました。」

      ※6月の予定を7月に延期し、10月に再延期し、方面を変更しての実施です。

 

職員は、期日や方面の変更、感染防止を強化しながらの計画・準備・指導となりましたが、子どもたちの笑顔と成長ぶりをみて、例年以上の達成感を感じています。

 学校教育は、教室で行うものばかりではありません。時には校外に出て、自然や歴史とふれ合い、地域社会から学び、そしてたくさんの人と関わる体験は、子どもにとって社会で生きていくための大きな力となっていきます。

学校のコロナ対策はまだ続きますが、これからも様々な体験活動をとおして、子どもの豊かな心や実践力、社会性をしっかりと育てていきます。

おかげさまで、すばらしい運動会となりました!

緊急事態宣言の延長で延期となった運動会でしたが、おかげさまで10月3日(日)に盛大に実施することができました。感染対策のため通常とは異なる形でしたが、大勢の保護者の皆様の温かい応援をいただき、どの子も生き生きと元気いっぱいに競技することができました。コロナ禍でもがんばる子どもたちのたくましい姿に、一人一人の確かな成長を感じるとともに、大きな感動と希望を与えてくれた最高の運動会でした。

 

今年の運動会は、子どもたちや保護者の皆様、そして私たち教職員の様々な思いが込められた特別な運動会です。

 ① 子どもたちは、苦しくてもマスクをしながら、運動場の草抜きや係の準備、応援練習などを、毎日行ってくれました。コロナに負けずにがんばった子どもたちは、まさに大成功の立役者です。

 ② 下学年・上学年で半日ずつの開催でしたが、6年生は一日を通して会の運営をしてくれました。暑い中でも一所懸命に取り組む姿は、さすが最高学年です。どの子も大活躍でした。

 ③ 感染防止に向け、保護者の皆様には、参観人数や参観場所などたくさんのことをお願いしながらの開催となりましたが、皆様が快く協力してくださりました。職員一同、心より感謝しております。

 ④ 緊急事態宣言中のためPTAによる事前の環境美化活動ができませんでしたが、別日に保護者10名の方と職員13名が有志で集まり、運動場をきれいにしてくださいました。お忙しい中を、本当にありがとうございました。

 ⑤ 台風16号の影響で、前日に水浸しになった運動場でしたが、たくさんの職員が前日そして当日朝早くに出勤し、水抜きや整地、会場準備をしてくれました。校長として感謝の一言です。

 

 来年こそは、たくさんのご来賓や地域の方々にご来校いただき、そして家族の方々と子どもたちが一緒に楽しく昼食がとれるような…、そんな運動会にしたいと今から心待ちにしております。

中央小の子ども一人一人は地域の宝です。今後も“地域に愛される学校づくり”をめざし、職員一丸となって教育活動を充実させていきます。

運動会へのご協力、誠にありがとうございました。

 


学校に子どもたちの笑顔が戻ってきました!

 夏休みが終わり、学校生活がスタートしました。どの子も笑顔いっぱいで登校し、中央小にも久しぶりに活気が戻ってきました。学校の主役はやはり地域の子どもたちであることを改めて感じています。

 長期休み中に心配された交通事故や水の事故もなく、全ての子どもたちがそろって9月を迎えられたことを、とてもうれしく思います。職員も子どもたちと再会し、がんばるぞ!という気持ちでいっぱいです。
 ただ、この9月はコロナの感染拡大が収まらず、緊急事態宣言の中での学校再開となりました。大切なお子様をお預かりする本校では、8月下旬に職員による感染対策委員会や臨時の打合せを開催し、感染対策について協議を重ねてきました。8月30日にはPTA役員の方々に急遽お集まりいただき、学校の対応策について保護者の立場からご意見をいただきました。子どもたちに対しては、私のほうから全校放送で感染防止を呼びかけ、保護者の皆様には、学校の緊急対応について本日文書を配付しました。

  本校職員は、いつも中央小の子どもたちから力をもらっています。学校の感染対策はまだまだ続きますが、マスク越しからこぼれる子どもたちの笑顔に励まされながら、これからも職員一丸となって教育活動を継続していきます。今後ともご理解・ご協力をお願いします


コロナ禍での教育活動

 新型コロナの影響で、学校では様々な感染防止策をとりながら教育活動を進めています。本校でも換気や手洗い・うがいをしっかりと行うとともに、子どもがなるべく密にならないように工夫しています。プールでの水泳学習は、残念ながら今年度も中止になりましたが、ほとんどの教育活動は中止することなく、できる範囲で実施しています。

校長として頭を悩ませるのは、「どのような対策をすれば実施できるか」という判断です。報道では様々な情報が飛び交っていますが、私は、文部科学省や千葉県教育委員会が作成しているガイドラインと、香取市教育委員会から示されている指針を判断基準とし、本校の実態と照らし合わせながら、子どもの学びをなるべく止めないような対応をしています。

たとえば、現時点において「遠足は県内ならば実施可」という基準になっていますので、3・4年生の遠足を県内で7月に実施する予定です。5年生の宿泊学習は、地元の水郷小見川青少年自然の家において、保護者の皆様のご協力をいただきながら、リスクの大きい宿泊をせずに2日間実施する予定です。修学旅行は6月から7月に一度延期しましたが、秋季に再延期し「修学旅行は県外でも実施可」という基準にそって1泊2日で予定しています。

新型コロナは人命を奪うこともあり得る恐ろしい感染症です。その流行の中、子どもの教育活動を保障していくことは容易ではありませんが、子どもの安全を最優先し、校長として判断を見誤ることなく、職員と知恵をしぼりながら適切に対応していきます。保護者の皆様にもしっかりと説明しながら進めてまいりますので、これからもコロナ禍での教育活動にご理解・ご協力をお願いいたします。

 

すばらしい教育環境の中で

本校では、日頃から清掃や除草作業を進めていますが、5月になると草がぐんぐん伸び、敷地も広いため、子どもたちや職員だけでは環境整備になかなか手が回らないのが現状です。

そんな中、5月6日に退職校長会の2名の方が、ボランティアとして学校周辺の草刈りをしてくださいました。また、12日には2年生の保護者の皆様が、学校の環境美化活動を行ってくださいました。おかげさまで、見違えるほど学校がきれいになりました!

先日は、腐食していた砂場の囲い部分を、新しい木材に交換してくださった保護者の方がいらっしゃいます。仕事がお休みの日にもかかわらず、子どもたちのために、そして学校のためにお力添えをいただいたこと、職員一同、感謝の気持ちでいっぱいです!!

中央小がたくさんの方々に支えていただいていることを忘れず、すばらしい環境の中で、子どもの豊かな心を育ててまいります。


子どもの変化を見逃さない!

 新型コロナの第4波が押し寄せています。中央小では、子どもたちの安全を第一に考え、感染防止の取り組みをしながら教育活動を進めています。学校生活上、子どもたちにはどうしても制約を強いる場面が生じることとなり申し訳ないのですが、全職員で子ども一人一人の様子に目を配りながら、しっかりとサポートできるような学校体制づくりを進めています。

コロナ禍が長く続き、大人と同様、どの子もストレスが溜まってきています。また、連休明けには体調を崩す子どもも例年多く見られます。お子様のことで、「最近、元気がない。」「何だか表情がさえない。」「学校で友達とうまくいかないようだ。」など、気になることがありましたら、よく話を聞いてあげてください。そして、悩みごとがあれば、お気軽に学校にご相談ください。学校ではお子様の心に寄り添いながら、職員がていねいに対応していきます。また、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーという専門性のある職員も配置されています。

子どもは心に不調が生じると、必ずサインを出します。大切なのは、そのサインを大人が見逃さないこと。家庭と学校が連携し、今できることを一緒に考えていきましょう。


地域のみなさまに感謝いたします。

 校長として最も心配なことは、子どもが事件・事故に巻き込まれることです。全国でも毎年のように、登下校中や休日等における交通事故や犯罪等により、子どもの尊い命が失われています。

そのような中、本校学区では、地域のみなさまが、子どもたちの登下校時の安全を見守ってくださっています。小見川幹部交番の警察官の方、交通安全協会の方、防犯ボランティアの方、まちづくり協議会の方、PTAの保護者の方…。南地区の子どもたちは、スクールバスの運転手さん、添乗員さんに見守られ、毎日安全に登下校しています。

中央小の子どもたちが安心して学校生活が送れるのも、地域のたくさんの方々が子どもたちや学校を温かく見守ってくださっているおかげです。心より感謝申し上げます。

年度始めの4月と、登校に慣れて気が緩む5月は、交通事故の件数が多くなる傾向があります。特に、1年生の交通事故は多発しているので要注意! 学校では、学級指導や全校放送などの様々な活動において、交通安全指導を強化しています。

各家庭でもお子さんが家を出るときに、「車に気をつけて!」と一言お願いします。中央小の子どもが悲しい事件・事故に巻き込まれないよう、これからも保護者や地域のみなさまの温かい見守りをお願いいたします。


着任のあいさつ

 4月から伝統ある小見川中央小の校長となりました島石耕治といいます。地域のみなさまに愛される中央小になるよう、職員と共に力を合わせて努力してまいります。
 新年度は、新たに73名の1年生を迎え、全校児童486名でスタートしました。どの子も入学・進級し、元気に登校しています。子ども一人一人の心に寄り添いながら、愛情いっぱいに育てていきます。
 教育は人づくりです。そして、小学校での教育は、子どもの成長の土台となる非常に大切なものです。お子さんや学校のことなど、何かありましたら、遠慮なく学校へご相談ください。保護者や地域のみなさまのご理解・ご協力をお願いいたします。