校長日誌

長い休みにしかできない体験を

 4月の始業式から本日(7/18)まで、授業日数にすると72日(1年生は71日)。

 中央小の児童たちは様々なことにチャレンジし、笑顔で学校生活を送ることができました。

 本日は体育館で「夏休み前集会」を行い、校長からは次のような話をしました。

 みなさんには「長い休みにしかできない体験」をしてもらいたいと思います。例えば・・・、

 読書が好きな人は、本を毎日1冊読んでみましょう。夏休みは44日ありますから、44冊読めます。その気になれば、100冊だって読めます。

 スポーツが好きな人は、その種目に集中して取り組んでみましょう。でも、熱中症には気をつけて!

 普段はあまり会えない、おじいちゃん、おばあちゃん家に泊まってたくさん話をする、なんていうのも、長い休みにしかできない体験です。

 ところで、皆さんは「となりのトトロ」って知ってますか?

 「もののけ姫」は? 「魔女の宅急便」は? では、「千と千尋の神隠し」は?

 今、校長先生が言ったのはアニメ映画のタイトルで、どれも作った人(監督)は同じ人です。

 ぜんぶ、宮崎 駿 監督 が作った映画です。

 宮崎 駿 監督は、小学生の夏休みに家族で田舎を訪れたそうです。そして、普段住んでいる町とは違う自然豊かな風景や昆虫との触れ合いから大きな影響を受け、それが大人になってからの映画づくりに活かされたそうです。つまり、子どもの時の体験がなければ「トトロ」は生まれなかったんです。

 みなさんも、この夏、自分の人生を変えるような出会いがあるかもしれません。

 熱中症や事故にはくれぐれも気をつけて、たくさんの体験をしてください。

 

 児童たちが下校した後の職員打合せで、中央小の先生方には次のような話をしました。

 先生自身も「長い休みにしかできない体験」をしてください。

 そして、夏休み明けに児童たちに、その話をたくさんしてあげてください。

 よく働き、人生を楽しむ・・・「よい大人のモデル」を児童たちに示してください。

 

 そう言ったからには、私も「長い休みにしかできない体験」をしなければいけないな・・・と思いながら、9月1日に成長した児童たちや先生方に会えるのを楽しみにしています。