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校長日誌
令和7年度のキーワードは「笑顔」+「チャレンジ」
4月8日に新入生74名を迎え、全校児童491名と教職員58名(※在外施設職員等も含む)で、小見川中央小学校の令和7年度(創立152年目)が本格的にスタートしました。
令和6年度の小見川中央小学校のキーワードは「笑顔」でした。
児童も教職員も笑顔の、「笑顔あふれる中央小」をみんなでつくってきました。
4月1日の職員会議で教職員に、4月23日の児童集会で児童たちに、校長から話した令和7年度のキーワードは「笑顔」+「チャレンジ」です。
昨年度以上の「笑顔あふれる中央小」にしていくことに加え、「みんながチャレンジできる中央小」をつくっていきます。
ここでの「チャレンジ」には2種類あります。
一つは、苦手なことから逃げない「チャレンジ」です。
児童たちは多かれ少なかれ、得意なことや苦手なこと、好き嫌いがあります。でも、小学校段階では苦手なことや嫌いなことから逃げないことが大切で、中央小の児童たちには何にでもチャレンジできる子になってもらいたい。
もう一つは、「夢」をもち、その夢を実現するための「チャレンジ」です。
中央小の児童の多くは将来の夢をもっていますが、その夢を実現するための努力をしているかというと、どうでしょうか?漠然と「〇〇になりたい」という夢をもっていても何もやっていない、何を頑張ればいいのかわからないという児童もいるようです。夢をもっているなら、その夢に一歩でも近づくためのチャレンジを続けられる児童になってもらいたい。
チャレンジには失敗がつきものですが、学校は児童にとって「安心して失敗できる場所」でなければなりません。温かく見守られながら失敗できるからこそ、児童はチャレンジしていけます。
☆児童たちが苦手なことや嫌いなことから逃げないでチャレンジができる。
☆児童たちが将来の夢をもち、その夢に近づくためのチャレンジができる。
☆チャレンジを応援する友達がたくさんいる。
☆教職員も児童たちのチャレンジを全力で応援する。
「みんながチャレンジできる中央小」を児童と教職員でつくっていきます。
自分の良さや可能性を実感できる子ども
小見川中央小学校は、明治7年に創立され、今年度152年目を迎えた伝統のある学校です。学校はかつて舟運の河港として栄えた小見川市街に位置し、学区は歴史的にも北総の文化拠点として発展するとともに、黒部川が流れる豊かな自然に囲まれ、数多くの商店・住居・施設等を有する地域です。
平成30年度からは旧小見川南小と統合し、スクールバスによる通学が始まるなど、地域の教育を担う拠点校として新たなスタートを切りました。
本校の教育目標は、「自分の良さや可能性を実感できる子どもの育成」です。
児童一人一人が、学校生活の中で、成功体験を積み上げていくことにより、「自分にはこんな良いところがある」という自分の良さや、「自分もやればできる」という自分の可能性、さらに「できるようになった」という自分の成長を実感させていきたいと考えます。
令和6年度の児童対象の学校評価アンケートでは、「先生方は、がんばったときに、ほめたり、認めたりしていますか」という設問に対し、「十分あてはまる」「ほぼあてはまる」と回答した児童は、前年度より増加し95%でした。
今年度も教職員が児童の「よさ」や「がんばり」を認める支援を続けていきます。
また、本校では、めざす子どもの姿を「よく考えてする子ども」としています。
子どもたちは毎日の学校生活で『あ・そ・べ(あいさつ・そうじ・べんきょう)』を合言葉に、笑顔いっぱい・元気いっぱいに学校生活を送り、「笑顔あふれる中央小」を教職員とともにつくっています。
子ども一人一人の心を大切にしながら、地域に愛される温かい中央小になるよう、職員一丸となって教育活動を進めてまいります。
令和7年4月
香取市立小見川中央小学校 校長 久保木 靖
正しく 強く 朗らかに
3月9日は小見川中央小学校の第151回創立記念日です。
本日、3月7日は小見川中央小の同窓会長様、PTA会長様に来賓としてご臨席いただき、第151回創立記念式を挙行いたしました。
来賓のお二人から児童たちに温かい言葉をかけていただき、同窓会からは児童たちに祝菓(大福)をいただきました。地域の皆様、ありがとうございました。
校長の式辞として、中央小の歴史についての話をしました。
151年前(明治7年)に学校ができたときの名前は「小見川学校」だったこと。
学校の名前は何回も変わって、現在の「小見川中央小学校」になったのは、小見川町が市町の合併で香取市になった平成18年だということ。
学校名はいろいろと変わったけれども、この場所にはずっと小学校があり、校庭には「くすの木」もあったこと。
校庭の「くすの木」に見守られながら、本校を卒業した子どもたちはこれまでに2万人以上いること・・・等々。
そして、3月19日の卒業式で6年生に渡す卒業証書の番号について、今年度の6年生の最後の児童は12,339号だということを言うと、児童の一部から疑問の声が上がりました。
気がつきましたか・・・?
これまでに卒業した子どもが2万人以上いるのに、どうして今年の卒業生の番号が1万2千・・・なんだろう?校長先生が間違えてるんじゃない?
さすが、中央小の子どもたち! 話をよく聞いています!
その理由は、昭和22年に「小見川小学校」という名前になってからの番号が卒業証書の番号だからなのですが、児童たちが校長の話の意味を理解しながら聞いていることに感心しました。
長い年月が経つと、学校の名前も校舎も変わりますが、
いつか景色が変わっても、変わらないものがある。心の中に・・・
6年生を送る会で歌った「変わらないもの」の歌詞にあるように、児童たちの中央小での思い出は大人になっても忘れないと思います。
最後に、中央小の伝統として残されている言葉を紹介しました。
「正しく 強く 朗らかに」
学校の玄関の近くにある石碑に刻まれている言葉ですが、中央小の校医を50年以上務めた初代同窓会長 本多 元俊 先生が書いた言葉です。
中央小で学ぶことに誇りを持ち、「正しく 強く 朗らかに」
児童たちはこの言葉を胸に、これからも小見川中央小学校をより良い学校に、笑顔あふれる中央小にしていってくれることと思います。
雛人形、飾ってみました。
朝夕と、まだまだ寒い日が続いていますが、中央小学校の校長室は日当たりがよいので、カーテンを閉めないと午後の日が当たる窓際は暑いくらいです。
先週、我が家の押し入れから「雛人形」を出しました。
(個人情報ですが・・・)私には娘が一人いますが、就職して一人暮らしをするようになって数年、雛人形は押し入れの中で眠っていました。
押し入れの整理をしていて気になったので出してみたら、結構きれいな状態でした。
飾らないのももったいないし、「人形がかわいそうかな?」と思い、学校の玄関に飾ってみました。
飾りつけをしながら、「あの頃は可愛かったなあ・・・(今もですけど)」と、娘が幼いころのことを思い出すのも楽しかったし、校長が飾りつけたことに気づいた職員や児童、来校された保護者とも話ができて、とてもいい時間が続いています。
季節の行事、ついつい忙しく、忘れがちなこともありますが、大切にしたいなあと思いました。
あいさつきもちいいな
あいさつきもちいいな
ぼくは、まいあさ、あいさつをがんばっています。
大きなこえで、
「おはようございます。」
というと、とってもこころがすっきりして、きもちよくなります。
それに、かおもえがおになります。
だから、これからも大きなこえで、きもちのよいあいさつをして、
みんなをえがおにしたいです。
これは、令和6年12月17日に発行した『小見川中央小学校こども新聞「くすのは」第171号』に掲載された1年生の作文です。
この作文を読んで、なんだかとても嬉しくなりました。
児童がこのような思いをもち、作文を書くには、その児童を取り巻く良い環境があってのことです。
こどもは素直です。周りの大人の言動をよく見ています。
私たち大人が、こどもたちにとって良い環境でなければならないと痛感しました。
もう一つ、いい話を。
一昨日、香取市教育委員会から一本の電話がありました。内容は・・・
小見川を訪れた観光客が歩いていたところ、中央小の児童にあいさつをされたとのこと。その観光客の方は、初めて会う大人に元気にあいさつする小学生に感動して、香取市教育委員会に電話をした。
ということでした。
初めて会った観光客を笑顔にするあいさつができる中央小の児童!
中央小の職員として、本当に嬉しい電話でした。
自分にとっての「今年の漢字」は?
本日(12/23)の冬休み前集会で、児童たちに「今年の漢字」の話をしました。
毎年、12月に京都の清水寺で発表される、今年1年の世相を漢字一文字で表す、あの「今年の漢字」です。(低学年の児童には、少し難しかったようですが・・・)
「今年の漢字」は1995年から始まり、30回目の今年は「金」が選ばれました。「金」が選ばれたのは5回目で、オリンピック・パラリンピック開催の年は「金」が多いようです。悪い意味の漢字ではないので、私的には良かったと思っています。
児童に話した話は「自分だったら、どんな漢字を選びますか?」ということと、私(校長)が「今年の自分を振り返って選んだ漢字」についてです。
私が「今年の自分を振り返って選んだ漢字」は、「会」と「笑」と「楽」です。
(「一文字じゃないのかよ!?」と突っ込まれそうですが・・・、強いて一文字に絞るなら「会」でしょうか。)
私は、4月に中央小学校に赴任して、児童や先生方、保護者や地域の皆様など、たくさんの方々に出会えて、たくさん笑って、本当に楽しい年でした。
児童たちには、「冬休みも安全と健康に気をつけましょう。特に交通事故と、冬であっても水の事故に絶対にあわないように危険な場所には近づかないこと! そして、1月に元気に会って、また、たくさん笑って、楽しい毎日にしましょう。」と話しました。
明日(12/24)から児童たちは13日間の冬休みとなりますが、保護者や地域の皆様には引き続き、児童が安全で、安心して生活できるよう、見守っていただければと思います。
この「校長日誌」を読んでいただいている皆様にとっても、2025年が「会」「笑」「楽」の年になるよう祈念申し上げます。
ガムシャラな児童たちに感動! ~校内マラソン大会~
本日(12月5日)は、小見川中央小学校の「マラソン大会」でした。
低学年は800m、中学年は1200m、高学年は1500mの距離を、各学年男女別に走り、10位までに入った児童には「賞状」が、そして完走者全員に「完走賞」が授与されます。
このマラソン大会に向けて、児童たちは「あおぞらタイム」のマラソン練習に10月15日から取り組んできました。また、個人的に練習を積んでマラソン大会に臨んだ児童も多くいたと思います。
そして迎えた本番。
ガムシャラに走る児童たちの姿に圧倒され、感動しました!
走るのが得意な児童もいれば、苦手な児童もいます。
得意な児童にとっても、マラソンは楽なものではありません。
苦手な児童にとっては、逃げ出したくなる気持ちにもなると思います。
マラソン大会では、自分の最高の走りをしようと必死に頑張る姿がたくさん見られました。
また、思うように走れず泣きながら走る姿も見られました。
みんな、いい意味で「ガムシャラ」でした。
苦しいことや苦手なことから逃げない中央小の児童たちは、本当に素晴らしいと思います。
走り終わって満足した表情や、ほっとした表情が多い中で、悔しそうな表情も見られました。どれも一生懸命に走ったからこその表情だと思います。
明日の閉会式では、特に悔しい思いをした児童に、その気持ちを忘れずに努力することで、必ず大きく成長できるということを伝えたいと思います。
児童たちの安全を見守り、声援を送っていただいた保護者の皆様、地域の皆様のおかげで、安全で感動のあるマラソン大会を実施することができました。ありがとうございました。
人を笑顔にする力 ~「ドレミファ音楽会」「ありがとう集会」~
本日(11月21日)、小見川中央小学校では「ドレミファ音楽会」が開催されました。
この「ドレミファ音楽会」は児童会主催の行事で、各学年の音楽発表(主に歌声発表)があります。また、中央小学校が日頃からお世話になっている地域の方々を招待して、感謝の気持ちを伝える「ありがとう集会」でもあります。
本日は中央小学校同窓会、地区の社会福祉協議会やまちづくり協議会、香取警察署小見川幹部交番、地域の防犯ボランティア、人権擁護委員、給食の配膳員さん、スクールバスの運転手さん、添乗員さんなどに来賓として来校していただきました。そして、大勢の保護者の方々に参観していただきました。ありがとうございました。
各学年とも、これまでの練習の成果を発揮する素晴らしい発表をしてくれました。学年のカラー、持ち味がよく出ていたように思います。子どもたちが、一生懸命に頑張る姿に魅了されました。
そして、私は発表を聴いている観客の皆様の様子も観察していましたが、まさに「笑顔」があふれていました。中央小学校の児童の歌声は、聴いている人たちを笑顔にする力があるということに、あらためて感動しました。
(少々練習不足ながら)職員発表として、「夢の世界を」を歌わせていただきました。児童たちに「先生方の一生懸命に歌う姿を見てもらいたい」という思いがありましたが、歌う前の児童たちの歓声が・・・すごかった!(会場にいた方々はわかりますね。)
「児童たちは先生方のことを好きなんだな。」と思い、私たち教職員も幸せな時間を過ごさせていただきました。
子どもの好奇心に火をつける
11月8日(金)は、小見川中央小学校の今年度2回目の学校公開でした。
7月の学校公開に続き、多くの保護者の皆様、地域の皆様に来校していただきました。本日の来校者数は保護者だけで400名を超え、地域の方々の来校も合わせると児童数498に迫る満員御礼(?)・大盛況!の一日でした。
1年生は地域のボランティアによる「昔遊び教室」に給食センターの栄養士による「エプロンシアター」、2年生は警備会社の講師による「あんしん教室」、3・4年生は人権擁護委員による「人権教室」、6年生は地域の研究者による「環境学習」にピース・スタッフによる「平和学習」と、外部講師によるたくさんの特別授業がありました。
その中で、6年生の特別授業について・・・
「環境学習」は、小見川に移住して40年以上もの間、小見川の自然を研究している講師による講演でした。中央小のシンボルツリー「くすの木」が実は、学術的には「クスノキ」ではなく「タブノキ」であることに児童たちは素直に驚いていました。(私は夏休みに校長室にある資料を読んで知っていましたが、児童たちには秘密にしていました・・・)
「小見川って、こんなに自然豊かでいいところだったんだ!」とあらためて気づかされる講演で、児童たちも自分の故郷に誇りをもつことができる話が多くありました。
「平和学習」は、終戦時に小学校3年生だった講師による戦争体験を聞くものでした。戦後79年が過ぎ、小学生の祖父母の世代も戦争を知らない時代です。6年生の多くが初めて聞く内容だったようです。
「B29」?、「焼夷弾」?、「疎開」?、「防空壕」?・・・。初めて聞く言葉も多く、内容の理解が十分ではなかったかもしれませんが、「戦争は絶対にしてはいけない」という講師のメッセージは、児童たちの心に刻まれたことと思います。
地域の講師やボランティアの皆様のご協力により、日常の授業とは一味違う体験ができた一日でした。日常の学校生活や授業を大切にしながら、時にはこのような特別授業を取り入れ、「子どもの好奇心に火をつける学校」でありたい、そう思いました。
自分に負けない心 ~郡市陸上競技大会 中央小大躍進!~
10月22日、「香取郡香取市小学校陸上競技大会」が東総運動場陸上競技場で開催されました。
以前はミニバス大会、駅伝大会、水泳大会などもありましたが、香取郡香取市の小学校(現在は21校)が一堂に集う大会は、この陸上大会のみとなっています。それも年に一度の大会です。中央小学校からは5・6年生の陸上部員から選ばれた29名が参加しました。
10月16日に校内で行われた「陸上部を応援する会」(陸上大会への壮行会)で、校長から話したことは、「負けんなよ!」
もちろん、他の小学校の選手も練習を積んでくるので、全員が勝てるわけではありません。
戦う相手は「自分自身」です。
陸上部員は陸上競技を通して、そして中央小の児童全員が様々な活動を通して「自分に負けない心」を育ててほしいと思っています。
陸上部員たちは、これまでの練習で「自分自身」と戦ってきました。そして「苦しい状況になっても、最後まであきらめない」「勝てると思ったときに、決して油断しない」 この2つを胸に、陸上競技大会に臨み、その結果、多くの選手が大会で自己ベストを更新することができました。さらに、男女各7種目、合計14種目のほとんどの種目で入賞(1位6種目、2位3種目、3位3種目、・・・)を果たしました。まさに、中央小大躍進!
陸上競技大会を通して、中央小の選手たちの躍動する姿、選手を応援する姿、頑張った選手を讃える姿、競技には出場しなくても選手をサポートする姿に胸が熱くなりました。児童たちのおかげで、中央小学校の職員であることに強い誇りを感じる一日でした。
10月23日の朝の会、6年生のある学級で、陸上競技大会に参加した児童の「頑張ったこと」の発表を聞くことができました。
入賞はできなかった児童が「あきらめないで頑張った」、補欠やサポートの児童が「選手の応援やサポートを頑張った」と笑顔で発表していました。それを聞く児童たちも笑顔。中央小学校がますます「笑顔あふれる学校」になりました。
心の健康
今日は前期最終日。体育館で全校児童が参加する終業式が行われました。
児童の代表3名が「前期を振り返って」ということで、作文の発表をしました。
前期に頑張ったこと、思い出に残ったこと、後期に頑張りたいことなど、それぞれの思いを立派に発表してくれました。
前期の授業日数は、1年生98日、2年生から6年生は99日。振り返れば、充実した学校生活を送ることができた児童が多かったことと思います。
校長からは「心の健康」について、児童たちに次のような話をしました。
心が健康というのは、小学生の皆さんだったら「学校が毎日楽しい」とか「夜、寝るときに、明日はどんな楽しいことがあるかな?明日が楽しみだな」って思えることだと思います。
中央小の皆さん全員が、そういう毎日を送れるように、一人一人にやってもらいたいことがあります。それは、「友達の良いところを見つけて、それを友達に伝えてあげる、ほめてあげる」ということです。
友達にほめられた子は、きっと学校が楽しくなるでしょう。
そして、友達の良いところを見つけようとすること自体が、自分の心を健康にすることになります。
後期は前期に続いて、元気な「あいさつ」、そして「友達のよいところを見つけて、それを伝える」
この2つを心がけ、中央小学校をますます「笑顔あふれる学校」にしていきます。
笑顔で迎えられた9月
44日間の夏休みが終わり、児童たちは9月2日から登校し、学校生活が再開しました。
校長としては夏休み中に大きな事故がなく、まずは安心していたところですが、この5日間の児童たちの様子を見て、長期休業明け特有の不安定さというものをほとんど感じませんでした。充実した夏休みを過ごし、気持ちを新たに、笑顔で9月を迎えることができた児童が多かったからだと思っています。
児童たちに夏休みの話を聞くと、楽しい思い出や頑張ったことを話してくれる児童が多い中で、「休みに飽きて、早く学校が始まってほしいと思っていた」という児童もいました。毎日、たくさんの友達に会って遊んだり、一緒に勉強できる学校は、やはり児童たちにとって「楽しい場所」なのでしょう。
まだ残暑は続きますが、旧2学期(9月~12月)は学校が最も充実する期間と言われます。各学年の校外学習、遠足・宿泊学習・修学旅行、マラソン大会などの学校行事に、音楽発表会や陸上競技大会へ向けた部活動も本格的になっていきます。
充実した行事や部活動は、日常の学校生活の充実があってこそ成り立ちます。
中央小学校498名の児童全員が日々の学校生活や授業に、笑顔で、真剣に取り組んでいけるよう、教職員も笑顔で、真剣に指導していきますので、保護者や地域の皆様の引き続きのご支援をお願いいたします。
充実した夏休みのポイントは「光」と「人」
4月の始業式から授業日数にすると71日(1年生は70日)、児童たちは保護者や地域の皆様の温かいご支援のおかげで、中央小学校での学校生活を元気に送ることができました。
明日(7月20日)から児童たちが楽しみにしている44日間の夏休みが始まります。
本日(7月19日)は体育館で「夏休み前集会」が開かれましたが、校長の話として、充実した夏休みにするためのポイントは「光」と「人」だという話をしました。
「光」は太陽の光 、「人」は家族や友達
その心は・・・
☆朝寝坊したり、部屋の中にこもっていないで、外に出よう!(もちろん熱中症には注意して)
☆一人遊びばかりしていないで、家族や友達とたくさん会って、たくさん遊ぼう!話をしよう!
ということです。
中央小の先生方にも、「夏休み明け、児童たちに楽しかった夏休みの話ができるよう、先生自身が夏休みにしかできない体験をしてください」と、校長から宿題(!)を出しました。
成長した児童たちや先生方に会えるのを楽しみにしています。
保護者や地域の皆様へのお願いです。
児童たちは夏休みでも、保護者の皆様は仕事が休みになるわけではありませんが、それでも、お子様と接する時間は多くなると思います。ぜひ、お子様とじっくり向き合い、長期の休みにしかできないことを一緒に体験してください。
児童たちにとって楽しい夏休みは自由な時間が多い分、交通事故や水の事故などの危険は増します。「危険箇所に近づかない」という指導を学校ではしていますが、地域ぐるみで児童たちの安全を守っていけるよう見守っていただければ幸いです。
中央小学校498名の児童全員が、もちろん保護者や地域の皆様も、教職員も健康で事故なく、充実した夏休みとなることを祈っています。
学校公開、来校ありがとうございました。
7月5日(金)は、小見川中央小学校の学校公開でした。
多くの保護者の皆様、地域の皆様に来校していただきました。受付名簿を確認すると、来校者数は400に迫り、感謝と同時に、学校への期待の大きさを感じ、あらためて身の引き締まる思いもしています。
午前8時から午後4時15分までの公開でしたが、そのほとんどの時間、参観をしていただいた方もいて、きっと「中央小を満喫」していただけたことと思います。
1年生は「おなか元気教室」、4・5年生は「ネット安全教室」、6年生は「思春期講演会」と、特別授業も組みましたが、それ以外の通常の授業や生活の様子から、普段の中央小の児童たちのよいところを、たくさん見ていただくことができたと思っています。
特別授業の講師の方に、中央小の児童たちの印象を聞くと・・・、
「問いかけへの反応がとてもいい」そして「元気!」という回答が返ってきました。
中央小の児童が「元気!」というのは、私にとって最高にうれしい「ほめ言葉」です。
(小学生は元気すぎるくらいがいいですよね。)
私が中央小の教職員に繰り返し言っていることの一つに「元気な先生が元気な子どもを育てる」があります。これからも教職員一同、自らの健康管理に留意し、児童への指導・支援に全力で取り組んでまいります。
今後も、保護者や地域の皆様の中央小へのご支援・ご協力をお願いいたします。
「ことば」の力 ~いじめゼロ集会~
6月10日に児童会が計画・運営してくれた「いじめゼロ集会」が開催されました。
図書委員会による本の読み聞かせや、児童会本部役員から「4つの勇気※」についての呼びかけがありました。 ※「やめる勇気」「みとめる勇気」「とめる勇気」「はなす勇気」
中央小学校を「いじめゼロの学校」にするためにどうしたらよいのか、児童たちが考えるよい機会になったと思います。
校長が話す時間もあったので、次のような話をしました。
「いじめをしない」って、具体的にはどういうことかな?
「人の嫌がることはしない(言わない)」
「自分がされて(言われて)嫌なことはしない(言わない)」
と言うけれど、されて(言われて)嫌なことは、人によって違うのではないかな?と校長先生は思います。
だから、中央小学校を「いじめゼロ」の学校にするには、友達のことを思って、友達のことをよく知ることが大切になると思います。
もちろん、暴力は絶対にダメ。物を取るのも絶対にダメ。物を隠すのも絶対にダメ。
絶対に言ってはいけない「ことば」もある。 例えば・・・?
いや、言わなくていいです。そういう「ことば」は、聞くだけでも嫌だから。
そういう「ことば」を友達に言っている人はいませんか?振り返ってみてください。
今日は、みんなが安心して生活できる学校にするために、どうしたらいいのか、考えるよい機会になりました。
大切なのは、今日、考えたこと、勉強したことを実行していくことです。
そして、「笑顔あふれる中央小学校」をつくっていきましょう。
「ことば」ひとつで、人は喜び、元気にもなるし、傷つき、悲しむこともあります。
相手を楽しく嬉しくする、笑顔にする「ことば」を言える人は幸せです。
相手を笑顔にする「ことば」が心に詰まっているからです。
児童たちの心を、相手を笑顔にする「ことば」で満たしたい。そう思います。
笑顔あふれる運動会
5月25日、絶好の運動会日和の中、小見川中央小学校大運動会を開催することができました。
私は開会式で児童たちに「2つの顔」を期待しているという話をしました。
一つは、勝利を目指し本気で頑張る「真剣な顔」
もう一つは、児童会で決めたスローガンにもある「笑顔」
運動会では、児童たちの頑張る姿・輝く笑顔に、観戦している私たち大人も「笑顔」になりました。
児童たちにあらためて感謝したいと思います。
「笑顔をありがとう」 そして、「笑顔にしてくれてありがとう」
たくさんの保護者の皆様や地域の皆様のご協力をいただき、まさに「笑顔あふれる運動会」でした。ありがとうございました。
児童たちが運動会で学んだのは、「本気で頑張ることの楽しさ」、そして、その先には「達成感」があるということだと思います。
この後の学校生活でも生かしていきます。
小見川中央小学校の151年目「笑顔あふれる学校」に
小見川中央小学校は令和6年3月9日に150歳の誕生日を迎えました。
そして、4月9日に新入生75名を迎え、全校児童498名と教職員57名(※)で、小見川中央小学校の令和6年度(創立151年目)が本格的にスタートしました。(※在外施設職員等も含む)
令和6年度の小見川中央小学校のキーワードは「笑顔」です。
「子どもたちが笑顔で登校し、笑顔で下校する」そういう学校にしたいと思います。
そうは言っても、小学生ですから学校で友達と喧嘩をしてしまったりということもあります。
誰とでも仲良くできるのが理想ですが、友だちとのトラブルを解決するのも勉強のうちです。
下校するときには笑顔で「今日も学校、楽しかった。明日も学校が楽しみだ。」となるように教職員一同、支援していきます。
「笑顔あふれる学校」にするために、私が教職員に言っていることは一つです。
それは「教職員が笑顔でいる」ということ。
子どもたちを笑顔にするために、教職員は心身の健康に留意し、笑顔で子どもたちに接していきます。
子どもたちも教職員も笑顔の「笑顔あふれる学校」をつくっていきます。
おかげさまで、小見川中央小学校は「創立150周年」を迎えました。
小見川中央小学校は明治7年3月9日に開校し、このたび創立150周年を迎えました。これまでに母校を巣立った卒業生は2万419名(令和5年度卒業生を含む)。校庭のくすの木と共に歩んできた中央小の輝かしい歴史と伝統は、長きにわたり学校を温かく支えていただいた卒業生や保護者・地域の皆様、元職員など、数多くの方々によって築かれたものです。本校に対するこれまでのご支援・ご協力に心より感謝申し上げます。
記念すべき150回目の創立記念日にあたる3月9日(土)には、『創立150周年記念式典』を開催しました。式典には、日頃からお世話になっているご来賓や地域の皆様、元職員など102名の方のご出席をいただきました。また、保護者のご理解のもと、当日は土曜日でしたが特別に授業日とさせていただき、全校児童が記念式典に参加できました。まもなく工事が完了する体育館を一時的にお借りしての開催でしたので、50年ぶりに新しくなった体育館を地域の皆様にお披露目する日にもなりました。
150年の節目となる特別な式典でしたので、内容も大幅に変えました。校旗入場では、児童代表から保護者代表(PTA会長)、そして地域代表(同窓会長)と3世代にわたり校旗を引き渡しました。周年記念で多大なご功績をいただいた3名(事業所)の方々には感謝状を贈呈し、子どもたちへ素敵なメッセージをそれぞれいただきました。夢と希望に満ちあふれた児童代表によるお祝いの言葉や、創立110周年から歌い継がれている中央小みんなの歌『あしたに夢を』の全校児童による歌唱も感動的で、大いに盛り上がりました。
創立150周年にあたっては、おととしの10月に地域の実行委員会が立ち上がり、今年度の1年間を通して様々な記念事業を実施していただきました。そして、このたびの記念式典をもって記念事業は全て終了となります。
実行委員長の金親孝夫様をはじめ26名の実行委員の皆様には、計7回の実行委員会に加え、各担当に分かれて様々な記念事業を行っていただきました。おかげさまで、どの記念事業も子どもの心に響く素晴らしいものとなりました。また、式典当日には「創立150周年記念誌」も発行していただき、中央小の150年の歩みを後世に残すこともできました。実行委員の皆様には1年半にわたり、多大なご厚情とご尽力をいただき、深く感謝申し上げます。
たくさんの方々の祝福をいただきながら、学校の創立150周年を迎えられたことは、校長として最高の喜びです。私は中央小に3年間勤めさせていただきましたが、このたびの創立150周年を通して、子どもの教育を大切にする考えが地域でしっかりと受け継がれていることを感じております。そして、地域の方に愛され続けている伝統校の教育に校長として携われたことを誇りに思います。
中央小の150年の歴史と伝統は、地域の皆様に温かく支えられて築かれたものです。本校は未来へ羽ばたく子どもたちの健やかな成長のために、これからも地域の皆様に愛される学校を目指していきます。そして、末永く地域と共に歩む学校であり続けることをお誓いいたします。
子どもたちは「地域の宝」です。これからも、地域の子どもたちそして中央小学校をご支援くださいますようお願いいたします。
新しい年に、新しい気持ちで、がんばります!
年末年始の休みを終え、子どもたちが学校に戻ってきました。冬休み中の事故もなく、全校児童がそろって新年を迎えることができたことは、学校としてとてもうれしいことです。どの子も「新しい年にがんばろう!」という希望をもって登校しています。子どもの期待にしっかりと応えられるよう、今年もがんばっていきたいと思います。
私は1月1日の元旦に学校の見回りを行いました。そして、その時に、中央小の子どもたちをいつも見守ってくださっている『くすの木』の神様に3つのお願いをしました。
一つ目は、「子どもたちが交通事故や水の事故に遭いませんように。497人の子どもたちの大切な命を守ってくだ さい。」ということです。
二つ目は、「学校で子どもたちが仲良く過ごせますように。子どもと教職員が健康で楽しく生活できますように。」ということです。
三つ目は、「日本じゅう・世界じゅうの人々から災害や戦争が無くなりますように。安全で平和な世の中になりますように。」ということです。
1月9日(火)の登校再開日には、これらの願いを全校児童へ話しました。今年も子どもたちにとって、ご家族の皆様にとって、素晴らしい年になることを願っています。
また、今年は年明けから、中央小にとって大きな出来事等があります。
<桜の記念植樹>
創立150周年記念事業として、2月14日(水)に桜の植樹を行います。地元の「桜プロジェクト」の皆様のご支援により、12本の桜の苗(べにしだれ)を全校児童で校内に植えます。子どもたちにとって母校の150周年記念の思い出となる活動となります。自分たちで植えた桜が大きくなり、春にたくさんの花が咲く日が来ることを楽しみにしています。
<創立150周年記念式典>
中央小の創立150周年をお祝いする式典を、創立記念日の3月9日(土)に実施します。式典には、全校児童をはじめ地域の皆様、旧職員等も参加します。中央小の150年の節目を地域のみなさんと一緒にお祝いしたいと思います。
<体育館の工事完了>
1年間の大規模改修工事が3月末に完了し、新年度から新しい体育館が使用できるようになります。創立記念式典や卒業式は新しい体育館を一時使用して行います。また、4月からの体育館使用に向けて、職員が年度末に物品や体育用具の移動作業を行います。どんな体育館ができるか、子どもたちも私たち職員もとても楽しみにしています。
今年も子どもたち一人一人の健やかな成長を目指し、教職員一同、精一杯努力してまいります。本校教育に対する皆様のご支援・ご協力をお願いいたします。
子どもをほめていただくこと。最高の喜びです。
〇先日、地域の方から匿名でお手紙をいただきました。
『私は小見川に在住していますが、登下校の子どもたちの様子に勇気をもらっている高齢者です。運転中、歩道の子どもさんを見て停止すると、渡り終わった子どもさんが、運転している私のほうに体を向けおじぎをして去っていきました。毎回、どの子どもさんも同じです。登下校の様子から、学校での指導の良さに住民としてありがたく思っております。先生方、ボランティアの方々、そして中心の校長先生、ありがとうございます。』
〇数日後には、別の方から次のような内容の電話をいただきました。
『菅澤米屋さんの三差路で、中央小の1年生が横断歩道を渡ったあと、深々と頭を下げてあいさつをしてくれました。3人とも本当に良いあいさつで、こちらもうれしかったです。娘も中央小の卒業生なので、よりうれしくて気持ち良かったです。いつでもいいので、子どもたちをほめてあげてください。』
〇香取郡市陸上競技大会(10月20日)の開会式では、本校の選手2名が参加校を代表して選手宣誓を行いました。
そして開会式が終わった後、来賓の教育長さんや他校の校長先生が私のところに数名駆け寄ってきて、『中央小の子どもの選手宣誓はすばらしかったですね。』とおほめの言葉をたくさんいただきました。
〇11月1日(水)・2日(木)には、6年生が1泊2日で修学旅行(日光方面)へ行ってきました。その時に、大型バスの運転手さんが次のようなことを言ってくださいました。
『中央小の子ども一人一人が、早朝から気持ちの良いあいさつをしてくれるので、とてもうれしいです。こんな学校はなかなかありませんよ。この子どもたちのために2日間安全に走行しますので、よろしくお願いします。』
『バス内の雰囲気がとてもいいですね。子ども同士がとても仲が良いし、先生と子どもたちの関係もいいですね。先生方の日頃の指導が良いからだと思います。』
中央小の子どもがほめられると、まるで自分がほめられているようなうれしい気分になります。特に、最近はこのようなうれしい話を何度も耳にしますが、そのたびに子どもたちの成長を強く感じているところです。
子どもたちは、学校や家庭での様々な体験を通して、心も体も成長します。そして、その成長が子どもの姿や行動として表れてくることは、とてもすばらしいことですし、校長として最高の喜びです。
本校は伝統的に「心の教育」を大切にしている学校です。これからも地域の皆様に支えていただきながら、子どもたちの豊かな心と実践力を育んでいきます。
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