校長日誌
人はなぜ勉強するのか?
本日(10月10日)、全校児童が参加する終業式が体育館で行われ、児童の代表3名(2・4・6年生)が「前期を振り返って」と題する作文を発表しました。2年生の児童は「学校が大好きです!」と発表してくれて、とても嬉しく思いました。4年生は「苦手なことにも挑戦したこと」を、6年生は「運動会で、担任の先生に勧められた応援団をやってみて楽しかったこと」を発表してくれました。
私は半年前の始業式で、中央小を「昨年度以上に笑顔あふれる学校にしよう」「みんながチャレンジできる学校にしよう」という話をしましたが、発表した児童のように、苦手なことや嫌いなことから逃げずに、何にでもチャレンジしている児童の姿が多くみられた前期だったと思います。
校長からは「人はなぜ勉強するのか?」という話をしました。
実は、「どうして勉強しないといけないの?」という児童からの問いに対する先生の考えを児童たちに伝えてほしいというお願いを、2週間ほど前に本校の教職員にしていました。以下は、本日の終業式で校長から児童たちに伝えた「勉強する理由」です。
6年生はもうすぐ修学旅行ですが、箱根や鎌倉について調べていますよね?
校長先生は旅行するのが好きです。旅行の計画を立てるのも好きで、旅行に行く前に訪れる場所の歴史などを調べたりします。美術館に行くなら、そこにある作品を行く前に調べたりもします。
これが楽しいんですよ!
そして実際に行って実物を見てみると、感動が大きいんです。
この「調べること」ってことが、勉強なんです。
だから、校長先生にとって、勉強というのは楽しんだり感動したりするためにやるものだと思っています。
じゃあ、小学生が勉強する理由は何かな? これはみんなが考えてください。
校長先生が考える小学生が勉強する理由は、勉強することで「自分のやりたいことがわかる」ってことだと思います。勉強しないと、自分が何をしたいのかもわからないんじゃないかと思います。
もちろん、正解(答え)は一つではありません。
人が勉強する理由は、人によって違っていていいんです。そして、その理由は今と中学生になってからでは変わっていくと思います。大人になったら、また変わると思います。皆さんも今の自分が納得する、自分にとっての「勉強する理由」を見つけられるといいと思います。
「小学生を相手に、また難しい話をしてしまった・・・」と、終業式が終わって、体育館から教室へ戻る児童たちを見送っていたら、2年生の男子が校長に近づいてきて、こう言いました。
「校長先生の考えと僕の考えは一緒です。」
わかってくれてありがとう!
たくさん勉強して、自分のやりたいことを見つけていこうね!
香取市の未来
佐原市、小見川町、山田町、栗源町が合併し誕生した香取市は、令和8年3月27日で20周年を迎えます。香取市では、小学生に「香取市の未来」と題する作文を募集しました。テーマは「20年後の未来はどうなっているか、どのような姿になってほしいか、将来に向けて自分が取り組んでいきたいこと」等です。
中央小の児童の作文を読んで、子どもたちの素直で前向きな気持ちや深い地元愛に感動しました。本校の児童の作文から、私が印象に残ったところを抜粋して紹介します。
ぼくが通っている小学校のいいところは、大きい子が小さい子にやさしくするところ。
ぼくも2年生になったから1年生と一しょにあそんだり、べんきょうをおしえてあげたりしている。おたがいにやさしくすると、みんながえがおになれると思う。
ぼくは大きくなったらバスケットボールのせん手になって、いまのままかとり市にすみたい。ゆう名なせん手になって、かとり市のいいところを日本中にしょうかいしたい。みんながやさしくしてくれる市だよって。(2年生男子)
小さい子にやさしくすること、大切なことですね。もちろん大人もそうでなければなりません。ぜひとも、有名なバスケットボール選手になって、香取市から香取市のよいところを発信してください。
合ぺいして二十年がたつそうですが、さらに二十年がたつと、わたしは28歳です。そのころは、「花火大会はやっているのかな」と思いました。今は、お父さんとお母さんといっしょに見に行ってますが、「二十年後だったら子どもをうんでいるかな」と思いました。きれいな花火を子どもにも見せてあげたいです。
わたしのおじいちゃんとおばあちゃんは、のう家で野さいを作っています。今までにさつまいも、じゃがいも、トマト、いちご、えだまめ、さやえんどう、きゅうり、にんじん、大こんをしゅうかくしたことがあります。このような楽しい体けんを二十年後の子どもたちもできたらいいだろうなと思います。(3年生女子)
20年後はお母さんになっているかも知れませんね。大好きな花火大会に野菜作り、変わってほしくないものが多くあります。そして、安心して子育てができる町であってほしいです。
わたしの家では、毎日のごはんに香取市のお米を食べています。田んぼが広がる風景を見ながら学校へ行くと、四季のうつりかわりを感じることができます。春にはあやめがさいて、夏にはセミの声、秋は金色の田んぼ、冬はカモの群れ。そんな自然がすぐそこにある香取市がわたしは大好きです。
二十年後、わたしは三十歳になっています。今よりももっとにぎやかであたたかい町になった香取市で子育てをしているかもしれません。わたしは人と人、町と町、そして未来と今を結んでいけるような人になりたいです。香取市がこれから二十年先も笑顔とやさしさにあふれた町であるように、自分の手で少しでも関われたらいいなと思っています。(5年生女子)
食べ物は美味しいし、季節を感じる自然豊かな香取市、私も大好きです。(私も香取市で生まれ、大学の4年間以外は香取市に住んでいます。)この児童も20年後にはお母さんでしょうか?笑顔とやさしさであふれた町であるために、子どもたちに負けず、私たち大人も自分にできることをやっていきたいと思いました。
学校が最も充実する季節に
44日間の夏休みが終わり、児童たちは9月1日から登校、学校生活が再開して3日が経ちました。今年の夏は、昨年の猛暑の記録を更新する暑さでしたが、多くの児童たちは健康や安全に気をつけて、元気に充実した夏休みを過ごすことができたようです。今日も教室から元気な声が聞こえてきます。
夏休み前集会では、児童たちに「夏休みにしかできない体験をしよう」と話しました。休み時間に廊下で会うと、「おばあちゃん家に泊まった」とか、「家族で旅行に行った」とか、楽しい夏の思い出を話してくれる児童、廊下に展示してある夏休みの作品の説明をしてくれる児童が多くいます。久しぶりに会った友達や先生との再会を喜ぶ姿も見られ、学校もまた、児童たちにとって「楽しい場所」、「会いたい人がたくさんいる場所」なのだと校長として嬉しく思っています。
昨日(9月2日)は酷暑の中、6年生の保護者の皆様に校内美化活動に取り組んでいただきました。暑さで体調を崩す方がいないか心配でしたが、校庭がすっかりきれいになりました。夏休み中にはPTA本部役員の皆様に除草作業をしていただいています。学校職員だけではできないことが、保護者の皆様の協力のおかげでできていると感謝の気持ちで一杯です。
まだまだ厳しい暑さは続くようですが、これから学校が最も充実する季節になります。児童の安全・安心を第一に、日々の授業や生活を大切にしながら、各学年の校外学習、遠足・宿泊学習、修学旅行、マラソン大会などの学校行事を充実させていきたいと考えています。
長い休みにしかできない体験を
4月の始業式から本日(7/18)まで、授業日数にすると72日(1年生は71日)。
中央小の児童たちは様々なことにチャレンジし、笑顔で学校生活を送ることができました。
本日は体育館で「夏休み前集会」を行い、校長からは次のような話をしました。
みなさんには「長い休みにしかできない体験」をしてもらいたいと思います。例えば・・・、
読書が好きな人は、本を毎日1冊読んでみましょう。夏休みは44日ありますから、44冊読めます。その気になれば、100冊だって読めます。
スポーツが好きな人は、その種目に集中して取り組んでみましょう。でも、熱中症には気をつけて!
普段はあまり会えない、おじいちゃん、おばあちゃん家に泊まってたくさん話をする、なんていうのも、長い休みにしかできない体験です。
ところで、皆さんは「となりのトトロ」って知ってますか?
「もののけ姫」は? 「魔女の宅急便」は? では、「千と千尋の神隠し」は?
今、校長先生が言ったのはアニメ映画のタイトルで、どれも作った人(監督)は同じ人です。
ぜんぶ、宮崎 駿 監督 が作った映画です。
宮崎 駿 監督は、小学生の夏休みに家族で田舎を訪れたそうです。そして、普段住んでいる町とは違う自然豊かな風景や昆虫との触れ合いから大きな影響を受け、それが大人になってからの映画づくりに活かされたそうです。つまり、子どもの時の体験がなければ「トトロ」は生まれなかったんです。
みなさんも、この夏、自分の人生を変えるような出会いがあるかもしれません。
熱中症や事故にはくれぐれも気をつけて、たくさんの体験をしてください。
児童たちが下校した後の職員打合せで、中央小の先生方には次のような話をしました。
先生自身も「長い休みにしかできない体験」をしてください。
そして、夏休み明けに児童たちに、その話をたくさんしてあげてください。
よく働き、人生を楽しむ・・・「よい大人のモデル」を児童たちに示してください。
そう言ったからには、私も「長い休みにしかできない体験」をしなければいけないな・・・と思いながら、9月1日に成長した児童たちや先生方に会えるのを楽しみにしています。
学校公開、来校ありがとうございました。
7月1日(火)は小見川中央小学校の学校公開日でした。
ご家庭によっては、児童のご両親だけでなく、祖父母様など複数の方の来校があり、地域の方の来校も合わせると、来校者数は400を超える一日でした。
お忙しい中、お時間をつくって来校してくださったことに感謝申し上げるとともに、学校への期待の大きさを感じ、あらためて身の引き締まる思いもしています。
今回の学校公開では、外部講師による授業は6年生の「思春期講演会」のみで、それ以外は通常の授業や生活の様子を見ていただきました。保護者の皆様にとっては、このような学校公開もよかったのではないかと思っています。
今年度、小見川中央小は全児童・教職員で「笑顔」と「チャレンジ」をキーワードに学校づくりに取り組んでいます。
児童や教職員のたくさんの笑顔、児童たちのチャレンジする姿、そして、それを応援する児童や教職員の姿が見られた一日だったでしょうか?参観なさってのご感想やご意見がありましたら、学校にお寄せいただければと思います。
小見川中央小は「地域に愛されるあたたかい学校」を目指しています。今後も、保護者や地域の皆様のご支援・ご協力をお願いいたします。
みんなが「唯一無二」の存在 ~いじめゼロ集会~
6月9日、児童会が計画・運営する「いじめゼロ集会」が開催されました。
図書委員会による本の読み聞かせや、児童会本部役員から「4つの勇気※」についての呼びかけがありました。 ※「やめる勇気」「みとめる勇気」「とめる勇気」「はなす勇気」
校長からは、先日、第75代横綱となった大の里が語った「唯一無二」という言葉を紹介し、児童たちに問いかけました。
「大の里」が、横綱になることが決まったとき、こう言いました。
「唯一無二の横綱になれるように稽古に励みます!」
「唯一」の意味は、「ただ一つ」
「無二」の意味は、「二つとない」
だから、「比べることもできないような、今までにいなかったような横綱になれるように頑張ります!」ってことなんだけど・・・
ところで、みなさんは唯一無二ですか?
〇自分と同じ人はいない。人はみんな、唯一無二の存在だということ。
〇違う人なんだから、意見や気持ちが合わないことがあるのは当然。
〇みんなが笑顔で生活するには、まずは、その違いを認めることが大切。
〇自分には自分の、友達には友達のよさがあることを認めること。
〇みんなが違いを認め合って、友達の気持ちを大切にすること。
〇友達の気持ちを大切にしていない人がいたら「ダメだよ」と言ってあげること。
低学年の児童には、ちょっと難しかったかなぁ・・・
でも、 中央小が、どうしたら、みんなにとって「安心できる場所」「笑顔になれる場所」になるか児童たちが考えるよい機会になったと思います。
限界こえた!運動会
5月24日、雲一つない青空・・・
ではなくて、青空が全く見えない曇り空の下でしたが、涼しく、運動をするにはベストコンディションの中、小見川中央小学校大運動会を開催することができました。
児童会で決めた今年のスローガンは「限界こえろ 春の大運動会 ~チームを信じて優勝目指せ~」
開会式の校長の話では、次のような話をしました。
まずは、一人ひとりの頑張りが大切ですが、一人の力には限界がありますね。
チームで声をかけ合い、助け合うことで、もっと大きな力、一人の頑張りでは出せない力、限界をこえた力が生まれます。
みんなで助け合い、これまで練習してきた成果をすべて出し切ってください。
運動会では、児童たちが自分の力を出し切り、チームで助け合っている姿がたくさん見られ、スローガンに負けない運動会になりました。
頑張る児童たちに向けて、保護者の皆様や地域の皆様からいただいた熱い声援も児童たちの力になりました。
児童たちの懸命に頑張る姿に感動し、児童たちのあふれる笑顔に私たち大人も笑顔になった運動会でした。
児童たちが運動会で学んだのは、「本気で頑張ることの楽しさ」「友達と協力することの大切さ」だと思います。この後の学校生活でも生かしていきます。
令和7年度のキーワードは「笑顔」+「チャレンジ」
4月8日に新入生74名を迎え、全校児童491名と教職員58名(※在外施設職員等も含む)で、小見川中央小学校の令和7年度(創立152年目)が本格的にスタートしました。
令和6年度の小見川中央小学校のキーワードは「笑顔」でした。
児童も教職員も笑顔の、「笑顔あふれる中央小」をみんなでつくってきました。
4月1日の職員会議で教職員に、4月23日の児童集会で児童たちに、校長から話した令和7年度のキーワードは「笑顔」+「チャレンジ」です。
昨年度以上の「笑顔あふれる中央小」にしていくことに加え、「みんながチャレンジできる中央小」をつくっていきます。
ここでの「チャレンジ」には2種類あります。
一つは、苦手なことから逃げない「チャレンジ」です。
児童たちは多かれ少なかれ、得意なことや苦手なこと、好き嫌いがあります。でも、小学校段階では苦手なことや嫌いなことから逃げないことが大切で、中央小の児童たちには何にでもチャレンジできる子になってもらいたい。
もう一つは、「夢」をもち、その夢を実現するための「チャレンジ」です。
中央小の児童の多くは将来の夢をもっていますが、その夢を実現するための努力をしているかというと、どうでしょうか?漠然と「〇〇になりたい」という夢をもっていても何もやっていない、何を頑張ればいいのかわからないという児童もいるようです。夢をもっているなら、その夢に一歩でも近づくためのチャレンジを続けられる児童になってもらいたい。
チャレンジには失敗がつきものですが、学校は児童にとって「安心して失敗できる場所」でなければなりません。温かく見守られながら失敗できるからこそ、児童はチャレンジしていけます。
☆児童たちが苦手なことや嫌いなことから逃げないでチャレンジができる。
☆児童たちが将来の夢をもち、その夢に近づくためのチャレンジができる。
☆チャレンジを応援する友達がたくさんいる。
☆教職員も児童たちのチャレンジを全力で応援する。
「みんながチャレンジできる中央小」を児童と教職員でつくっていきます。
自分の良さや可能性を実感できる子ども
小見川中央小学校は、明治7年に創立され、今年度152年目を迎えた伝統のある学校です。学校はかつて舟運の河港として栄えた小見川市街に位置し、学区は歴史的にも北総の文化拠点として発展するとともに、黒部川が流れる豊かな自然に囲まれ、数多くの商店・住居・施設等を有する地域です。
平成30年度からは旧小見川南小と統合し、スクールバスによる通学が始まるなど、地域の教育を担う拠点校として新たなスタートを切りました。
本校の教育目標は、「自分の良さや可能性を実感できる子どもの育成」です。
児童一人一人が、学校生活の中で、成功体験を積み上げていくことにより、「自分にはこんな良いところがある」という自分の良さや、「自分もやればできる」という自分の可能性、さらに「できるようになった」という自分の成長を実感させていきたいと考えます。
令和6年度の児童対象の学校評価アンケートでは、「先生方は、がんばったときに、ほめたり、認めたりしていますか」という設問に対し、「十分あてはまる」「ほぼあてはまる」と回答した児童は、前年度より増加し95%でした。
今年度も教職員が児童の「よさ」や「がんばり」を認める支援を続けていきます。
また、本校では、めざす子どもの姿を「よく考えてする子ども」としています。
子どもたちは毎日の学校生活で『あ・そ・べ(あいさつ・そうじ・べんきょう)』を合言葉に、笑顔いっぱい・元気いっぱいに学校生活を送り、「笑顔あふれる中央小」を教職員とともにつくっています。
子ども一人一人の心を大切にしながら、地域に愛される温かい中央小になるよう、職員一丸となって教育活動を進めてまいります。
令和7年4月
香取市立小見川中央小学校 校長 久保木 靖
正しく 強く 朗らかに
3月9日は小見川中央小学校の第151回創立記念日です。
本日、3月7日は小見川中央小の同窓会長様、PTA会長様に来賓としてご臨席いただき、第151回創立記念式を挙行いたしました。
来賓のお二人から児童たちに温かい言葉をかけていただき、同窓会からは児童たちに祝菓(大福)をいただきました。地域の皆様、ありがとうございました。
校長の式辞として、中央小の歴史についての話をしました。
151年前(明治7年)に学校ができたときの名前は「小見川学校」だったこと。
学校の名前は何回も変わって、現在の「小見川中央小学校」になったのは、小見川町が市町の合併で香取市になった平成18年だということ。
学校名はいろいろと変わったけれども、この場所にはずっと小学校があり、校庭には「くすの木」もあったこと。
校庭の「くすの木」に見守られながら、本校を卒業した子どもたちはこれまでに2万人以上いること・・・等々。
そして、3月19日の卒業式で6年生に渡す卒業証書の番号について、今年度の6年生の最後の児童は12,339号だということを言うと、児童の一部から疑問の声が上がりました。
気がつきましたか・・・?
これまでに卒業した子どもが2万人以上いるのに、どうして今年の卒業生の番号が1万2千・・・なんだろう?校長先生が間違えてるんじゃない?
さすが、中央小の子どもたち! 話をよく聞いています!
その理由は、昭和22年に「小見川小学校」という名前になってからの番号が卒業証書の番号だからなのですが、児童たちが校長の話の意味を理解しながら聞いていることに感心しました。
長い年月が経つと、学校の名前も校舎も変わりますが、
いつか景色が変わっても、変わらないものがある。心の中に・・・
6年生を送る会で歌った「変わらないもの」の歌詞にあるように、児童たちの中央小での思い出は大人になっても忘れないと思います。
最後に、中央小の伝統として残されている言葉を紹介しました。
「正しく 強く 朗らかに」
学校の玄関の近くにある石碑に刻まれている言葉ですが、中央小の校医を50年以上務めた初代同窓会長 本多 元俊 先生が書いた言葉です。
中央小で学ぶことに誇りを持ち、「正しく 強く 朗らかに」
児童たちはこの言葉を胸に、これからも小見川中央小学校をより良い学校に、笑顔あふれる中央小にしていってくれることと思います。
小見川中央小学校は、明治7年に創立され、今年度152年目を迎えた伝統のある学校です。学校はかつて舟運の河港として栄えた小見川市街に位置し、学区は歴史的にも北総の文化拠点として発展するとともに、黒部川が流れる豊かな自然に囲まれ、数多くの商店・住居・施設等を有する地域です。
平成30年度からは旧小見川南小と統合し、スクールバスによる通学が始まるなど、地域の教育を担う拠点校として新たなスタートを切りました。
本校の教育目標は、「自分の良さや可能性を実感できる子どもの育成」です。
児童一人一人が、学校生活の中で、成功体験を積み上げていくことにより、「自分にはこんな良いところがある」という自分の良さや、「自分もやればできる」という自分の可能性、さらに「できるようになった」という自分の成長を実感させていきたいと考えます。
令和6年度の児童対象の学校評価アンケートでは、「先生方は、がんばったときに、ほめたり、認めたりしていますか」という設問に対し、「十分あてはまる」「ほぼあてはまる」と回答した児童は、前年度より増加し95%でした。
今年度も教職員が児童の「よさ」や「がんばり」を認める支援を続けていきます。
また、本校では、めざす子どもの姿を「よく考えてする子ども」としています。
子どもたちは毎日の学校生活で『あ・そ・べ(あいさつ・そうじ・べんきょう)』を合言葉に、笑顔いっぱい・元気いっぱいに学校生活を送り、「笑顔あふれる中央小」を教職員とともにつくっています。
子ども一人一人の心を大切にしながら、地域に愛される温かい中央小になるよう、職員一丸となって教育活動を進めてまいります。
令和7年4月
香取市立小見川中央小学校 校長 久保木 靖
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