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校長日誌
あいさつきもちいいな
あいさつきもちいいな
ぼくは、まいあさ、あいさつをがんばっています。
大きなこえで、
「おはようございます。」
というと、とってもこころがすっきりして、きもちよくなります。
それに、かおもえがおになります。
だから、これからも大きなこえで、きもちのよいあいさつをして、
みんなをえがおにしたいです。
これは、令和6年12月17日に発行した『小見川中央小学校こども新聞「くすのは」第171号』に掲載された1年生の作文です。
この作文を読んで、なんだかとても嬉しくなりました。
児童がこのような思いをもち、作文を書くには、その児童を取り巻く良い環境があってのことです。
こどもは素直です。周りの大人の言動をよく見ています。
私たち大人が、こどもたちにとって良い環境でなければならないと痛感しました。
もう一つ、いい話を。
一昨日、香取市教育委員会から一本の電話がありました。内容は・・・
小見川を訪れた観光客が歩いていたところ、中央小の児童にあいさつをされたとのこと。その観光客の方は、初めて会う大人に元気にあいさつする小学生に感動して、香取市教育委員会に電話をした。
ということでした。
初めて会った観光客を笑顔にするあいさつができる中央小の児童!
中央小の職員として、本当に嬉しい電話でした。
自分にとっての「今年の漢字」は?
本日(12/23)の冬休み前集会で、児童たちに「今年の漢字」の話をしました。
毎年、12月に京都の清水寺で発表される、今年1年の世相を漢字一文字で表す、あの「今年の漢字」です。(低学年の児童には、少し難しかったようですが・・・)
「今年の漢字」は1995年から始まり、30回目の今年は「金」が選ばれました。「金」が選ばれたのは5回目で、オリンピック・パラリンピック開催の年は「金」が多いようです。悪い意味の漢字ではないので、私的には良かったと思っています。
児童に話した話は「自分だったら、どんな漢字を選びますか?」ということと、私(校長)が「今年の自分を振り返って選んだ漢字」についてです。
私が「今年の自分を振り返って選んだ漢字」は、「会」と「笑」と「楽」です。
(「一文字じゃないのかよ!?」と突っ込まれそうですが・・・、強いて一文字に絞るなら「会」でしょうか。)
私は、4月に中央小学校に赴任して、児童や先生方、保護者や地域の皆様など、たくさんの方々に出会えて、たくさん笑って、本当に楽しい年でした。
児童たちには、「冬休みも安全と健康に気をつけましょう。特に交通事故と、冬であっても水の事故に絶対にあわないように危険な場所には近づかないこと! そして、1月に元気に会って、また、たくさん笑って、楽しい毎日にしましょう。」と話しました。
明日(12/24)から児童たちは13日間の冬休みとなりますが、保護者や地域の皆様には引き続き、児童が安全で、安心して生活できるよう、見守っていただければと思います。
この「校長日誌」を読んでいただいている皆様にとっても、2025年が「会」「笑」「楽」の年になるよう祈念申し上げます。
ガムシャラな児童たちに感動! ~校内マラソン大会~
本日(12月5日)は、小見川中央小学校の「マラソン大会」でした。
低学年は800m、中学年は1200m、高学年は1500mの距離を、各学年男女別に走り、10位までに入った児童には「賞状」が、そして完走者全員に「完走賞」が授与されます。
このマラソン大会に向けて、児童たちは「あおぞらタイム」のマラソン練習に10月15日から取り組んできました。また、個人的に練習を積んでマラソン大会に臨んだ児童も多くいたと思います。
そして迎えた本番。
ガムシャラに走る児童たちの姿に圧倒され、感動しました!
走るのが得意な児童もいれば、苦手な児童もいます。
得意な児童にとっても、マラソンは楽なものではありません。
苦手な児童にとっては、逃げ出したくなる気持ちにもなると思います。
マラソン大会では、自分の最高の走りをしようと必死に頑張る姿がたくさん見られました。
また、思うように走れず泣きながら走る姿も見られました。
みんな、いい意味で「ガムシャラ」でした。
苦しいことや苦手なことから逃げない中央小の児童たちは、本当に素晴らしいと思います。
走り終わって満足した表情や、ほっとした表情が多い中で、悔しそうな表情も見られました。どれも一生懸命に走ったからこその表情だと思います。
明日の閉会式では、特に悔しい思いをした児童に、その気持ちを忘れずに努力することで、必ず大きく成長できるということを伝えたいと思います。
児童たちの安全を見守り、声援を送っていただいた保護者の皆様、地域の皆様のおかげで、安全で感動のあるマラソン大会を実施することができました。ありがとうございました。
人を笑顔にする力 ~「ドレミファ音楽会」「ありがとう集会」~
本日(11月21日)、小見川中央小学校では「ドレミファ音楽会」が開催されました。
この「ドレミファ音楽会」は児童会主催の行事で、各学年の音楽発表(主に歌声発表)があります。また、中央小学校が日頃からお世話になっている地域の方々を招待して、感謝の気持ちを伝える「ありがとう集会」でもあります。
本日は中央小学校同窓会、地区の社会福祉協議会やまちづくり協議会、香取警察署小見川幹部交番、地域の防犯ボランティア、人権擁護委員、給食の配膳員さん、スクールバスの運転手さん、添乗員さんなどに来賓として来校していただきました。そして、大勢の保護者の方々に参観していただきました。ありがとうございました。
各学年とも、これまでの練習の成果を発揮する素晴らしい発表をしてくれました。学年のカラー、持ち味がよく出ていたように思います。子どもたちが、一生懸命に頑張る姿に魅了されました。
そして、私は発表を聴いている観客の皆様の様子も観察していましたが、まさに「笑顔」があふれていました。中央小学校の児童の歌声は、聴いている人たちを笑顔にする力があるということに、あらためて感動しました。
(少々練習不足ながら)職員発表として、「夢の世界を」を歌わせていただきました。児童たちに「先生方の一生懸命に歌う姿を見てもらいたい」という思いがありましたが、歌う前の児童たちの歓声が・・・すごかった!(会場にいた方々はわかりますね。)
「児童たちは先生方のことを好きなんだな。」と思い、私たち教職員も幸せな時間を過ごさせていただきました。
子どもの好奇心に火をつける
11月8日(金)は、小見川中央小学校の今年度2回目の学校公開でした。
7月の学校公開に続き、多くの保護者の皆様、地域の皆様に来校していただきました。本日の来校者数は保護者だけで400名を超え、地域の方々の来校も合わせると児童数498に迫る満員御礼(?)・大盛況!の一日でした。
1年生は地域のボランティアによる「昔遊び教室」に給食センターの栄養士による「エプロンシアター」、2年生は警備会社の講師による「あんしん教室」、3・4年生は人権擁護委員による「人権教室」、6年生は地域の研究者による「環境学習」にピース・スタッフによる「平和学習」と、外部講師によるたくさんの特別授業がありました。
その中で、6年生の特別授業について・・・
「環境学習」は、小見川に移住して40年以上もの間、小見川の自然を研究している講師による講演でした。中央小のシンボルツリー「くすの木」が実は、学術的には「クスノキ」ではなく「タブノキ」であることに児童たちは素直に驚いていました。(私は夏休みに校長室にある資料を読んで知っていましたが、児童たちには秘密にしていました・・・)
「小見川って、こんなに自然豊かでいいところだったんだ!」とあらためて気づかされる講演で、児童たちも自分の故郷に誇りをもつことができる話が多くありました。
「平和学習」は、終戦時に小学校3年生だった講師による戦争体験を聞くものでした。戦後79年が過ぎ、小学生の祖父母の世代も戦争を知らない時代です。6年生の多くが初めて聞く内容だったようです。
「B29」?、「焼夷弾」?、「疎開」?、「防空壕」?・・・。初めて聞く言葉も多く、内容の理解が十分ではなかったかもしれませんが、「戦争は絶対にしてはいけない」という講師のメッセージは、児童たちの心に刻まれたことと思います。
地域の講師やボランティアの皆様のご協力により、日常の授業とは一味違う体験ができた一日でした。日常の学校生活や授業を大切にしながら、時にはこのような特別授業を取り入れ、「子どもの好奇心に火をつける学校」でありたい、そう思いました。
自分に負けない心 ~郡市陸上競技大会 中央小大躍進!~
10月22日、「香取郡香取市小学校陸上競技大会」が東総運動場陸上競技場で開催されました。
以前はミニバス大会、駅伝大会、水泳大会などもありましたが、香取郡香取市の小学校(現在は21校)が一堂に集う大会は、この陸上大会のみとなっています。それも年に一度の大会です。中央小学校からは5・6年生の陸上部員から選ばれた29名が参加しました。
10月16日に校内で行われた「陸上部を応援する会」(陸上大会への壮行会)で、校長から話したことは、「負けんなよ!」
もちろん、他の小学校の選手も練習を積んでくるので、全員が勝てるわけではありません。
戦う相手は「自分自身」です。
陸上部員は陸上競技を通して、そして中央小の児童全員が様々な活動を通して「自分に負けない心」を育ててほしいと思っています。
陸上部員たちは、これまでの練習で「自分自身」と戦ってきました。そして「苦しい状況になっても、最後まであきらめない」「勝てると思ったときに、決して油断しない」 この2つを胸に、陸上競技大会に臨み、その結果、多くの選手が大会で自己ベストを更新することができました。さらに、男女各7種目、合計14種目のほとんどの種目で入賞(1位6種目、2位3種目、3位3種目、・・・)を果たしました。まさに、中央小大躍進!
陸上競技大会を通して、中央小の選手たちの躍動する姿、選手を応援する姿、頑張った選手を讃える姿、競技には出場しなくても選手をサポートする姿に胸が熱くなりました。児童たちのおかげで、中央小学校の職員であることに強い誇りを感じる一日でした。
10月23日の朝の会、6年生のある学級で、陸上競技大会に参加した児童の「頑張ったこと」の発表を聞くことができました。
入賞はできなかった児童が「あきらめないで頑張った」、補欠やサポートの児童が「選手の応援やサポートを頑張った」と笑顔で発表していました。それを聞く児童たちも笑顔。中央小学校がますます「笑顔あふれる学校」になりました。
心の健康
今日は前期最終日。体育館で全校児童が参加する終業式が行われました。
児童の代表3名が「前期を振り返って」ということで、作文の発表をしました。
前期に頑張ったこと、思い出に残ったこと、後期に頑張りたいことなど、それぞれの思いを立派に発表してくれました。
前期の授業日数は、1年生98日、2年生から6年生は99日。振り返れば、充実した学校生活を送ることができた児童が多かったことと思います。
校長からは「心の健康」について、児童たちに次のような話をしました。
心が健康というのは、小学生の皆さんだったら「学校が毎日楽しい」とか「夜、寝るときに、明日はどんな楽しいことがあるかな?明日が楽しみだな」って思えることだと思います。
中央小の皆さん全員が、そういう毎日を送れるように、一人一人にやってもらいたいことがあります。それは、「友達の良いところを見つけて、それを友達に伝えてあげる、ほめてあげる」ということです。
友達にほめられた子は、きっと学校が楽しくなるでしょう。
そして、友達の良いところを見つけようとすること自体が、自分の心を健康にすることになります。
後期は前期に続いて、元気な「あいさつ」、そして「友達のよいところを見つけて、それを伝える」
この2つを心がけ、中央小学校をますます「笑顔あふれる学校」にしていきます。
笑顔で迎えられた9月
44日間の夏休みが終わり、児童たちは9月2日から登校し、学校生活が再開しました。
校長としては夏休み中に大きな事故がなく、まずは安心していたところですが、この5日間の児童たちの様子を見て、長期休業明け特有の不安定さというものをほとんど感じませんでした。充実した夏休みを過ごし、気持ちを新たに、笑顔で9月を迎えることができた児童が多かったからだと思っています。
児童たちに夏休みの話を聞くと、楽しい思い出や頑張ったことを話してくれる児童が多い中で、「休みに飽きて、早く学校が始まってほしいと思っていた」という児童もいました。毎日、たくさんの友達に会って遊んだり、一緒に勉強できる学校は、やはり児童たちにとって「楽しい場所」なのでしょう。
まだ残暑は続きますが、旧2学期(9月~12月)は学校が最も充実する期間と言われます。各学年の校外学習、遠足・宿泊学習・修学旅行、マラソン大会などの学校行事に、音楽発表会や陸上競技大会へ向けた部活動も本格的になっていきます。
充実した行事や部活動は、日常の学校生活の充実があってこそ成り立ちます。
中央小学校498名の児童全員が日々の学校生活や授業に、笑顔で、真剣に取り組んでいけるよう、教職員も笑顔で、真剣に指導していきますので、保護者や地域の皆様の引き続きのご支援をお願いいたします。
充実した夏休みのポイントは「光」と「人」
4月の始業式から授業日数にすると71日(1年生は70日)、児童たちは保護者や地域の皆様の温かいご支援のおかげで、中央小学校での学校生活を元気に送ることができました。
明日(7月20日)から児童たちが楽しみにしている44日間の夏休みが始まります。
本日(7月19日)は体育館で「夏休み前集会」が開かれましたが、校長の話として、充実した夏休みにするためのポイントは「光」と「人」だという話をしました。
「光」は太陽の光 、「人」は家族や友達
その心は・・・
☆朝寝坊したり、部屋の中にこもっていないで、外に出よう!(もちろん熱中症には注意して)
☆一人遊びばかりしていないで、家族や友達とたくさん会って、たくさん遊ぼう!話をしよう!
ということです。
中央小の先生方にも、「夏休み明け、児童たちに楽しかった夏休みの話ができるよう、先生自身が夏休みにしかできない体験をしてください」と、校長から宿題(!)を出しました。
成長した児童たちや先生方に会えるのを楽しみにしています。
保護者や地域の皆様へのお願いです。
児童たちは夏休みでも、保護者の皆様は仕事が休みになるわけではありませんが、それでも、お子様と接する時間は多くなると思います。ぜひ、お子様とじっくり向き合い、長期の休みにしかできないことを一緒に体験してください。
児童たちにとって楽しい夏休みは自由な時間が多い分、交通事故や水の事故などの危険は増します。「危険箇所に近づかない」という指導を学校ではしていますが、地域ぐるみで児童たちの安全を守っていけるよう見守っていただければ幸いです。
中央小学校498名の児童全員が、もちろん保護者や地域の皆様も、教職員も健康で事故なく、充実した夏休みとなることを祈っています。
学校公開、来校ありがとうございました。
7月5日(金)は、小見川中央小学校の学校公開でした。
多くの保護者の皆様、地域の皆様に来校していただきました。受付名簿を確認すると、来校者数は400に迫り、感謝と同時に、学校への期待の大きさを感じ、あらためて身の引き締まる思いもしています。
午前8時から午後4時15分までの公開でしたが、そのほとんどの時間、参観をしていただいた方もいて、きっと「中央小を満喫」していただけたことと思います。
1年生は「おなか元気教室」、4・5年生は「ネット安全教室」、6年生は「思春期講演会」と、特別授業も組みましたが、それ以外の通常の授業や生活の様子から、普段の中央小の児童たちのよいところを、たくさん見ていただくことができたと思っています。
特別授業の講師の方に、中央小の児童たちの印象を聞くと・・・、
「問いかけへの反応がとてもいい」そして「元気!」という回答が返ってきました。
中央小の児童が「元気!」というのは、私にとって最高にうれしい「ほめ言葉」です。
(小学生は元気すぎるくらいがいいですよね。)
私が中央小の教職員に繰り返し言っていることの一つに「元気な先生が元気な子どもを育てる」があります。これからも教職員一同、自らの健康管理に留意し、児童への指導・支援に全力で取り組んでまいります。
今後も、保護者や地域の皆様の中央小へのご支援・ご協力をお願いいたします。
小見川中央小学校は、明治7年に創立され、今年度151年目を迎えた伝統のある学校です。学校はかつて舟運の河港として栄えた小見川市街に位置し、学区は歴史的にも北総の文化拠点として発展するとともに、黒部川が流れる豊かな自然に囲まれ、数多くの商店・住居・施設等を有する地域です。
平成30年度からは旧小見川南小と統合し、スクールバスによる通学が始まるなど、地域の教育を担う拠点校として新 たなスタートを切りました。
本校の教育目標は、「自分の可能性を実感できる子どもの育成」です。
現代の子どもの課題の一つに、自己肯定感の低下がありますが、中央小の児童一人一人に、「自分にはこんな良いところがある」という実感や、「自分もやればできる」という成功体験を学校生活の中で積み重ねていきたいと考えます。
そして、めざす子どもの姿を「よく考えてする子ども」としています。子どもたちは毎日の学校生活で『あ・そ・べ(あいさつ・そうじ・べんきょう)』を合言葉に、笑顔いっぱい・元気いっぱいに学校生活を送っています。
子ども一人一人の心を大切にしながら、地域に愛される温かい中央小になるよう、職員一丸となって教育活動を進めてまいります。
令和6年4月
香取市立小見川中央小学校
校長 久保木 靖
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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上の学校行事は,
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