音楽の力のすばらしさ ~ドレミファ音楽会を開催~

 11月10日(木)に「ドレミファ音楽会(ありがとう集会)」を体育館で行いました。この会は児童会が主体となり、3年ぶりに開催されたものです。

 当日は、子どもたちが日頃お世話になっている「地域の同窓会」「PTA」「まちづくり協議会」「社会福祉協議会」「香取警察署小見川幹部交番」「人権教室や書初め練習の講師」「防犯ボランティア」「スクールバスの運転手や添乗員」「給食配膳員」の皆様(計17名)にご来校いただきました。また、たくさんの保護者の方々にもお越しいただきました。

 感染防止のため全校での歌は中止となりましたが、学年ごとの歌の発表や、児童から感謝の言葉やお礼のプレゼントが招待者の方々に贈られました。どの学年も感謝の気持ちを込めて一生懸命に発表し、来校された皆様から大きな拍手をいただきました。まっすぐに成長する子どもたちの姿と、みんなで力を合わせて発表する様子をご覧いただけたかと思います。また、本校職員による本気の合唱も披露させていただきました。

 マスクをしながらの音楽会ではありましたが、地域や保護者の皆様に温かく支えていただきながら、全校児童がそろって開催できたことをとてもうれしく感じております。                                      

  音楽はわたしたちの暮らしに欠かせないものであり、学校教育では子どもが音楽に親しむ機会を大切しながら、豊かな心を育てています。朝の始業前や給食時は、素敵な曲が放送で流れ、学校は落ち着いた雰囲気に包まれます。また、授業中は音楽室からにぎやかな楽器の音が聴こえ、軽快で楽しいリズムが校舎内外に響きます。

 学校では当たり前の光景かもしれませんが、マスク着用の生活や給食での黙食などと同じように、子どもが歌で表現する活動だけは、コロナの影響で縮小又は休止せざるを得ない状況が続いていました。今回の音楽会の開催をきっかけに、全ての教育活動で、子どもが自由にのびのびと過ごせる日が早く戻ってきてほしいと願っています。

 

 先日は、香取郡市の音楽発表会に「器楽部」と「合唱部」が参加しました。保護者の方の観覧は“自校のみ”と制限付きではありましたが、当日は驚くほどのたくさんの本校の保護者の方々が会場に駆けつけてくださいました。そして、中央小の子どもたちは練習の成果を十分に発揮し、すばらしい発表をすることができました。音楽が大好きな小・中学生が集まる晴れ舞台で、共に練習に励んできた仲間同士の気持ちが一つになった合奏・合唱と、緊張の中でもがんばる子どもたちの成長した姿に私も感動しました。

 音楽はすばらしい文化です。そして、いつまでも大切にしていきたい教育活動です。コロナ禍ではありますが、音楽会や部活動を通して子どもたちが大きく成長し、音楽の力で子ども・保護者・地域の方・教職員の心の絆が深まっていることを感じています。

 中央小は「地域に愛される学校」を目指しています。また、教職員は、「子ども一人一人の良さや可能性」を引き出せるようにがんばっています。

 これからも本校教育へのご理解・ご協力をお願いいたします。