日誌

2023年度栗源中Web日誌

リサイクルでE(イー)サイクル!

 今日は天候にも恵まれ栗源小中合同リサイクル品回収活動が行われました。栗源の各地区で出されたリサイクル品を中学生がおうちの方と一軒一軒訪問し回収させていただきました。また地域によっては中学生がいないところは,PTAの方やボランティアの方々にも御協力いただき回収させていただきました。
 8時前後から集積場所となった,栗源分遣所消防訓練場並びに沢区民センターにはたくさんの車が集まり列となって会場を埋めるほどでした。それだけ多くの方にご支援していただいていることを実感しました。集積場所にも地域の方々がお手伝いに来ていただき本校の生徒や栗源小,栗源中職員,PTA役員さんとともに,荷揚げをしていただきました。収益金は栗源小学校と本校のPTA活動に使わせていただきます。次回は12月8日(土)。どうぞよろしくお願いします。
リサイクルで環境(Eco)にも『いい』サイクルがまた生み出された時間となりました。
  
中央集積場での積み込み後,記念写真
 

沢区民センターで記念写真


作業を終えて学校に戻ると玄関先に『ホタルブクロ』が咲いていました。ひっそりと咲く様子は可憐で素敵ですね。花言葉は忠実,正義です。

6月の桜ケ丘

 6月に入り衣替えの季節、そして梅雨。じめじめとした時期となりますが、梅にとってはなくてはならない雨。私たちにとっても夏に向けての体の準備期間です。道端にはタチアオイの花が咲き始め、夏に向かって花を一輪ずつ天に向かって咲かせ始めます。そして桜ケ丘では坂道にアジサイが雨にぬれて美しい景色をつくっていきます。

6月の桜ケ丘
1 仲間や友達を大切にしよう
2 無言清掃に真剣に取り組み、気持ちの良い学校にしよう
3 衣替えに合わせて身だしなみを整え、梅雨時期の健康管理に気をつけよう

VIVA創作、さくらタイム!

 形あるものを想像し、創り、食し、表現する。
 本校のさくらタイムは、まさにVIVA創作。形あるもの(木工・手芸、調理、ダンス、工作)を楽しんでチャレンジし、表現する時間です。2,3年生を対象にしたさくらタイムは文化祭までの全8回。今日はその2回目。コースは5コースで、その様子をここで紹介します。
<木工芸>
 技術棟ではいす作りが本格的に始まっていました。まずは図面におこし、2×4(ツーバイフォー)の角材を図面どおりに切り分け、椅子をつくる下準備。今日は電動木材切断機を利用して材料を加工していました。先生方の補助のもと、全員が無事設計図どおりに切断することができました。一生ものの椅子をつくってくださいね。私は中学1年でつくった本立てを今も職員室で使っています。
 
すてきな軒(のき)テラスがある技術棟にお邪魔すると、作業進行中!
 
角材に設計図どおりに線を引く生徒。
 
角材を切り分ける人たち。

<美術>

 一人一人箱をつくって、その中に自分の世界を表現する『ボックスアート』。今回は5枚の材料でボックスをつくり、その中の世界を紙粘土などで表現していく作業に入りました。二次元で描いた完成図を、立体におこしていく立体造形にいよいよ挑戦です!
 
 

<手芸>

 巾着袋に紐をとおし仕上げ。次にかわいい犬のポシェットづくり。ポケットの部分がパッチワークになっており、布の組み合わせを考え、縫ってアイロンをかける作業に進みました。
 
巾着袋に紐をとおします。
 
犬のポシェットにポケットをマッチワークでとりつけます。
 
ポケットの柄模様の組み合わせは人それぞれ。

<調理>
 初の実習。今回はカスタードプリンに挑戦。カラメルづくりは一瞬の判断間違いが、おいしさと焦げつきの分かれ目。慎重にカラメルづくりを行っていました。ちょっとした油断でカラメルがあめのように固くなってしまったところも。プリンも蒸してつくる本格派です!
 
砂糖を煮詰めていくと             こんな黄金色に!
 
カップのそこにカラメルを投入!
 
プリンの蒸し具合にご満悦な男子スィーツチーム!

<ダンス>
男女で分かれて、グループ練習、鏡を利用してフォームのチェック!
 

リサイクルに向けて地区生徒会

 栗源小学校と栗源中学校では、合同で6月2日にリサイクル品回収を行います。当日は中学生が保護者、地域の方と地域を回りリサイクル品回収にあたります。
 今日の午後、体育館で地区生徒会を全体で開き、その後地区別に分かれて当日の動き、参加者数等を確認しました。
 当日は、中央集積場として栗源分遣所の消防訓練場。沢地区の集積場は沢区民センターとなります。当日はすでに9名の地域の方がボランティア申請をされました。ありがとうございます。どうぞ、よろしくお願いします。
 

天を測り、地を量った四千万歩の男 伊能忠敬

 天とは天体であり、暦であり、時である。
 佐原の商人として活躍し進むべき道を見出していった前半生。
 江戸での勉学と困難を乗り越えながらも全国測量を行って伊能図をつくった後半生。その足跡をたどる時間、それが本日5,6時間目に行った『伊能大図全国パネル公開展』見学でした。栗源中学校では、本日の5,6時間目に香取市がチャーターしたバスを利用して、香取市民体育館を訪問し、香取市の偉人、伊能忠敬没後200年を記念した『伊能大図全国パネル公開展』に参加しました。
 
線路脇駐車場から徒歩で会場へ。  香取市教育委員会の先生から、伊能忠敬
について説明を受けました。聞く態度が大変立派でした。
 
会場は小学校の児童の皆さんと一緒に。 測量などに関するパネルを見入る
1年生の皆さん。
 
学芸員さんに話をうかがいながら、じっくり伊能図を見る皆さん。
 
不思議そうに集まっているグループを発見!近寄ってみると、伊能図に計算の
あとが。生身の江戸時代の人と会っているような感覚に誘う資料に感じます。
 
思い思いに好きな場所を探す栗中生。
 
見学後、校長先生からのお話を聞いて、会場を後にしました。
 
 香取市では誰もが知る忠敬(ちゅうけい)先生こと、伊能忠敬。彼はなぜ50歳をを過ぎ、家業を息子に継ぎ、江戸に出て地図をつくることになったのか。彼の見果てぬ夢、それは「地球を知りたい」という思い。当時最先端の天文学を忠敬は学ぶが、壁にぶちあたる。それは日食や月食がいつ起こるか正確に予測ができないということ。地球の謎を解きたい。そのためには、地球の大きさを正確に測定する必要がある。子午線一度(経度一度)を知り、地球の大きさを測定しなければならない。そんな時、幕府は国防として蝦夷地を測量し、地図をつくる必要があった。地図つくりをしながら地球の大きさを測ろう、国益と自分の夢をかなえる挑戦。それが忠敬の全国測量。   <参考資料:香取市市勢要覧2018>
 いろいろな視点で伊能忠敬の人生を知りたくなった見学会でした。


 学校にもどると、養護の先生が「私、この花大好きなんです、ミヤコワスレ!」と教えてくれました。以前勤めていた時にも同じ場所で咲いていたそうです。花言葉は「しばしの慰め」初夏のこの時期には、とても涼やかで気品のある花ですね。気持ちがほっとします。