文字
背景
行間
学校から
児童引き渡しへのご協力ありがとうございました。 9月25日(金)
昨日は、台風が東の太平洋上を通過する影響で午前中と夕方に荒天の予報が出ていたため、前日の段階でスクールバスの運行を中止して、すべての子供たちを各家庭による送迎に切り替えました。幸い天気は大きく崩れることなく、警報も発令されなかったため、安全に登校することができました。下校時もスクールバスを運行しないことを決めていたので、「引き渡し」の練習を兼ねて各家庭に迎えをお願いしました。わらびが丘小が開校して初めての引き渡しだったので、学校職員も昼休みに各分担と動きを確認しました。短時間でスムースに引き渡せるよう、そしていつ緊急の引き渡しが必要になってもよいように、緊張感をもって、本番を想定しながら行いました。
迎えの順番については、校門前の双方向からの混雑を避けるために、旧小学校区ごとに時間をずらしました。結果、大きな混雑やトラブルもなく、短時間で引き渡すことができました。普段は送迎時に使わないスクールバス専用の出口を使い、ドライブスルー方式で行いました。引き渡し時には、迎えに来た人が確実に家人であることを確認する流れもできました。昨年10月25日の豪雨時の対応を思い出しながら、いつ引き渡しになってもよいように、いや、あのような状況が来ないことを祈りたいと思います。 (文責 海寳)
廊下掲示&展示が増えています。 9月25日(金)
Y先生が、1階職員室前の廊下に現在作成中の「キラッ! わらびっ子」コーナーが埋まってきています。「こんなわらびが丘小学校になってほしいな」という一人一人の願いや思いが気球に乗って飛んでいこうとしています。その周囲には、「こんなことしてくれてうれしかった」という友だちのやさしさや、人知れずみんなのためにしてくれていることを紹介するカードが貼られています。まだ余白はたくさんあります。子供たちの素晴らしい行動で埋め尽くされることを期待しています。
また、2階の2年生の教室前には、図画工作科で作成した作品が展示されています。「コロコロ大作戦」と名づけ、身近なものを利用した動くおもちゃ作りです。様々なアイデアが駆使されています。発想力が豊かに広がりますね。 (文責 海寳)
参加型廊下展示~ヒマワリのたねはなんこあるでしょう?~ 9月25日(金)
1年生の教室の入り口に、大きなヒマワリが鎮座しています。横のポストには、「たねはなんこあるでしょう?」との問いかけとともに、その個数を予測して用紙に記入して投函できるようになっています。写真の女子児童は一生懸命数えています。短い休み時間のうちに数え終えることができるでしょうか。でもその前に、大きな単位を数えられるのかどうか、そちらのほうが心配です。まだ習っていないのですから。 (文責 海寳)
芋苗成長日記13 9月23日(水)
先週からどれぐらい変わったのか見分けがつかないくらいになりました。県道沿いの芋畑では収穫が始まりました。あと少し待ちましょう。 (文責 海寳)
熱中症対策 ~ミストシャワー設置~ 9月17日(木)
朝夕の気温も下がりだいぶ涼しくなってきました。しかし、日中はまだまだ暑い日があり、熱中症の危険性はなくなったとは言えません。そこで、グラウンドの一角に「ミストエリア」を設けました。業間休みや昼休み、体育の時間や放課後の部活動時など、一時的にクールダウンさせる効果のあるミストシャワーを浴びて熱中症にならないように注意しましょう。現在は試験的に1列だけ実施していますが、近々2列にしてより効果を高める予定です。
子供たちは、
「すずしい~」
「きもちいい~」
「あめみたい~」
「これとうきょうにあるやつ?」
と、大喜びでミストを浴びて涼んでいました。
これからはじまる運動会練習でも威力を発揮してくれることと思います。 (文責 海寳)
芋苗成長日記12 9月14日(月)
芋の葉がかなり密になり、畝と畝の間の土が見えなくなるほど茎が広がってきました。この様子だと、あと1か月ぐらいで収穫できるかもしれないとのことです。ワクワクしてきましたね。4年生の皆さん、草抜きをがんばりましょう。 (文責 海寳)
リサイクル活動への協力ありがとうございました。9月14日(月)
昨日、第1回のリサイクル活動を行いました。朝早くから、地区理事・環境安全部の皆さんを中心に各地区をまわり、古新聞や段ボールなどのリサイクル資源を回収しました。学校では、教職員・環境安全部長・PTA本部役員で声を掛け合いながら積込の作業をしました。約2時間の活動でたくさんのリサイクル資源が集まりました。保護者、地域の皆様の協力に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
なお、悪天候による12日(土)からの延期に伴い、保護者・地域の皆様には、近隣への延期連絡をしていただきありがとうございました。数件、連絡が行き届かず、ご迷惑をおかけしましたので、次回は、連絡の方法を改善できるようにいたします
次回は来年1月16日(土)を予定しております。また、御協力の程、よろしくお願いいたします。(文責:中村)
リサイクル活動の延期のお知らせ 9月11日(金)
明日(9/12)、実施を予定していたリサイクル活動ですが、悪天候の予報のため、明後日の日曜日(9/13)に順延します。
保護者の方には小学校の連絡メールでお伝えしましたが、地域の方々への連絡が難しいところです。できましたらご近所やお知り合いの方へ延期の情報を伝えていただけると助かります。どうぞよろしくお願いいたします。
体育館用大型ファン始動! 9月9日(水)
コロナウィルス感染予防対策として、コロナ対策補助金を活用し、体育館用大型ファン2基を導入しました。体育館のギャラリーの窓を開けて、フロアの対角線上に設置し、ファンの向きをお互いに正対しないように少しずらすと、風がうまく対流し効果的とのことです。正面で向き合うと風がぶつかってしまうのでしょう。風力も強いので、体感としてかなり涼しくいい感じです。熱中症対策としても有効です。体育の時間や放課後の部活動にも強い味方になることでしょう。オレンジ色の工業用ファンも、これまでよくがんばってくれました。あのサイズでも大きいなと思っていましたが、並べてみるとサイズの違いにびっくりですね。今後も併用して、換気の効果を上げていく予定です。
昨年の今日(9/9)は、台風15号が房総半島を直撃し、大きな爪痕を残した日です。あれから1年たちました。関東地方に上陸した台風としては最強クラスの台風だったので、この地域でも倒木や停電、断水など、かなりの被害が出て不便な思いをしました。地域によっては携帯電話すらもつながらず、この情報化の時代にあって、通信網が途絶えてしまうとこんなにも不安になるのかと身に染みて感じました。あの悪夢のような日々がよみがえってきます。
この体育館は、災害時には避難場所・避難所にもなります。もし、そのような事態になったとしても、この大型ファンは活躍してくれることでしょう。
わらびが丘小の体育館は太陽光発電を備えており、停電になってもある程度の電力は確保されていますのでご安心ください。 (文責 海寳)
芋苗成長日記11 9月7日(月)
じわじわと広がってきています。私たちの今の社会では密は避けたいところですが、芋の葉の密は大歓迎です。どんどん伸びていってほしいものです。 (文責 海寳)
旧福田小、旧神南小HPについてのお知らせ 9月4日(金)
旧福田小学校、旧神南小学校のホームページについてお知らせです。
今年の3月末日をもって閉校した両校ですが、学校ホームページは今でも閲覧できる状態にあります。しかし、9月30日をもって両校のホームページを閉じることとなりました。
10月1日からは閲覧することはできませんので、ご了承ください。
新作登場!~K先生の図書館シリーズ~ 9月4日(金)
K先生の新作掲示物が、図書委員会コーナーを飾っています。新作は「七ひきの子やぎ」です。こわいおおかみが家にやってきました。子やぎたちはいっせいにかくれました。おおかみに見つかったらたいへんです。いたるところにかくれています。時計の中にもかくれました。かくれている子やぎたちをぜんぶ見つけられるかな? (文責 海寳)
高木知明先生(校歌作詞者)が来校されました。 9月4日(金)
昨日、わらびが丘小学校の校歌を作詞された高木知明先生が来校されました。実際の学校の様子を見てみたいとのことでした。
校歌に込めた思いを次のように語ってくれました。
歌詞の中で「広がる笑顔」「明るい心」は学校で学ぶ児童そして教職員がともに「笑顔」を絶やさず、お互いに心を開いて前に進む、よりよい学校になってほしいという願いを込めています。
歌詞の中にある「花」「鳥」「空」は、だんだんと目線を高く上げて頑張ってほしいという願いを込めました。
歌の構成は、セオリーに基づき、「起・承・転・結」のストーリーでまとめました。
(例) 起:歌おう 歌おう 元気よく
承:力いっぱい 仲間とともに
転:こもれ陽ゆれる 学び舎に
広がる笑顔と 明るい心
結:花も開くよ 緑の大地
わらびが丘 わらびが丘小学校
一番の歌詞は1・2年生を(歌おう、歌おう)、二番の歌詞は3・4年生を(学ぼう、学ぼう)、三番の歌詞は5・6年生(進もう、進もう[未来へ])の姿を思い浮かべてつくりました。
校歌を、元気に胸を張って歌ってほしいと願い「歌おう 歌おう 元気よく」の歌詞を入れました。
一番の「緑の大地」は、「北総台地」を思い浮かべ書きました。
二番の「豊かな森」は、香取神宮から神南・福田に続く森をイメージしました。
三番の「歴史」は、古くは本矢作の千葉氏一族の繁栄、江戸時代の幕府の軍用馬育成の牧、明治時代以降の甘藷(かんしょ=さつまいも)の産地としての長い歴史を思い浮かべ「歴史」の言葉を入れました。
広くて明るい校舎や、子供たちが落ち着いて真剣に学習に励んでいる様子を拝見して、思い描いていた通りの雰囲気に胸が熱くなりました。
高木先生は、香取市立新島小学校校歌の作詞もされています。
高木先生、わざわざお出でくださりありがとうございました。素晴らしい校歌を、これからずっとずっと子供たちとともに歌い継いでいきます。 (文責 海寳)
【高木先生の経歴】
・日本作詞家協会会員 ・日本作詞家協会東京地区会代表 ・日本音楽著作家連合会員
旧香取郡小見川町(現香取市)出身 ※HPへの掲載についてはご本人の承諾を得ております。
福田小学校閉校記念誌が完成しました 9月3日(木)
福田小学校の閉校記念誌「追憶」が完成しました。今週から各地区の区長様をとおして、または郵送で旧福田小学区の皆様はじめ卒業生、教職員、関係各位の方々のお手元に届いていることと思います。閉校記念事業実行委員の皆様はじめ玉稿をお寄せくださった皆様、本当にありがとうございました。
神南小学校と同じく、この記念誌の配付をもって閉校記念事業の一切を終了とさせていただきます。本事業に携わったすべての方々の協力に対して、あらためて感謝申し上げます。
なお、本記念誌も数冊の予備がございます。ご希望があれば実費にてお分けできますので、わらびが丘小学校(0478-79-6655)までご連絡ください。よろしくお願いします。 (文責 海寳)
「難しいことをやさしく」 9月2日(水)
むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをおもしろく
おもしろいことをまじめに
まじめなことをゆかいに
そしてゆかいなことはあくまでゆかいに
これは、小説家で放送作家の井上ひさし氏の言葉です。劇作家でもある氏が、演劇について語った言葉なのではないかと思っているのですが、教育にも大いにあてはまるのではないかと思っています。
この言葉を初めて知ったのは、確かどこかで読んだ永六輔(えいろくすけ)氏の文章からです。あいまいな記憶ですが、初めの3行だけが紹介されていました。それだけでもインパクトは大きかったのですが、のちに続きがあるということを知り、調べてみると前述の3行でした。写真は本校の校長室及び職員室に貼ってあるものです。やや言い回しが違っていますが、平易な言葉で指導の本質をついている印象的な言葉です。
授業の基本は「楽しくてわかりやすい」だと思っています。そこに楽しさがなければ子供たちは興味をもって話を聞くことはできません。各先生方の教材研究の力がモノを言います。指導者として永遠に追求できるテーマかもしれません。
本校の先生方は「楽しくてわかりやすい」授業をめざして日々実践しています。 (文責 海寳)
芋苗成長日記10 9月2日(水)
だいぶ芋畑らしくなってきました。順調です。でも、まだ土が見えている部分があります。土の部分がすべて葉で覆われるぐらいに伸びたら、次は何をするのでしょう? 「つる返し」? 収穫前に何か子供たちも手をかけられることがあればいいなぁと考えています。 (文責 海寳)
学校再開 8月24日(月)
2週間の夏休みをはさんで今日からまた授業が再開しました。朝、登校した子供たちに声を掛けました。
「楽しい、充実した夏休みを過ごせましたか?」
「うん、いっぱいあそんだ」
「はい、家族でバーベキューをしました」
「庭のプールであそんだ。冷たくて気持ちよかった」
「家の中で、テレビやゲームばっかりやってた」
「ずっと本を読んでた」
「う~ん、学校のほうがいい。友だちに会えるから」
今年は期間も短く、しかも猛暑だったのですが、子供たちなりに過ごせていたようです。とにかく、大きな事故もなく、みんなの元気な顔を見られたことが一番うれしかったことでした。
今週は、再び午前中の4時間授業です。コロナウィルス対策に加え、熱中症の危険もあります。熱中症対策にも十分配慮していきたいと思います。 (文責 海寳)
芋苗成長日記9 8月24日(月)
つるも伸び、かなり密になってきました。畝と畝の間の圡の部分が見えなくなるくらい伸びてほしいですね。 (文責 海寳)
芋苗成長日記8 8月19日(水)
つるが伸びてようやく芋畑っぽくなってきました。まだまだぐんぐん伸びていってほしいところです。 (文責 海寳)
終戦記念日に考える ~「祈り」について~ 8月15日(土)
今日は終戦記念日です。例年であれば各地で戦没者追悼慰霊式が開催されるところですが、今年はコロナウィルス感染防止のため中止が相次いでいるとの報道がなされています。しかし、戦後75年の今年も、各地で平和への祈りは続いています。
「祈り」の語源を調べてみると、「生(い)を宣(の)る」=いのる、「意を宣る」=いのる などと出てきます。「宣る」とは、もともと神や天皇が神聖なる意向を人々に対し口で言ったりして表明することだそうです。「意」という字を分解すると、心と音になります。心の音ですね。普段は考えたこともないけれど、何かを想像させるフレーズです。
「命」の語源も、「生の内」=いのち、「息の内」=いのち と出てきます。105歳で亡くなった聖路加国際病院の名誉院長だった日野原重明先生は、「命とは生きている時間である」とその著書で言われていましたが、ほんとうにそうだなと思わず納得してしまいます。
8月は、ヒロシマ・ナガサキの原爆被害者追悼の祈りをはじめ、祈りの季節とも言えます。
近年、世界的規模で噴火や地震、台風などの自然災害が猛威をふるい、人間の力をはるかに超えた自然の力になすすべもないという出来事が続いています。
アメリカのカリフォルニア大学では「祈りの効果」を研究し、現在の科学では説明がつかないが、確かにその効果は確認できることを実験で証明しています。
私たちもことあるごとに無事を祈る、健康を祈る、幸せを祈る、成功を祈るなど、祈りと共に日常があることは間違いありません。最後に頼ったりすがったりするのは、やっぱり何かに祈ることなのでしょう。
ハワイは英語で“Hawaii"と書きます。なんで最後に"i"が2つあるんだろう? と疑問に思い調べてみると、ハワイ語で”Ha"は生命、“Wai"は水、”I"は魂を表しているとありました。
「い」は命であったり魂であったり、何か共通のものを感じた気がしました。
言葉に目をとめて、疑問に思ったことを調べてみると新しい発見があります。昔は百科事典や専門書を調べてみないとわかりませんでした。また、図書館にいって本を探す手間を考えると、探す気も失せてしまうほど時間がかかることばかりでした。しかし、「超スマート社会」になりつつある現在、パソコンやスマートフォンをはじめとする素晴らしいツールを得て、インターネットを通して簡単に調べられるのでほんとうに便利な世の中になりました。時間がかからなくなった分だけ新たな発想を広げて調べてみるのも興味深いものがあります。
ただ、この便利さを享受している現代に生きる私たちの平和は、戦争に散った多くの犠牲の上に成り立っていることを忘れてはなりません。そして、インターネットを介さずとも、戦争により多くの家族に降り注いだ悲しみや絶望、やり場のないつらさなど、実際に聞くことはできない埋もれている貴重な事実を、身近にある図書の活字がまるで語りかけるように私たちの耳に届けてくれるのです。
コロナウィルスの影響で外出を控えざるを得ない日が続いています。自宅の古い本棚に眠る、価値ある一冊との出会いを求めてみてはいかがでしょうか。私は、学校の図書室の本棚にあった「あの日を生きて-私の戦争体験記- 佐原市」(平成4年刊行)を読みながら、平和への祈りを新たにしています。 (文責 海寳)