学校から

2021年2月の記事一覧

幸せの生(な)る木 2月26日(金)

 職員室の外の廊下に「わらびが丘 こんな学校にしたい キラッ わらびっ子」というコーナーがあります。両端に、立派な幹をもち太い枝を張る木があります。向かって左側が、旧神南小のせんだんの木、向かって右側が旧福田小のきささげの木をイメージしたそうですが、私は勝手に「幸せの生(な)る木」と呼んでいます。1年かけて、たくさんの葉、たくさんの実、ひな鳥がくらすたくさんの巣が増えました。枝から下がっているのが実や巣です。下のほうに横に広がっているのが葉です。掲示担当のT先生とY先生の工夫です。

 

 

 

 それぞれに書かれているのは、お友達のよいところです。いくつかを紹介します。

 

 ・〇〇さんが、トイレのスリッパをそろえていました。(1年女子)

 ・〇〇さん、いつも友だちに漢字や計算を教えていて、やさしいなと思いました。(5年女子)

 ・きのう体いくのとき、わたしがドリブルリレーでまけた時、〇〇さんがなぐさめてくれました。(2年女子)

 ・〇〇さんが、だれにでも「ありがとう」というところがいいなと思いました。(4年男子)

 ・いつもぼくが病院にいった後に、「どうだった」と声をかけてくれてうれしかったです。(4年男子)

 ・〇〇さんは、自学の内容がすごいと思いました。(5年女子)

 ・2年生のみんなが、ずっとくつばこのくつをきれいにそろえていました。(2年男子)

 ・6年生の〇〇さんが、1年生とボールで遊んでいたのがやさしいなと思いました。(5年男子)

 ・6年生の〇〇さんが、ブランコを低学年にゆずっているのを見て、心が温まりました。私もやさしい6年生になりたいです。(5年女子)

 ・6年生が休み時間におりがみをおしえてくれました。(1年男子)

 ・〇〇さんへ いつも給食の時、当番の仕事を手伝ってくれてありがとう。(6年女子)

 ・〇〇さんが、バスを降りるときにゆずってくれてステキだなと思いました。(3年女子)

 ・6年生の〇〇さんが、先生に「おはようございます」と言って礼をしてあいさつをしていたのがいいなと思いました。(5年女子)

 ・5年生の〇〇さんが、授業を受けているときも姿勢がピンとしていて、いいと思いました。私も見習いたいです。(5年女子)

 

 友達のよいところを見つけ、その姿にあこがれ、いつでも感謝している様子が目に浮かんできます。そして、自分もそうなりたいという気持ちがわいてきたと、多くの児童が書いています。みんなの「誰かの役に立ちたい」思いとそれに感謝する思いが重なって、幸せの連鎖が続いています。「幸せの生る木」には、みんなの幸せな思いがびっしりと詰まっています。やがて、幸せの実は種を落とし、新たな芽を出します。ひな鳥は巣立ち、様々な場所に巣作りをすることでしょう。幸せの連鎖はどんどん広がっていきます。みんな光り輝いています。まさに「キラッ! わらびっ子」ですね。 (文責 海寳)

 

 

18万突破です。 2月25日(木)

 本校ホームページの閲覧数が、3月を待たずして18万カウントを突破してしまいました。毎月2万ペースで上昇推移していたのですが、2月2日に15万カウントを超えたとお伝えしてから、今月は3万超えのペースでした。ここ1週間、記事をアップしていなかったので、楽しみにして一日に何度も開いていた方には、たいへん申し訳なく思っております。前回もお伝えしましたが、3月末で20万カウントというのを、個人的には一つの区切りとしての目標に掲げております。今後も、様々な情報及び、子供たちの様子をアップしていきます。楽しみにしていただければ幸いです。よろしくお願いします。(文責 海寳)

スクールバスの出発時間変更について 2月15日(月)

 すごい雨と風でした。グラウンドは毎度のことながら、海のようになってしまいました。

 以前にもお伝えしましたが、スクールバスに乗る場所の水たまりがひどく、今日も一斉に乗せることが困難でした。そこで、福田地区を先発させ、神南地区は先発の2台が発車した後に、水たまりのない場所からバスに乗せました。そのため、メールでお知らせしたように神南地区のバスは、定刻を10分ほど過ぎての出発となりました。

 今後も今日のような天候の場合、同様の措置を取りたいと思います。その都度、メールで連絡はしますが、承知しておいてください。よろしくお願いします。 (文責 海寳)校舎の端に虹がかかっていました。   

    虹・・・(英)Rainbow〈レインボー〉雨の弓、(仏)arc-en-ciel〈アルクァンシエル〉空のアーチ


 

 

 

 

 

 

 

香取市人権標語展 優秀賞おめでとう! 2月15日(月)

 昨年12月に応募した人権標語展の審査の結果、3年生のHさんの作品が見事優秀賞に輝きました。おめでとうございます。

 作品は佐原中央公民館に先々週に3日間展示されていたのですが、すでに終了となりました。今後、今週末の20日(土)と21日(日)に、小見川市民センターいぶき館1階ギャラリーに展示されるとのことです。展示は、入賞者含め応募した全作品が展示されます。※いぶき館も、当初は17日から11日間展示される予定でしたが、緊急事態宣言延長により展示期間が変更になり、2日間のみの展示に変更になりました。ご了承ください。

 【優秀賞】 3年 Hさん

  「ぼくの思い みんなの思い それらを合わせて すて

  きな仲間」

 

 Hさんの、やさしさあふれる「素敵な」作品ですね。 (文責 海寳)

新入生保護者説明会を実施しました。 2月10日(水)

 緊急事態宣言の発令により延期されていた新入生保護者説明会を実施しました。天気は良かったのですが、体育館は冷え込んでいて、ジェットヒーターやストーブを焚いていたのですが、やや寒い中で行いました。

 校長からは、学校教育目標について「夢を持つこと」と「たくましさ」の話をしました。そのあと、教育課程や保健関係、スクールバス、学用品、集金などを各担当から説明し、最後に学級役員を決めて閉会となりました。

 14時から始まって、ほぼ予定通りに終了しました。学級役員になった3名の方には、ご苦労をおかけしますが、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 会の終了後に、校舎内を少し見学してもらいました。また、初めてのお子さんが入学される方は、1年生の教室で学用品などを実際に見ながら、現1年担任のK先生から説明を熱心に聞いていました。

 入学式は4月8日(木)です。24人の新入生が入学するのを、わらびが丘小学校教職員一同楽しみに待っています。 (文責 海寳)

タブレット収納庫が納入されました。 2月10日(水)

 全クラス用にタブレット収納庫が納入されました。写真左が23人以上の学級用、写真右が22人以下用です。これから各学級に移設する予定です。

 これは文部科学省が進める「GIGA(ギガ)スクール構想」の一環として香取市が整備を進めています。

 「GIGAスクール構想」とは、義務教育を受ける児童生徒のために、1人1台の学習者用PC(タブレット端末等)と高速ネットワーク環境などを整備する5か年計画(2018~2023)です。その目的は、「多様な子どもたち一人一人に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育ICT環境を実現する(文部科学省リーフレットより)」ことにあります。

 世界の中でも、日本の学校におけるICT活用度は極端に低く、OECD(経済協力開発機構)に加盟する国の中でも最下位(2018調査)です。今回のコロナ禍において、オンライン授業が進まなかった大きな原因の一つです。

 今後、全国の子供たち全員に一人一台のPC(タブレット端末など)が配付されます。教室に保管して、授業で活用します。しかし、家庭にインターネット環境がなく、家庭でのオンライン授業などへの対応が迫られた場合など、まだまだ時間はかかりそうです。

 香取市では、今後、カメラ機能付きキーボードと着脱可能なタブレット端末が整備される予定です。 (文責 海寳)

明日、新入生保護者説明会を開催します。 2月9日(火)

 明日は、予定通り新入生保護者説明会を開催します。

  受 付(児童昇降口)  13:50~14:00

  説明会(体育館)    14:00~15:50

 駐車場は、校門入って左手奥の野球場です。案内にしたがって進んでください。

 校地内は、スピード制限を5㎞以内でお願いしています。十分に気を付けて進入してください。

 また、自宅での検温もお願いします。37.5度を超える場合は参加を見合わせてください。受付場所でも非接触型の体温計で検温を行います。ご協力をお願いします。

今日は立春。 2月3日(水)

 今日は立春です。

 平安時代初期に編纂された「古今和歌集」に収められている紀貫之(きのつらゆき)の有名な和歌(五七五七七)が思い出されます。

 

〈詞書〉はるたちける日、よめる -[立春の今日(春の訪れの喜びを)詠みます]。

    

   袖ひちてむすびし水のこほれるを春立つけふの風やとくらむ  紀貫之

 

 意味は、「(去年の暑い夏に知らず知らず)袖を濡らして手ですくった水が、(秋を経て)(冬の寒さで)凍っていたのを、立春の今日の(あたたかい)風がとかしているのだろうか」です。

 「むすぶ」は「掬ぶ」と書き、「すくう」という意味です。

 中学校の国語で習う和歌の一つです。一首の中に、四季を詠みこんだことで有名な句です。

 古今和歌集の成立は九〇五年ごろと言われていますので、約1,100年以上昔の作品と言えます。100年前ですら相当昔であるのに、1,000年以上となるともはや想像すらできません。しかし、そんなに昔から現代まで和歌が歌い継がれていることと、その作品が千年後にまで語り継がれていることは、驚きを超えて奇跡としか言いようがありません。それが教科書に載っているのですから。ユーミンやビートルズが音楽の教科書に載ったことだけでも驚きであるのに(載るだろうとは誰もが考えていたけれど予想以上に早かった。もちろん遅すぎという人もいますが)です。ただ、日本の国歌(君が代)の歌詞も、もとはこの古今和歌集の和歌(詠み人知らず)ですので、歌い継がれるのは必然であるのかもしれませんね。※元歌は、「君が代は」ではなく、「わが君は」です。「君が代は」に変わったのは江戸時代とのことです。

    君が代は千代に八千代にさざれ石の巌(いわお)となりて苔のむすまで

 この国歌も、成立は明治になってから、そして、国歌として正式に法制化されたのは平成11年です。こんなに最近なのですね。それまで「君が代」と呼んでいたものを、「国歌」と呼ぶようになりました。日本の国歌は、世界でもっとも古い歌詞であると同時に、世界で最も短い国歌でもあるそうです。

 二十四節気をさらに約5日ずつの三つ(初侯、次候、末候)に分けた「七十二候(しちじゅうにこう)」では、立春の初候として「東風解凍(こちこおりをとく)」とあります。「春の温かい東風(こち)※が、氷を解かす」です。この七十二候も、二十四節気と同じく古代中国から伝わってきたものですが、七十二候は日本の風土に合わず、何度か改訂されているそうです。紀貫之が初候に掛けて詠んだのか、紀貫之の歌がもとになって「東風解凍」となったのかは定かではありません。 ※南風は「はえ」

 暦の上では春の訪れですが、昨日は緊急事態宣言が1か月延長され、まだまだ遠い春と言わざるを得ません。凍った氷は解かしても、感染防止のための緊張は解くことなく毎日を過ごしていきましょう。 (文責 海寳)

 ◇写真は、今日の業間休みの様子です。下の写真の左上にあるのは私の指です。失礼しました。

HP 150,000アクセスを超えました。 2月2日(火)

 わらびが丘小学校ホームページへのアクセス数が、150,000カウントを超えました。

 12月1日に100,000カウントを超えてから、2か月で50,000カウントも伸びたことは驚きです。150,000は、3月末までの到達目標としていた数字だったので、2か月も早く目標を達成したことになります。つきましては、3月末の目標を200,000カウントに修正します(個人内目標)。今後も興味・関心をもって本ホームページを見ていただけるよう、開かれた学校を目指して内容を充実させていきたいと考えています。

 ご覧くださっている皆様には、今後ともご理解とご協力・ご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。 (文責 海寳)

 

 

 

◎これまでのカウント数の月ごとの推移

  ※6月1日から分散登校開始、6月15日から一斉登校開始。

 7月1日   8、891  (前月から増えた数)

 8月1日  24,416    +15,525

 9月1日  42,436    +18,020

10月1日  61,851    +19,415

11月1日  80,309    +18,458

12月1日 100,163    +19,854

 1月1日 121,263    +21,100

 2月1日 148,834    +27,571

 ※毎日朝の8〜9時に確認している数字です。