学校から

2021年1月の記事一覧

香取神宮から節分祭のお菓子をいただきました 1月27日(水)

 香取神宮から「児童に配ってください」とお菓子が届きました。

 これは、香取神宮で行われる節分祭に企業から奉納されたものです。例年は参拝者に配るのだそうですが、今年はコロナ禍で神事のみ行うとのことで近隣の各小学校にと分配してくださいました。本校には6箱届きました。ありがとうございました。

 今年の節分は2月2日。翌日の2月3日は立春です。コロナという「鬼」を早く退散させたいものですね。児童には節分の日に配る予定です。(文責 海寳)

校内相互授業参観 1月28日(木)

 今回の授業者は、5年担任のO先生です。道徳の授業を展開します。O先生は、本校の道徳教育推進教師という役割も担ってくれています。

 今回の主題名は「許すことの尊さ」です。内容項目で言えば、「相互理解・寛容」のうちの「寛容」にあたります。

 教材名は「銀の燭台(しょくだい)」です。フランスの作家ヴィクトル・ユーゴーの名作「レ・ミゼラブル」(邦題「ああ無情」)の一場面です。

 時代はフランスの社会情勢が混迷を極めていた時代。民衆の多くが食べ物にも事欠く日常。同居する姉の子供たちのために盗んだたった一本のパンにより、5年の刑期を言い渡され、その後何度も脱獄を繰り返した結果19年という長きにわたる獄中生活を過ごした主人公のジャン・バルジャン。刑期を終えて出所しても泊めてくれる宿屋はなく、途方に暮れてとある教会をたずねます。正直に事情を話すとミリエル司教は快く受け入れ、温かい食事を与え、柔らかいベッドを用意します。しかし、ジャンは司教の慈悲を裏切るかのように、夜中に司教の寝室に忍び込み、高価な銀の食器を盗み、姿を消します。すると、翌朝、警察がなんとジャンを引き連れて教会にやってきます。ミリエル司教は、すぐに状況を察知し、銀の食器は男にあげたとうそをつきます。さらに、銀の燭台もあげたのになぜ持って行かなかったのかと問いただします。その様子を見て、警察は引き上げていきます。何より驚いていたのはジャン・バルジャンその人でした。罪を犯した自分を見逃すだけでなく、残った唯一の財産だった銀の燭台までも渡そうとする司教の態度に呆然と立ち尽くすだけでした。

 授業では「『許すこと』について考えよう」という学習課題を示し、「司教はなぜジャンを責めなかったのだろうか」という中心発問を投げかけます。


 

 

 

 

 

 子供たちは「う~ん・・・」と考えながら、考えをシートに記入していました。O先生は、一人一人の書かれた内容を手元に持ったバインダーに挟んだ座席表にメモしながら

指名計画を構想します。あとで指名するから発表してね、という合図のシールを、机間を回りながら何人かのシートに貼っていきます。その後、近くの友だちとプチ交流です。適切な距離を保ちながら、シートを交換して読み合ったり、意見交換をしています。

 交流してから数人の児童を指名して発表させました。補助発問をして何度かプチ交流の時間を持ちます。少しずつ考えが深まっていく中で、「やっぱり私は納得できない」「違うと思います」という意見が出てきました。さあ、一気に議論を深めるチャンス! でしたが、時間が押していたので振り返りタイムになってしまいました。

 児童が下校後、授業参観者との振り返りでは、「補助発問はいくつぐらいどんなものを用意していたか」や、「指名して発表させる人数はもっと多くしたほうが」など、次の道徳の授業に生かせる視点の意見が出されました。また、シールの効用について「心の準備ができる」「何種類かの使い分けは」などの意見も出ました。

 授業を展開したO先生は、授業の最後に「許すということについて考えたことは?」について、すごく考えさせられることを書いていた子が何人かいたので、この意見を生かす方法を考えてみます、と意欲を見せていました。

 参観した先生方も、自分の道徳の授業に落とし込むためのヒントがいくつか見つかったようです。相互参観の大きなねらいの一つです。道徳においては、とくに「切り返しの発問」が考えを深めるためのカギになります。子供たちから出たもっともらしい意見のうち、ある部分を取り上げて「ほんとうにそうかな」や「みんなはそう言うけど、世の中ではいまだに~していることのほうが多いよね。どうして?」など、グラグラと揺さぶりをかける発問です。授業技術のブラッシュアップのために、各先生方には、試行錯誤をがんばってほしいものです。

 新学習指導要領では、道徳の授業の目的として「道徳的な判断力、心情、実践意欲と態度を育てる」とあります。これまでと変わったことは、判断力と心情の順番が入れ替わったことです。つまり、心情の前に道徳的判断力を身に付けさせることが重点化されたわけです。判断のための視点の置き方や考え方・根拠について、道徳の時間を通して身に付けていきます。

 今回のテーマである「寛容」については、コロナ禍でクローズアップされた「自粛警察」「マスク警察」などの度を越した反応や感染者に対する差別と偏見、SNSによる芸能人への誹謗中傷など他人のちょっとした誤りを許さない風潮、そして「あおり運転」などに見られる現代社会の問題に大きく関わってくる内容です。そこには、「他者への共感性が低い」「『自分は正しい』症候群(というのがあるらしいです)」「匿名性」などの共通点が見えてきます。

   児童へ多面的・多角的な視点を意識させると同時に、先生方それぞれが、自分自身の学びにもつながっていると自覚した時間になりました。

 相互授業参観は今回で全員が終わりました。先生方、大変お疲れさまでした。(文責 海寳)

 ※世界一短い手紙としてギネスブックに載っているのは、ヴィクトル・ユーゴーと出版社の担当とのものとい  

  うのは有名な話です。

    「?」 (売れ行きはどう?) 

    「!」 (上々だよ)

  たった一文字の記号でのやり取りですが、ふたりの興奮が伝わってくるようですね。

 

 

 

校内相互授業参観 1月21日(木) 

 今回は、教務主任のY先生が4年生で理科の授業を行いました。単元は「もののあたたまりかた」です。前の時間は金属の温まり方について、体積や状態の変化、熱の伝わり方について学習しました。それを受けて、今回は水の温まり方について学習します。

 まずは前時の振り返りを行い、分かったことを確認します。それから今日の実験について説明を聞きます。今回は、ビーカーに「示温インク」を入れ、熱せられると色が変わる性質を利用して、熱の伝わり方を確認します。示温インクは熱すると青からピンクに色が変わるのです。


 

 

 

 

 

 まず予想を立てます。ビーカーの真ん中の下から熱したときの温まる順序、ビーカーの端の下から熱したときの温まる順序について、図に矢印で示しました。実験では、中と弱の間に火の強さを調節し、示温インクが青からピンクに変わる様子を見逃さないようにとY先生から注意がありました。


 

 

 

 

 

 インクはあっという間に色が変わりました。すぐにプリントに記入します。熱せられてピンクに色が変わった示温インクは、冷めるとまた青くなります。真ん中から熱した後は、端のほうを熱します。予想はあっていたでしょうか。実験のあとは、個人でまとめてから、班でまとめました。

 本時の目標は、「水は熱せられた部分が移動して全体が温まることを、温度変化を関係づけて自分の言葉で表現することができる」です。自分の言葉で表現するのはなかなか手ごわかったのですが、皆なんとかまとめることができました。温度変化が可視化できるのはわかりやすいですね。また理科が大好きになってしまいました。

 児童が下校してから、参観した職員で振り返りを行いました。導入の工夫や可視化の効果、振り返りのさせ方について意見交換がなされました。良い刺激になりました。

 今週は5年生で道徳の相互参観を行います。 (文責 海寳)

県民の皆様へ緊急のお知らせ 1月25日(月)

 千葉県から「県民の皆様へ緊急のお知らせ」というポスターが届きました。不要不急の外出自粛を呼びかけるものです。1月7日に千葉県に緊急事態宣言が発出された後も、感染者の増加に歯止めがかからない状況です。もうすでに医療崩壊が進んでいます。

 今回の措置は、とくに医療の現場がもたないことへの緊急性を伝えています。通常の医療に手が回らなくなっていること、コロナ感染患者への対応も十分ではなくなることがどれだけ危険なことかを伝えています。

 自分の命、大切な人の命、そしてみんなの生活を守るため不要不急の外出の自粛をよろしくお願いします。 

万羽鶴に願いを込めて・・ 1月22日(金)

 「万羽鶴に願いを込めて~新型コロナに負けない香取の私たち」

 香取地区青少年相談員連絡協議会が主催して、香取地区1市3町の小学生4,236人が参加した一大イベントです。新型コロナウイルスの収束を願って一折一折心を込めて折った万羽鶴が青少年相談員の方々の手により組みあがりました。4束の千羽鶴に分かれたもののうち1束を各小学校に巡回しています。わらびが丘小学校には28日まで昇降口横の階段前に展示してあります。万羽鶴は市内各小学校を巡回後、市内小学校の代表児童により香取市に寄贈される予定です。

 色ごとにきれいに組みあがった万羽鶴にもう一度願いを込めましょう。

「コロナウイルスが早く収束しますように・・」

 万羽鶴をさげてある掲示板は、神南小学校の平成9年度卒業生の手による卒業制作です。周囲を様々な彫刻で飾ってあります。今でも大切に使わせてもらっています。(文責 海寳)

 

リサイクル活動へのご協力ありがとうございました。 1月16日(土)

 リサイクル活動は、無事に終了しました。たくさんのご協力ありがとうございました。各地区を回って回収してくださった環境安全部、地区理事の皆様、積み込み作業をしてくださった本部役員、学年委員長、各専門部長の皆様、早朝よりありがとうございました。事故やケガもなく終了することができました。 (文責 海寳)

明日はリサイクル活動を実施します。 1月15日(金)

 明日のリサイクル活動は、予定通り実施します。

 回収は、8:30から開始します。

 

 地区理事・環境安全部の皆様は、8:30から回収をよろしくお願いします。

 本部役員・学年委員長・各専門部長の皆様は、学校にて、分別及びトラックへの積み込み作業をお願いします。 (わらびが丘小集合 8:15 ※児童昇降口前にお集まりください。)

 

回収する物品は以下の通りです。

 ①新聞紙

 ②雑誌・広告類

 ③布類(ビニルの袋に入れてください)

 ④ビールびんのみ(他のびんは回収できません) 

  ※泥や葉っぱなどを落としてください。

 ⑤段ボール

 ⑥ペットボトルキャップ

 ⑦アルミ缶(水洗いをして、袋に入れ、口をしばってください。)

 

 前回のリサイクル活動では、多くの物品が集まりました。ご協力ありがとうございました。令和2年度のリサイクル活動は、今回が最後です。できるだけ多くのご協力をよろしくお願いします。 (文責 海寳) 

「SDGs」と「4R」 1月13日(水)

 「SDGs(エスディージーズ)」(持続可能な開発目標)

 これは、このところ新聞やテレビでよく目にする言葉です。

 Sustainable Development Goals(サスティナブル ディベロップメント ゴールズ)の略称です。2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた国際社会共通の目標です。「17のゴール(目標)」と「169のターゲット(具体目標)」で構成されています。これらを2030年までに達成しましょうと呼び掛けているのです。

※国連開発計画資料より抜粋

◎17のゴール

1貧困をなくそう

2飢餓をゼロに

3すべてのひとに健康と福祉を

4質の高い教育をみんなに

5ジェンダー平等を実現しよう

6安全な水とトイレを世界中に

7エネルギーをみんなに そしてクリーンに

8働きがいも経済成長も

9産業と技術革新の基盤を作ろう

10人や国の不平等をなくそう

11住み続けられるまちづくりを

12つくる責任 つかう責任

13気候変動に具体的な対策を

14海の豊かさを守ろう

15陸の豊かさも守ろう

                   16平和と公正をすべての人に

                   17パートナーシップで目標を達成しよう

 

 「持続可能な」というフレーズを聞いて、20年ほど前に個人的に参加した環境問題について考える講演会を思い出しました。「持続可能な社会」を目指して「自分が」できることについて考えるという内容でした。そこで初めて聞いた言葉のひとつが「4R(よんあーる)」です。現在、様々な自治体でごみを減らすための取組として「3R(さんあーる)」が提唱されています。

 「3R」とは、Reduce(リデュース=少なくする)、Reuse(リユース=再使用する)、Recycle(リサイクル=再生利用する)の頭文字をとったものです。

 「4R」は、3Rの前に Refuse(リヒューズ=断る)が入ります。何を断るかというと、

 ・マイバッグを持ち歩いて、レジ袋を断る。

 ・マイ箸を持ち歩いて、割りばしを断る。

 ・水筒、マイボトルを持ち歩いて、ビン、缶、ペットボトル飲料の購入を控える。

というものです。

 つまり、順番としては、①断る ②減らす ③再使用する ④再生利用する となります。確かに、日本ではお菓子など食べ物を買った場合に、食べるものよりも包装紙などのゴミになるもののほうがはるかに多いことに気づかされます。見た目にこぎれいで丁寧ですが、あとに残されたゴミを見るとどうなんだろうと考えさせられます。マイバッグやマイボトルもこのところかなり当たり前になってきた感があります。このことを20年以上前から提唱していた方がいるのです。時代がやっと追いつきました。というより、実現させるのに20年もかかった、と言ったほうが正しいかもしれません。

 この講演会で今でも鮮明に覚えているのが、日本のごみ処理も含めたごみ関連の1年間にかかる費用すべてでいくらかという問題です。答えは、その当時で6兆8千億円でした。約7兆円です。この7兆円というお金がどのくらいのものか想像できますか、と訊かれました。たとえば一人の人間が毎日100万円使ったとしたら7兆円を使い切るには何年かかるでしょう、というたとえです。答えは2万年でした。想像のはるか先でした。金額の大きさを実感させるうまいたとえだなと感心してしまいました。それだけ多くの費用がごみ処理にはかかっているということです。

 また、環境問題ではよく「リサイクル」という言葉が出ます。「リサイクル」とは、「元の形を変えて新たなものを生み出すこと」です。ビール瓶などを洗って何度も使うことは「リユース」です。リサイクルは、何かを粉砕したり溶かしたりして別の形にして利用することを言います。リサイクルをするためには多くのエネルギーを消費して、逆に環境を悪化させているということもある意味事実です。さらに、ごみの量があまりにも膨大で処理が追いついておらず、リサイクルは実際にはほとんど進んでいないという現状があります。日本国内のプラスチックごみのほとんどは中国に輸出していましたが、2年前から中国は受け入れを禁止しました。近隣のアジア諸国からもゴミを受け入れていたので、中国国内から出るごみと合わせて、キャパシティがいっぱいになってしまったとのことです。リサイクルは、現状では限界に達しているということです。

 レジ袋の有料化の原因にもなった気候変動や海洋プラスチックごみの削減など、国際社会では脱プラスチックへの流れがあります。昨年あたりからはラベルのないペットボトルが増えています。最近ではストローが紙製になったり、そもそもストローを使わなくなってきています。あるのが当たり前だと思っていたものは、じつは無くてもなんとかなることが多いことに気づかされます。(病気等で必要な方もいらっしゃいますが)

 ポイントは、持続可能な環境・社会のために「自分は何をするか、何ができるか」を考えられるようにすることです。他人事のように「~すればいい」「~しなければいけない」などと言うことはできます。しかし、「自分は」と自分を主語にしたときに「できない自分」「しようとしない自分」に気づきます。

 このほかに、この講演会では地球温暖化についての国際環境会議での情報として、平均気温が1°C上がると海水面が約30cm上昇すると言っていました。その影響で、世界中の多くのビーチリゾートが水没する、と。また、その状況がエスカレートすれば、日本の臨海工業地帯はほぼ水没です。また、南極大陸の上には平均2500mの厚さの氷が表面を覆っています。その氷が溶けだしたら、大きな氷の塊がまるで熱したフライパンの上のバターのように海に滑り落ちます。その衝撃で、高さ数百メートルの津波が、時速数百キロメートルの速さで、付近の島を飲み込みます。現に、今、南大西洋上には南極大陸の棚氷から分離した巨大氷山が漂流していて、ペンギンやアザラシの繁殖地として有名なサウスジョージア島に衝突する可能性もあるというニュースがあります。巨大氷山の大きさは、全長151㎞で最大幅48㎞。面積は約4800平方キロメートルで、群馬県よりも広いと伝えていました。高さの情報は見つかりませんでしたが、かなりの高さはあるでしょう。水中部分は150〜180メートルあると言われています。簡単に言えば、ある島に、その島よりも大きな氷山が衝突するわけです。20年前の国際環境会議での予測が現実になっているのです。

 今週土曜日には第2回リサイクル活動が行われます。この機会に、ごみ問題や環境問題にも目を向けるきっかけにしたいと思います。(文責 海寳)

「幸せを感じる四大元素」 1月13日(水)

 「幸せを感じる四大元素」

  ①愛される(大切にされる)

  ②ほめられる

  ③役に立つ

  ④必要とされる

 これは、本校職員室及び校長室に貼ってある言葉です。「元素」ですから、最も小さな単位と考えることができます。様々な行動の原理になりうると受け止めています。シンプルです。

 この言葉は、10数年前に、ある新聞のコラムで紹介されていたことから知りました。まさに生き方の核心をついていると思い一瞬で共感しました。あたりまえで本当に大切なことを平易な言葉で示してある名言です。以来、たくさんの場で使わせてもらっています。主賓として呼ばれた教え子の結婚式では、スピーチの結びに必ず使う常套句です。そして、「じゃあ、幸せを与えるには?」と問いかけ、裏返しの文句を言うのです。

それは、

  ①愛する(大切にする)

  ②ほめる(認める)

  ③感謝する(「ありがとう」と言う)

  ④必要とする(あてにする=力量を認める)

の四つです。

 結婚式の席で、新郎新婦にお互いにこのことを気にかけていれば、きっと仲良く幸せに暮らしていけるはずです、と結びます。

 初任者研修や教科研修会の講師で呼ばれた時も、パワーポイントはこの言葉で締めていました。

 本校の先生方にも、自分自身に対して、子供たちに対して、他の教職員に対して、生き方の一つの指標としてぜひ心の隅に置いておいて指導や行動に生かしてしてほしいという思いから掲示しています。受け止め方はそれぞれですので、自由に考えて、何かするときの一つのきっかけとしてもらえればありがたいぐらいの感じです。押しつけは嫌われますから。

 考え方によっては、人の一生を当てはめることもできます。乳幼児期はいつでも「愛される」、学童期はときどき「ほめられる」、中学から退職するまでは「役に立つ」ことを願い、そしてリタイア後は「必要とされる」ことが「ちょっと」ある人生が幸せなのかなというところです。

 新学習指導要領では、育成を目指す資質・能力について、「何を理解しているか、何ができるか」「理解していること・できることをどう使うか」の先に「どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか」という新しい時代に必要となる資質・能力の育成がクローズアップされています。これは言い換えれば「幸せを感じる(与える)人生を送るためには」となるのではないかと思います。皆さんはどうお考えでしょうか。 (文責 海寳) 

Y養護教諭 千葉県歯科医師会表彰おめでとうございます! 1月8日(金)

 本校の養護教諭のY先生が、学校歯科保健向上のための長年の取組が認められ、このたび千葉県歯科医師会から表彰されました。

 Y先生の日常の働きぶりはだれもが認めるところです。本校が開校してからも、校内衛生環境の維持と管理、とくにコロナ禍にあって、スクールバスをはじめ各教室や水飲み場、トイレや階段などの消毒作業の準備や管理、そして消毒作業も含めて感染防止のための要として、日々熱心に取り組んでいます。また、児童や職員の精神的支柱として、悩み相談などカウンセリングの面でも重要なポジションを担ってくれています。香取地区は、県内でも虫歯の治療率が最も低い地域であると歯科医師会の方から伺いました。そして、その香取地区の中でも福田・神南地区は治療率がかなり低いそうです。由々しき事態です。Y養護教諭は、少しでも児童の虫歯の治療率を上げ、大人になっても困らないように、毎月の保健だよりで保護者への啓発を継続しています。

 Y先生、これからもよろしくお願いします。そして、おめでとうございました。

 表彰状を納めてある立派な額は、香取小中学校体育連盟より寄贈されました。小中体連の皆様、ありがとうございました。(文責 海寳)