学校から

職員研修を行いました。 12月18日(金)

 本校に月2回勤務しているスクールカウンセラーの津吹哲男先生を講師に迎え、「特別な支援が必要な子どもの理解と支援」というテーマで研修をしました。

 学習前に気持ちをリラックスさせながら高揚させるアイスブレイクやWHO(世界保健機関)が提唱する4つの健康の重要性、自分の気持ちのバロメーター「イライラ尺度計」の活用など、様々な支援方法を紹介してくれました。

 4つの健康とは次の通りです。

 ① 知的健康 → 正しい判断ができる =「あたま元気」

 ② 身体の健康 → 基本的な生活習慣 =「からだ元気」

 ③ 心の健康 → ストレス耐性・解消法 =「こころ元気」

 ④ 人間関係の健康 → 適応的なコミュニケーション =「みんなと元気」


 

 

 

 

 

 また、特別に支援を要する子供の理解ということで、子供個々の学び方の特徴やこだわりとかたより、支援の基本的な姿勢や手立てなどを具体的に示されました。そのひとつひとつに思わずうなずきながら納得してしまいました。

 そして、問題対応の4段階ということで、

 ① ふれて  ② かかわり  ③ つないで  ④ そだてる

という基本的なスタンスを、「がっつりと」ではなく「ゆるやかに」ぐらいのリズムで、「チーム支援で迅速に対応」しましょうとアドバイスいただきました。

 私たち教職員も気を引き締めて、明日からの子供たちへの支援に生かしていきたいと強く感じた研修になりました。 (文責:中村)