日誌

2023年度栗源中Web日誌

保護者・地域と共に考える人権

 本日はファミリー教室(家庭教育学級),県内1000か所ミニ集会も兼ねて,人権教室が行われました。全校生徒をはじめ,保護者,地域の方にもお越しいただきました。講師は昨年に引き続き,香取人権擁護委員の藤崎先生。
  
 今回のテーマは「ちがいを理解し,よりよい人間関係づくりを目指そう」。昨年は同じテーマでリフレーミングについて学びました。リフレーミングとは,意味を変えるために,その人が持っている枠組み(フレーム)を変えてみることです。たとえば,「飽きっぽい」という見方を,「好奇心旺盛」ととらえ直してみると,マイナスイメージからプラスへとかわる。自分自身で心のもちようを変えてみる。そうすることで気負っていたものがふっと楽になったり,イライラしてみていたものが,あれ?そういうこと?っとちょっと気持ちが落ち着いたりするかもしれない。そんな心のギヤチェンジの仕方を学びました。
 さて今年は? まずはじめに金子みすゞさんの詩を全員で味わいました。
  
 私と小鳥と鈴と
 私が両手をひろげても,お空はちっとも飛べないが,飛べる小鳥は私のように,地べたを早く走れない。私が体をゆすってもきれいな音は出ないけど,あの鳴る鈴は私のようにたくさんの唄は知らないよ。鈴と小鳥とそれから私 みんな違って みんないい。

 続いて日本と外国について。 今月改正された改正入管法により34万人もの外国の方が日本の労働力を補うために来日することになります。そのことを踏まえた上で,外国人が変と感じる日本人の行動についてグループごとに分かれて考えました。1年生は食,2年生は仕事の仕方,そして3年生は治安について。
  
 続いて日本の若者と世界の若者の比較。日本と世界の若者の意識が異なっていることを具体的な数字を紹介しながら説明していただきました。
 最後はチャールズ・ダーウィンの名言で締めくくられました。配付されたプリントには,(  )があり,何が入るか会場で考えて見ました。みなさんはご存じですか?
『もっとも強いものが,あるいは最も知的な者が生き残るわけではない。もっとも(  )者が
生き残る。』

 生きていく上で,自分自身の核(コア)となるものはぶれず,ただ変化には柔軟に対応し適応していくこと,それには昨年学んだリフレーミングという考え方が鍵となるのでしょう。藤崎先生の講話は,昨年の内容とつながっていると,きっと2,3年生は感じたかもしれませんね。

ちなみに (  )に入る言葉は,「変化に対応できる」です。

炭から墨のにおいに

 栗源のふるさといも祭を終えてから,職員室をあけると... 炭・すくもの匂いが!
 いも祭の別名は「日本一大きな焼きいも広場」。 大量の焼きいもが来場者にふるまわれたのですが,そのときに漂ったすくものけむり,炭のにおいがしばらくあり,いも祭の名残として,しばらく職員室で感じられました。
 ところが1時間目に,別の「すみ」の匂いが! 「すみ」はすみでも「墨」のにおいです。
 いよいよどの学年でも1月の書き初め大会に向けて国語の授業で,習字の授業が行われています。今朝はその練習風景をのぞいてみると,3年生が無言で練習に励んでいました。その集中力はすばらしいなと思い,失礼ながら写真を撮ったのが,下の画像です。
 

メタセコイヤの威力

 本校正面玄関脇のマンホール工事が終わりました。これで給食センターや宅配業者の方の往来もスムーズになります。
 9月末からマンホールのふたが破損していましたが、本日業者の方に作業をしていただきました。正直マンホールのふたの取替えだけ?!と思っていたら、作業は数時間。実は、マンホール内に異物が…
 実はマンホール脇のメタセコイヤの樹木から2本の根がマンホール内に侵入し、その力でマンホールのふたを押し上げていたようです。恐るべし自然の力。セメントでしっかり固め、これでトラックが通っても大丈夫です。
  

ウィルスから体を守れ! 保健委員会発表

 本校では毎月、委員会発表を月曜日に行っています。今回は保健委員会。クイズ形式で楽しみながら、冬の健康対策を学ぶことができました。
 今回のテーマは『冬に流行る感染症』。 ノロウイルス、かぜウイルス、インフルエンザウイルスについて、その症状の特徴、予防策などをクイズにして発表されました。
 ちなみにインフルエンザ予防には緑茶が抜群の効果を発揮するようです。お茶を一日3から5杯飲むことで、インフルエンザ発症率が46%も減少するようです。カテキンがインフルエンザの予防につながるとのこと。従来の日本の食生活を見直すと、体にいいことばかりなのかもしれませんね。
  

準決勝戦結果 水郷ジュニア野球大会速報!

 2回戦佐原中学校に競り勝った栗中・山田中連合チームは、準決勝戦では波崎三中と戦いました。試合と試合の間はわずか40分ほど。結果は、残念ながら5回 1-8で負けてしまいました。冬場のこの寒い中での試合、大健闘でした! 春に向けて、たくさん得るものがあった大会だったと思います。