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学校から
夏休みもあと7日です。 8月25日(木)
長かった夏休みも今日を含めて7日となりました。児童の皆さんは元気に毎日を過ごしているでしょうか? 宿題は終わりましたか?
夏休みに入ってすぐ行う予定だった二者面談は、コロナウイルスの感染状況が急激に悪化したことから中止としました。実施していれば、お子様の学校での様子や夏休みの過ごし方を伝えたり、夏休みの宿題について説明したりする予定でした。
しかし、中止となったことでそれらができませんでした。
心配なのは、宿題の進捗状況です。夏休みのしおりに書かれている宿題をきちんと進められているかがやや不安なところです。
お家の方へのお願いです。今一度しおりを読んで、宿題が済んでいるか、31日までに終えられるのかどうかをお子様と確認してほしいのです。もし、まだ終わっていないものがあれば、残り7日間で計画的に進められるよう声掛けをしてください。
9月1日に、全員がすっきりした明るい笑顔で登校できるように、ご協力をよろしくお願いします。(文責 海寶)
とてもうれしいことがありました。 8月23日(火)
校歌が破れるという悲しい出来事の後に、とてもうれしい出来事が待っていました。
令和4年度の「香取市人権標語展入賞者」の結果が届き、本校6年生のHさんが、なんと小学生の部で市長賞に輝いたのです。1等賞です。入賞作品を紹介します。
「開けてみよう 心のとびら 笑顔のカギで」(わらびが丘小学校6年 HT)
すばらしい! 「笑顔のカギで」が効いてますね。
本校からはあと2名が優秀賞に入賞していましたので紹介します。
「あなたとわたしとてもたいせつ。 あなたのかわりは いないから。」
(わらびが丘小学校1年 YM)
「わたしから君へ 次々と続く 笑顔のバトン」
(わらびが丘小学校5年 YS)
優秀賞の2作品も心に響いてきますね。すっとしみ込んできます。
みんながこのような心をもっていれば、絶対にいじめは起きません。「いじめゼロのわらびが丘小学校」をこれからも続けていきましょう。
とてもうれしいことでした。3名の皆さんおめでとうございました。 (文責 海寳)
悲しいことがありました。 8月23日(火)
体育館の壁に掲げている校歌。開校直前に慌てて作成し、貼ったものです。
その校歌が一部破れてしまいました。
先日、校内を見回っていた日直さんが発見し、知らせてくれたのでした。作成するのにかなり労力がかかっただけに、ショックでした。数年はもつだろうと考えていたので、どうしようという思いです。
なぜかというと、貼ってある位置が高くて脚立(きゃたつ)では届かないからです。スライド式の長い梯子(はしご)は本校にはありません。
とりあえず、簡易的な補修をしたいのですが、ままなりません。
困りました。
もともとは、令和2年4月に開校するにあたり、体育館だけは全面改修になったことがきっかけでした。体育館が改修になったのは、老朽化もありますが、災害時の避難所としての機能を重視したからでしょう。
体育館が新しくなるのは良いのですが、壁に掲げられている旧佐原三中時代の校歌も額ごと撤去するというのです。「新たな校歌の額は設置されるのですか?」と市教委の担当者に問うと、「その予定はありません」との答え。焦(あせ)りました。
新規開校するのに、体育館に校歌がないと格好がつきません。模造紙に書いて画びょうやテープで貼るなんてみっともないことはしたくありませんでした。校歌も新しくなるのですから。入学式の様子が頭に浮かびました。
咄嗟(とっさ)に、「額だけ残してもらえませんか?」とダメもとで頼んでみたところ「聞いてみます」とのこと。そして、額だけはなんとか残してもらったといういきさつがあったのです。
ただ、そのあとが大変でした。開校直前である2月の初旬に、「来週、体育館内部の足場を撤去するので、それまでに新しく貼る校歌を作っておいてください」と。そうすれば貼っておきますとのこと。自分たちで貼るのは不可能だったのです。
さあ、それからがたいへんでした。
書くのは自分が書くとして、書く紙はどうしようかというところからです。
その時はまだ神南小だったので、とりあえず模造紙やラシャ紙等を保管している物置きを探してみました。すると、幸いにして使いかけの和紙のロール紙がありました。たぶん歴代の校長である書家の椎名正男先生が残したものかも、と思いながら広げてみると、なんとか足りそうな長さが残っていました。
失敗分も含めてとりあえず3枚分を必要な長さにカットしました。
広い場所が必要なので、図書室の大きな机をつなげて紙を広げました。そして、最も難しい、レイアウトの線を引く作業です。鉛筆で、全体がバランスよく見えるように、ものさしで間隔を図りながら線を引きます。上下左右のスペースはどのくらいとろうか、行間は、一番と二番の間のスペースは、一行の中間線は、タイトルの文字の大きさは、作詞・作曲者の名前の大きさは、作曲者と一番の間のスペースは、などまるで製図を書くように線を引きます。
線を引き終わったら、いよいよ歌詞を書きます。
私は賞状もよく頼まれますが、いつも左から書いていきます。最後から戻ってくるのです。なぜなら、書くときに右手を紙に乗せられるからです。右から書くと、手を紙に乗せたら書いたばかりの文字の墨が右手の腹について、紙を汚してしまいます。そうならないように、最後の行から戻るように書いてくるのです。
すぐに書き出せるわけではありません。気持ちを集中しなければなりません。気持ちが乗らなければ書けません。じつは初日は、1枚レイアウトの線を引いて気持ちが折れてしまいました。書き出したのは次の日です。
翌日の午後、一発勝負で書き始めました。文字の下書きは書きません。消す作業が増えてしまうからです。しかし、一字間違えたら書き直しです。レイアウトの線も引き直しです。それだけで優に一時間はかかります。気持ちを集中します。
三番を順調に書き、二番に入りました。あと二行というところでなんということでしょう、ついに失敗してしまいました。「季節のめぐみ」の「季」を「委」と書いてしまいました。書き直しです。字は、流れと勢いで書くので、このようなことはたまに起こります。ショックでした。
この日は、2枚目のレイアウトの線を引いてエネルギーがなくなりました。
翌日、気持ちを集中して書き始めました。順調に一番に入りました。ところが、なんということでしょう、「こもれ陽ゆれる」を「ゆるる」と書いてしまいました。
書き直しです。
また線を引きます。でも、この日はもう先延ばしできないので、気持ちを奮い立たせて3枚目の線を引き、何とか書き上げました。最後のタイトルの文字はちょっと気に入らなかったのですが、もう書き直す気力は残っていませんでした。
とにかく失敗できない状況で、これだけの文字数を書くという、精神を集中するエネルギー量は相当なものでした。本当にへとへとでした。ただ、これで終わりではありません。
それから台紙になる色ラシャ紙の色を決め、両面テープで3枚を縦につなぎ合わせ、体育館の額縁の内側のサイズにぴったりはまるようにするために、左側と下の端を切り取りました。
そして、完成した校歌の裏側の4辺に両面テープを貼り、台紙を広げて全体のバランスをとりながら慎重に貼り付けていきました。難しいのは、最後に必ずしわができることです。
しわができないように、ゆっくりと貼りました。すべて一人の作業です。なぜなら、この時期は閉校に向けて他の先生方は、やることがたくさんあったからです。
最後に、台紙の裏側四方にガムテープで裏打ちし、なんとか完成させました。
写真を撮るときだけ、2人の先生に持ってもらいました。それまでは先生方にも内緒で図書室にこもり作業していたのです。
校歌を書く難しさは、各行の終わりの位置がバランスよく見えるように、一行の中間のすき間をどのくらいにするか決めることです。
二番・三番とのバランスも考えます。だから、一番の2行目の「力いっぱい」と「仲間とともに」の間は、一行目や三行目とは違います。
これは、校長室の校歌を書いてくださった書家の椎名正男先生も同じことをおっしゃっていました。
額装する前、清書を持ってきてくださったときに、私が「先生、何枚お書きになったんですか?」とたずねると、「10枚くらいは書いたかな?」とおっしゃいました。それだけで相当な時間です。その労力の大きさを知っているがゆえに思わず訊いてしまいました。
「行終わりのスペースのバランスが今一つで、行の途中のすき間の広さを少しずつ変えて書いてみたんです」と。その中で、一番よくできた一枚を持ってきてくださったのでした。
体育館の校歌については、書き直しするしかないかと考えています。私は、来年3月には定年を迎えるので、それまでには書こうかなと思います。
大変長くなりました。今日の悲しい出来事でした。 (文責 海寳)
職員研修を行いました。 8月22日(月)
今日は久しぶりに全職員が出勤して研修を行いました。
第一部は、全国学力・学習状況調査についてです。
全員で問題を解き、今後、授業で重点化の必要のある課題を共有しました。
最も大きな課題は、設問を正確に読むことです。言い換えれば「リーディングスキル」の向上です。選択肢の読み方ととらえ方、そしてどこに視点を置くのかを、設問文の中からキーワードとしてすぐに見つけられる力です。
また、短作文については、書き出しと文末の終わり方をまず決められること、文中から引用する部分を決められること、条件に沿っているかを確認しながら書けることなどが意見として出されました。今後の授業の中に生かしていきたいと思います。
第2部は、GIGAスクール研修です。
「Class Notebookを使った課題の出し方」が今日の研修テーマです。
GIGAスクールサポーターの遠藤先生をお迎えし、個別の困りごとに対応していただきました。
久しぶりにタブレットを触ったので、扱い方を忘れてしまっている先生も何人かいました(もちろん私もそうです)。
タブレットを利用してテストを行うときに、Teamsの中のClass Notebookに作ったテストの様式を挿入します。これを使えば、家庭にいても簡単にテストを行うことができます。そして、解答を書いて提出したもの(電子データ)を丸付けすることもできます。この方法をマスターすれば、様々な場面で有効活用できそうです。
午前中の3時間をたっぷり使って、充実した研修をすることができました。お疲れさまでした。GIGAスクールサポーターの遠藤先生、ありがとうございました。 (文責 海寳)
なんとか900,000カウント突破です。 8月18日(木)
HPの閲覧数が90万に達しました。
夏休みに入り、しばらく更新していなかったため、3ケタのカウントが続いていましたが、先週8日に久しぶりに更新したところ、金曜日と土曜日には2日連続で2,800カウントを数えました。今週に入り、毎日1,400カウントを行ったり来たりして、昨夜9時の段階でトータル898,700だったカウント数。今朝には90万を超えるだろうと早起きして確認したのが4時50分。6月7日に80万を超えてから約2か月強でなんとか90万にこぎつけました。
ここのところ3か月で10万というのが目安でしたが、今回は2か月強での10万達成と、ややスピードアップしてきている感があります。このペースだと10月下旬には100万達成できるかもしれません。
HPですべてをお伝えできるわけではありませんが、可能な範囲で、子供たちのがんばる姿をお知らせしていきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 (文責 海寳)