児童の様子

児童の様子

4年 図工「ぼく・わたしのともだち」(版画) 2月12日(金)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2階の「ギャラリーわらびが丘」に4年生の版画の作品がお目見えしました。

 初めて彫刻刀を握って彫った作品です。

 版画では、彫ったところが白く残り、残した部分は黒くなります。初めに子供たちが難しいと感じたところでした。

 タイトルは「ぼく・わたしのともだち」です。活動している友だちの姿を題材にしました。

 初めてにしては、みんなとても上手です。雰囲気や特徴がよく出ています。でも、「友だちよりも自分の顔に似ているような気がする」という声も聞かれました。そういわれてみれば、作者の名前を見なくても、誰が彫ったのかがなんとなくわかる作品もあります。毎日見ている顔だからでしょうか。不思議です。

 顔については、毎日鏡で見ている自分が一番よくわかっていることでしょう。でも、こんなことを誰かに聞いたことがあります。自分自身のこと(全体として)が、実は一番よくわかっていないという話です。そして、「自分自身は、いつも周りにいる5人の平均と考えればよい」という理論です。逆に考えれば、「人間はいつも周りにいる5人の平均をとったような人になる」 つまり、その人たちから影響され(お互いに影響し合い)ながら、少しずつできあがっていくのが自分なのかもしれません。どうでしょうか? いつも周りにいる5人(家族以外の仲のよい5人)の平均を頭に思い浮かべてみてください。きっとそれが自分なのだと思います。子供たちは毎日一緒にいる仲よしです。ひょっとしたら顔も似てきたのかもしれませんね。「似たもの夫婦」もこれに近いのでしょう。 (文責 海寳)

題名総選挙第5弾! 2月12日(金)

 題名総選挙第5弾は、おととしの11月に撮影した写真です。旧神南小学校の朝の集団登校風景です。11月に撮影したのですが、朝もやがかかっていたところに朝日が差し込んで、ちょっと幻想的な感じになっています。この写真では見えにくいのですが、道の奥に、こちらに向かってくる小学生の列があるのです。

 ぜひ、良い題名をつけてください。期待しています。 (文責 海寳)

1年 凧が大空に上がったよ。 2月10日(水)

 今日は絶好の凧揚げ日和でした。前回は風がなく、走り回って上がる凧に大喜びしていた1年生でしたが、今日は違います。時折吹く、適度な風のおかげで、タイミングよく風を捉えた子の凧は、ぐんぐんと大空に上っていきました。

 「たかくあがりすぎてみえない~」

と、半分戸惑いながらも、上空の風を受けて安定して飛び続ける自分の凧の様子に、まんざらでもないという余裕も見られました。

 「こんなにたかくあがるの~?」

 「どっかにとんでっちゃったらどうしよ~」

と、どこか興奮気味です。

 うまく上がらないほかの子たちからは「いいなぁ~」と羨望のまなざしを受けながら、凧揚げを満喫している様子でした。

 「もう1かいやりたい~」

 凧は今日持ち帰ったので、お休みの日にお家の人と広い場所であげてください。旧福田小とか旧神南小とかがいいかもしれません。(文責 海寳)

6年生 ボランティア活動に感謝! 2月9日(水)

 本校は、雨が降ると水はけが悪く、いたるところに水たまりができます。スクールバスの駐車場までの校舎北側の通路も、アスファルトの部分だけでなく、土の部分も大きな水たまりになり、いつも困っていました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 すると6年生がボランティアで、低いところに砕石を入れて平らにしてくれました。

スクールバスの運転手さんたちも「こんなにすぐやってくれて助かったよ。ありがとう」と、とても感謝していました。短い時間を使って、2日間かけてやってくれました。ありがとう6年生! 力もあります。さすがです。 (文責 海寳)


 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 


鬼は~外! 福は~内! ~豆まき~ 2月2日(火) 

 

 

 

 

 

 

 

 節分の今日、昼休みに豆まきを行いました。6年生と担任のH先生扮する鬼が各教室を回り、豆まきスタートです。子供たちは今か今かと待ちわび、姿を現した瞬間は一瞬ひるみましたが、すぐさま豆を投げつけ、鬼は退散しました。

 コロナ禍で行事がほとんどなくなってしまった中、6年生が「やりたい」と申し出てきたので実施しました。豆をまいてもそのあとにすぐ掃除できるということで昼休みに決定しました。お面を作ったり、まわる順番を考えたりと事前の計画も十分練りました。6年生の、下級生を楽しませたいという気持ちが十分に感じられます。

 お面は当然「鬼滅の刃」のキャラクターです。ただ、鬼のお面ではなく、鬼をやっつける側のお面だったので、敵か味方かよくわからなくなってしまいました。子供たちも最初、豆をぶつけてよいのかどうか困惑していました。

 ちなみに、「禰豆子(ねずこ)」の名前の由来も調べてみると面白そうです。何と言っても「豆」がありますから。鬼と豆と言えば節分しかありません。作者がどんな意味を込めたのか知りたくなるところです。「禰」という字との関係を調べてみるといいかもしれません。

 遠くの教室から「きゃーっ」という声が聞こえてきます。「もうすぐくる。もうすぐくる」 カウントダウンも始まりました。「ごぉ、よん、さん、にぃ、いち。あれっ? ごぉ、よん、・・・」すると、反対のほうから急に本当の鬼が入ってきました。「きたぁーっ!」「おにはぁそとっ!」一心不乱に豆を投げます。鬼はすぐに退散してしまいました。

 豆まきはアッという間に終わりました。本当に短い時間でした。しかし、鬼が来るのを待っているときの子供たちのワクワク感と、教室に向かう6年生のドキドキ感は普段はなかなか持つことはできません。節目節目に行事があるというのは本当に意味のあることだとあらためて感じました。日常(「ケ」)の中に非日常(「ハレ」)があることです。「ハレ」だけでなく「ケ」さえも奪ってしまうコロナの一刻も早い収束を願って、「悪疫退散(あくえきたいさん)」の思いを込めて、みんなで豆を投げつけました。

 節分の豆の由来は、「魔目(まめ)=鬼の目」「魔滅(まめ)=鬼を滅する」に由来するとありました。いろいろ調べたくなりました。

 明日は、二十四節気(にじゅうしせっき)の立春です。 (文責 海寳)

 

※香取神宮からいただいたお菓子を手に大喜びの子供たちです。