児童の様子

2021年11月の記事一覧

折り紙の大作をもらいました。 11月29日(月)

 6年のMさんが、「校長先生に作ってきました」と言って、折り紙の大作を持ってきてくれました。

 ひし形を16個組み合わせて大きなひし形をつくっています。「のりは使ってません。組み合わせてあります」とのことで、どう組み合わせたのかもわからないほど精巧にできています。

 

 裏はこんな感じです。色の組み合わせも計算し尽くされていて、さすがMさん、こだわりが違います。

 Mさんは、以前から「校長先生、知ってますか?」と必ず問題を出してきます。自然科学や歴史、地理など様々なジャンルについての問題はレベルが高く、「え~、わからないなぁ、降参」という場合がほとんどです。「なんでそんなに知ってるの?」と、つい訊いてしまいます。好奇心が強く、何にでも疑問をもつ姿勢は、まさに私が目指している児童像です。

 ひし形の定義を訊いてみると、すぐに答えられました。「4辺の長さが同じ、向かい合う角の大きさが同じです」さすがです。参りました。なぜひし形をくれたのかはわかりません。ただ、英語ではダイヤモンドなので、「もっとも固い、価値がある、輝きを放つ」などの意味をあてはめてもいいのかなと想像します。私の宝物が一つ増えました。いつでも輝きを放つMさん、ありがとう。 (文責 海寳)

 

 校長室の入り口に下がっている「おにぎり子ちゃん」です。紙粘土でできています。6年生のHさんが以前くれたものです。ドアの上のほうにつけたのですが、低学年の子は、必ずすぐに見つけて反応します。「うわぁ~、なに?これ」「おに ぎり子ちゃんだって~」「かわいい~」「ほしい~」

 かなりの人気者です。

 

 

 今朝、児童昇降口にいたバッタです。近づいても動じません。かなりの大物です。何バッタかはわかりません。3年生の昆虫博士ならきっとわかると思います。そのうちに、どこかへ行ってしまいました。

3年生 国語 「読書カードを作ろう」 11月26日(金)

 3年生は、1時間目の国語の時間に図書室で読書カードを作る学習をしました。

 自分が選んだ本を友だちに紹介するために、本の内容を分かりやすくまとめなければなりません。

 子供たちは、本を読んだ感想を書いてから、そう思った理由を書くのです。

 「わたし(ぼく)は、主人公が~したのは〇〇〇と思います。わけは、~~だからです。」

しかし、そう思った理由がなかなか書けません。その気持ち、すごくよくわかります。私は、今でこそ国語の教員をしていますが、小学校時代は、この手の学習が大の苦手でした。今は偉そうに国語を教えていながら、書くことはそれほど得意ではなかったのです。実は今でも得意ではありません。ですから、書けない子の気持ちは痛いほどよくわかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 でも、3年生の子たちは、分からなければ担任のS先生に教わりながら、黙々と自分の課題に取り組んでいました。出来上がりが楽しみですね。 (文責 海寳)

おイモおいしぃ~! 11月25日(木)

 4年生は5時間目に、10月1日に収穫したおイモを実食しました。約2か月間おいたので、甘さが増しているとのことです。

 3種類を食べ比べということで、べにはるか、べにあずま、シルクスイートをいただきました。たぶん、写真の左からの順番と合ってると思うのですが、自信はありません。子供たちの一番人気は、やはりシルクスイートでした。私は、べにはるかも甘くておいしいなと感じました。でも、いずれも甲乙つけがたく、おいしくいただきました。

 先日、青森のリンゴ農家の方が「青森ではリンゴを輪切りにして食べている」とテレビで言っていました。そうすれば、皮ごと食べられると。確かに、食べやすそうでした。魚もそうですが、皮と身(実)の間においしさがつまっているそうで、おイモやブドウも皮ごと食べるのが、最も栄養を余すことなく摂れるらしいです。私は、皮が大好きなのですべて食べてしまいます。


 子供たちは、給食を食べた後でしたが、まったく問題なく、もりもりと食べていました。おイモのおいしさを、ぜひ佐賀県鹿島市とのオンライン交流の際に伝えてほしいと思いました。 (文責 海寳)

 

避難訓練&消火訓練を実施しました。 11月25日(木)

 3時間目に、火災想定の避難訓練を実施しました。

 今回は理科室から出火したという想定です。「火事だぁ~!!」という叫び声と笛の合図で避難開始です。

 防災頭巾をかぶり、口にハンカチをしっかり当てて「おかしも(おさない、かけない、しゃべらない、もどらない)」の約束を守ってグラウンドに避難します。防火シャッターが閉まっている想定で、横の緊急避難口から避難しました。

 今日は、香取消防署から4名の方に来ていただきました。

 講評では、避難についてはおおむねよかったが、教室の出入り口はすべて開けっ放しだったと指摘されました。もし室内に人が取り残されていた場合、入り口を閉めておけば、少しでも酸素が残されて生存確率が上がると教えてもらいました。最後の人が戸を閉めることが大切だとわかりました。

 そのあとで消火訓練を行いました。

 まず、消火器の説明を受けました。消火器には、白、青、黄の3色のシールが貼られていて、色によってその消火器が使用できる対象が違うとのことです。白は紙や木などの普通火災、黄色はてんぷら油などの油火災、青はコンセントなどによる電気火災をあらわしているそうです。

 

 

 この消火器はどの火災にも対応していることがわかります。

 また、初期消火とは、自分の背丈よりも火の高さが低い時に有効で、背丈を超える高さは危険だそうです。

 中にはピンクの粉の消火剤が入っていて、連続で15秒もつということです。使用方法は、まず黄色のピンを抜き、ノズルの先を手でしっかりと持ち、黒いレバーを押すように握ります。「ピン、ポン、パン」と覚えてくださいと言われ、子供たちからは声が上がりました。


 

 

 

 

 

 続いて、初期消火訓練です。6年生が水消火器で体験しました。熱くない安全な距離まで近づき、ほうきではくように噴射剤をまきながら近づき、最後に火点に向けて勢いよく放出しました。実際には炎にかけても意味はなく、燃えているものにかけるそうです。A先生とH先生も体験しました。

 最後に、児童会長のHさんが感謝の言葉を述べ、児童全員でお礼を言って終わりました。

 終了後には、1年生と3年生がポンプ車を見学しました。

 1年生は国語の「はたらくじどうしゃ」で勉強したばかりです。3年生は、このあと社会科見学で消防署に行く予定です。

 


 

 

 

 

 

 4名の署員の皆様、ありがとうございました。 (文責 海寳)

マラソン大会試走を行いました。 11月24日(水)

 来週のマラソン大会に向けて試走を行いました。本番と同じコースで、本番と同じように走りました。

 真っ青な青空です。風はやや冷たかったものの、走り出したら逆に気合が入ります。本番そのもののがんばりに、お手伝いをしてくれた6年生も一生懸命応援しました。

 本番まであと業間マラソンは2回です。体育の時間も走るかもしれません。マラソンは自分との戦いです。苦しさに負けてあきらめそうな「自分に勝つ」ことを目標に、がんばってください。

 「全員が自己ベスト」

 これは、この夏に行われたパラリンピックのスローガンの一つです。わらびっ子も「全員が自己ベスト」をめざして、最後まで走り切りましょう。 (文責 海寳)


5年生 校外学習~水郷小見川青少年自然の家~ 11月24日(水)

 抜けるような青空のもと、5年生はずっと楽しみにしてきた校外学習へ行くことができました。

 到着してすぐカレー作りに取り掛かりました。子供たちは「カレー」「お米」「薪(まき)」の3つの役割を分担して行いました。この日に向けて、お家でカレー作りの練習をしてきた子もいるほど、心待ちにしていた活動です。

 カレー担当の子は、火が通りやすくなるよう、家庭で作るよりも薄く切れるように、慎重に包丁を使っていました。お米担当の子は、水の量に要注意です。計量カップがなくても指で水の量を量る方法を教わりました。お家でも聞いてみてください。薪担当の子は、薪割りをして火にくべました。Sさんは煙が目に染みたとみえて「う~!痛くて前が見えない」と言いながらも、めったにできない体験を楽しんでいました。


 

 

 

 


 午後は、「極秘プロジェクト」に挑戦です。グループに分かれて謎解きをすることです。時間内にゴールできたのは4チームのうち2チームだけでした。すべてのチームが宝箱まではたどり着くことができたのですが、鍵を開けるための謎がとにかく難しい!

 「これって50音にすると?」

 「数字に直すのかも」

と、最後には別のグループも集まり、みんなで知恵を出し合いましたが、結局開けることはできませんでした。頭を抱えながらも、楽しく協力し合った謎解き。最高の思い出の一つとなりました。

 

 本当はもっと暖かい時期に行って、カヌー体験やプラネタリウム鑑賞をしたかったのですが、コロナウイルスの影響でこの時期の校外学習となってしまいました。その代わり、今日は自然の中でカレー作りや謎解きを行い、子供たちは自然や友達との関わりを通して、かけがえのない思い出をつくることができました。(文責 岡澤)

2年生 生活科校外学習~イグレット乗馬クラブ~ 11月11日(木) 

 11日(木)に、2年生は生活科の校外学習で、学区内にある乗馬クラブ「イグレット」に行ってきました。実際に馬を見せてもらいながら説明を聞きました。その後、えさやり体験でニンジンを食べさせる体験もしました。大きさも色も違うさまざまな馬がいることや、どんな世話をしているかなど、いろいろなことがわかりました。

 はじめは「かっこいいね」「かわいいね」と言いながら見ていたのですが、えさやり体験では、近づいたときにその大きさに「ちょっとこわかった」と話している子もいました。貴重な体験ができました。イグレットの皆さん、お忙しいところありがとうございました。 (文責 北﨑)

(児童の感想)

・名前を呼んだらふり返ってくれたのでうれしかった。

・馬は運動しないとべんぴになって死んでしまうそうです。

・馬の色は、黒、白、茶色の3色でした。くわしくは、くろかげ、あおかげ、青毛、白毛……といろいろあるそうです。

・3才から乗れると聞いてびっくりしました。10才ぐらいからかなと思っていました。

・馬の赤ちゃんは立ってミルクを飲むそうです。3か月くらいで草も食べます。

・馬は体重が500キロもあります。ニンジンを食べさせることができてうれしかったです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 香取市を含む千葉県の北東から北西に広がるこの地域は、その昔「下総国(しもふさのくに)」と呼ばれていました。飛鳥時代にはすでに馬の飼育がおこなわれていたとの記録もあるそうです。江戸時代には、幕府直轄の「牧(まき)※馬を飼育する場所が県内に三か所あり、軍馬を育成していたとのことです。小金牧、佐倉牧、嶺岡牧です。この地域には佐倉七牧のうちの「油田牧(あぶらたまき)」「矢作牧(やはぎまき)」がありました。

 香取市では、今夏の東京オリンピックに、乗馬種目で栗源地区から齋藤功貴選手が出場し活躍しました。

 将来、馬に関わる仕事をしてみたいという子も出るかもしれませんね。

 

1・2年 家庭教育学級 ~ヨガで心も体もポッカポカ~ 11月17日(水)

 家庭教育学級の一環として、1・2年生の児童と保護者を対象に行っているヨガ教室。昨年はコロナの影響でできませんでした。わらびが丘小学校としては初めての開催です。

 16日(火)に2年生、17日(水)に1年生が実施しました。

 講師の先生は、以前からお願いしているヨガ・ダンスのインストラクターである鵜澤友香さんです。

 鵜澤さんに「ヨガってどういう意味なんですか?」と尋ねると「サンスクリット語で『つながり』を意味しているんです」と教えてくれました。心と体、魂がつながっている状態のことだそうです。そして、子どもと親、人と人とのつながりもそうです、と。呼吸や姿勢、瞑想を組み合わせて、心身の緊張をほぐし、心の安定と安らぎを得るものだそうです。


 

 

 

 

 

 スマホで調べてみると、サンスクリット語の「ヨーガ」は、「牛馬に軛(くびき)をつけて車につなぐ」とありました。軛は頸木(くびき)とも書き、馬と車をつなぐために、馬の首の後ろに渡した横木のことだそうです。「結びつける」という意味もあるそうです。

 今回の教室でも、瞑想から入り、親子で様々な姿勢をとりながら結びつきを深めていました。お家ではなかなかできないスキンシップを思う存分に行うことができて、笑顔の絶えない、あっという間の2時間でした。最後には、心も体もポッカポカになって終わりました。鵜澤先生、ありがとうございました。また、よろしくお願いします。 (文責 海寳)


 

 

 

 

 

 

 

 


1年生 落花生の収穫  11月15日(月)

 小春日和の午前中、1年生はグラウンドの一角にある畑で育てていた落花生の収穫をしました。茎をもって両手で「えいっ」と引っ張ると、鈴なりに生(な)った落花生が姿を現しました。もう大喜びで見せ合います。土の中に残っている落花生もていねいに拾い上げながら、最後に土をならして収穫を終えました。 (文責 海寳)

 


4年生 佐賀県鹿島市とのオンライン交流 11月10日(水)

 千葉県香取市から約1000km離れた場所にある佐賀県鹿島市。

 遠く離れた香取市のわらびが丘小学校と、鹿島市立浜小学校は、Teamsでつながりました。

 これから、この2つの小学校は、3回の交流を通して、お互いについて学習していきます。

 今回は初めての交流ということで、学校や、付近の町並みについて簡単に紹介し合うことに決まりました。

 わらびが丘小学校の4年生は次の5つのことを紹介しました。

 ①休み時間にいつもすること。

 ②給食が大好きなこと。

 ③芋掘り体験で採れたさつま芋のこと。

 ④九美上にある白鷺のコロニーのこと。

 ⑤佐原の古い町並みと、伊能忠敬のこと。

4年生は自分の言葉で発表の内容を考え、練習してきました。

 そしていざ、交流が始まると、浜小学校の児童たちの姿が4年教室のモニターに映し出されます。

 「こんにちは!」大きな声で挨拶をすると、それに負けないくらい元気な声の挨拶が、画面の向こうから返ってきました。

わらびが丘の4年生も、浜小学校の4年生も交流をとっても楽しみにしていたようです。

 

 まず最初に発表してくれたのは、浜小学校の4年生たちでした。

 わらびが丘の4年生は、発表のたびに「おぉー!」「すごい!」等々、興味津々で発表を聞いていました。

 特に児童たちの印象に残ったのは、「酒蔵通り」と呼ばれる、醸造業で栄えた鹿島市の古い町並みについての紹介でした。

 中には、同じく古くから醸造業が行われていた佐原の町並みとの類似点を見つけることができた生徒もいました。

(ちなみに、佐賀県鹿島市と佐原地区は、しっかりとした歴史的な繋がりがあります。調べてみるとおもしろいかもしれません。)

 浜小学校の素晴らしい発表を受け、わらびが丘の4年生も元気いっぱいに発表ができました。

 ①休み時間にいつもすること。 ②給食が大好きなこと。

この発表では、毎日楽しく学校生活を送っていることを、身振り手振りを交えて表現することができました。

 ③芋掘り体験で採れたさつま芋のこと。④九美上にある白鷺のコロニーのこと。⑤佐原の古い町並みと、伊能忠敬のこと。

 この発表では、写真やカードを用いてクイズを出すなどの工夫をして紹介することができました。

 「発表はまだちょっと苦手だけど、交流はとっても楽しみ」、そう答えた児童たち。

 これからの交流を通して4年生は、自信をもって、もっと楽しく発表できるように精一杯学習していきます。(文責・人見)