児童の様子

避難訓練&消火訓練を実施しました。 11月25日(木)

 3時間目に、火災想定の避難訓練を実施しました。

 今回は理科室から出火したという想定です。「火事だぁ~!!」という叫び声と笛の合図で避難開始です。

 防災頭巾をかぶり、口にハンカチをしっかり当てて「おかしも(おさない、かけない、しゃべらない、もどらない)」の約束を守ってグラウンドに避難します。防火シャッターが閉まっている想定で、横の緊急避難口から避難しました。

 今日は、香取消防署から4名の方に来ていただきました。

 講評では、避難についてはおおむねよかったが、教室の出入り口はすべて開けっ放しだったと指摘されました。もし室内に人が取り残されていた場合、入り口を閉めておけば、少しでも酸素が残されて生存確率が上がると教えてもらいました。最後の人が戸を閉めることが大切だとわかりました。

 そのあとで消火訓練を行いました。

 まず、消火器の説明を受けました。消火器には、白、青、黄の3色のシールが貼られていて、色によってその消火器が使用できる対象が違うとのことです。白は紙や木などの普通火災、黄色はてんぷら油などの油火災、青はコンセントなどによる電気火災をあらわしているそうです。

 

 

 この消火器はどの火災にも対応していることがわかります。

 また、初期消火とは、自分の背丈よりも火の高さが低い時に有効で、背丈を超える高さは危険だそうです。

 中にはピンクの粉の消火剤が入っていて、連続で15秒もつということです。使用方法は、まず黄色のピンを抜き、ノズルの先を手でしっかりと持ち、黒いレバーを押すように握ります。「ピン、ポン、パン」と覚えてくださいと言われ、子供たちからは声が上がりました。


 

 

 

 

 

 続いて、初期消火訓練です。6年生が水消火器で体験しました。熱くない安全な距離まで近づき、ほうきではくように噴射剤をまきながら近づき、最後に火点に向けて勢いよく放出しました。実際には炎にかけても意味はなく、燃えているものにかけるそうです。A先生とH先生も体験しました。

 最後に、児童会長のHさんが感謝の言葉を述べ、児童全員でお礼を言って終わりました。

 終了後には、1年生と3年生がポンプ車を見学しました。

 1年生は国語の「はたらくじどうしゃ」で勉強したばかりです。3年生は、このあと社会科見学で消防署に行く予定です。

 


 

 

 

 

 

 4名の署員の皆様、ありがとうございました。 (文責 海寳)