学校から

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イグレット乗馬倶楽部様とコラボへ。 2月24日(金)

 本日、学区内にある「イグレット乗馬倶楽部」代表の沼田様と、スタッフの渕上様が本校にお出でになりました。先日、沼田様が一度お見えになり、「わらびが丘小学校の児童のために、何かできることはありませんか」との申し出を受けました。本校としては願ったり叶ったりで、「是非よろしくお願いします!」と即答です。生活科や、理科・社会、さらにキャリア教育につなげることもできます。

 昨年今年と、生活科「わたしの町 はっけん」の一環として、2年生の児童がイグレット乗馬倶楽部に伺いました。学区に牧場は複数あるのですが、これまであまり関わりを持てずにいたのです。しかし、児童の訪問を申し込んだところ快く受け入れてくださり、子供たちも大喜びで訪問しました。そこで御縁がつながり、今回の運びとなったのです。

 沼田様と一緒に来られた渕上様は、現在も指導者として大学に所属し、アニマルセラピーを専門に研究されていると伺いました。馬と人間の関わりが、心の在り方にどのような良い影響を与えるかを研究されています。馬との関わりによって得られる様々な良さを伝えていければとおっしゃっていました。そのために、体験学習の前に事前学習としてレクチャーしてくださるとのことです。さまざまな活動や行動には必ず意味があります。それを知らずに触れ合うだけでは学習になりません。レクチャーを聞くことで、そこに意味が生まれてきます。充実した貴重な体験になるはずです。

 また、代表の沼田様は、競走馬を引退した馬の最後の余生の過ごし方に目を留め、「NPO法人引退馬協会」を立ち上げ、その代表も務めていらっしゃいます。引退した競走馬の扱いに心を痛めていたと聞きました。一部の活躍した有名馬を除いては、その後はあまり知られていません。「役に立たない」というレッテルを貼られ、その扱いも言葉では言えないほどとおっしゃっていました。そこで、第二の人生(馬生?)を送れるよう、人との触れ合いで、双方に幸福感をもたらせてくれるはずと考えてこの活動を始められたそうです。そのようなこともお話いただけたら、子供たちの馬を見つめるまなざしや興味・関心の方向も変わってくると思います。

 イグレット乗馬倶楽部様とのコラボレーションは、できればすぐに実行したいと考え、来年度の年間計画への位置づけを検討しています。地域とのつながりを、今後も、もっともっと増やしていこうと考えています。

 沼田様、渕上様、そしてイグレット乗馬倶楽部の皆様、今後ともどうぞよろしくお願いします。 (文責 海寳)

 

ぽかぽか大作戦 2月22日(水)

 2月の保健目標は「心のけんこうについて考えよう」です。保健室の掲示板には、「ぽかぽか言葉をお届けします」とぽかぽか言葉を配達するポカポカ便が登場しました。

 言われてうれしい言葉=ぽかぽか言葉をみんなで使って、お互いに気持ちよく毎日を過ごせるといいですね。 (文責 海寳)

 

 

ピカピカ大作戦 2月22日(水)

 1月31日から、SSS(スクールサポートスタッフ)として本校に来てくださっているIさん。きびきびと仕事をこなし、天候に応じて窓掃除や床磨き、掲示物づくりや事務作業の手助けなど様々な業務をこなします。その手際の良さと黙々と仕事に励む姿は、子供たちへの良いお手本となっています。近くを通りかかった子供たちも「ありがとうございま~す」と元気良くお礼を言えます。

 今日は、階段の踊り場に残る上履きの跡(黒くこすれた汚れ)を何度もこすって落としています。この汚れはかなりしつこくて、なかなか落ちません。子供の力だと歯が立たないのです。SSSのIさんはさすがです。根気強くこすってみるみるうちにきれいになっていきます。Iさん、ありがとうございます。とても助かります。 (文責 海寳)

 

イン ターネットの便利さにひそむ危険 2月3日(金)

 昨日、市の会議に参加してきました。そこでの「インターネットの適正利用について」という講演がとてもためになったので、内容をお知らせします。講師は、千葉県庁の県民生活課の方です。

 まずは、「〇iktok」という」短い動画をシェアできるスマホ向けアプリについてお話がありました。そこでは「投げ銭」と称して、お金のやり取りが発生する仕組みがあることを紹介していました。お金が発生するということは、そこから様々な問題に発展する危険があるということです。これは、かなりの小中学生が視聴しているアプリです。中にはライブ配信している小中学生もいるとのことです。

 オンラインゲームでも「ボイスチャット」による犯罪被害が増えているということもわかりました。

 また、「バイトテロ」と題して、バイト先の飲食店での悪ふざけをSNSにアップして大炎上した事例も紹介されました。

 ちょうど今、有名な回転ずしチェーン店での行いがSNSでアップされたことが瞬く間に拡散され、たいへんな問題になっています。

 講演会では、九州地方のある焼き肉チェーン店でのバイトテロ動画から、これがどのような問題に発展するかを説明していました。

 ①個人情報の拡散(顔写真、住所、家族の情報など)→クレームが直接自宅にくる

 ②想像を超える賠償額(数億円単位になる恐れも)→自己破産しても免れない可能性

 ③個人情報が拡散されたことによる影響(就職活動で面接に行った会社でも、顔や事件を把握しているので、就職できない可能性など)→働いて給料をもらうことができない

 現在問題になっている回転ずしチェーンでも、「株価が〇〇〇億円近く下落した」というニュースもあります。風評被害による客離れや、全店舗の膨大な数のしょうゆなどの備品の交換や消毒作業による逸失利益の賠償も含めると想像すらつきません。これらも、SNSで面白がってアップしたことが、本人たちの想像を超えて、大変な社会問題になってしまったという、SNSの影響力の大きさを表していると言えます。

 さらに、友達同士の何気ない会話や写真を気軽にSNSにアップしたことから、家や学校・塾が特定されたり、しつこく付きまとうストーカーまがいの輩(やから)が近づいてきたりする危険も紹介されました。一度アップした写真は、半永久的に拡散され続けることも説明されました。 

 現代社会では大変便利に使っているスマートフォンなどのデジタル機器は、使い方を誤れば、一生を棒に振るどころか、命の危険にもさらされる凶器にもなり得ることを実感しました。 (文責 海寳)

 

 ※詳しい動画は、内閣府や法務省のホームページから視聴できます。

 ※性犯罪被害については、千葉県警察本部よくし隊「あおぼーし」を検索してみてください。

 ※「ペアレンタルコントロール」というフィルタリングも有効であると紹介されました。(ペアレント=親 「親による管理」という意味ですね)

 

明日は節分。明後日は立春です。 2月2日(木)

 明日は節分です。立春の前日です。昨日今日は風がとても強く、「もう春一番か」とも思ったのですが、「確か春一番には定義があったな」と思い返し調べてみると案の定(あんのじょう)でした。

(以下引用)

 1 立春から春分までの間で、

 2 日本海に低気圧があり、

 3 関東地方における最大風速が、おおむね風力5(風速8メートル)以上の南寄りの風が吹いていて、昇温した場合。

 

 定義には当てはまらない部分もあるので、春一番ではなかったようです。今日も風が強いですね。換気のために窓を開けていると、細かな砂が教室に大量に入り込んできます。とてもやっかいなので、窓を閉めるしかありません。廊下側の窓を開けて換気しています。

 

 明日の節分に向けて、今夜は豆を炒り、神棚に上げておかなければなりません。恵方巻は検討します。今年の恵方は南南東だそうです。

 ちなみに、「豆を炒る(まめをいる)」は「魔目を射る(まめをいる)」からきているとありました。魔目とは鬼の目でしょうか。なるほど、語呂合わせ(ごろあわせ)だったんですね。納得です。

 もう春がやってきます。 (文責 海寳)

寒い朝でした。 1月25日(水)

 今朝6時過ぎに学校に到着すると、外気温は氷点下4.5度をさしていました。普段は40分ほどで到着する学校への道のりも、スリップしないように注意深く走ったので約1時間ほどかかりました。7時前には氷点下5度になり、久しぶりに肌を刺すような痛みを感じる寒さとなりました。

 6時過ぎにバスの運転手さんと今日の運行について検討し、安全面を考慮して、朝は運行しないことを決定しました。御家庭の送迎について、御協力ありがとうございました。

 午後0時の段階で、職員2名が福田地区と神南地区に分かれ、バスルートの確認をしてきました。途中、何か所か凍っている場所があったものの、バスの運行には支障がないものと判断し、下校時はスクールバスを運行することにしました。昨日に引き続き、放課後の補充学習がありますので、下学年以外は通常より30分遅い時間となりますので御了承ください。 (文責 海寳) ※上の写真は、融雪剤(塩カル)を豪快にまくS先生です。

 

 

今日は大寒です。 1月20日(金)

 今日は二十四節気(にじゅうしせっき)の大寒(だいかん)です。大寒から節分までの15日間を「大寒期」と呼び、1年で最も寒い時期と言われています。天気予報によると、来週は最低気温が氷点下の日が続き、とくに25日の水曜日はマイナス7度の予報が出ています。雪にはならないようですが、寒さ対策が必要でしょう。

 今朝の千葉日報のコラム「忙人寸語」には、大寒について次のように載っていました。(以下引用)「大寒とは、正月の祝い納めをする節目の日。『ハレ(非日常)』を終えた後の振る舞いも日常を取り戻すためには肝要だ」

 民俗学者の柳田國男(やなぎたくにお)氏によれば、「ハレ(晴れ)」は儀礼や祭り、年中行事などの「非日常」をいい、「ケ」は普段の生活である「日常」を表しているとのことです。

 「令和」の年号を考案したといわれる、万葉集研究で有名な国文学者の中西進(なかにしすすむ)氏によると、「ケが日常で、ハレが『晴れがましいとき』である非日常をさす」と言っています。「晴れ着(はれぎ)」「晴れの舞台」などがわかりやすい例だと思います。

 今日で祝い納めをし、明日から始まる日常をどう過ごしていくかという問題提起をしているようです。

 6年生は、卒業の準備がはじまります。5年生以下は、6年生を送り出し新入生を迎え入れる準備をしなければなりません。「ハレ」の日が、またすぐにやってくるわけです。1年のまとめの時期でもありますので、気を引き締めていきましょうね。 (文責 海寳)

 

 中西先生は「令和」という元号について、「『令』という字には、きちんと整った美しさ、麗しい(うるわしい)という意味がある」と言っています。『律令(りつりょう)』の令、『令嬢、令夫人、令息』の令などを考えてみればわかりやすいですね。令和を逆にすれば『和令(われい)』で、『やまとうるわし』と読めることも中西先生は言っていました。「令」という字は元号では初めて使われた字だそうです。「和」は20回ほど使われている字で、その二つを組み合わせれば違和感はないだろうともある講演会でおっしゃっていました。

 お笑いタレントのカズレーザーさんは、本名が和令(かずのり)だそうで、令和という元号にはどこか親近感がわくとテレビで言っていたのを聞いたことがあります。また、仮面ライダーV3に出てくる怪人カニレーザーにヒントを得てカズレーザーだということもあるテレビ番組で話していました。本名の読み方を変えれば「カズレイ」だからでしょう。ぜんぜん関係ありませんね、失礼しました。

 ちなみに、私は大学時代に中西先生から万葉集を教わりました。ですから令和という元号にはどこか親近感がわいてきます。これもぜんぜん関係ありませんね。失礼しました。

 

 

リサイクル活動への御協力ありがとうございました。 1月14日(土)

 心配された天気もなんとかもち、予定通りに第2回リサイクル活動を実施することができました。PTA本部役員および環境安全部員の皆様、そして回収・運搬を行ってくださいました役員の皆様、物品を提供してくださいました地域の皆様、本当にありがとうございました。おかげさまで、多くのリサイクル品が集まりました。前回以上の量があったかもしれません。結果が楽しみです。子供たちの教育活動に有効に使わせていただきます。

 アルミ缶も相当数集まりました。これから数えてみますが、なんとか足りていることを祈ります。たくさんの方の御協力、本当にありがとうございました。

 なお、ビンについては、これまで「ビールビンのみ」としてきましたが、次回から「一升ビンも可」となりますのでお知らせいたします。 (文責 海寳)

 

明日のリサイクル活動について 1月13日(金)

 明日のリサイクル活動は、予定通り実施します。

 現在の天気予報によると、お昼近くにやや雨模様の予報があるものの、午前中は曇りの予報です。

 明日の朝に天気が急変した場合にのみ、7時に、メールおよびホームページでの連絡をします。連絡がない場合には実施するという判断でお願いします。

「学校を核とした県内1000か所ミニ集会」教育講演会 感想紹介 part2 1月11日(水)

 12月9日(金)に行われた「学校を核とした県内1000か所ミニ集会」での村上先生の講演会に参加された方々より感想紹介のpart2をお届けします。

 

 ☆とても楽しくお話を聴くことができました。子供とのかかわりは難しく、子供の顔色をうかがうこともあります。家のこと、仕事のことと忙しくて思い通りにいかなく、心のコントロールがききません。6秒ももちませんが、全て自分の都合であって、子供は子供、その通りだと思いました。自分の都合で振り回していたことに気が付きました。心配で手を出しすぎる、口出しをしすぎることもあります。可能性をつぶす事はしたくないので、まずは自分が変わらなければと思いました。

 

 ☆この度は、なかなか聴くことのできない村上先生のお話が聴ける機会をつくってくださり、ありがとうございました。楽しく、心をひきつける言葉の中から自分の人生を見つめ直すことができました。身の回りの人に支えられていること、我が子に対しても縛りすぎないよう、心に寄り添えるようにこれからは関わっていきたいなと深く思いました。

 

 ☆お話を聞いて一番思ったことは、子供との時間を大切にしようと思ったことです。毎日ばたばたで、あっという間に一日が終わってしまいます。もう少し、子供との時間を増やしてあげたいなと思いました。

 

 ☆「面倒」や「面白い」といった言葉に対する心の現れ方について、なるほどと思い、面白かったです。今後の子供との接し方や顔を見て何を考えているかを知る良いきっかけになりました。

 

 私事ですが、大晦日から新年の年明けを、村上先生が住職をされている潮音寺にて過ごさせていただきました。

 境内一面に、ろうそくが灯されていて幻想的な年明けを迎えることができました。 (文責 土井)

 

 先日の成人の日に、夕方のニュースで潮来市の様子が紹介され、潮音寺で行った成人を祝うイベントに村上住職がしっかりと映っていましたね。スタジオにいたコメンテーターの直木賞作家は、「あの住職、たぶんぼくの知ってる人で、後輩だと思います」と言ってました。そうなんですね。知りませんでした。