校長日誌

最後まで走りぬく姿に感動!  ~校内マラソン大会~

12月7日(火)に、校内マラソン大会を実施しました。長い道のりが続くつらいコースですが、参加した全ての子どもたちは、寒風にも負けず見事に完走することができました。

大会当日には、驚くほどたくさんの保護者や地域の方々が応援に駆けつけてくれました。感染対策のため大きな声での応援はできませんが、沿道から沸き立つ熱い視線と激励のオーラが、明らかに子どもたちの勇気となって、背中を押してくれました。

 

 私は開会式などで、子どもたちに「自分の目標をもつこと」「最後までがんばること」が大切であることを呼びかけてきました。そして大会当日には、その言葉どおりにがんばっている子どもたちの姿を見ながら、どの子も頼もしく成長していることを実感しました。

 時代の流れとともに、子どもたちは日常生活の中で厳しさや困難さを味わう機会が減ってきています。また、学校のスポーツ活動も、根性第一でなく、子どもの主体性や自主性を尊重するようになっています。

「昔と比べて、今の子どもたちは…」ということが言われますが、今回のマラソン大会を通して、中央小の子どもたちには、以前と変わらないたくましさや強さがあることを感じました。そして、今回のような貴重な経験は、いずれは未来を切り開いていくための生きる力になってくれることと信じています。

 

マラソンコースの安全確保のためにご協力いただいた交通安全協会の皆様、コースをお貸しいただいた小見川団地東区・西区の住民の皆様には、深く感謝申し上げます。また、保護者の皆様には、10月からのあおぞらマラソンへの取組やお子様の体調管理にご協力をいただきました。

コロナ禍であるにもかかわらず、有意義なマラソン大会が実施できたのは、たくさんの皆様のおかげです。ありがとうございました。

 

子どもの成長を実感! ~ 遠足・体験学習・修学旅行 ~

各学年の遠足等の行事が終了しました。コロナの感染状況をみながら、延期や内容検討を重ねての実施となりましたが、おかげさまで10月までに全ての学年が実施することができました。

コロナ禍であるにもかかわらず、遠足等の実施に向け、保護者の皆様から多大なご理解・ご協力をいただきました。心より感謝申し上げます。

 

[1年遠足] 10月20日(水) 成田市(ゆめ牧場)

    「小学校で初めての遠足。お弁当おいしかったなあ。」

[2年遠足] 10月29日(金) 香取市(和郷園、橘ふれあい公園)

    「芋掘りとアスレチックをやって、いっぱい遊びました。」

[3年遠足] 10月28日(木) 千葉市(カンドゥー)

    「あこがれの職業の体験をして、大満足の一日でした。」

      ※6月の予定を7月に延期し、10月に再延期しての実施です。

[4年遠足] 7月1日(木) 千葉市(科学館、動物公園)

「グループで見たり聞いたり体験したり… 思う存分楽しみました。」

      ※6月の予定を7月に延期しての実施です。

[5年体験学習] 7月12日(月)・13日(火) 水郷小見川青少年自然の家

「カヌーやキャンプファイヤーなどの自然体験を通し、友情を深めました。」

      ※6月の予定を7月に延期し、宿泊をせずに2日間の実施です。

[6年修学旅行] 10月18日(月)・19日(火) 1泊2日 日光・益子方面(東照宮、大谷資料館、絵付け体験など)

    「みんなで世界遺産を見て、ホテルに泊まり温泉に入って、最高の思い出ができました。」

      ※6月の予定を7月に延期し、10月に再延期し、方面を変更しての実施です。

 

職員は、期日や方面の変更、感染防止を強化しながらの計画・準備・指導となりましたが、子どもたちの笑顔と成長ぶりをみて、例年以上の達成感を感じています。

 学校教育は、教室で行うものばかりではありません。時には校外に出て、自然や歴史とふれ合い、地域社会から学び、そしてたくさんの人と関わる体験は、子どもにとって社会で生きていくための大きな力となっていきます。

学校のコロナ対策はまだ続きますが、これからも様々な体験活動をとおして、子どもの豊かな心や実践力、社会性をしっかりと育てていきます。

おかげさまで、すばらしい運動会となりました!

緊急事態宣言の延長で延期となった運動会でしたが、おかげさまで10月3日(日)に盛大に実施することができました。感染対策のため通常とは異なる形でしたが、大勢の保護者の皆様の温かい応援をいただき、どの子も生き生きと元気いっぱいに競技することができました。コロナ禍でもがんばる子どもたちのたくましい姿に、一人一人の確かな成長を感じるとともに、大きな感動と希望を与えてくれた最高の運動会でした。

 

今年の運動会は、子どもたちや保護者の皆様、そして私たち教職員の様々な思いが込められた特別な運動会です。

 ① 子どもたちは、苦しくてもマスクをしながら、運動場の草抜きや係の準備、応援練習などを、毎日行ってくれました。コロナに負けずにがんばった子どもたちは、まさに大成功の立役者です。

 ② 下学年・上学年で半日ずつの開催でしたが、6年生は一日を通して会の運営をしてくれました。暑い中でも一所懸命に取り組む姿は、さすが最高学年です。どの子も大活躍でした。

 ③ 感染防止に向け、保護者の皆様には、参観人数や参観場所などたくさんのことをお願いしながらの開催となりましたが、皆様が快く協力してくださりました。職員一同、心より感謝しております。

 ④ 緊急事態宣言中のためPTAによる事前の環境美化活動ができませんでしたが、別日に保護者10名の方と職員13名が有志で集まり、運動場をきれいにしてくださいました。お忙しい中を、本当にありがとうございました。

 ⑤ 台風16号の影響で、前日に水浸しになった運動場でしたが、たくさんの職員が前日そして当日朝早くに出勤し、水抜きや整地、会場準備をしてくれました。校長として感謝の一言です。

 

 来年こそは、たくさんのご来賓や地域の方々にご来校いただき、そして家族の方々と子どもたちが一緒に楽しく昼食がとれるような…、そんな運動会にしたいと今から心待ちにしております。

中央小の子ども一人一人は地域の宝です。今後も“地域に愛される学校づくり”をめざし、職員一丸となって教育活動を充実させていきます。

運動会へのご協力、誠にありがとうございました。

 


学校に子どもたちの笑顔が戻ってきました!

 夏休みが終わり、学校生活がスタートしました。どの子も笑顔いっぱいで登校し、中央小にも久しぶりに活気が戻ってきました。学校の主役はやはり地域の子どもたちであることを改めて感じています。

 長期休み中に心配された交通事故や水の事故もなく、全ての子どもたちがそろって9月を迎えられたことを、とてもうれしく思います。職員も子どもたちと再会し、がんばるぞ!という気持ちでいっぱいです。
 ただ、この9月はコロナの感染拡大が収まらず、緊急事態宣言の中での学校再開となりました。大切なお子様をお預かりする本校では、8月下旬に職員による感染対策委員会や臨時の打合せを開催し、感染対策について協議を重ねてきました。8月30日にはPTA役員の方々に急遽お集まりいただき、学校の対応策について保護者の立場からご意見をいただきました。子どもたちに対しては、私のほうから全校放送で感染防止を呼びかけ、保護者の皆様には、学校の緊急対応について本日文書を配付しました。

  本校職員は、いつも中央小の子どもたちから力をもらっています。学校の感染対策はまだまだ続きますが、マスク越しからこぼれる子どもたちの笑顔に励まされながら、これからも職員一丸となって教育活動を継続していきます。今後ともご理解・ご協力をお願いします


コロナ禍での教育活動

 新型コロナの影響で、学校では様々な感染防止策をとりながら教育活動を進めています。本校でも換気や手洗い・うがいをしっかりと行うとともに、子どもがなるべく密にならないように工夫しています。プールでの水泳学習は、残念ながら今年度も中止になりましたが、ほとんどの教育活動は中止することなく、できる範囲で実施しています。

校長として頭を悩ませるのは、「どのような対策をすれば実施できるか」という判断です。報道では様々な情報が飛び交っていますが、私は、文部科学省や千葉県教育委員会が作成しているガイドラインと、香取市教育委員会から示されている指針を判断基準とし、本校の実態と照らし合わせながら、子どもの学びをなるべく止めないような対応をしています。

たとえば、現時点において「遠足は県内ならば実施可」という基準になっていますので、3・4年生の遠足を県内で7月に実施する予定です。5年生の宿泊学習は、地元の水郷小見川青少年自然の家において、保護者の皆様のご協力をいただきながら、リスクの大きい宿泊をせずに2日間実施する予定です。修学旅行は6月から7月に一度延期しましたが、秋季に再延期し「修学旅行は県外でも実施可」という基準にそって1泊2日で予定しています。

新型コロナは人命を奪うこともあり得る恐ろしい感染症です。その流行の中、子どもの教育活動を保障していくことは容易ではありませんが、子どもの安全を最優先し、校長として判断を見誤ることなく、職員と知恵をしぼりながら適切に対応していきます。保護者の皆様にもしっかりと説明しながら進めてまいりますので、これからもコロナ禍での教育活動にご理解・ご協力をお願いいたします。

 

すばらしい教育環境の中で

本校では、日頃から清掃や除草作業を進めていますが、5月になると草がぐんぐん伸び、敷地も広いため、子どもたちや職員だけでは環境整備になかなか手が回らないのが現状です。

そんな中、5月6日に退職校長会の2名の方が、ボランティアとして学校周辺の草刈りをしてくださいました。また、12日には2年生の保護者の皆様が、学校の環境美化活動を行ってくださいました。おかげさまで、見違えるほど学校がきれいになりました!

先日は、腐食していた砂場の囲い部分を、新しい木材に交換してくださった保護者の方がいらっしゃいます。仕事がお休みの日にもかかわらず、子どもたちのために、そして学校のためにお力添えをいただいたこと、職員一同、感謝の気持ちでいっぱいです!!

中央小がたくさんの方々に支えていただいていることを忘れず、すばらしい環境の中で、子どもの豊かな心を育ててまいります。


子どもの変化を見逃さない!

 新型コロナの第4波が押し寄せています。中央小では、子どもたちの安全を第一に考え、感染防止の取り組みをしながら教育活動を進めています。学校生活上、子どもたちにはどうしても制約を強いる場面が生じることとなり申し訳ないのですが、全職員で子ども一人一人の様子に目を配りながら、しっかりとサポートできるような学校体制づくりを進めています。

コロナ禍が長く続き、大人と同様、どの子もストレスが溜まってきています。また、連休明けには体調を崩す子どもも例年多く見られます。お子様のことで、「最近、元気がない。」「何だか表情がさえない。」「学校で友達とうまくいかないようだ。」など、気になることがありましたら、よく話を聞いてあげてください。そして、悩みごとがあれば、お気軽に学校にご相談ください。学校ではお子様の心に寄り添いながら、職員がていねいに対応していきます。また、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーという専門性のある職員も配置されています。

子どもは心に不調が生じると、必ずサインを出します。大切なのは、そのサインを大人が見逃さないこと。家庭と学校が連携し、今できることを一緒に考えていきましょう。


地域のみなさまに感謝いたします。

 校長として最も心配なことは、子どもが事件・事故に巻き込まれることです。全国でも毎年のように、登下校中や休日等における交通事故や犯罪等により、子どもの尊い命が失われています。

そのような中、本校学区では、地域のみなさまが、子どもたちの登下校時の安全を見守ってくださっています。小見川幹部交番の警察官の方、交通安全協会の方、防犯ボランティアの方、まちづくり協議会の方、PTAの保護者の方…。南地区の子どもたちは、スクールバスの運転手さん、添乗員さんに見守られ、毎日安全に登下校しています。

中央小の子どもたちが安心して学校生活が送れるのも、地域のたくさんの方々が子どもたちや学校を温かく見守ってくださっているおかげです。心より感謝申し上げます。

年度始めの4月と、登校に慣れて気が緩む5月は、交通事故の件数が多くなる傾向があります。特に、1年生の交通事故は多発しているので要注意! 学校では、学級指導や全校放送などの様々な活動において、交通安全指導を強化しています。

各家庭でもお子さんが家を出るときに、「車に気をつけて!」と一言お願いします。中央小の子どもが悲しい事件・事故に巻き込まれないよう、これからも保護者や地域のみなさまの温かい見守りをお願いいたします。


着任のあいさつ

 4月から伝統ある小見川中央小の校長となりました島石耕治といいます。地域のみなさまに愛される中央小になるよう、職員と共に力を合わせて努力してまいります。
 新年度は、新たに73名の1年生を迎え、全校児童486名でスタートしました。どの子も入学・進級し、元気に登校しています。子ども一人一人の心に寄り添いながら、愛情いっぱいに育てていきます。
 教育は人づくりです。そして、小学校での教育は、子どもの成長の土台となる非常に大切なものです。お子さんや学校のことなど、何かありましたら、遠慮なく学校へご相談ください。保護者や地域のみなさまのご理解・ご協力をお願いいたします。