学校から

2021年6月の記事一覧

今度はシジュウカラ? 6月25日(金)

 グラウンドの奥に大きなせんだんの木があります。そのさらに奥に古い切り株があります。今日の4年生の理科の時間、野外観察をしていた時に、KさんがY先生に「切り株の中に鳥がいる」と言い出しました。Y先生が近づいてみると、中は真っ暗でよく見えませんが、ライトで照らしてみると、確かに何かの鳥のひなが何羽かいます。すぐに写真を撮り調べてみると、どうもシジュウカラっぽいです。

 その時はひなしかいませんでしたが、しばらくして見に行くと、親鳥がひなを守るようにかばっていて、しきりに羽を動かして威嚇してきます。敵がやってきた思ったのでしょう。山鳩といい、シジュウカラといい、さまざまな動物が住み着いています。他にも何かいるのでしょうか? (文責 海寳)

スイッチカバーが変身! 6月25日(金)

 校舎内の照明のスイッチです。かなりへこんでいます。他の多くのスイッチもこのような状態です。

 本校は昨年4月に開校しましたが、6年前に閉校した旧佐原第三中の校舎をリノベーションして使っています。

 ただ、外回りは一新しましたが、校内は、水道や階段、黒板、トイレの一部を除いては、ほぼ以前の状態のまま引き継がれましたので、いたるところに中学校時代の名残が残っています。中学生には、力が有り余っていて、いろいろなところに勝負を挑みたがる子がいます。そのせいで、スイッチカバーはボコボコなものが多くあります。だから頻繁に交換します。私も、十数年前から二十数年前には、新品のスイッチのカバーをたくさん持って、校舎中のカバーを交換して回った記憶があります。へこんだカバーを木片にあてて、金工よろしくトンカチでたたいてもとにもどしたこともあります。節約です。すべて交換してたら予算がもちません。かつての多くの中学校がそうであったように、本校も同様にスイッチカバーは多くがこのような状態です。

 そこで、見た目にもよくないので、はたとひらめき、百円ショップでプラカバーを購入し、同じく百円ショップで購入したドットシールでデコレーションしてもらいました。昇降口横の階段のスイッチをスクールサポートスタッフのFさんに、保健室前の柱のスイッチを学校保健支援員のS先生にお願いしました。かわいくやってください、とお願いしたのですが、くしくも似たようなお花の模様になり、雰囲気もガラッと変わりました。子供たちもすぐに見つけ「かわいい~っ」「わたしもやりたい!」という声も出てきました。今後、順次交換していきます。良い見本ができたので、次からのデコレーションは子供たちに任せようと思います。 (文責 海寳)


青虫からさなぎへ。 6月23日(水)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今年も職員室及び校長室外の壁面に、モンシロチョウのさなぎが付き始めました。昨年は「びっしりと」状態でしたが、今年はまだ数はこれからという感じです。ただ、今年は、軒下のやけに高い場所まで移動したなという印象です。サッシの下の影の部分にもいくつかついています。今年は、キャベツとカリフラワーを植えましたが、キャベツよりもカリフラワーのほうが早く筋だけにされました。おいしさが違うのでしょうか。これも不思議です。 (文責 海寳)


山鳩のひなが巣立ち?  6月23日(水)

 保健室の外の軒下に巣をかけていた山鳩のひながこんなにも大きくなっていました。今日の業間休みの時間に、子供たちが飛ぶ練習をしている鳥を追いかけていたのでした。養護教諭のY先生が、「鳩の子どもが体育館の通路の隅でうずくまっているんですが」と伝えに来ました。うまく飛べないのであれば、どうにかして巣に戻すしかないかなと考えましたが、人間のにおいがついてもどうかと思い、軍手をつけてそぉ~っと捕えようとしたところ、バタバタとはばたいて逃げようとします。高くは飛べません。高さは1メートルぐらいで距離は5mぐらいです。追いかけるのをやめて、様子を見ることにしました。そのうち飛び立てるだろうと。猫やハクビシンなどにつかまらないかだけが心配です。早く飛び立てるようになることを祈るだけです。 (文責 海寳)

来週の土曜日はリサイクル活動です。 6月23日(水)

 7月3日(土)に本年度第1回のPTA主催リサイクル活動を実施します。内容は5月11日付で配付した通りです。(本ホームページの「各種おたより」参照)

 午前8時30分から回収予定です。少雨決行ですが、悪天候の場合は順延とします。その場合は、PTA会員の皆様にはメールで、地域の皆様にはホームページ上でのお知らせとなります。ホームページをご覧になれない方には、ご近所の方がお知らせしてくださると助かります。また、直接学校に、電話で実施の有無を確認してくださってもかまいません。昨年あたりから、リサイクル品の引き取り価格が大幅に下落しております。できるだけ多くのご協力をお願いします。

 昨年度は、収益金とそれに伴う市からの補助金で、陸上のユニフォームやドッヂボールを購入することができました。本年度も、子供たちの学校生活に役立てられるようなものをそろえたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 (文責 海寳)

【回収物品】

①ビールびんのみ(日本酒や焼酎、ワイン・ジュース等のびんは回収できません)

②新聞紙

③雑誌・広告類

④布類・衣類・毛布 → ビニル類に入れてください

⑤段ボール

⑥ペットボトルキャップ

⑦アルミ缶 → 中を水ですすいでから持ってきてくださると、すすぐ手間が省けて助かります。いつも6年生の子供たちを中心に、水道で一つ一つすすいでいます。すすいだあと一つ一つつぶして、保管しています。アルミ缶は、ある一定量がたまれば、「車いす」に生まれ変わります。旧福田小が取り組んできた活動で、車いすは施設に寄付しています。昨年から貯めているアルミ缶も結構な量になりました。教務主任のY先生によると、今年がんばれば1台の車いすになりそうとのことです。アルミ缶については、リサイクル活動時だけでなく、普段から随時受け付けておりますので、電話を入れてから持ってきてくだされば受け取ります。よろしくお願いします。

歴史のロマン~旗立松(はたたてのまつ)~  6月22日(火)

 「九美上コロニー」は、シラサギの繁殖地です。九美上交差点(五差路)の近くの「佐原テクノ」さんの駐車場の横にある杉林を中心としたエリアです。「鳥の博士」齊藤敏一先生によると、約700羽のシラサギがいて、国内で小さな渡りをしているとのことです。ここは、県内でも最大級のコロニーでもあるそうです。中には住み着いて年中暮らしている個体もいるとか。ただ、このところ、規模も小さくなり、また、繁殖できる場所も少なくなってきているそうです。コロニーの条件としては、近くにえさ場(田んぼや川など)があること、木々の間をとびぬけられるだけのすき間がある林であることなどです。近年はエサも少なくなってきており、また、シラサギが巣をつくる木も、自分たちが出したフンにより巣をかけている木が枯れてしまうという悪循環も増えているようです。齊藤先生は「自分で自分の首を絞めているんだよね。でも、人間も同じなんだよなー」とボソッと言っていたのが印象に残っています。

 九美上コロニーに行く時にわたる交差点の一角にある石碑をご存知でしょうか?

 4月12日に本ホームページに載せたものを再掲しますのでご覧ください。

(以下再掲)

 交差点の一角に石碑が立っています。足元をすぐ横の木の太い根が覆っていて、周囲を十数本の小さな石柱が囲んでいます。地面の一部は新たにアスファルトで固め、歩道にしてあります。石碑には「旗立松」と刻まれています。「松はないのに…」とちょっと不思議に思い、気になったので校長室の本棚にある書籍でさがしたところ、島田七夫氏著「佐原の歴史散歩」(平成10年発行)に次のように載っていたのを見つけたので引用します。(以下引用)

 「旗立松」

 「バス停『九美上』の近くであるが、五つの道が交叉する東側、駐在所脇に『旗立松(はたたてのまつ)』の石碑がある。碑は昭和2年に建てられたもの(碑文は宮沢春文香取神宮宮司)で、それによると「前九年の役(1051)」に陸奥守兼鎮守府将軍の源頼義が安倍氏征討の命をうけて、奥州に向かう途中、軍神の香取神宮に戦勝祈願するためここを通り、この松に軍旗を立てて兵馬を休めた」ということである。かつては、目通り周囲4メートルもある枝ぶりの見事な松があって、故事を伝えるふさわしいものだったというが、その松も今はない。小松であるが何代目であろうか」(引用ここまで)

 今から970年前の平安時代には、この場所に香取神宮へ向かう通りがあったこと、そこが今でも交通上便利な場所になっていることを思うと何とも言えない気持ちになってきました。鎮守府将軍の一団であるので、数百人規模はいたでしょうか、それ相応の規模の兵馬がここでしばし休息したことを想像すると、歴史のロマンにかられます。

 ちなみに、源頼義の系譜をひも解くと、父は源頼信といい、かの有名な藤原道長の四天王の一人と呼ばれたエリートでした。また頼義の子孫には、足利尊氏、源頼朝、武田信玄がいます。

 何気なく見かけた石碑に、このような歴史的事実があろうとは思いもよらないことでした。でも、そのおかげで高校の日本史で習って以来の「前九年の役(えき)」について詳しく調べることになり、当時は言葉だけ覚えてそのいきさつなど詳しいことはまったく知ろうともしなかったのが、そのつながりから結末まで知ることとなったのはちょっと得した気分です。誰かに自慢げに話してみようと思います。アウトプットは大事ですから。 (文責 海寳)

歯・口の健康に関する図画ポスターコンクール参加作品  6月22日(火)

 

 

 

 

 

 

 

 歯・口の健康に関する図画ポスターコンクール参加作品を掲示しています。昇降口横の階段入り口に掲示した6作品です。真ん中上の2年生Rさんの作品は準優秀に入賞した作品です。細かな描写と全体のバランスに優れています。全体としてカラフルな作品がそろいました。図画の腕前とともに、歯と口の健康への意識も高めていきましょうね。 (文責 海寳)

アサガオも咲いていました。  6月2日(火)

 昨日の記事で、「ヒマワリがアサガオより早く咲いた」と書いてしまいましたが、実はアサガオはすでに咲いていました。しかも、写真のは二つ目です。確認もせずいい加減な記事を書いてしまったことを反省しております。つつしんで深くお詫び申し上げます。

 昨年は、校長室の外に張ったグリーンカーテンのアサガオは12月まで咲いていました。6月に咲き始めるとなると、半年ものあいだ咲き続けるということになります。今年のアサガオも楽しみですね。 (文責 海寳)

今日は夏至です。  6月21日(月)

 今日は夏至です。1年で1番、昼の時間が長い日です。残念ながら、梅雨時ということもあり、今日は曇りなので太陽は顔を出していません。明日からは、だんだんと日が短くなっていきます。

 令和3年も、あと10日足らずで半分が終わります。来週の木曜日には、カレンダーをめくると残り6枚を実感します。夏休みまでちょうど1か月となりました。日々新た、日々充実を目指して毎日を過ごしていきたいと思います。 


 

 

 

 

 

 

 突然ですが、なんと、今日ヒマワリの花が咲きました。アサガオもまだ咲いていないのに、です。1本だけが、なぜか突然変異のように巨大化してぐんぐん伸びていたのでした。一緒に並んでいるヒマワリはまだ10センチ足らずなのです。1本だけ種類が違っていたのでしょうか。同じ種屋さんから購入した、同種の種のはずなのですが。紫陽花の時期にヒマワリも一緒に咲いている。不思議なコラボレーションです。

(追伸)

え~、事実が判明しました。1本だけ大きいのは、1か月ほど早く芽が出た苗を植えたためだそうです。たぶん、こぼれ落ちた種が、畑で自然に発芽したものと思われます。  (文責 海寳)

300,000カウント突破しました。 6月21日(月)

 昨日のお昼過ぎに、本ホームページ閲覧数が30万カウントを突破していることに気づきました。また、一つの区切りを超えることができました。昨年4月から始めて(記事は実質5月下旬から)30万に達するまでの推移は以下の通りです。

 12月 1日  100,000達成(8か月)

  3月19日  200,000達成(3か月)

  6月20日  300,000達成(3か月)

 

 20万達成からの、各月ごとの推移は以下の通りです。

  4月 1日  217,490(+32,426)

  5月 1日  244,760(+27、270)

  6月 1日  277,602(+32,824)

 

 現在のペースは、約3か月で10万ペースです。3月末(1年間)で25万だったので、来年の3月には単純に2倍の50万を目指したいと宣言しましたが、このペースだと60万になりそうです。開校4年で100万というのを次の目標にしたいと思います。

 まるで、大谷翔平選手のホームラン数の年間予想のような記事になってしまいました。ちなみに、開校4年時には、わたしはすでにリタイヤしていますので在籍していません。責任を持って、次の方に引き継ぎたいと思います。まだ少し先の話ですが。 (文責 海寳)

 

紫陽花ロード  6月18日(金)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ギャラリーわらびがおか」今年度第2弾は、恒例のあじさい祭りです。①~⑯の紫陽花の写真のうちから好きなものを5つ選んで名前を書きます。右側には、感想や、気に入ったところを書き込めるようにしました。

 参加型の掲示物には、皆興味関心が高く、いつもたくさん書いてくれます。お互いの目のつけどころの違いに気づいて欲しいと思います。 (文責 海寳)

カブトムシが脱皮した! 6月11日(金)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨年7月に、本校近くに在住の方から「うちの木にカブトムシがたくさんいるから、もしよかったらいかがですか」と連絡がありました。すぐにN教頭が虫かごをもっていってみると大量のカブトムシとクワガタが。あわせて30匹以上いただいてきました。

 教務主任のY先生は、いろいろな動物を育てるスペシャリストです。さっそく理科室の大きな水槽に床を作り、カブトムシを放しました。すぐに卵を産み、ひと冬を越えて脱皮したのでした。

 今日の昼前にY先生から「脱皮しました」との報告を受け、見せてもらいました。筒の中にオスとメスがいて、オスのほうが脱皮して、白い羽を見せていました。羽が白いなんて初めて見ました。メスのほうはまだでした。

 ところが、約2時間ほどして「メスも脱皮しました」と。オスとメスがほぼ同時に脱皮するなんて、なぜか生命の神秘を見ているようで不思議な気持ちになりました。

 白い羽は、これから少しずつ黒くなっていくそうです。残りの幼虫も次々に脱皮(羽化)していくものと思われます。楽しみです。子供たちにも早く見せてあげようと思います。 (文責 海寳)

山鳩? 6月11日(金)

 保健室の外の軒下に鳥の巣ができていました。よく見ると鳥がいます。山鳩みたいな? 鳩であることは間違いありません。巣の下には卵の殻が落ちていました。子育て中なのでしょうか。ただ、ひなの姿が見えません。もう少し様子を見ていこうと思います。

 

 理科準備室の換気口の穴にも雀が巣をつくりました。たまに雀が顔を出しています。

 先日は、1羽のシラサギを2羽のカラスがしつこく追いかけている姿がありました。カラスが大きな声でガーガー鳴きながら逃げ惑うシラサギを追っているのです。しばらく追いかけて、必死に逃げているシラサギに追いつけずあきらめた様子でした。鳥の世界も厳しいものだとしみじみ思いました。

 

 こちらは旧神南小のせんだんの木です。アオバズクの姿はありません。昨年は5月25日に確認できました。一昨年も5月25日でした。しかし、今年はいまだに姿が見られません。こちらもカラスにやられたという話も聞きます。もうやってこないのでしょうか。時々様子を見に行ってみます。 (文責 海寳)

 

 

 

 

 

 

 

教育実習ー精錬授業を行いました。 6月9日(水)

 

 

 

 

 

 

 3時間目に、教育実習生のKさんが、実習のまとめとして精錬授業を行いました。6年生の算数で行いました。単元名は「各大豆と縮図」ではなくて「拡大図と縮図」です。既習を生かして拡大図を書く方法を考えるというものです。

 授業では、既習の振り返りをしました。5年生で学習した合同な図形の書き方です。学習問題は、「三角形ABCを2倍に拡大した三角形DEFをかきましょう」です。

 まず、自力解決です。予想を立てて書き方を考えます。次に、同じ方法を考えたもの同士でグループを作ります。3~4人グループに分かれました。じゃんけんで説明者を決めます。全体の前で、書き方を説明するのです。説明者が決まったら、与えられた時間内に分かりやすく説明できるよう、グループの力を結集して説明の練習をします。3種類の方法別に、3つの班の代表に発表(説明)してもらいます。そして、全体で比較検討してから、まとめます。

 授業では、自力解決に時間をかけすぎて、発表の途中でチャイムが鳴ってしまいました。しかし、Kさんは慌てることなく、「明日の算数の時間に今日の続きを行います」と伝え、授業を終えました。とても落ち着いた授業ぶりでした。たいへんお疲れさまでした。

 4週間の実習も今週で終わりです。残りの時間を充実したものにして実習を締めくくってください。 (文責 海寳)

家庭学習を充実させよう。 6月4日(金)

 本ホームページの左側(パソコン版)またはスマートフォンでは下側に「おすすめ!家庭学習リンク集」(左の写真)というリンクリストがあります。これは、昨年の4月5月の臨時休校中に、家庭での学習の手助けとして紹介したものです。

 中を開くと、家庭学習をするにはうってつけのサイトへのリンクがまとめてあります。

 学校での学習は方法を学びます。

 方法がわかったら、自分で繰り返し解いて、内容を身に付けます。家庭での自主学習です。

 もちろん宿題も出しますが、与えられたものはどうしても終えることを目指してしまい、「作業」になりがちです。

 しかし、自分で選んだものは興味を持って取り組みますから、内容も入ってきます。これを「主体的な学び」と言います。ぜひ、このリンク集をのぞいてみて、まずは良さそうなものを開いてみてください。そして、できそうなものがあれば、ぜひ取り組んでみてください。1問でも5分でもかまいません。10日やれば10問解いたことになります。10日で50分取り組んだことになります。やらない人は0問です。0分です。1週間、1か月、1年と続けられれば、その差は歴然です。ほんのちょっとであっても、まったくやらない人と比べれば必ず差が生まれます。土・日にやってみてください。自分でも不思議なくらいどんどん力がついていくかもしれませんよ。 (文責 海寳)