学校から

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不審者対応訓練を行いました。 5月26日(木)

 昨年に引き続き、今年も不審者対応訓練を行いました。香取警察署からは5名の警察官の方に来ていただきました。

 1階児童クラブ側の入り口から侵入という想定です。

 1階廊下で校長が声を掛けました。何も反応なかったので、行く手を遮ろうとすると素早くすり抜けて階段を3階まで一気に駆け上がっていきました。その早さに驚きました。

 不審者侵入の合図は笛です。まず大声で「不審者~っ!」と叫び、続けざまに「ピピーッ、ピピーッ」と笛を強く鳴らして校舎内の教室に一気に知らせました。職員室では事務の先生が通報訓練です。教室では、笛を合図に、ドアの鍵を閉め、壁沿いに小さく身をかがめます。

 不審者役の警察官の方は、ドアをけったり壁を叩いたりしながら、本番さながらの迫真の演技で子供たちの恐怖心をあおりました。訓練では、いかに実際に近づけるかが問われます。

 子供たちは、廊下側の内側の壁にはりついて、じっと動かずに隠れていました。

 その後不審者は2階の低学年の教室を回ってから1階に下り、昇降口付近で確保されました。D教頭とY教務主任が「刺す股」を持って、不審者を追い詰めました。

 警察の方から、追い詰める方法を教わりました。昨年の訓練で、次回は「刺す股」の使い方を教わることを確認していたからです。

 

 


 

 

 

 

 

 「さす股」は2方向から、顔または足を狙い、相手を倒せるとよいとのことです。

 ただ、昨年も言われましたが、あくまでも警察が来るまでの時間稼ぎであり、教員が勝負してはいけないとのことでした。いちばんいいのは、外に追い出してカギを閉めてしまうことです。

 

 訓練の最後に体育館に集まって、生活安全課の柴野様から講評をいただきました。

 児童の様子については、「指示通り頭を下げ、室内での位置を確保できていた。200点満点です。」とのことでした。昨年はベランダ側にかたまったりしたクラスがあり指摘を受けたので、この点は修正できました。

 また、校内で見知らない大人に出会ったら、「こんにちは」など必ず声をかける習慣をつけるとよいことも教えてもらいました。不審者は声をかけられるとびくっとするし、周りにいる大人も気づくことができるので一石二鳥であるとのことです。

 今日は訓練なので全員が教室にいましたが、先生が近くにいなかったり、休み時間で散らばっていたりしたときはどうしたらよいかなど、いろいろな状況をイメージしておくことが大切です、とのことでした。

 最後に、児童を代表して6年生のRさんがお礼の言葉を述べて訓練を終えました。

 奇しくも、昨日アメリカの小学校で銃乱射事件が起こり、犠牲者も出てしまったタイミングでの訓練となりました。このようなことは絶対あってはならないことですが、世の中に絶対はありません。それでも被害を最小限に食い止めるべく、行動できるようにしたいと思います。不審者対応訓練は、子供の訓練というよりは、大人の動きの訓練です。今年も学びのある訓練になりました。香取警察署の皆様、お忙しい中、ほんとうにありがとうございました。 (文責 海寳)

熱く燃えました!~わらびっ子スポーツDAY~ 5月21日(土)

 暑くもなく寒くもなく(朝少し肌寒かったかな)、絶好の運動会日和でした。

 PTA本部役員の方には受付を、青少年相談員の方々には駐車場誘導をお願いしました。おかげですべてスムーズに進めることができました。ありがとうございました。

 運動会の詳細については、火曜日以降に順次掲載していきますので少しお待ちください。(文責 海寳)

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

準備万端整いました。 5月20日(金)

 いよいよ明日に迫った「わらびっ子スポーツDAY」。天気は何とか大丈夫そうです。グラウンドの準備も整いました。午後からは、4年生以上でグラウンドの準備を行いました。みんな張り切っていました。暇にしている人はいません。率先して手伝いを行っていました。授業では身につかない行事の持つ力です。行事を行うためには、一人一人が様々な役割を担います。「みんなのために」働きます。そういう気持ちをもって「誰かの役に立ちたい」という思いが強くなります。そして、成功したときに「自分もその一翼を担った」という満足感がわいてきます。子供たちはだれでも心の奥に「役に立ちたい」という思いを持っています。その欲求を満たすのが行事なのです。

 明日の閉会式では、みんなの満ち足りた表情を見ることを楽しみにしたいと思います。開催の決定は朝の6時です。メールでお知らせしますので、よろしくお願いします。(文責 海寳)

 

 

モーニングミュージック 5月17日(火)

 本校では、朝の登校時間から8時まで校内に音楽を流しています。

 昨年の秋からは村松健さんの1986年のリリース「Winter Music~白銀は招く~」から「スキーに幸あれ」をかけていました。透明感あふれるピアノインストゥルメンタルで、軽快な中にもしっとりとした情感あふれるメロディーラインが耳奥に残ります。雪の朝の静寂、風のそよぎ、静かに降り積む雪、これから一日が始まるワクワク感など、ほんとうに気分が良くなる時間でした。

 今日からは新たな曲に変わりました。「サイダーハウスルール」という1999年制作のアメリカ映画のテーマ曲です。これもピアノインストゥルメンタルにオーケストラがバックを務める名曲です。

 子供たちは曲が変わったことにすぐに気づき、「落ち着く~」と言っていました。これからしばらくはこの曲で一日が始まります。良い一日のスタートにしてください。

 この「サイダーハウスルール」の曲との出会いは、以前毎年欠かさずに行っていたコンサートです。バイオリニストの葉加瀬太郎さんやピアニストの加古隆さんなど、テレビ番組の主題歌やCMなどで有名な曲の作曲家や演奏家が勢ぞろいする「ライブイマージュ」というコンサートです。

 もともとは「image(イマージュ)」という2000年に発売されたイージーリスニングのコンピレーションアルバムでした。その後、参加したアーティストが集まって、アルバムを出すたびにコンサートを行っていたのでした。もう20回を数えます。

 「サイダーハウスルール」はこのコンサートの始まる前に、場内に流れていた会場BGMでした。何とも心地の良いピアノの旋律が、これから始まるコンサートへのワクワク感を予感させてくれたのでした。

 わらびが丘小の児童の皆さんも、心地よい音楽で素晴らしい一日のスタートを切ってほしいものです。 (文責 海寳)

引き渡し訓練を実施しました。 5月12日(木)

 今日の下校は引き渡し訓練でした。急激な天候の悪化により、スクールバスが運行できないという想定です。引き渡しは、3年前のミニバスケの大会の1日目に実際にありました。ものすごい土砂降りになった日です。

 訓練は毎年行っているので、全体としてとてもスムーズに進めることができました。実際に行うときも、今日のように学区別に分けて時間差をつけて行います。

 

 子どもたちは、廊下で待っているときもみんな静かに名前を呼ばれるのを待っていました。話声はほとんど聞こえません。ただ、待ちくたびれてすやすやと夢の中に入ってしまった子もいました。運動会練習も始まったので疲れたのでしょう。

 

 時間の都合をつけて来てくださった保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。 (文責 海寳)

授業参観&PTA総会 4月23日(土)

 23日(土)に、PTAとして今年度最初の活動を行いました。午前中は授業参観、午後はPTA総会と学級懇談、そして各専門部ごとに集まり今年の予定を確認しました。

 授業参観は、これまで通り2時間展開で、福田学区と神南学区ごとに分けました。教室内での密を避けるためと、正門前での車の混雑を避けるためです。

 子供たちはおうちの人が見に来てくれるだけでそわそわしています。うれしいのですね。頑張っている姿を見てもらいました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 午後のPTA総会では、事業報告や決算報告、事業計画と予算について説明がありました。すべて承認されました。運営は旧本部役員の皆様にお願いしました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 旧本部役員の皆様には感謝状を贈呈し、労をねぎらいました。新本部役員の皆様、これから1年間、どうぞよろしくお願いいたします。まずは来月の運動会、そして7月に予定しているリサイクル活動です。 (文責 海寳)

わらび湖出現!? 4月22日(金)

 昨夜は、かなり強い雨が降り続きました。そのせいで、グラウンドにはいつものように湖のような水たまりが出現しました。「逆さ富士」ならぬ「逆さ校舎」です。めったに見られません。水は、いったんたまると完全に引くまで数日はかかります。

 昨日の昼休みに、砂場にカエルの卵があると子供たちが呼びに来てくれました。行ってみると、確かに砂の上に寒天状のかたまりがあります。この砂場も2,3日前に水たまりになっていた場所なので、カエルが産んだのでしょう。その卵は、まだ水が溜まっていた集水桝のところに、子供たちが手のひらに載せて移動させていました。その場所も湖に水没です。


 

 

 

 

 

 子供たちは、業間休みにグラウンドの真ん中の乾いたところを使って、サッカーやソフトフリスビー、なわとびなどして、楽しそうに遊んでいました。 (文責 海寳)

チューリップが咲きました。 4月18日(月)

 

 

 

 

 

 

 

 

 2年生が育てているチューリップがきれいに咲きました。はじめ、白い花しか咲いていなかったので、「みんな白なのかな?」と思っていたら、赤白黄色と、まるで歌のように、三色きれいに咲きそろいました。桜とともに、やはり春はチューリップですね。

 ちなみに、チューリップの語源は、トルコ語の「Tulipan(ツゥリパン)」と言われ、意味は、イスラム教徒が頭に巻くターバン(頭巾)を意味しているとのことです。全開しない花びらが重なり合う姿がターバンのようだとのことらしいです。 (文責 海寳)

 今朝の昇降口からの雲は、何とも不思議な形をしておりました。

 

入学式を行いました。 4月8日(金)

 令和4年度入学式を行いました。

 やや風があったものの、絶好の入学式日和となりました。体育館に続く渡り廊下は桜吹雪が舞い、15人の入学児童を祝福してくれているかのようでした。

 コロナ禍で縮小しての開催です。卒業式に準じて、来賓は2名、在校生は6年生のみで2年生から5年生はリモートでの参加です。

 式は30分で終了しましたが、1年生はきちんとした態度で臨むことができました。歓迎の言葉では、児童会長のHさんが、「楽しいわらびが丘小にしましょう」と、やさしく語りかけました。

 


 

 

 

 

 

 月曜日からはバス通学が始まります。時間に遅れないようにしましょうね。 (文責 海寳)

着任式&始業式を行いました。 4月7日(木)

 始業式に先立ち、着任式を行いました。離任式では4名送り出しましたが、着任は1名だけです。D教頭先生が着任しました。

 児童代表6年Hさんが、歓迎の言葉を述べました。D教頭先生は、Hさんはもちろんのこと、並んで座っているわらびが丘小児童のしっかりとした態度にとても感心していました。これからよろしくお願いします。

 

 続いて、令和4年度前期の始業式を行いました。代表児童のKさんが「6年生の抱負」として、頑張りたい三つのことを次のように述べました。


 一つ目は勉強です。毎日読書をして、読解力を向上させ、問題解決に生かしたい。

 二つ目は野球です。チームのキャプテンになったので、率先して声を出したり自主練習に取り組んだりして信頼されるキャプテンになり、優勝を目指したい。

 三つめは、人の気持ちを考えられる最高学年になることです。誰かが困っていたら、進んで声をかけていきたい。話す言葉もよく考えて、みんなが気持ちよく学校生活を送れるようにしたい。

 「努力は人を裏切らない」という言葉を信じて、目標に向かって頑張ります。

 

 さすが最高学年です。力強く堂々とした態度に、聞いている児童も皆背筋がピンと伸びていました。

 今年も頼もしい6年生が、このわらびが丘小を引っ張っていってくれると確信しました。

 校長からは、Kさんの抱負の中で、とくに「話す言葉もよく考えて」という部分に感心しました、と伝えました。話す言葉に気を付けて生活してほしいと思います。

 また、「えがおであいさつ日本一」「楽しくべんきょう日本一」を、引き続き目指していきます。「どうすればいいかな?」と考える習慣、「なぜなんだろう?」と疑問を持つ習慣を大切にしましょうと伝えました。

 さいごに、明日は入学式で、かわいい1年生がわらびが丘小の仲間に加わります。みんなで仲良く、楽しい毎日を送れるようにしましょうと伝え、話を終えました。

 みんなよい表情で、最後まで姿勢を崩さずに話を聞くことができました。

 明日の入学式が楽しみですね。天気は良さそうです。 (文責 海寳)