学校から

2020年12月の記事一覧

職員研修を行いました。 12月18日(金)

 本校に月2回勤務しているスクールカウンセラーの津吹哲男先生を講師に迎え、「特別な支援が必要な子どもの理解と支援」というテーマで研修をしました。

 学習前に気持ちをリラックスさせながら高揚させるアイスブレイクやWHO(世界保健機関)が提唱する4つの健康の重要性、自分の気持ちのバロメーター「イライラ尺度計」の活用など、様々な支援方法を紹介してくれました。

 4つの健康とは次の通りです。

 ① 知的健康 → 正しい判断ができる =「あたま元気」

 ② 身体の健康 → 基本的な生活習慣 =「からだ元気」

 ③ 心の健康 → ストレス耐性・解消法 =「こころ元気」

 ④ 人間関係の健康 → 適応的なコミュニケーション =「みんなと元気」


 

 

 

 

 

 また、特別に支援を要する子供の理解ということで、子供個々の学び方の特徴やこだわりとかたより、支援の基本的な姿勢や手立てなどを具体的に示されました。そのひとつひとつに思わずうなずきながら納得してしまいました。

 そして、問題対応の4段階ということで、

 ① ふれて  ② かかわり  ③ つないで  ④ そだてる

という基本的なスタンスを、「がっつりと」ではなく「ゆるやかに」ぐらいのリズムで、「チーム支援で迅速に対応」しましょうとアドバイスいただきました。

 私たち教職員も気を引き締めて、明日からの子供たちへの支援に生かしていきたいと強く感じた研修になりました。 (文責:中村)

クリスマスももうすぐです。 12月11日(金)

 

 もうすぐクリスマス。校内にも気分を盛り上げる掲示物が増えてきました。1年生が松ぼっくりで作ったツリーは緑に塗られています。綿で雪をかぶせ、キラキラと飾りつけも完璧です。掲示委員会や保健室前の掲示も相変わらず見ごたえがあります。あと9日学校に来れば冬休みです。あと少しがんばりましょう。(文責 海寳)

校内相互授業参観を行いました。 12月10日(木) 

 3年生の外国語活動の授業を、2年担任のSI先生と、3年担任のSA先生がティームティーチングで行いました。


 

 

 

 

 

 11月から順番に行ってきた相互授業参観。指導力の向上を目指して研究主任のH先生が提案し、毎週一人ずつ行ってきました。全員が略案を作成し、授業研究を行います。そして、基本的に全員が参観します。児童の下校後に、振り返りを行います。学習課題は適切だったか、活動はねらいに沿っていたか、時間配分はどうか、見通しと振り返りは行っていたかなど、反省点はもちろん良かったことと課題を共有します。

 準備に多少時間がかかるため、やや勤務時間は伸びてしまいましたが、相互参観を行うことによる教員同士の気づきが得られることには大きな意義があります。学習指導にお互い厳しい目を向けなければ進歩はありません。教師の本分は学習指導にあります。業務は「選択と捨象」を適切に行えばなんとかなります。しかし、指導力の向上は自分一人ではなかなかできません。客観的なアドバイスを得て、本校の先生方は着々と力をつけています。 (文責 海寳)

Kさん、いつもありがとうございます。 12月11日(金)

 本校に技能員として勤務しているKさん。昨年は神南小に勤務していました。草刈りや枝払いなど敷地内の環境整備はもちろん、壊れた個所の修繕や作成など何でもこなすマルチな技能を持っています。手先が器用で何でも作ってしまいます。昨年は、杉玉を作り図書館に飾りました。杉のよい香りが図書館中に満ちていました。その杉玉は、わらびが丘小にも引き継がれ、今も飾ってあります。割りばしとシュロの木で作った小さなかやぶき屋根もついています。茅(かや)ではなく「シュロぶき」ですね。

 先月は、グラウンドに出るフェンス際の樹木を剪定し、フェンスに色を塗ってもらいました。樹木を剪定したのは、見通しをよくするためです。グランドへ行こうとする児童と教室へ戻ろうとする児童が、お互いに走ってきて角でぶつかってけがをしたことがありました。樹木の背が高く、見通しが悪かったのです。思い切って半分の高さに1mほど切ってもらいました。すると、裏側のフェンスが丸見えになったのですが、旧佐原三中時代からあるものなのでサビだらけです。見た目にもよくないので、ワイヤーブラシでサビを落としてから、サビが目立たないように真っ赤なペンキで塗ってもらいました。すると、グラウンドに遊びに行くときに元気をもらえるような鮮やかな赤に生まれ変わりました。


 

 

 

 

 

 

 

 今は家庭科室にこもって何やら棚みたいなものを作っています。家庭科室にミシン棚がなく、今は床に置いている状態で困っていると家庭科担当のY先生から頼まれたとのこと。がっちりした、いかにも丈夫そうな棚がもうすぐ完成します。すべり止めに棚の上面には人工芝を貼るなど手が込んでいます。完成が楽しみです。

 Kさん、いつもありがとうございます。(文責 海寳)