文字
背景
行間
児童の様子
6年 薬物乱用防止教室 1月25日(水)
雪の影響で開催できるか心配しましたが、午後から予定どおり、6年生を対象に薬物乱用防止教室を行いました。講師は、千葉科学大学 薬学部教授 大高 泰靖 先生です。
薬とは何かというお話から、薬の正しい使い方、依存症(中毒)、よい薬と悪い薬について、薬物乱用の恐怖について等、映像を交えながら詳しく説明していただきました。
また、疑似体験では、アルコールで酔った状態を体験しました。全員が酔った状態を体験し、コーンを避けて歩けず、コーンを倒したりつまずいたりしていまい驚いていました。
まとめとして、
〇薬には、私たちを助けてくれるよい薬や、麻薬などの悪い薬があること。
〇薬を正しく使うことで、私たちのこころと体を健やかに保つことができること。
〇悪い薬に関わらない生活をしてほしい。 「ダメ。ゼッタイ。」(薬物乱用防止標語)
というお話がありました。
多くのことを学べた貴重な時間になりました。大高先生ありがとうございました。
ちなみに、大高先生は千葉科学大学にいらっしゃる前は、アメリカの「ジョンズ・ホプキンス大学」にいらっしゃったそうです。ジョンズ・ホプキンス大学の名前は、コロナ感染が広まったころから、テレビのニュースでたびたび耳にする機会が増えました。実は、世界屈指の医学部を有するアメリカで最難関大学の一つで、附属のジョンズ・ホプキンス病院は世界で最も優れた病院の一つだそうです。大高先生はすごい先生だったのです。(文責:八木)
3年 ご存じですか? 「コンパス」 1月19日(木)
1月19日(木)、3年生は校外学習に行ってきました。昨年末に開館した「みんなの賑わい交流拠点『コンパス』」は「香取市の新たな賑わいと魅力を発信する場」というコンセプトがあるそうです。
3年生は社会科で公共施設の役割を学習します。自分たちがどんな活用の仕方ができるのかを調べてきました。
①中央図書館の豊富な蔵書
一般貸出用が6万7千冊もあるそうです。19時まで(自動貸し出しは22時まで)開いているので、習い事の帰りに本を借りたいなと話している子もいました。すでに利用している子もいるようです。
②広々とした空間
1階のイベントスペースは吹き抜けになっていて解放感いっぱい。正面には大きな鏡があって、思わずダンスがしたくなりました。4階の小野川ホールは173席の移動観覧席を備えたホールです。屋上に出た子ども達は下を通る鹿島線に手を振っていました。「屋上テラス」という名称も素敵です。
③3つのキーワード
3年生はコンパスを、次の3つのキーワードでまとめました。
①学ぶ(調べる) ②楽しむ ③仲よくなる
「コンパス」にとっては、今回の校外学習が最初の小学生の見学だったそうです。ちょっとうれしい気分になりました。これをきっかけに、「コンパスに連れてって…」というお子さんが増えるかもしれませんね。
「コンパス」という名前の由来もうかがってきました。名称は公募で決定したそうです。香取市の偉人である伊能忠敬が、全国を測量する際に「杖先羅針(つえさきらしん)」という道具を使っていたことから、羅針盤(らしんばん)の意味の「コンパス」としたそうです。(文責 平塚)
家庭・学校・地域連携推進事業(家庭教育学級) 親子ミニチュア小物づくり 1月13日(金)
今日は、2年生の親子を対象に家庭教育学級を開催しました。講師に日本ドールハウス協会認定講師 橋本京子先生をお招きし、ミニチュア小物づくりを体験しました。
はじめは、子供たちのほうが興味を持ち、粘土を伸ばしたり切ったりしていました。しかし、作業が進むにつれてお母さんたちも積極的に形をつくり色付けをするなど、集中して活動を楽しんでいました。
粘土を四角に成型し色を付けると、まるで焼きたてのクッキーのようになりました。それらを上手に組み合わせて飾りをつけると、かわいいお菓子の家が出来上がりました。
子供たちもお母さんたちも、それぞれの作品の出来上がりに大満足の様子でした。
今日の家庭教育学級の目標である「親子のふれあいを持つ」ということでは、とても良い体験活動になりました。活動中には、お母さんから子供へ「上手だね」「かわいいお家ができたね」と温かい言葉かけがたくさん聞かれました。子供たちは、ほめられたことで自己有用感や自己肯定感を高めたと思います。この言葉かけがあることで自信を持ち、チャレンジする意欲も倍増していきます。親子のふれあいの中での励ましは、心のパワーの源ですね。素晴らしい体験をご指導いただいた橋本先生、ありがとうございました。
最後に本日の講師である橋本京子先生の紹介をします。
橋本先生は、佐原の古い街並みをドールハウスにされています。正文堂書店、小堀屋蕎麦店、三菱館などのドールハウスを制作され、建物だけでなく、その中の家具や道具など細かなところまで再現をされています。作品は、佐原町並み交流館にて常時展示されていますのでご覧になったことがある方もいると思います。
NHK、TBS、日本テレビ、テレビ東京等、テレビ番組で佐原が紹介される際には、必ずと言ってよいほど先生への取材および作品紹介がされているということでした。2015年には、パリで開催された「ジャパンエキスポ16」に出展され、たくさんの方から絶賛されたということです。
橋本先生のホームページ『ドールハウスの屋根裏部屋』でも作品を見ることができます。ぜひ、ご覧になってみてください。 (文責 土井)
今年の干支は「卯」 1月12日(木)
わらびが丘マイスターである、少人数指導教員K先生の図書館シリーズが更新されました。なんとパッチワークの大作です。しかも十二支が並べられています。これはすごいとしか言いようがありません。時間をかけてお家でコツコツと作り上げたと言っていました。相当時間がかかったみたいです。本当に細かい作業です。一つ一つのキャラクターもとてもかわいくできています。すごいですね。
十二支ではよく「今年の干支(えと)は卯です」と言われますが、「干支」は正確には「かんし」であり、「えと」と読ませるのは当て字だそうです。
「干(かん)」は、幹(みき・カン)を意味します。幹という字の中に干の文字が隠れていますね。同様に「支(し)」は、枝(えだ・シ)を意味します。枝のつくりは支ですね。木の幹と枝だったのですね。
もともとは、中国の陰陽五行説という占いに端を発します。五行十干十二支(ごぎょうじっかんじゅうにし)と言いますね。陰陽(いんよう)は、陰が「月」で陽が「太陽」を表します。月曜日と日曜日です。残りの五曜日(火曜日水曜日木曜日金曜日土曜日)は、天体に当てはめれば、火星水星木星金星土星です。陰陽道では、木(もく)火(か)土(ど)金(ごん)水(すい)の順で示されています。これを五行というそうです。万物はこの5種からできていると言われています。確かにそうかもしれません。
五行のそれぞれに兄(え)と弟(と)をつけます。間は「の」でつなぎます。たとえば、木+兄で「きのえ」、木+弟で「きのと」です。同じように、火+兄は「ひのえ」、火+弟は「ひのと」です。このように五行に兄と弟を組み合わせると十個できます。それぞれに漢字を当てます。これを十干(じっかん)というそうです。
木+兄=きのえ → 甲(こう) + 子(ね) =きのえね(甲子)
木+弟=きのと → 乙(おつ) + 丑(うし)=きのとうし(乙丑)
火+兄=ひのえ → 丙(へい) + 寅(とら)=ひのえとら(丙寅)
火+弟=ひのと → 丁(てい) + 卯(う) =ひのとう(丁卯)
・
・
十干には、甲乙丙丁戊己庚辛壬癸(こう/おつ/へい/てい/ぼ/き/こう/しん/じん/き)という字があてられています。そこに十二支を組み合わせると60通りができるわけですね。60通りの暦(こよみ・レキ)が60年かけて1周して元に還(かえ)るので、60歳を還暦(かんれき)というそうです。今年は「癸卯(みずのとう)」です。甲子(きのえね)から数えて40番目です。
話は戻りますが、この十干と十二支に、兄(え)と弟(と)を当てはめて「えと」になったということです。
高校野球の聖地である阪神甲子園球場は、甲子(きのえね)の年にできたのは有名な話です。同じように、歴史上の出来事で言えば、壬申(じんしん)の乱や戊辰(ぼしん)戦争もその年の干支をつけたのでしょう。 ※壬申→みずのえさる 戊辰→つちのえたつ
話し出すときりがないのでこの辺でとどめておきます。
K先生、ありがとうございました。ぜひ、足を止めて、パッチワークの細やかさをじっくりと観察してみてください。
ちなみに私は卯年生まれです。 (文責 海寳)
校内書初め会を行いました。 1月12日(木)
2時間目と3時間目に、校内書初め会を行いました。12月から何度か練習を重ね、冬休みにはお家でも練習しました。1・2年生は硬筆です。3年生以上は毛筆です。みんな真剣な様子で集中して書いていました。練習の成果は出せたのでしょうか。それにしても、声を発しないでみんなで集中する時間もいいですね。このあと作品を廊下に貼りだして、先生方で審査します。結果が楽しみですね。 (文責 海寳)
一年の計は元旦にあり~めあてを可視化 1月11日(水)
「一年の計は元旦にあり」
冬休み前と冬休み明けの全校集会でお話ししました。1年の計画やめあては、その年の元旦(年はじめ)に立てるのがよいとされています。さらに、紙に書いて貼る(可視化する)ことで願いはかないやすいことも伝えました。
そこで、昨年に引き続き、階段の踊り場の壁にジャンボ年賀状を貼り、めあてを自由に書き込んでもらおうと考えました。作成は、教務主任のY先生です。
すると、子供たちがすぐに集まってきて何やら書き込んでいます。通るたびに増えています。友達のめあてを読んで、変えた子もいます。刺激を受けて思考が入ったのですね。よいことです。それぞれの願いが叶うように、1年かけて努力していきましょうね。 (文責 海寳)
冬休みが明けました。 1月6日(金)
冬休みが明けました。子供たちは久しぶりの登校です。教室では、クリスマスやお正月など、休み中の出来事をそれぞれ報告会です。だいぶ楽しかったようですね。お年玉もたくさんもらったという話もずいぶん聞きました。クリスマスに買ってもらったのでしょうか、名前は聞いたのですが何と言っていたのかわからないカタカナ名前のゲームでしょうかおもちゃでしょうか、よくわからない名前もたくさん聞きました。宝物になっているそうです。話しているときの子供たちの瞳のキラキラ感と言ったら半端(はんぱ)ないですね。よかったですね。
とりあえず、大きな事故やけがもなく登校することができました。それだけで一安心です。
今日はまず全校集会を行いました。そのあと各学級で計画に従って授業を進めました。授業といっても、休み明けはモチベーションが上がりません。学年によっては、お正月らしく「すごろくゲーム」をしたり、6年生は「百人一首」を楽しんだりしていました。
業間休みには、グラウンドでみんなと久しぶりに駆け回りました。やはり学校は子供たちにとって楽しい場所であるのです。
明日からはまた3連休です。火曜日からは給食も始まります。通常日課がはじまります。早く生活リズムを取り戻して、毎日元気に登校しましょうね。
木曜日に校内書初め会があります。練習が足りない人は、この連休中に練習しましょう。 (文責 海寳)
1年生 お見送り大成功! ちびっこ駅長&ペンライト盛り上げ隊 ~TRAIN SUITE 四季島~ 12月24日(土)
クリスマスイブの夕方、シャンパンゴ-ルドの列車が佐原駅に到着しました。「TRAIN SUITE 四季島(トランスイートしきしま)」です。
本校からは、2名のちびっこ駅長と2名のペンライト盛り上げ隊が、JR東日本の豪華寝台列車をお見送りしました。
ちびっこ駅長は、クリーム色の制服と帽子をかぶりました。ペンライトもりあげ隊は、7色の変化するペンライトと四季島の旗を手に持ちました。みんなにこにこ笑顔です。
佐原駅の駅長さん、ちゅうけいさん、駅長犬とともに四季島を見送りました。
発車の合図は、ハンドベルです。上下に大きくゆっくり振りながら何度も鳴らします。軽くはないので、何度も鳴らすのはたいへんでしたが、佐原駅の駅長さんに励まされながら、最後までしっかり鳴らすことができました。ペンライトもりあげ隊も、列車の窓から手を振るお客様にペンライトを振ってお見送りをしました。
クリスマスの忘れられない思い出になりました。
(文責 貞野)
4年生 大盛況!"わらびが丘小産シルクスイート"販売 12月25日(日)
4年生は、12月25日(日)に佐原駅前にオープンした香取市の複合施設「みんなの賑わい交流拠点コンパス(KOMPAS)」にて、芝山農園さんのご協力のもと、本校で育てたサツマイモを販売してきました。
今回は、芝山農園さんが提供している、おいしいコーヒーが飲めるカフェ「N35°/E140°」の一角をお借りしました。
オープン日なので、たくさんの方が来場され、賑やかな雰囲気でした。
「さあ、販売開始!」と意気込んだものの、子どもたちは来場者の数に圧倒されて少し緊張気味。
勇気を出して
「私たちが作ったシルクスイートです!」
「しっとりしていておいしいですよ~!」
と呼び込むと、お客様が一人、二人と増えていきます。
「サツマイモありがとう、頑張ってね。」
と声をかけられるたびに自信がついていったようです。
さらに、今回はシルクスイートを買うと、おまけとして芝山農園さんの焼き芋が1パックプレゼントです。
子供たちは、お金のやりとり、シルクスイートを渡す、サービスの焼き芋をプレゼントするなど、一回のお会計時にやることがたくさんあることを実感していました。
「3袋ください」
「3袋で1500円です!」
一万円札をお預かりすると、
「あれっ? おつりはいくら・・・??」
と、算数の学習が役立つ場面も。グループの友達と協力して、声をかけ合いながら販売していきました。
「どうしたらお客さんが来てくれるかな」と考えながら、興味をもって近寄ってきてくれたお客様にも「食べ比べをして、私たちが作ったシルクスイートが一番おいしかったです! ぜひ買ってください!」と声をかけるなど、呼び込みも上手になりました。
なかには、一度買ってくれたお客様がもう一度来てくれたり、励ましの声をかけてくれたりと、子どもたちはほんとうに嬉しそうでした。
よい体験学習になりました。
お買い求めいただいた方々、ありがとうございました。
(文責 榮木)
”わらびが丘小産シルクスイート”は、あと少しだけ販売しております。
早い者勝ち、なくなり次第終了です。
みんなの賑わい交流拠点コンパス 1Fイベントスペースにて「マルシェ(市場)」で販売中です。
ぜひ、甘くておいしいわらびが丘小産のシルクスイートと子どもたちが書いたメッセージカードをゲットしてくださいね。
冬休み前全校集会 12月23日(金)
業間休みを使って、冬休み前全校集会を行いました。体育館には2台のジェットヒーターが2時間前からついていたので、なんとかがまんできる程度の寒さで済みました。
まず校歌を歌いました。3番まで歌いました。マスクのまま口ずさむ程度でしたが、実は全校児童で3番まで歌ったのは開校以来初めてだったのです。ちょっとウルっと来ました。卒業式でも全校児童で3番まで歌えるといいな、と心の中で思いました。
校長からは、子供たちに「今年成長したことはいくつありますか?」と質問しました。みんなそれぞれ頭の中で一生懸命考えていました。「今までできなくて、できるようになったことだよ」と付け加えました。
成長には、身体の成長と心の成長、そして勉強や運動などの成長があります。今年10個成長したなら、来年は20個成長しよう。再来年は30個成長しよう。だんだんできることは増えていきます、と話しました。
6年生には5年後の自分を想像してみようと話しかけました。17歳です。10年後は22歳です。もうすぐ社会人になります。あっという間にやってきます。
これからの10年は、これまでにないぐらい速いスピードで変化する10年になるでしょう。人工知能があらゆる場面で利活用されるでしょう。自動車の自動運転はおろか、今や空飛ぶ車もいくつかのベンチャー企業で試作品が出来上がっています。
現在普通に使っている「スマホ」は、世に出てからまだ10年ちょっとしかたっていません。今やスマホはあらゆることができる万能のモバイルとなりました。この進化のスピードを見れば、これからの10年がそれ以上の速さで進んでいくことは容易に想像できます。
今年、学校生活でもっとも大きく変わったことはタブレットPCが一人一台貸与されたことです。学習が変わりました。書くことが苦手で作文が大嫌いだった児童が、タブレットだとすらすらと打ち込んでいく様子を目の当たりにしました。タブレットの効果です。タブレットを使いこなすことが、これからの社会に順応していく一つの道でもあります。学習方法自体が変わっていっています。
来年はどんな年になるでしょうか。自分自身をどんどん成長させられる年にしたいものです。ウサギ年ですから大きな飛躍の年になるといいですね。
集会の最後に、賞状伝達を行い、絵画・書写・読書感想文コンクールで入賞した児童の代表者に賞状を手渡しました。おめでとうございました。みんなよくがんばりました。
皆様、よいお年をお迎えください。
あ、これで終わりではありませんね。
明日は、佐原駅で「トランスイート四季島」のお見送りに1年生の代表が参加します。明後日は、佐原駅前に新たにオープンする複合施設「みんなの賑わい交流拠点コンパス」の1Fカフェで、4年生がサツマイモの販売体験学習を行います。その様子も、後日紹介できればと思います。以上です。 (文責 海寳)