校長日誌

雛人形、飾ってみました。

朝夕と、まだまだ寒い日が続いていますが、中央小学校の校長室は日当たりがよいので、カーテンを閉めないと午後の日が当たる窓際は暑いくらいです。

先週、我が家の押し入れから「雛人形」を出しました。

(個人情報ですが・・・)私には娘が一人いますが、就職して一人暮らしをするようになって数年、雛人形は押し入れの中で眠っていました。

押し入れの整理をしていて気になったので出してみたら、結構きれいな状態でした。

飾らないのももったいないし、「人形がかわいそうかな?」と思い、学校の玄関に飾ってみました。

飾りつけをしながら、「あの頃は可愛かったなあ・・・(今もですけど)」と、娘が幼いころのことを思い出すのも楽しかったし、校長が飾りつけたことに気づいた職員や児童、来校された保護者とも話ができて、とてもいい時間が続いています。

季節の行事、ついつい忙しく、忘れがちなこともありますが、大切にしたいなあと思いました。

あいさつきもちいいな

あいさつきもちいいな

ぼくは、まいあさ、あいさつをがんばっています。

大きなこえで、

「おはようございます。」

というと、とってもこころがすっきりして、きもちよくなります。

それに、かおもえがおになります。

だから、これからも大きなこえで、きもちのよいあいさつをして、

みんなをえがおにしたいです。

 

 これは、令和6年12月17日に発行した『小見川中央小学校こども新聞「くすのは」第171号』に掲載された1年生の作文です。

 

 この作文を読んで、なんだかとても嬉しくなりました。

 児童がこのような思いをもち、作文を書くには、その児童を取り巻く良い環境があってのことです。

 こどもは素直です。周りの大人の言動をよく見ています。

 私たち大人が、こどもたちにとって良い環境でなければならないと痛感しました。

 

 もう一つ、いい話を。

 一昨日、香取市教育委員会から一本の電話がありました。内容は・・・

小見川を訪れた観光客が歩いていたところ、中央小の児童にあいさつをされたとのこと。その観光客の方は、初めて会う大人に元気にあいさつする小学生に感動して、香取市教育委員会に電話をした。

ということでした。

 初めて会った観光客を笑顔にするあいさつができる中央小の児童!

 中央小の職員として、本当に嬉しい電話でした。

自分にとっての「今年の漢字」は?

 本日(12/23)の冬休み前集会で、児童たちに「今年の漢字」の話をしました。

 毎年、12月に京都の清水寺で発表される、今年1年の世相を漢字一文字で表す、あの「今年の漢字」です。(低学年の児童には、少し難しかったようですが・・・)

 「今年の漢字」は1995年から始まり、30回目の今年は「金」が選ばれました。「金」が選ばれたのは5回目で、オリンピック・パラリンピック開催の年は「金」が多いようです。悪い意味の漢字ではないので、私的には良かったと思っています。

 

 児童に話した話は「自分だったら、どんな漢字を選びますか?」ということと、私(校長)が「今年の自分を振り返って選んだ漢字」についてです。

 私が「今年の自分を振り返って選んだ漢字」は、「会」「笑」「楽」です。

(「一文字じゃないのかよ!?」と突っ込まれそうですが・・・、強いて一文字に絞るなら「会」でしょうか。)

 

 私は、4月に中央小学校に赴任して、児童や先生方、保護者や地域の皆様など、たくさんの方々に出えて、たくさんって、本当にしい年でした。

 児童たちには、「冬休みも安全と健康に気をつけましょう。特に交通事故と、冬であっても水の事故に絶対にあわないように危険な場所には近づかないこと! そして、1月に元気にって、また、たくさんって、しい毎日にしましょう。」と話しました。

 

 明日(12/24)から児童たちは13日間の冬休みとなりますが、保護者や地域の皆様には引き続き、児童が安全で、安心して生活できるよう、見守っていただければと思います。

 この「校長日誌」を読んでいただいている皆様にとっても、2025年が「会」「笑」「楽」の年になるよう祈念申し上げます。

ガムシャラな児童たちに感動! ~校内マラソン大会~

 本日(12月5日)は、小見川中央小学校の「マラソン大会」でした。

 低学年は800m、中学年は1200m、高学年は1500mの距離を、各学年男女別に走り、10位までに入った児童には「賞状」が、そして完走者全員に「完走賞」が授与されます。

 このマラソン大会に向けて、児童たちは「あおぞらタイム」のマラソン練習に10月15日から取り組んできました。また、個人的に練習を積んでマラソン大会に臨んだ児童も多くいたと思います。

 そして迎えた本番。

 ガムシャラに走る児童たちの姿に圧倒され、感動しました!

 

 走るのが得意な児童もいれば、苦手な児童もいます。

 得意な児童にとっても、マラソンは楽なものではありません。

 苦手な児童にとっては、逃げ出したくなる気持ちにもなると思います。

 マラソン大会では、自分の最高の走りをしようと必死に頑張る姿がたくさん見られました。

 また、思うように走れず泣きながら走る姿も見られました。

 みんな、いい意味で「ガムシャラ」でした。

 苦しいことや苦手なことから逃げない中央小の児童たちは、本当に素晴らしいと思います。

 

 走り終わって満足した表情や、ほっとした表情が多い中で、悔しそうな表情も見られました。どれも一生懸命に走ったからこその表情だと思います。

 明日の閉会式では、特に悔しい思いをした児童に、その気持ちを忘れずに努力することで、必ず大きく成長できるということを伝えたいと思います。 

 児童たちの安全を見守り、声援を送っていただいた保護者の皆様、地域の皆様のおかげで、安全で感動のあるマラソン大会を実施することができました。ありがとうございました。

人を笑顔にする力 ~「ドレミファ音楽会」「ありがとう集会」~

 本日(11月21日)、小見川中央小学校では「ドレミファ音楽会」が開催されました。

 この「ドレミファ音楽会」は児童会主催の行事で、各学年の音楽発表(主に歌声発表)があります。また、中央小学校が日頃からお世話になっている地域の方々を招待して、感謝の気持ちを伝える「ありがとう集会」でもあります。

 本日は中央小学校同窓会、地区の社会福祉協議会やまちづくり協議会、香取警察署小見川幹部交番、地域の防犯ボランティア、人権擁護委員、給食の配膳員さん、スクールバスの運転手さん、添乗員さんなどに来賓として来校していただきました。そして、大勢の保護者の方々に参観していただきました。ありがとうございました。

 

 各学年とも、これまでの練習の成果を発揮する素晴らしい発表をしてくれました。学年のカラー、持ち味がよく出ていたように思います。子どもたちが、一生懸命に頑張る姿に魅了されました。

 そして、私は発表を聴いている観客の皆様の様子も観察していましたが、まさに「笑顔」があふれていました。中央小学校の児童の歌声は、聴いている人たちを笑顔にする力があるということに、あらためて感動しました。

 

 (少々練習不足ながら)職員発表として、「夢の世界を」を歌わせていただきました。児童たちに「先生方の一生懸命に歌う姿を見てもらいたい」という思いがありましたが、歌う前の児童たちの歓声が・・・すごかった!(会場にいた方々はわかりますね。)

 「児童たちは先生方のことを好きなんだな。」と思い、私たち教職員も幸せな時間を過ごさせていただきました。