学校から

学校から

壁を塗る。 7月20日(火)

 理科室背面の壁を塗っています。左側がビフォーで右側がアフターです。先週は家庭科室と音楽室、先々週までは各階の廊下の上部を「ミルキーホワイト」ですべて塗りました。

 写真の左側は、全面にうろこ状のまだら模様が浮き出ています。実は、昨年の開校時には、校舎内の壁全体がこのような状態でした。特に階段の壁の汚れはひどく、手あかとともに黒ずんだまだら模様で埋め尽くされていました。4月、5月の臨時休校期間中に、階段は支援員や少人数指導教員の皆さんにナイロンたわしなどで一生懸命こすって汚れを落としてもらいました。廊下の壁は汚れだけでなく、両面テープやガムテープのはがし跡がそこかしこにあり、ワイヤーブラシや紙やすりでこすったり、塩素系やアルコール系の溶解剤などいろいろ試してみましたが落とすことは困難でした。そこでもう塗るしかないと決め、廊下の壁はアイボリーで、教室の柱と壁はすべてミルキーホワイトのペンキで塗りました。ただ、上部までは塗りきれなかったので、塗り残した部分を今年に入ってから少しずつ塗りました。廊下がほぼ終わったので、特別教室にとりかかったのです。階段や教室上部の傷や汚れは花柄や蝶柄の市販のウォールステッカーを貼って隠すことにしました。これはこれでいい感じです。

 

 理科室背面の上部が塗り終わった状態です。脚立に乗り、手を伸ばして塗るのはかなり大変でしたが、きれいになった壁を見ると気持ちが良いものです。

 最初、ペンキを塗るのはまったくの素人でしたが、今はユーチューブという強い味方がいます。上手に塗る方法を学びました。大変だったのは、マスキングです。とくに低い場所にテープを貼るのが大変で、一番つらい作業でした。塗る範囲が広いので、マスキングテープの量もペンキとともにかなりの量が必要でした。

 でも、塗るのもあと少しです。夏休み中にがんばって塗ろうと思います。今年の夏の宿題です。 (文責 海寳)

 

 

 


 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 やはり、塗った後は光の反射具合が全然違います。室内の明るさが段違いですね。塗る前は薄暗かったのが、すっかり明るくなりました。

 

 

校内研究会を実施しました。 7月14日(木)

 今年度第1回目の校内研究会を3年と6年、そしてわかば学級で行いました。本校の今年の研究教科は算数科です。研究主題は「わかる楽しさ、できる喜びを実感する算数科授業の工夫」としました。学習指導要領のキーワードの一つに「見方・考え方」があります。算数における「数学的な見方・考え方」について理解を深め、その見方・考え方を働かせた授業づくりをめざして、授業改善を図っているところです。

 講師として、千葉県教育庁北総教育事務所から指導主事をお招きして、研究の方向性や内容、方法について細かな指導をしていただきました。9月にもう一度校内研究会を予定しています。今回ご指導いただいたことを生かしながら、楽しくてわかりやすい授業を工夫していきたいと思います。 (文責 海寳)


1日で8,600カウントが? 7月7日(水)

 これは、毎日のホームページのカウント数の推移をカレンダーに記録したものです。毎日8時~9時ごろに確認して記録しています。昨年の7月から始め1年になりました。毎日の増加分、一週間の増加分、1か月の増加分を記録しています。

 ここのところ、コンスタントに毎日1,000を超える閲覧数だったのですが、本日はなんと8,600カウントを越えており、目を疑いました。確認のために3回計算し直しました。普段の1週間分を一日で超えてしまったのですから。謎です。全校児童122人、家庭数は100に満たないのにです。謎です。 (文責 海寳)

二十四節気の小暑。 7月7日(水)

 7月7日は、二十四節気の「小暑(しょうしょ)」です。夏至(げし)から数えて15日目ごろで、暑さがどんどん強くなっていくという意味があります。梅雨の終わるころでもあり、集中豪雨が発生する時期でもあります。

 K先生の図書館シリーズも、梅雨バージョンから夏バージョンに衣替えです。相変わらず手が込んでいます。右下のクマちゃんが持っている虫取りあみは、なんと本物です。「飛び出す掲示物」はK先生の十八番ですが、今回もやってくれちゃいましたね。

 虫たちもたくさん集まってきました。夏休みまであと約2週間です。

 

 

 

 わかば学級と言葉の教室の間の廊下にも夏らしい掲示物がお目見えしました工藤直子さんの「おれはかまきり」という詩です。夏を迎えるドキドキ感、ワクワク感が詰まっています。22日の海の日は「大暑」です。 (文責 海寳)

 

今日は七夕です。 7月7日(水)

 

 今日は七夕(たなばた)です。 七夕はもともと中国の七夕(しちせき)伝説からきたそうです。織姫(「織女」=天帝の娘)は神々の着物を織るのが仕事で恋人も作らず働いていました。それを見た天帝は、天の川の対岸に暮らす彦星(「牽牛」=まじめな牛飼い)と引き合わせ、やがて二人は結婚します。ところが、その後二人はまったく働かなくなり、怒った天帝は二人を引き離し、年に1度だけ会うことを許します。

 この伝説は、中国から日本に奈良時代には伝わったようですが、江戸時代には「七夕(しちせき)の節句」として庶民にも広まったそうです。

 日本にも「棚機つ女」(たなばたつめ)という伝承があるそうです。「棚機つ女」と呼ばれる女性が水辺の機屋(はたや=織物を織る場所)で神のための着物を織って供え、豊作を祈るものです。その織り機の名前が「棚機(たなばた)」でした。

 中国からの伝説と、日本の伝承がいつしか一緒になり、「七夕」に「たなばた」が当てられたようです。

 

 笹竹には、七夕飾りや児童が願い事を書いた短冊がたくさん結ばれています。今夜は天の川は見られるでしょうか。子供たちの願い事が天に届くことを祈っています。

 天の川は英語で「MILKY WAY」(ミルキーウェイ)ですね。 

 

  以上、実は昨年7月7日の記事の再掲です。上の写真は、児童用昇降口の外の掲示板です。毎月、折り紙で季節感あふれる作品で飾っています。(文責 海寳)

第1回学校評議員会を開催しました。 7月2日(金)

 令和3年度第1回学校評議員会を開催しました。

 学校評議員は、学校教育法施行規則第49条に次のように規定されています。

 1 小学校には、設置者の定めるところにより、学校評議員を置くことができる。

 2 学校評議員は、校長の求めに応じ、学校運営に関し意見を述べることができる。

 3 学校評議員は、当該小学校の職員以外の者で、教育に関する理解及び識見を有するもののうちから、校長の推薦により、当該小学校の設置者が委嘱する。

 本校では、旧福田小学区・旧神南小学区からそれぞれ3人ずつ、計6人の方にお願いしています。内訳は、地域の有識者の方、元校長、元PTA会長の方を中心にお願いしています。

 今日は、校長からの学校経営の概要説明のあと、各学級の授業の様子と施設の様子を見ていただき、会議の中で感想やご意見をいただきました。主な感想・意見は次の通りです。

・清潔で明るい環境が整っており、掲示物も見るたびに変わっていて、進化している。

・掲示物は、子供の参加しようとする意欲を引き出していてたいへんよい。

・授業の子供たちの様子が落ち着いており、みな素直できちんと取り組んでいる。姿勢もよい。

・清潔感があり居心地が良い感じがある。子供たちは幸せだなぁと感じる。

・授業の中に体験的な要素があり、実生活と結びついた内容でわかりやすい。

・先生方の話し方がとても丁寧である。声の大きさや間、スピードも適切で、大変聞きやすい。板書の構成も素晴らしい。

・子供たちのあいさつがとてもよい。すがすがしい。とくに、相手の目を見てあいさつできる子が多く、気持ちが良い。

・子供たちの学習規律も身に付いている。とくに、話の聞き方がすばらしい。必ず話し手のほうを向いて聞いている。

・スクールバスによる体力の低下が心配である。体力をつける取り組みや工夫を進めてほしい。

 

 ほとんどの評議員の方が口をそろえて「あいさつがとてもよい」とのことでした。「笑顔であいさつ日本一」運動の成果が表れていると実感しました。

 学校評議員の皆様には、大変ご多用の中、また足元の悪い中お出でいただきありがとうございました。皆様からいただきました貴重なご意見をもとに、わらびが丘小学校をさらに魅力あふれる学校にするために、教職員一丸となって取り組んでまいる所存です。今後とも、御指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。 (文責 海寳)

今回のリサイクル活動は中止とします。 7月3日(土)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回のリサイクル活動は中止とします。

 今朝5時30分の校内の様子です。アスファルトの駐車場が半分冠水し、給食用のポートは水没しています。職員玄関から奥はすべて冠水しています。

 天気予報によると、本日の午後には雨が上がるとのことですが、明日の午前には再び雨が降る予報です。現在、地域の複数の場所で冠水しています。地区によっては道路状況が厳しく明日までの復旧も厳しいと思われます。この状況では、回収にまわってくださる役員の皆様に大変なご迷惑をかけてしまいます。

 先ほど「明日に延期」とご連絡しましたが、明日になっても回復が見込めないため、今回は中止といたします

 なお、今回の代替として9月から10月ごろに実施できないか検討中です。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。 (文責 海寳)

リサイクル活動は明日に延期します。 7月3日(土)

 現在、香取市に大雨警報が発令されています。

 本日予定していたリサイクル活動は、明日に延期します。明日の実施については、今後の天気の動向を見て、本日夕方(5時ごろ)にまた連絡します。

 大変ご迷惑をおかけします。よろしくお願いいたします。

明日のリサイクル活動は実施します。 7月2日(金)

 明日のリサイクル活動は、予定通り実施します。天気予報を見ると「雨」の予報ですが、降水量はそれほどでもない感じです。(時間によって刻々と変化していますが)

 開始時間は8時30分からですが、雨の状況によっては様子を見ていただいて、弱まったタイミング、あるいは雨が止んだタイミングで運んできていただければと思います。10時30分までとお知らせしてありますが、状況によっては11時ごろまで待機してもらいます。

 積み込み場所ですが、グラウンドがかなりぬかるんでいるため、手前のアスファルトの場所に変更します。そのため、短時間に集まると並んで待つ待機場所がありません。できれば、時間をずらして(9時半や10時など)持ってきていただけると、学校周辺の混雑も避けられます。

 ご協力をよろしくお願いいたします。 (文責 海寳)

 

明後日はリサイクル活動の予定です。 7月1日(木)

 明後日7月3日(土)はリサイクル活動を実施する予定です。現段階での天気予報では、土曜日の雨の確率は70~80%です。しかし、日曜日も同様の天気なので、大雨でなければ土曜日に実施する方向で考えています。

 金曜日の夕方には実施するかどうかの態度を決定し、PTA会員の皆様にはメールで連絡します。地域の方には、本ホームページで確認していただくか、ご近所の小学生のお子さんがいるご家庭に訊いてくださると助かります。学校に問い合わせてくださっても結構です。

 小学校での積み込み場所ですが、グラウンドが雨で相当ぬかるんでいるので、アスファルトの駐車場付近および正門入って右手奥のバスの駐車場付近に変更する予定です。

 地域の方々には、実施の有無についてうまく連絡する手段がなく、ご迷惑をおかけしています。PTA会員の方、または本ホームページで確認された方がお知り合いやご近所の方に伝えくださると助かります。

 どうぞよろしくお願いいたします。  (文責 海寳)

今度はシジュウカラ? 6月25日(金)

 グラウンドの奥に大きなせんだんの木があります。そのさらに奥に古い切り株があります。今日の4年生の理科の時間、野外観察をしていた時に、KさんがY先生に「切り株の中に鳥がいる」と言い出しました。Y先生が近づいてみると、中は真っ暗でよく見えませんが、ライトで照らしてみると、確かに何かの鳥のひなが何羽かいます。すぐに写真を撮り調べてみると、どうもシジュウカラっぽいです。

 その時はひなしかいませんでしたが、しばらくして見に行くと、親鳥がひなを守るようにかばっていて、しきりに羽を動かして威嚇してきます。敵がやってきた思ったのでしょう。山鳩といい、シジュウカラといい、さまざまな動物が住み着いています。他にも何かいるのでしょうか? (文責 海寳)

スイッチカバーが変身! 6月25日(金)

 校舎内の照明のスイッチです。かなりへこんでいます。他の多くのスイッチもこのような状態です。

 本校は昨年4月に開校しましたが、6年前に閉校した旧佐原第三中の校舎をリノベーションして使っています。

 ただ、外回りは一新しましたが、校内は、水道や階段、黒板、トイレの一部を除いては、ほぼ以前の状態のまま引き継がれましたので、いたるところに中学校時代の名残が残っています。中学生には、力が有り余っていて、いろいろなところに勝負を挑みたがる子がいます。そのせいで、スイッチカバーはボコボコなものが多くあります。だから頻繁に交換します。私も、十数年前から二十数年前には、新品のスイッチのカバーをたくさん持って、校舎中のカバーを交換して回った記憶があります。へこんだカバーを木片にあてて、金工よろしくトンカチでたたいてもとにもどしたこともあります。節約です。すべて交換してたら予算がもちません。かつての多くの中学校がそうであったように、本校も同様にスイッチカバーは多くがこのような状態です。

 そこで、見た目にもよくないので、はたとひらめき、百円ショップでプラカバーを購入し、同じく百円ショップで購入したドットシールでデコレーションしてもらいました。昇降口横の階段のスイッチをスクールサポートスタッフのFさんに、保健室前の柱のスイッチを学校保健支援員のS先生にお願いしました。かわいくやってください、とお願いしたのですが、くしくも似たようなお花の模様になり、雰囲気もガラッと変わりました。子供たちもすぐに見つけ「かわいい~っ」「わたしもやりたい!」という声も出てきました。今後、順次交換していきます。良い見本ができたので、次からのデコレーションは子供たちに任せようと思います。 (文責 海寳)


青虫からさなぎへ。 6月23日(水)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今年も職員室及び校長室外の壁面に、モンシロチョウのさなぎが付き始めました。昨年は「びっしりと」状態でしたが、今年はまだ数はこれからという感じです。ただ、今年は、軒下のやけに高い場所まで移動したなという印象です。サッシの下の影の部分にもいくつかついています。今年は、キャベツとカリフラワーを植えましたが、キャベツよりもカリフラワーのほうが早く筋だけにされました。おいしさが違うのでしょうか。これも不思議です。 (文責 海寳)


山鳩のひなが巣立ち?  6月23日(水)

 保健室の外の軒下に巣をかけていた山鳩のひながこんなにも大きくなっていました。今日の業間休みの時間に、子供たちが飛ぶ練習をしている鳥を追いかけていたのでした。養護教諭のY先生が、「鳩の子どもが体育館の通路の隅でうずくまっているんですが」と伝えに来ました。うまく飛べないのであれば、どうにかして巣に戻すしかないかなと考えましたが、人間のにおいがついてもどうかと思い、軍手をつけてそぉ~っと捕えようとしたところ、バタバタとはばたいて逃げようとします。高くは飛べません。高さは1メートルぐらいで距離は5mぐらいです。追いかけるのをやめて、様子を見ることにしました。そのうち飛び立てるだろうと。猫やハクビシンなどにつかまらないかだけが心配です。早く飛び立てるようになることを祈るだけです。 (文責 海寳)

来週の土曜日はリサイクル活動です。 6月23日(水)

 7月3日(土)に本年度第1回のPTA主催リサイクル活動を実施します。内容は5月11日付で配付した通りです。(本ホームページの「各種おたより」参照)

 午前8時30分から回収予定です。少雨決行ですが、悪天候の場合は順延とします。その場合は、PTA会員の皆様にはメールで、地域の皆様にはホームページ上でのお知らせとなります。ホームページをご覧になれない方には、ご近所の方がお知らせしてくださると助かります。また、直接学校に、電話で実施の有無を確認してくださってもかまいません。昨年あたりから、リサイクル品の引き取り価格が大幅に下落しております。できるだけ多くのご協力をお願いします。

 昨年度は、収益金とそれに伴う市からの補助金で、陸上のユニフォームやドッヂボールを購入することができました。本年度も、子供たちの学校生活に役立てられるようなものをそろえたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 (文責 海寳)

【回収物品】

①ビールびんのみ(日本酒や焼酎、ワイン・ジュース等のびんは回収できません)

②新聞紙

③雑誌・広告類

④布類・衣類・毛布 → ビニル類に入れてください

⑤段ボール

⑥ペットボトルキャップ

⑦アルミ缶 → 中を水ですすいでから持ってきてくださると、すすぐ手間が省けて助かります。いつも6年生の子供たちを中心に、水道で一つ一つすすいでいます。すすいだあと一つ一つつぶして、保管しています。アルミ缶は、ある一定量がたまれば、「車いす」に生まれ変わります。旧福田小が取り組んできた活動で、車いすは施設に寄付しています。昨年から貯めているアルミ缶も結構な量になりました。教務主任のY先生によると、今年がんばれば1台の車いすになりそうとのことです。アルミ缶については、リサイクル活動時だけでなく、普段から随時受け付けておりますので、電話を入れてから持ってきてくだされば受け取ります。よろしくお願いします。

歴史のロマン~旗立松(はたたてのまつ)~  6月22日(火)

 「九美上コロニー」は、シラサギの繁殖地です。九美上交差点(五差路)の近くの「佐原テクノ」さんの駐車場の横にある杉林を中心としたエリアです。「鳥の博士」齊藤敏一先生によると、約700羽のシラサギがいて、国内で小さな渡りをしているとのことです。ここは、県内でも最大級のコロニーでもあるそうです。中には住み着いて年中暮らしている個体もいるとか。ただ、このところ、規模も小さくなり、また、繁殖できる場所も少なくなってきているそうです。コロニーの条件としては、近くにえさ場(田んぼや川など)があること、木々の間をとびぬけられるだけのすき間がある林であることなどです。近年はエサも少なくなってきており、また、シラサギが巣をつくる木も、自分たちが出したフンにより巣をかけている木が枯れてしまうという悪循環も増えているようです。齊藤先生は「自分で自分の首を絞めているんだよね。でも、人間も同じなんだよなー」とボソッと言っていたのが印象に残っています。

 九美上コロニーに行く時にわたる交差点の一角にある石碑をご存知でしょうか?

 4月12日に本ホームページに載せたものを再掲しますのでご覧ください。

(以下再掲)

 交差点の一角に石碑が立っています。足元をすぐ横の木の太い根が覆っていて、周囲を十数本の小さな石柱が囲んでいます。地面の一部は新たにアスファルトで固め、歩道にしてあります。石碑には「旗立松」と刻まれています。「松はないのに…」とちょっと不思議に思い、気になったので校長室の本棚にある書籍でさがしたところ、島田七夫氏著「佐原の歴史散歩」(平成10年発行)に次のように載っていたのを見つけたので引用します。(以下引用)

 「旗立松」

 「バス停『九美上』の近くであるが、五つの道が交叉する東側、駐在所脇に『旗立松(はたたてのまつ)』の石碑がある。碑は昭和2年に建てられたもの(碑文は宮沢春文香取神宮宮司)で、それによると「前九年の役(1051)」に陸奥守兼鎮守府将軍の源頼義が安倍氏征討の命をうけて、奥州に向かう途中、軍神の香取神宮に戦勝祈願するためここを通り、この松に軍旗を立てて兵馬を休めた」ということである。かつては、目通り周囲4メートルもある枝ぶりの見事な松があって、故事を伝えるふさわしいものだったというが、その松も今はない。小松であるが何代目であろうか」(引用ここまで)

 今から970年前の平安時代には、この場所に香取神宮へ向かう通りがあったこと、そこが今でも交通上便利な場所になっていることを思うと何とも言えない気持ちになってきました。鎮守府将軍の一団であるので、数百人規模はいたでしょうか、それ相応の規模の兵馬がここでしばし休息したことを想像すると、歴史のロマンにかられます。

 ちなみに、源頼義の系譜をひも解くと、父は源頼信といい、かの有名な藤原道長の四天王の一人と呼ばれたエリートでした。また頼義の子孫には、足利尊氏、源頼朝、武田信玄がいます。

 何気なく見かけた石碑に、このような歴史的事実があろうとは思いもよらないことでした。でも、そのおかげで高校の日本史で習って以来の「前九年の役(えき)」について詳しく調べることになり、当時は言葉だけ覚えてそのいきさつなど詳しいことはまったく知ろうともしなかったのが、そのつながりから結末まで知ることとなったのはちょっと得した気分です。誰かに自慢げに話してみようと思います。アウトプットは大事ですから。 (文責 海寳)

歯・口の健康に関する図画ポスターコンクール参加作品  6月22日(火)

 

 

 

 

 

 

 

 歯・口の健康に関する図画ポスターコンクール参加作品を掲示しています。昇降口横の階段入り口に掲示した6作品です。真ん中上の2年生Rさんの作品は準優秀に入賞した作品です。細かな描写と全体のバランスに優れています。全体としてカラフルな作品がそろいました。図画の腕前とともに、歯と口の健康への意識も高めていきましょうね。 (文責 海寳)

アサガオも咲いていました。  6月2日(火)

 昨日の記事で、「ヒマワリがアサガオより早く咲いた」と書いてしまいましたが、実はアサガオはすでに咲いていました。しかも、写真のは二つ目です。確認もせずいい加減な記事を書いてしまったことを反省しております。つつしんで深くお詫び申し上げます。

 昨年は、校長室の外に張ったグリーンカーテンのアサガオは12月まで咲いていました。6月に咲き始めるとなると、半年ものあいだ咲き続けるということになります。今年のアサガオも楽しみですね。 (文責 海寳)

今日は夏至です。  6月21日(月)

 今日は夏至です。1年で1番、昼の時間が長い日です。残念ながら、梅雨時ということもあり、今日は曇りなので太陽は顔を出していません。明日からは、だんだんと日が短くなっていきます。

 令和3年も、あと10日足らずで半分が終わります。来週の木曜日には、カレンダーをめくると残り6枚を実感します。夏休みまでちょうど1か月となりました。日々新た、日々充実を目指して毎日を過ごしていきたいと思います。 


 

 

 

 

 

 

 突然ですが、なんと、今日ヒマワリの花が咲きました。アサガオもまだ咲いていないのに、です。1本だけが、なぜか突然変異のように巨大化してぐんぐん伸びていたのでした。一緒に並んでいるヒマワリはまだ10センチ足らずなのです。1本だけ種類が違っていたのでしょうか。同じ種屋さんから購入した、同種の種のはずなのですが。紫陽花の時期にヒマワリも一緒に咲いている。不思議なコラボレーションです。

(追伸)

え~、事実が判明しました。1本だけ大きいのは、1か月ほど早く芽が出た苗を植えたためだそうです。たぶん、こぼれ落ちた種が、畑で自然に発芽したものと思われます。  (文責 海寳)

300,000カウント突破しました。 6月21日(月)

 昨日のお昼過ぎに、本ホームページ閲覧数が30万カウントを突破していることに気づきました。また、一つの区切りを超えることができました。昨年4月から始めて(記事は実質5月下旬から)30万に達するまでの推移は以下の通りです。

 12月 1日  100,000達成(8か月)

  3月19日  200,000達成(3か月)

  6月20日  300,000達成(3か月)

 

 20万達成からの、各月ごとの推移は以下の通りです。

  4月 1日  217,490(+32,426)

  5月 1日  244,760(+27、270)

  6月 1日  277,602(+32,824)

 

 現在のペースは、約3か月で10万ペースです。3月末(1年間)で25万だったので、来年の3月には単純に2倍の50万を目指したいと宣言しましたが、このペースだと60万になりそうです。開校4年で100万というのを次の目標にしたいと思います。

 まるで、大谷翔平選手のホームラン数の年間予想のような記事になってしまいました。ちなみに、開校4年時には、わたしはすでにリタイヤしていますので在籍していません。責任を持って、次の方に引き継ぎたいと思います。まだ少し先の話ですが。 (文責 海寳)

 

紫陽花ロード  6月18日(金)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ギャラリーわらびがおか」今年度第2弾は、恒例のあじさい祭りです。①~⑯の紫陽花の写真のうちから好きなものを5つ選んで名前を書きます。右側には、感想や、気に入ったところを書き込めるようにしました。

 参加型の掲示物には、皆興味関心が高く、いつもたくさん書いてくれます。お互いの目のつけどころの違いに気づいて欲しいと思います。 (文責 海寳)

カブトムシが脱皮した! 6月11日(金)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨年7月に、本校近くに在住の方から「うちの木にカブトムシがたくさんいるから、もしよかったらいかがですか」と連絡がありました。すぐにN教頭が虫かごをもっていってみると大量のカブトムシとクワガタが。あわせて30匹以上いただいてきました。

 教務主任のY先生は、いろいろな動物を育てるスペシャリストです。さっそく理科室の大きな水槽に床を作り、カブトムシを放しました。すぐに卵を産み、ひと冬を越えて脱皮したのでした。

 今日の昼前にY先生から「脱皮しました」との報告を受け、見せてもらいました。筒の中にオスとメスがいて、オスのほうが脱皮して、白い羽を見せていました。羽が白いなんて初めて見ました。メスのほうはまだでした。

 ところが、約2時間ほどして「メスも脱皮しました」と。オスとメスがほぼ同時に脱皮するなんて、なぜか生命の神秘を見ているようで不思議な気持ちになりました。

 白い羽は、これから少しずつ黒くなっていくそうです。残りの幼虫も次々に脱皮(羽化)していくものと思われます。楽しみです。子供たちにも早く見せてあげようと思います。 (文責 海寳)

山鳩? 6月11日(金)

 保健室の外の軒下に鳥の巣ができていました。よく見ると鳥がいます。山鳩みたいな? 鳩であることは間違いありません。巣の下には卵の殻が落ちていました。子育て中なのでしょうか。ただ、ひなの姿が見えません。もう少し様子を見ていこうと思います。

 

 理科準備室の換気口の穴にも雀が巣をつくりました。たまに雀が顔を出しています。

 先日は、1羽のシラサギを2羽のカラスがしつこく追いかけている姿がありました。カラスが大きな声でガーガー鳴きながら逃げ惑うシラサギを追っているのです。しばらく追いかけて、必死に逃げているシラサギに追いつけずあきらめた様子でした。鳥の世界も厳しいものだとしみじみ思いました。

 

 こちらは旧神南小のせんだんの木です。アオバズクの姿はありません。昨年は5月25日に確認できました。一昨年も5月25日でした。しかし、今年はいまだに姿が見られません。こちらもカラスにやられたという話も聞きます。もうやってこないのでしょうか。時々様子を見に行ってみます。 (文責 海寳)

 

 

 

 

 

 

 

教育実習ー精錬授業を行いました。 6月9日(水)

 

 

 

 

 

 

 3時間目に、教育実習生のKさんが、実習のまとめとして精錬授業を行いました。6年生の算数で行いました。単元名は「各大豆と縮図」ではなくて「拡大図と縮図」です。既習を生かして拡大図を書く方法を考えるというものです。

 授業では、既習の振り返りをしました。5年生で学習した合同な図形の書き方です。学習問題は、「三角形ABCを2倍に拡大した三角形DEFをかきましょう」です。

 まず、自力解決です。予想を立てて書き方を考えます。次に、同じ方法を考えたもの同士でグループを作ります。3~4人グループに分かれました。じゃんけんで説明者を決めます。全体の前で、書き方を説明するのです。説明者が決まったら、与えられた時間内に分かりやすく説明できるよう、グループの力を結集して説明の練習をします。3種類の方法別に、3つの班の代表に発表(説明)してもらいます。そして、全体で比較検討してから、まとめます。

 授業では、自力解決に時間をかけすぎて、発表の途中でチャイムが鳴ってしまいました。しかし、Kさんは慌てることなく、「明日の算数の時間に今日の続きを行います」と伝え、授業を終えました。とても落ち着いた授業ぶりでした。たいへんお疲れさまでした。

 4週間の実習も今週で終わりです。残りの時間を充実したものにして実習を締めくくってください。 (文責 海寳)

家庭学習を充実させよう。 6月4日(金)

 本ホームページの左側(パソコン版)またはスマートフォンでは下側に「おすすめ!家庭学習リンク集」(左の写真)というリンクリストがあります。これは、昨年の4月5月の臨時休校中に、家庭での学習の手助けとして紹介したものです。

 中を開くと、家庭学習をするにはうってつけのサイトへのリンクがまとめてあります。

 学校での学習は方法を学びます。

 方法がわかったら、自分で繰り返し解いて、内容を身に付けます。家庭での自主学習です。

 もちろん宿題も出しますが、与えられたものはどうしても終えることを目指してしまい、「作業」になりがちです。

 しかし、自分で選んだものは興味を持って取り組みますから、内容も入ってきます。これを「主体的な学び」と言います。ぜひ、このリンク集をのぞいてみて、まずは良さそうなものを開いてみてください。そして、できそうなものがあれば、ぜひ取り組んでみてください。1問でも5分でもかまいません。10日やれば10問解いたことになります。10日で50分取り組んだことになります。やらない人は0問です。0分です。1週間、1か月、1年と続けられれば、その差は歴然です。ほんのちょっとであっても、まったくやらない人と比べれば必ず差が生まれます。土・日にやってみてください。自分でも不思議なくらいどんどん力がついていくかもしれませんよ。 (文責 海寳)

校歌の額装が出来上がりました。 5月31日(月)

 わらびが丘小学校の校歌の額装が出来上がってきました。

 校歌の揮毫(きごう)は、元神南小学校長で昨年度の本校学校評議員の椎名正男先生にお願いしました。椎名先生は書家でもあります。

 土曜日に出来上がってきたので、今朝一番に椎名先生に連絡し、見ていただきました。

 

 山葵(わさび)色に近い落ち着いた緞子(どんす)に桜の幹を感じさせる額縁を見て、椎名先生は「よい着物を着せてもらって」と感慨深げに眺めていました。

 開校記念の一つとして、そして本校の宝として校長室に掲げたいと思います。椎名先生、ありがとうございました。 (文責 海寳)

引き渡し訓練を行いました。 5月27日(木)

  雨がときおり強く降るなか、引き渡し訓練を予定通り行いました。

 引き渡しをする時は、警報発令時など悪天候の場合がほとんどです。今日の天候は、そういう意味では実際の場に近く、うってつけでした。

 校門前で両方向からの車両の混雑を避けるため、先に神南小学区、そのあとに福田小学区の順で行いました。4月下旬の授業参観時は福田小学区を先にしたので、順番で今回は神南小学区を先にしました。

 かなり早めに来られるご家庭が多く、予定時間を5分前倒しで始めました。

 昨年の反省を生かして職員を配置し、事故がないよう車両の誘導を行いました。校舎内の児童も、学区ごとに廊下に並んで静かに待つことができました。一番最後の子は、約50分待っていましたが、先生の言うことをよく聞いて、静かにきちんと待っていました。

 引き渡しで最も大切なのが、迎えに来た大人の確認です。お子さん自身にも「お母さんですか?」「おじいちゃんですか?」と確認して、「はい」という返事を受けて担当のS先生が引き渡しました。

 全体としてはスムーズに流れ安心しました。保護者の皆様のご協力ありがとうございました。

 また、カッパと長靴で誘導に当たっていた外担当の先生方には、寒さに震えながらの誘導、たいへんでした。かぜをひかないでください。 (文責 海寳)

不審者対応訓練を行いました。 5月26日(水)

 わらびが丘小になって初めての不審者対応訓練を実施しました。香取警察署から5名の署員の方が来てくださいました。


 

 

 

 

 

 不審者(不審者に扮した警察官)が児童用昇降口から侵入、職員の制止を振り切って2階から3階へ、という段取りです。

 (・・・そろそろ開始予定時刻だな)と思っていたら、不審者がいつのまにかスーッと音もなく静かに校舎に入っていました。

「おはようございます。どなたですか? 用件は何ですか?」

「・・・」

 かすかな笑みを浮かべながら無反応で通り過ぎました。目を合わせようともしません。

「不審者ぁっ!」と叫び、

「ピピー! ピピー! ピピー!」と名札に付けてある高音の笛を繰り返し鳴らし、校舎内に注意を知らせました。職員室では、校内放送で緊急事態を知らせるとともに教室の施錠指示、警察への通報訓練を行います。笛の音を合図に、担任は異常事態を知り、すぐに教室の扉にカギをかけました。ベランダ側のカーテンを閉めて窓のカギもかける約束になっています。そして、不審者からは見えにくい位置に身をかがめてじっとしています。


 

 

 

 

 

 不審者は2階と3階の教室の前を移動して、校舎から出たところで確保されました。 

 不審者確保の連絡を受けて、全員が体育館に集合し、香取警察署生活安全課の柴野様からお話をいただきました。

  「今日の訓練は、静かに避難できていてさわぐ人もなく、みんな約束をよく守ることができていました。不審者対応訓練は、主に大人(教職員)がどう対応すればよいかの訓練であり、火災や地震の訓練とは違います。今日は、想定通りにうまくいきましたが、実際はそううまくはいきません。不審者は想定通りには動いてくれません。とっさの判断やケースバイケースで行動が変わります。休み時間はどうするか、グランドに現れたらどうするか、など、そういうことを考える必要もあります」と。

 児童の室内での避難の仕方については、「廊下から中を見た時に子供の姿が見えないように、廊下側の壁にはりついてじっとしているのがよいでしょう。部屋の中については良好でした」とのことでした。

 また、九美上駐在所の須藤様からは「けが人を出さないことが最も大切です。職員が体を張って対応してはいけません。危険な対応は日頃から訓練を受けている警察が行います。先生方がけがをしたり命をなくしては何にもなりません。必ず距離をとって威嚇するだけでよいことを知っておいてください」と言われました。

 今回は、教職員の不審者対応が一番のねらいです。緊迫感のある良い訓練になりました。不審者への対応の仕方、室内での避難誘導の仕方を学びました。課題もいくつか見つかりました。不審者との距離の取り方です。3名の職員が刺股をもって廊下で対応しましたが、刺股の使い方がよくわかりません。そこで、次は職員の刺股の扱い方を学ぼうと思います。

 香取警察署の皆様、ありがとうございました。 (文責 海寳)

 

 

 

 

職員研修を行いました。 5月20日(木)

 毎週木曜日は職員研修日です。子供たちが下校後、各学級はじめ校舎内の消毒を済ませてから定例の職員打ち合わせを行い、そのあとに研修を行いました。

 今日のテーマは「GIGAスクール構想に向けて」です。情報教育主任のS先生を講師にして、タブレットの操作方法をはじめ授業で子供たちに伝えるためのスキルを学びました。


 

 

 

 

 

 まずは今日のメニューを確認し、見通しを持ちました。

 ①「teams」をつかった会議

 ②投稿及びメンション

 ③共同編集

 ④「Forms(課題)」の使い方 です。

 講師の先生が、スクリーンに手順を映し、同じように操作するのですが、「できませ~ん」「教えてください」「たすけて~」という声が飛び交います。

 S先生とともにH先生も手助けに動きます。

 なかなか手ごわいのですが、たぶん繰り返すうちに慣れてくるのかなと思います。授業で教えるには、まだまだ時間がかかりそうです。でも先生方も必死に覚えようと頑張っています。夢中になってやっているうちに退勤時間をかなりオーバーしてしまいました。申し訳ありませんでした。 (文責 海寳)

 

ジャガイモに花が咲いた。 5月20日(木)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ジャガイモにいつの間にか花が咲いていました。少し見ないとどんどん成長していってしまいます。それにしても、ジャガイモの花もかわいらしくてきれいですね。

 先日、2年生の担任のK先生が、昇降口の前の花壇に咲いているパンジーを指さして「みつばちやちょうちょなどの虫は、花の中心にある黄色に反応して蜜(みつ)を吸いに来るみたいだよ」と話していました。たしかに、紫や茶色の花でも、中心をよく見ると黄色です。いろいろな発見があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 蜜を吸いに来たついでに、花にとっては受粉を助けてもらうのでしょう。自然界はうまくできていますね。ジャガイモの花は、おもいきり黄色ですね。 (文責 海寳)

教育実習開始 5月18日(火)

 わらびが丘小学校としては初めての教育実習生を受け入れ、昨日から実習を始めています。

 まずは、朝の会の時間に全学級をまわって自己紹介しました。子供たちもお兄さんのような先生が来て興味津々です。

 「いっしょに遊んでくれるかなぁ…」

多くの子の目が期待でいっぱいです。

 Kさんは、平成23年度に旧福田小学校を卒業しました。現在、県内の大学4年生で、中学校では剣道部、高校ではバスケットボール部に所属していたスポーツマンです。小学校時代には、校内の陸上の記録を次々に塗り替えていったということです。マラソンでは、永遠に破られない校内記録保持者だそうです。

 主に6年担任のH先生のもとで実習を行います。来週の中盤までは、先生方の授業を参観して学び、来週後半からは授業実習を行います。4週間という短い期間ですが、子供の良さを見取るポイントや先生方の指導技術やスキルを学んでください。

 将来は地元に戻ってきて、子供たちに好かれる立派な先生をめざしてほしいと思います。子供たちにとっても、夢を叶えようとしている地元の先輩の姿を間近に見られることは、まさに生きたキャリア教育です。K先生、子供たちのよいお手本としても、ぜひ頑張ってください。 (文責 海寳)

職員研修その② 「コーチングアンガーマネージメント」 5月14日(木)

 職員研修の第2部は、不祥事防止研修です。千葉県総合教育センターの動画を視聴しての研修です。

 今日は、「コーチングアンガーマネージメント」について研修しました。

 まず、不祥事防止のために「あなたは」どうしたらいいと思いますか? という問いについて考えました。「自分が」どうしたらいいかと、自分を主語にすることでじっくりと考えることができました。

 そして、怒りが生まれるメカニズムについて考えました。

 怒りが生まれるときは、そこに「~べき」「~はず」「あたりまえ」といった、自分が信じていることが裏切られた時に起こりがちとの話があり、「確かに!」と納得してしまいました。そして、その根底には「つらい、苦しい、疲れた‥」などのストレスがあると。現在社会問題になっているあおり運転やマスク警察など、度を越した怒りのシステムがわかりました。

 それでは、自分がそうならないためにはどうするかについて考えてみました。睡眠や食事、ストレスを発散させる趣味などで、うまくコントロールしていく必要があります。自分自身を振り返る良いきっかけになりました。

 次に、身の回りにいる相手との関係性について考えました。

 「人には〇〇〇がある」。〇〇〇に入る言葉は、事情、都合、理由、困っていること、できないこと等が入ります。

 また、身近な誰かを想定して10の質問について考えました。イエスかノーで答えるのです。たとえば、趣味を知っている、休暇の使い方を知っている、大切にしている価値観を知っている、などです。普段身近にいても、いかに他人のことを知らないかということに気づきました。

 「興味・関心・好奇心」の3Kをもつとよいことを知りました。相手を理解することで、自分の心持も変わってきます。ただ、適切な距離感というのも大事です。ちょっと意識していこうと思います。 (文責 海寳) 

職員研修その① フッ化物洗口研修会 5月13日(木)

 児童下校後に、職員研修を行いました。香取市役所の健康づくり課から、歯科衛生士の石橋さんと渋谷さんの2名をお迎えして、「フッ化物洗口」について研修を行いました。

 「フッ化物洗口」とは、フッ化物を溶かした水でブクブクうがいをすることです。歯磨きでは行き届きにくいところまでフッ化物を行き届かせることができます。

 「フッ化物」には、①歯の質を強くする ②むし歯菌の抑制 ③ごく初期の虫歯の回復を助ける の3つのはたらきがあります。

 「フッ化物」は、空気、土、海や川の水、食品など、あらゆるものに含まれており、むし歯予防にたいへん効果があり、安全性も確認されているとのことです。

 やり方について、みんなで体験しました。

 ①フッ化物を溶かした水を紙コップに5ml入れます。

 ②やや下を向いて、30秒間ブクブクうがいをします。

 ③紙コップにティッシュを入れたところに吐き出します。

 これで終わりです。

 1週間に一度、朝の時間に全校一斉に行う予定です。

 効果については、フッ化物洗口をまったく実施しなかった子供たちに比べ実施していた子供たちは、小学1年生からの継続実施により6年生時点でむし歯経験歯数が42%減少したとのデータが出ています。

 もちろん、これだけではむし歯はなくなりません。一日3回食後に歯磨き習慣、ダラダラおやつを減らすことも併せて行うことが大切です。

 香取地区は、千葉県内でもむし歯罹患率や未処置率が高い地区で、とくに旧福田・神南地区は、香取の中でも高い地区とのことです。

 歯の治療には、お金がかかり、時間がかかり、送り迎えの手間がかかり、気持ちも落ち着かず、美味しく食べることもできず、思い切り笑うこともできない、などいいことはまったくありません。

 逆に言えば、歯が健康であればお金がかからず、時間もとられず、気持ちも落ち着き、ストレスなく思い切り笑うことができる、そして、美味しいものを美味しく食べることができるのです。

 小学生段階での歯磨き習慣をしっかりとつけさせてください。とくに、お休みの日に歯磨きをさぼってしまうお子さんは要注意です。 (文責 海寳) 

ミストシャワーを設置~熱中症対策~ 5月11日(火)

 昨日の委員会活動の時間と放課後の時間を使って、H先生とS先生が中心となって、ミストシャワーを設置しました。熱中症対策として昨年は9月に設置したのですが、日曜日の暑さを受けて、今年はすぐに設置しなければと思い設置しました。


 

 

 

 

 

 子供たちの大喜びする姿を想像しながら、楽しみに朝を迎えたのですが、今日はやや肌寒い残念な天気。少しがっかりしました。それでも、昨日まではなかったものに興味津々で、「これなぁに~?」と訊いてくる子がたくさんいました。そこで、試運転がてら少し水を出してやったら「すごぉ~い!」と大喜びでしたが、風邪をひいては困るのですぐに止めました。気温が上がったら存分に涼んでください。業間休みと昼休み、そして体育で暑い時に稼働します。 (文責 海寳)

学校安全点検  5月10日(月)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 大型連休前日の4月28日、宮城県の小学校で木製の防球ネッの支柱が根元から折れ、下敷きになった小学生が死傷した痛ましい事故がありました。この事故を受けて、翌日には、全国の小中学校に一斉に緊急安全点検の指示がありました。本校では遊具等は新規に設置したものなので問題はなかったのですが、旧三中時代からある施設にやや問題が見つかりました。野球場の防球ネットを支えているコンクリート製の柱です。ちょうど水道の蛇口付近の柱が1本、やや傾いています。4月30日に、すでに市教委には報告済みですが、念のために5月6日からカラーコーンを置いて、近づかないように注意を伝えました。休日に野球を行っている外部団体にも伝えてあります。 (文責 海寳)

今年の掲示物も充実しています。 5月10日(月)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 図書室の外には、少人数指導教員のK先生が、ご自宅から持ってきてくださった本物の鯉幟が泳いでいます。鯉の背に乗った子供たちがかぶっている兜、満開のあやめなど、全体のバランスといい色づかいといい今年の掲示物も相変わらず芸が細かいのはさすがです。

 児童用昇降口の行事予定の掲示板には、折り紙で作った鯉幟やツバメとともに、香取市の花である「あやめ」も折り紙で作ってあります。「あやめ」は本校の校章にも図案化されているので、とても身近な花です。

 ただ、調べてみると花弁に黄色の筋は「ハナショウブ」とありました。白い筋は「カキツバタ(杜若)」で、アヤメは、花弁に文目(あやめ)=格子状の模様 が入ったものだと。初めてその違いを知りました。また、生えている場所でも違いがわかります。アヤメは乾燥したところ、カキツバタは水の中、ハナショウブはその中間で半乾湿地だそうです。咲く時期もカキツバタ、アヤメ、ハナショウブの順で違うそうです。下の写真はカキツバタですね。白い筋があります。これまでその違いなど気にも留めなかったのですが、これからは詳しく説明できる気がします。 (文責 海寳)


 

畑はどんな様子でしょう?  5月10日(月)

 じゃがいもの苗は順調に成長しています。

 ちょっと見ない間にこんなにも大きくなっていてびっくりしました。

 さつまいもはまだ植えていないので、マルチを張ったままの状態です。手前にも平らな場所を作ってあるので、ここにも何か植えるのでしょうか? いずれにしても、収穫に向けて、日々成長する植物の様子を見るのは何か楽しいですね。 (文責 海寳)

今日は端午の節句。 5月5日(水)

 今日は「端午の節句(たんごのせっく)」です。

 端午の節句は五節句(ごせっく)のうちの一つです。

 五節句は、①1月7日 ②3月3日 ③5月5日 ④7月7日 ⑤9月9日 の五つです。②③④は毎年同じ曜日になるとありました。思わず「へぇ~」ですね。

 中国では奇数は縁起の良い陽の数とされています。その中でも最も大きい奇数が「9」なので、9月9日は陽が重なる「重陽(ちょうよう)の節句」と呼ばれています。(中国の陰陽思想で、「陰」に対する「陽」ですね)

 以前、なんで「おやつ」っていうのかな? と疑問に思い調べてみました。すると、江戸時代の「八つ刻(やつどき)」に食べるからと載っていました。江戸時代に庶民は時計を持っていません。時刻を知るすべはお寺の鐘です。0時と12時を最も縁起が良い「陽」の数字である「九つ」に定め、約2時間ごとに9の倍数を当てはめたとありました。18、27、36、45、54です。江戸時代には時刻を鐘を打って知らせていたので、18回も打っていたらわからなくなってしまいます。まして54回も鳴っていたらうるさくてしょうがないでしょう。だから、10の位を省略して、18(2時ごろ)を「八つ」、27(4時ごろ)を「七つ」というように数を減じていったというのです。朝の6時ごろを「明け六つ(あけむつ)」、夕方の6時ごろを「暮れ六つ(くれむつ)」と言ったそうです。ただし、季節によって日の出と日の入りの時間は違いますから、季節によって時間の幅はまちまちだったようです。

 「おやつ」にもどります。江戸時代の初期までは一日2食だったそうです。夜が明けて、ひと仕事してから(朝飯前ーあさめしまえ)食べ、日が暮れるまえに食べるのです。すると、ちょうど2時過ぎごろに小腹がすくのでしょう。時間で言えば「八(や)つ」刻(どき)です。「お」をつければ「お八つ」です。「なるほど、それでおやつなのか」1日3食になるのは江戸時代中期の元禄(げんろく)ごろと言われています。一日3食になっても「おやつ」の習慣は残ったのですね。

 話がだいぶそれましたが、中国の陰陽思想はこんなところにまで影響していたのですね。もっと知りたくなりました。

 ちなみに、中国では流れが急な川(滝)のことを「竜門」と言うそうです。台湾に旅行に行ったときにガイドさんが教えてくれました。鯉が滝を登って竜になる伝説から、立身出世するための厳しい関門を「登竜門(とうりゅうもん)」と呼ぶようになったと。だから、滝・瀧(たき)という漢字は、さんずいに竜・龍と書くと教えてくれました。「へぇ~」ですね。鯉幟(こいのぼり)は、逆境にくじけずにたくましく育ってほしいという親心の現れですね。 (文責 海寳)

「むごい教育」(再掲) 4月30日(金)

 昨年7月1日に掲載した文章です。

 

 戦国時代のお話です。江戸幕府を開いた将軍徳川家康は、松平家に生まれ「竹千代」と名付けられました。

 幼いころの竹千代は、大名今川義元に人質として送られてしまいます。義元は、幼い竹千代の秀でた才能を一目で見抜き、「このまま成長していけば、いずれ面倒な相手になるに違いない」と考えるようになります。

 そこで義元は、家臣に次のように命令したのです。

「竹千代に『むごい教育』をせよ」と。

 その家臣は命令を忠実に守り、翌朝の日が昇る前から起こし常に駆け足で行動させ、粗末な食べ物しか与えず、一日中、剣術、武術、馬術、夜は遅くまで学問をさせ、毎日くたくたになるまでしごきました。

 後日、義元は家臣に尋ねます。

「その後どうなっているか」

 家臣が一部始終を「これほどむごい教育はありません」と得意げに報告すると、義元は烈火のごとく家臣を叱りました。

 激しく叱責された家臣は「では、『むごい教育』とは、どのようにすればよいのでしょうか」と聞き返します。

 義元は、次のように答えました。

「寝たいときはいつでもいくらでも寝かせよ。」

「学問がいやならやらせるな。」

「寒いときは、温かい服を何枚も着せてやれ。夏は暑くないように涼しくしてやれ。」

「贅沢なごちそうを好きなだけ食わせろ。」

「嫌がることはさせるな。好きなことだけをさせろ。」

「できる限り大事にしてやれ。」

 どうしてこれが『むごい教育』なのでしょうか。

 義元は最後に言いました。

「そうすれば、たいていの人間はだめになる。それが『むごい教育』だ。」と。

 義元の本意を理解できず、家臣がきちんとした教育をして逆に鍛えてしまったがゆえに厳しく叱責されてしまった皮肉なエピソードです。

 

 これは、様々な場所でよく使われる有名なエピソードです。

 このことが何を示しているか、ぜひ話題にしてください。

 

 本校の学校教育目標は「夢を持って学び、たくましく生きる児童の育成」です。

 「たくましく」とは、「失敗にくじけない強い心」と本校では定義しました。

 近年、社会人になって厳しさについていけずに仕事をやめてしまったり、うまく人間関係を作れずに引きこもってしまうケースが増えていると聞きます。そして、その状態が40歳や50歳になっても続いていくというのです。

 これは、子供時代に失敗を経験せず、どうすれば自力で失敗から立ち直れるのか学ぶ機会を、まわりの大人が奪ってしまったことによることが大きいと言われています。

 多くの人は失敗を恐れます。自分からすすんで失敗しようとはだれも思いません。

 しかし、成功を目指してもうまくいかないのが世の中の常です。どうしたら失敗を生かせるか考えるのは一つの大きな学びです。

 また、失敗させないようにしすぎると、失敗したときにそれを隠すようになってしまいます。それでは、失敗を乗り越えることなどできるはずがありません。はたして、それでいいでしょうか。

 ちなみに、失敗を語る人に人々は安心し、成功を語る(自慢する)人から人々は離れていきます。

 成功は大事ですが、失敗はもっと大事だと考えます。子供時代の失敗はいくらでもやり直しがききます。

「人は成功して覚え、失敗して学ぶ」という言葉があります。私の好きな言葉の一つです。

 子供たちには、その両方をバランスよく経験させ、様々な学びを得てほしいと願っています。

(再掲はここまで)

  

 年度始めにあたって、今後、学校と家庭が力を合わせて子供たちをたくましく育てていくために、ぜひ知っておいて欲しいと思い載せました。

 多くの子供たちが生活する学校では、毎日いろいろなことが起こります。重大なトラブルに発展しそうなこともあります。学校では、教職員や指導員・支援員などの大人が、子供たちの様子をいつでも気にして、「あれ、ちょっとおかしいな」と感じたら声をかけ、早い段階で対処できるようにしています。そして、すぐに管理職に報告してきます。管理職は、「すぐに保護者に連絡しください」などの指示をします。内容によっては、全教職員で情報を共有し、その後は多くの大人の目で気にしながら注意して見ていきます。

 大切なのは、学校と家庭で力を合わせるということです。お互いにすぐ連絡をとり合い、情報を共有することです。問題がなかなか解決しないケースの多くは、お互いに持っている情報が共有されていない時です。そして「家庭 対 学校」の構図になってしまうのです。これでは問題は解決しません。子供は絶対に良くなりません。常に「大人 対 子供」の構図にして、大人が力を合わせて子供を正しく導いていくことが大切です。「子供を良くしたい」という願いは一緒なのですから。 (文責 海寳)

 

  

PTA総会を開催しました。 4月24日(土)

 昨年度開催できなかったPTA総会を開催しました。

 昨年4月は、コロナウイルス感染拡大防止による緊急事態宣言下にあり、学校も休校が続いていました。統合初年度のPTA設立総会も当然実施できず、PTA関係の集会は、とうとう1年間実施できないままでした。PTAの活動も、リサイクル活動と広報部の活動はなんとか実施できたものの、その他はほとんどできずじまいでした。本部役員の皆様には、その都度本部役員会を開き、ご意見をうかがうなどして進めてきました。今回のPTA総会が、実質「設立総会」となったと思います。福田・神南両地区のPTA会員の皆様が一堂に会したわけですから。開校初年度のH会長さんはじめ令和2年度本部役員の皆様、大変お疲れさまでした。本当にありがとうございました。そして、あとを引き継いだ令和3年度のA会長さんはじめ新本部役員の皆様、1年間どうぞよろしくお願いいたします。(文責 海寳)

 ※下の写真は令和2年度H会長と、令和3年度新本部役員の皆様です。


PTA集会にあたってのお願い 4月23日(金)

 明日は、本校が開校して初めてのPTA総会を実施します。

 午前中は、2時間展開で授業参観を行います。旧小学区ごとの分散開催です。

 ① 検温記録を持ってきてください。昇降口でも検温は行います。 

 ② 上履き用意はありませんので、必ず持参してください。

 ③ 校舎内は飛沫拡散防止にご協力ください。とくに教室内および廊下は私語厳禁」でお願いします。

 

 午後は、体育館でPTA総会を実施します。児童用昇降口からお入りください

 昨日配布した資料を必ず持ってきてください。あらかじめ目を通しておいてください。総会は、30分以内での終了を予定しています。

 その後、各学級でのPTA、各専門部ごとの集まりがあります。

 マスクの着用のない方は、校舎内には入れません。必ずご用意ください。

 

 駐車場は、午前中はグラウンドにお願いします。午後は、手前のアスファルトの駐車場が埋まり次第、グラウンド駐車場手前から駐車してください。

 誘導にしたがって駐車をお願いします。

 校内での自動車同士の接触、また、人との接触による事故についての責任は負えません校内は時速5㎞以内を必ず守って、慎重に進入してください。

 以上、よろしくお願いします。   

                            わらびが丘小学校

 

横断歩道が設置されました。 4月12日(月)

 県道佐原・八日市場線からわらびが丘小学校方面に曲がる五差路の交差点があります。旧佐原三中時代は、通学する中学生の自転車と車の接触事故が多かったと聞きました。先月、この交差点に横断歩道と歩行者用信号機が設置されました。しかもコーナーには、歩行者待機ゾーンとポールまで設置されています。これまでは、県道を渡るための歩行者用信号と2本の横断歩道しかなく、市道を渡るための横断歩道と歩行者用信号機はありませんでした。

 わらびが丘小学校では、学校から2㎞以内の児童は徒歩で通学することになっています。しかし、歩道が整備されていないため、現状では歩くことはできません。道幅が狭いわりに交通量が多く、しかも大型車両も結構通り、大変危険だからです。ですから、徒歩児童の家庭には車での送迎をお願いしています。

 県道の歩道とともに、市道への歩道の整備もできるだけ早くお願いしたいものです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 交差点の一角に石碑が立っています。足元をすぐ横の木の太い根が覆っていて、周囲を十数本の小さな石柱が囲んでいます。地面の一部は新たにアスファルトで固め、歩道にしてあります。石碑には「旗立松」と刻まれています。「松はないのに…」とちょっと不思議に思い、気になったので校長室の本棚にある書籍でさがしたところ、島田七夫氏著「佐原の歴史散歩」(平成10年発行)に次のように載っていたのを見つけたので引用します。

(以下引用)

 「旗立松」

 「バス停『九美上』の近くであるが、五つの道が交叉する東側、駐在所脇に『旗立松(はたたてのまつ)』の石碑がある。碑は昭和2年に建てられたもの(碑文は宮沢春文香取神宮宮司)で、それによると「前九年の役(1051)」に陸奥守兼鎮守府将軍の源頼義が安倍氏征討の命をうけて、奥州に向かう途中、軍神の香取神宮に戦勝祈願するためここを通り、この松に軍旗を立てて兵馬を休めた」ということである。かつては、目通り周囲4メートルもある枝ぶりの見事な松があって、故事を伝えるふさわしいものだったというが、その松も今はない。小松であるが何代目であろうか」(引用ここまで)

 今から970年前の平安時代には、この場所に香取神宮へ向かう通りがあったこと、そこが今でも交通上便利な場所になっていることを思うと何とも言えない気持ちになってきました。鎮守府将軍の一団であるので、数百人規模はいたでしょうか、それ相応の規模の兵馬がここでしばし休息したことを想像すると、歴史のロマンにかられます。

 ちなみに、源頼義の系譜をひも解くと、父は源頼信といい、かの有名な藤原道長の四天王の一人と呼ばれたエリートでした。また頼義の子孫には、足利尊氏、源頼朝、武田信玄がいます。

 何気なく見かけた石碑に、このような歴史的事実があろうとは思いもよらないことでした。でも、そのおかげで高校の日本史で習って以来の「前九年の役(えき)」について詳しく調べることになり、当時は言葉だけ覚えてそのいきさつなど詳しいことはまったく知ろうともしなかったのが、そのつながりから結末まで知ることとなったのはちょっと得した気分です。誰かに自慢げに話してみようと思います。アウトプットは大事ですから。 (文責 海寳)

「体温測定用サーモグラフィーカメラ」が設置されました。 4月12日(月)

 香取市が、国の「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」を活用し、市内の各学校に「体温測定用のサーモグラフィーカメラ」を設置してくれました。現在は、児童用昇降口に設置しています。児童には、ここを通るたびに自分の体温を確認する意識を高く持ってほしいと考えています。一度に二人まで測定できるのでとても便利です。昇降口を通るときは必ず検温してくださいね。 (文責 海寳)


校内はお花が満開です。 3月30日(火)

 

 

 

 

 

 

 校内の桜は満開を迎えました。ソメイヨシノはすでに散り始めています。フェンス際に自生している数本の菜の花は見頃です。1年生が育てているチューリップはほぼ咲きそろいました。これから咲くものもいくつか見られます。昨夏の3年生のひまわりも夏休み中に満開になってしまい、一番いい時に見ることができませんでした。チューリップも春休み中に咲ききってしまいそうです。 (文責 海寳)

離任の会を開きました。 3月26日(金)

 令和2年度末定期人事異動により、本校を去られる3名の先生方に対する離任の会を行いました。

 3名の先生方は各学級をまわり、お別れの言葉を述べました。子供たちからは、保護者の方々が用意してくださったきれいなお花を記念品としてプレゼントしました。

 Y先生、T先生、Kさん、ほんとうにお世話になりました。Y先生、T先生、異動先の学校での御健勝でのご活躍を祈念しております。副主査のKさんは、定年退職でした。長い間お疲れさまでした。じつは、4月からは再任用職員として本校での勤務が決まっています。4月からもよろしくお願いします。 (文責 海寳)

教職たまごプロジェクト ~M先生ありがとう! 3月19日(金)

 旧神南小学校時代の2年前から「教職たまごプロジェクト」の一員として本校に実習に来ていたM先生が、このほど大学を卒業し、本校から離れることになりました。今日が最後の日でした。トータルで3年間終えたことになります。

 「教職たまごプロジェクト」とは、千葉県教育委員会の施策の一つで、公立学校教員を目指す大学生を対象に、学校現場での実践・体験の機会を与え、教職への理解を深めるとともに、教員としての資質・能力を向上させるためのものです。今年は、コロナの関係で9月から3月まででした。週に1日ぐらいの割合で来てもらいました。

 M先生は、養護教諭を志望していますが、保健室での実務だけでなく、各学年に順番に入りながら、子供たちの日常の様子を観察したり、子供への接し方や声のかけ方など多岐にわたる実践を経験しました。M先生はとても明るく優しいので、子供たちも大好きです。「今度はいつきてくれるの~」と待ち遠しく思う児童がいっぱいいる人気者です。

 M先生、長い間ありがとうございました。小学生の時からの夢だった養護教諭への道のりももうすぐゴールが見えてきました。ずっと夢を追い続ける意志の強さ、実現させるための努力、いつでも明るくひたむきに頑張る姿がM先生の魅力であり、子供たちにとって本当に素晴らしいお手本でもありました。今後のご活躍を祈念しています。また遊びに来てください。(文責 海寳)

目標達成~200,000カウント~ 3月19日(金)

 今朝の8時前、ホームページを開いてみると、なんと20万カウントを越えているではありませんか! 目標達成です。開校1年目での20万は、たぶん驚異的な数字だろうと思います。なぜなら、このペースで5年たったら100万カウントになってしまうからです。全校児童は112名です。なのに、毎日1,000を超えるアクセスをいただいていることに驚きです。


 とにもかくにも、多くの方が興味・関心を持って見てくださることに、あらためまして感謝申し上げます。

 今後も、旬な話題、タイムリーな記事、共に考えを深めていけるような内容を工夫してまいります。時々、間が空く時があるかもしれません。そのようなときはどうかご容赦ください。

 今後とも、どうか温かい応援をよろしくお願いいたします。(文責 海寳)

樹木を伐採してもらいました。 3月18日(木)

 職員駐車場奥にそびえたつ大きな杉の木。樹齢で言うと30年以上は経っているでしょうか。たぶん、旧佐原三中の旧校舎時代からあるものと思われます。幹回りも2m以上あります。

 今回、この樹木を伐採することになりました。近年の強力な台風や大風が原因で、学校の敷地内に立つ樹木が倒れ、近隣の住宅に被害が及ぶ事例が出てきたからです。

 本校では、職員駐車場奥の杉の木7本が対象となりました。朝から業者が準備を整え、お昼過ぎにはすべて伐採が完了しました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 朝のうちは、うっそうとして薄暗かった駐車場も、これからは明るくなりそうです。

(文責 海寳)

3年生 楽しい外国語活動 3月17日(水)

 3時間目は多目的室で、担任のS先生とALTのT先生で、楽しい外国語活動の時間です。授業では、まるでどこかのクイズ番組のように、楽しく問題に答えている児童の姿がありました。速さを競う問題のほかに、ヒントタイムや相談タイムを設けるなど、十分に考えて答える問題もありました。

 私(校長)が教室を訪れた時は、数字の早押しをやっていました。画面に映った数字を英語で答える問題です。数字は全部映っていません。一部が隠れています。そこから想像するのです。


 最初は3や5など簡単な数字でしたが、だんだん2桁や3桁の数字も出てきました。班の中では順番に答える約束なので、難しい問題に当たったらチーム力が問われます。分かった人が小声で教えてあげるのです。早押しですから、はやく押したチームに回答権が与えられます。間違えた場合は、次のチームです。差がない時は、じゃんけんです。「ロック(グー) シザース(チョキ) ペーパー(パー) 1(ワン)2(トゥ)3(スリー)」の掛け声で行います。皆、真剣です。

 続いて、形を答える問題です。これも、少しずつ形が映し出されます。早押しです。

 

 例えばハート。そして次は、スター(星)です。

 同じようにサークルやスクェアなど様々な形を英語で答える問題をこなしました。

 

 

 

 そして、最後の問題は「What  is  this?」です。

 子供たちがよく知っているアニメのタイトルの英語バージョンが写し出されます。例えば「FROZEN(フローズン)」です。意味は「氷の」あるいは「凍結」でしょうか。答えは「アナと雪の女王」です。これは練習問題です。このように答える問題だよとモデルを示します。

 さぁ、いよいよ本番です。

 

 


 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 児童は最後まで画面に集中し、問題に対して一生懸命考えていました。

 THE CAT RETURN(猫の恩返し)

 KIKI'S DERIVERY SERVISE(魔女の宅急便)

 YOUR NAME(君の名は)

など、子供たちがよく見ているであろうアニメのタイトルだったので、とても取り組みやすい問題でした。しかも、そこには想像力も求められるので、簡単にはいきません。むしろ、そういった難しさがあるほうが子供たちは燃えます。最後まで白熱した授業になりました。このほかにも、ジブリ作品やディズニー作品などなじみ深いものばかりが問題として出されました。楽しくてわかりやすい外国語活動の時間でした。(文章 海寳)

青少年相談員の皆様からのプレゼント 3月16日(火)

 6年生の卒業まであと3日となりました。今日は、わらびが丘小学区の青少年相談員代表の高橋さんと井上さんが来校されました。そして6年生へ心温まるプレゼントを御用意いただきました。本年度は、新型コロナウイルス感染症の影響から、ヘルスバレーボール大会、綱引き大会など青少年のつどい大会が中止となりました。そこで、10名の青少年相談員の皆様から、卒業に向けた激励のメッセージをいただき、6年生の卒業を祝っていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後に青少年相談員の皆様から、これからの中学校生活を頑張ってほしいという願いを込めて、6年生一人一人に図書カードのプレゼントをしていただきました。コロナ禍の状況でも子どもたちを温かく見守り、支えてくださる地域の皆様は本当にありがたい存在です。青少年相談員の皆様ありがとうございました。(文責:中村)