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校長日誌
おかげさまで、充実した水泳学習となりました!
4月に今年度の実施を決定し、6月からスタートした水泳学習でしたが、9月9日をもって全て終了しました。
学校プールの老朽化により、今年度から学区内にあるB&Gのプールを使用させていただきました。このことに伴い、送迎にはスクールバスや市民バスを借用し、B&G職員の皆様には、水質管理や安全管理等に多大なご尽力をいただきました。また、保護者の皆様には子どもの監視と清掃等のボランティアをお願いしました。まさに、たくさんの方々のご協力のおかげで、子どもたちにとって楽しく充実した、学校にとっては成果の大きい水泳学習となりました。
職員も昨年度から準備を重ねてきました。B&Gとの打合せやバスの調整を入念に行い、職員相互で何度も共通理解を図りました。使用するプールを全職員で事前に確認し、水泳学習で使用する体育用具を学校から運搬しました。また、最終日の9月9日には、B&G職員の方と一緒に後始末を行いました。
水泳は子どもの命を奪う大きな事故を招くおそれがあるため、学校は安全指導・安全管理を確実に行いながら指導を進めますが、事故もなく全ての授業が無事に終えられたことに、どの職員もほっとしているところです。
3年ぶりに実施した水泳学習ですので、1年生から3年生の子どもたちにとっては初めての学習となりました。また、4年生以上の子どもたちもブランクがあまりにも長かったため、学びの土台となる部分を大切にしながら学習をスタートさせました。着替えや準備運動、安全上の約束事、入水の仕方など、どの学年も初めて&久しぶりの体験でしたが、授業が進むにつれ、子どもたちの取組も意欲的になってきました。
3年間実施できなかった分、今年度の学習で学んだことは例年よりもずっと多かったことと思います。感染対策のため、一回の参加児童数を減らしながらの授業でしたが、水泳学習を通じて子どもたちが大きく成長したことを感じています。
本校で今年度に実施した水泳の授業時数は、1・2年生が計9時間、3~6年生が計11時間。どの学年も水慣れの時間が多くなりましたので、次年度は子どもがめあてをもち、一人一人がもっと泳力を伸ばせるような学習にしていきたいと考えています。
保護者の皆様には、家庭での検温と健康観察、健康チェックカードの記入や水着等の準備でご協力をいただき、ありがとうございました。(3年前の水着が入る子どもは、おそらくいなかったと思います。みなさんが新しく購入されたのでは…。)
コロナの感染がなかなか収まりませんが、子どもたちの学ぶ意欲を大切にしながら、今後も教育活動を進めていきます。これからもご協力をお願いいたします。
初めての5月の運動会! 温かい応援をありがとうございました。
5月28日(土)に運動会を行いました。昨年度までは9月に実施してきましたが、練習の期間を含めた子どもたちの熱中症を防ぐため、今年度はさわやかな5月に実施しました。
初めての試みでしたので、職員はこれまでとは全く異なる計画を立て、知恵をしぼりながら準備を進めてきましたが、元気いっぱいに活躍する子どもたちの姿と、その子どもたちを温かく応援してくださる保護者や地域の方々の様子を見て、すばらしい運動会になったことを強く感じています。実施時期の変更に対し、ご理解・ご協力をいただいた皆様に深く感謝申し上げます。
4月に屋外での教育活動における制限が緩和されたこともあり、当日は朝からたくさんの方々が応援にかけつけてくださいました。来校者の人数制限がない中で運動会を実施するのは3年ぶりのことです。日頃から本校は「地域に愛されるあたたかい学校」を目指していますが、たくさんの地域の方々が本校の教育活動を見守り、子どもたちの成長を支えてくださっていることを、今回の運動会を通じて改めて感じています。
今年度は、各学年の種目を増やし、子どもが活躍する場を多くしました。徒競走から始まり、玉入れ、棒引き、綱引き、チャンス走、ダンスなど、様々な種目で一生懸命にがんばる子どもの姿は、観戦しているたくさんの人に元気と感動を与えてくれました。また、大玉転がしや二人三脚などの親子種目では、子どもと大人が仲良く笑顔で競技する姿に、会場全体が温かい雰囲気に包まれました。そして、応援合戦や紅白リレーでは、子どもたちのたくましさや団結力がものすごく大きなうねりとなり、盛り上がりは最高潮に達しました。
家族が一緒にお弁当を食べるような通常どおりの形での運動会はまだできませんが、運動会を通して、子ども一人一人の確かな成長と、地域社会における学校の役割の大きさを感じています。
中央小の子ども一人一人は地域の宝です。今後も職員一丸となって教育活動を充実させていきますので、皆様のご理解・ご協力をお願いいたします。
運動会へのご協力、誠にありがとうございました。
家庭との連携は、学校教育の基盤です!
学校教育を充実させていくために、家庭との連携は不可欠です。学校は教育の方針や目的などを保護者の皆様にしっかりと説明し、教育活動に対するご理解とご協力をいただくことで、子どもたちへのよりよい教育が進められます。
本校では、4月22日(金)に、PTA全体会、授業参観、学級懇談を行いました。各家庭1名という人数制限をお願いしての実施でしたが、当日は300名以上のご参加をいただきました。全保護者対象のPTA集会が行われるのは3年ぶりのことでしたが、保護者の皆様の本校教育に対する強い期待と、地域のしっかりとした教育力を改めて感じるすばらしい機会となりました。
体育館での全体会で、私からは、新しい学校教育目標などについて15分程度お話ししましたが、長時間にもかかわらず皆様が真剣によく話を聞いてくださいました。昨年度は文書で教育活動についてお伝えすることが多かったのですが、やはり直接対面で顔を見ながらお話できる場はとても貴重な機会でした。全国での感染がなかなか収まらず、PTA会長さんと事前協議し、不安を抱える中での実施でしたが、「みなさんにご来校いただき、本当に良かったなあ」と思っています。
5月6日(金)には、本校で最もリスクの高い風水害時を想定した「引き渡し訓練」を行いました。児童在校中に天候が急変し、自力で下校できず、学校に引き留め、夜間もしくは次の日の天候回復を待ち、学校周辺の安全を確認してから保護者の迎えをお願いするという設定でした。
今回は訓練ですので、授業日の午後の時間帯に実施しました。午後2時26分に1年生から引き渡しを始め、午後7時19分に全校児童の引渡しを完了しました。非常変災時に497名の児童の安全をどのように確保し、確実に保護者へ引き渡していくか、これまで本校の大きな課題でしたが、今回の訓練を通して非常時の対応をイメージすることができました。
実際の災害時を想定した訓練を実施できたのは、保護者そして近隣住民の皆様のご理解・ご協力のおかげです。近年の急激な天候悪化は、これまでに経験したことのない甚大な被害を及ぼしています。今年度もいつ・どんな災害が起こるかわかりませんが、児童の安全を最優先に考え、校長として判断を誤ることなく、しっかりと対応していきます。
保護者の皆様のご協力で、令和4年度も良いスタートを切ることができました。家庭と学校は、子どものよりよい教育を進める上での“車の両輪”です。本校はこれからも教育活動を積極的に公開しながら、学校教育の基盤となる保護者の皆様との信頼関係づくりを大切にしていきます。
※5月28日(土)には運動会を行います。熱中症防止のため、時期を春季に変更しての初めての開催です。また、今年度は参加人数の制限なく実施する予定です。ぜひご来校いただき、中央小の子どもたちが元気に活躍する姿をご覧ください。
「させられないでする子ども」から「よく考えてする子ども」へ
令和4年度が始まりました。新たに94名の新入生を迎え、全校児童497名でのスタートです。今年度も、子ども一人一人の気持ちや考えを大切にしながら、全職員が力を合わせ、責任をもって指導にあたっていきます。感染対策を進めながらの学校生活になりますが、子どもが楽しく学べるよう職員で知恵をしぼりながら教育活動を工夫してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、本校ではこれまでの教育方針を見直し、令和4年度から以下のような目標やめざす子ども像を立て、教育活動を進めていくこととしました。
<新しい学校教育目標> 自分の良さや可能性を実感できる子どもの育成
<新しいめざす子ども像> よく考えてする子ども
時代の変化に伴い、「英語の教科化」「35人学級の実施」「GIGAスクール構想」など、教育改革の波は待ったなしの状況です。文部科学省からも、急激に変化する社会をたくましく生きていくために、子どもたちには「より主体的に学ぶこと」が重要であり、学校には「子ども一人一人の可能性を引き出すこと」などが強く求められています。
中央小の子どもには学ぶ意欲と向上心があります。そして、本校教育の強みは、家庭や地域の学校教育への関心が高いこと=教育の土台がしっかりしていることです。これまで本校が大切にしてきた「実践力の育成」をしっかりと継続しながら、新しい時代を見据えた、より子どもが主体的に学べる学校教育を推進していきます。
全ての子どもたちは、無限の可能性に満ちあふれています。その子どもたち一人一人の良さや可能性を引き出せるよう、教職員が力を合わせて努力してまいります。
本校教育に対し、今年度もご理解・ご協力をお願いいたします。
子どもの心に響く教育活動を
3月に入り、学校はまとめの時期を迎えています。今年度もコロナ禍の1年でしたが、「学校で学びたい」という子どもたちの前向きな姿勢と、保護者の皆様の温かいご理解・ご協力に支えていただきながら、予定どおりの教育活動を進めることができました。
先日は「6年生を送る会」を行いました。3月にまん延防止等重点措置が再延長されたため、ふれあいセレモニーは映像での実施となりましたが、5年生が意欲的に事前準備を進め、送る会当日は学校じゅうがとても清々しく感動的な空気に包まれました。各学年からはこれまでの感謝の気持ちを伝える心温かいメッセージ、職員からは愛情いっぱいの熱いお祝いメッセージ、本校から他校へ異動した懐かしい元担任からは思い出いっぱいのメッセージ…。どれもが6年生の心にストレートに響く素敵なものでした。そして、6年生の教室からは子どもたちの喜びの声や笑い声などがたくさん聞こえてきました。
6年生と1~5年生が交流遊びを通して思い出づくりをする機会は、2月から3月に一度延期し、その後もやり方を変えて実施しました。名称も「ありがとうウィーク」から「ありがとうディ」に変わりましたが、目的は十分に達成できました。感染状況でころころと計画が変更される教育活動ですが、子どもの気持ちを最優先に考えた、本校職員の柔軟性と対応力・機動力には、校長として頭が下がる思いです。
3月9日(木)には、148回目の創立記念式を行いました。やはり校内放送での式典実施となりましたが、中央小の歴史と伝統を感じながら、学校や地域を愛する心を育てる良い機会となりました。まん延防止期間の再延長を受け、芸術鑑賞会は急遽中止としましたが、地域の賛助会である同窓会からは、おめでたい「紅白のおまんじゅう」を全ての子どもにいただきました。次の日の朝には、たくさんの子どもから「家族で中央小の昔話をしたこと」や「家族が小学校時代の思い出話をしてくれたこと」などの話を聞かせてくれました。子どもたちにとって忘れられない「おまんじゅうの味」になったことと思います。地域の皆様の温かいご厚情に、深く感謝申し上げます。
コロナによる制約はまだ続きそうですが、子どもたちは学校生活でのいろいろな体験を通して、様々なことを学んでいます。特に、卒業や進級に向けたこの時期は、子どもの豊かな心を育てる貴重な場です。感染状況によっては止む無く中止せざるを得ない時もありますが、今後もやり方を工夫しながら、子どもたちの学びをなるべく止めないようにしていきたいと考えています。
本校教育が目指しているのは“人づくり”です。中央小の子どもたちの「もっと伸びたい」という向上心や期待に応えられるよう、これからも教職員一丸となってがんばってまいります。
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