文字
背景
行間
2020年9月の記事一覧
高木知明先生(校歌作詞者)が来校されました。 9月4日(金)
昨日、わらびが丘小学校の校歌を作詞された高木知明先生が来校されました。実際の学校の様子を見てみたいとのことでした。
校歌に込めた思いを次のように語ってくれました。
歌詞の中で「広がる笑顔」「明るい心」は学校で学ぶ児童そして教職員がともに「笑顔」を絶やさず、お互いに心を開いて前に進む、よりよい学校になってほしいという願いを込めています。
歌詞の中にある「花」「鳥」「空」は、だんだんと目線を高く上げて頑張ってほしいという願いを込めました。
歌の構成は、セオリーに基づき、「起・承・転・結」のストーリーでまとめました。
(例) 起:歌おう 歌おう 元気よく
承:力いっぱい 仲間とともに
転:こもれ陽ゆれる 学び舎に
広がる笑顔と 明るい心
結:花も開くよ 緑の大地
わらびが丘 わらびが丘小学校
一番の歌詞は1・2年生を(歌おう、歌おう)、二番の歌詞は3・4年生を(学ぼう、学ぼう)、三番の歌詞は5・6年生(進もう、進もう[未来へ])の姿を思い浮かべてつくりました。
校歌を、元気に胸を張って歌ってほしいと願い「歌おう 歌おう 元気よく」の歌詞を入れました。
一番の「緑の大地」は、「北総台地」を思い浮かべ書きました。
二番の「豊かな森」は、香取神宮から神南・福田に続く森をイメージしました。
三番の「歴史」は、古くは本矢作の千葉氏一族の繁栄、江戸時代の幕府の軍用馬育成の牧、明治時代以降の甘藷(かんしょ=さつまいも)の産地としての長い歴史を思い浮かべ「歴史」の言葉を入れました。
広くて明るい校舎や、子供たちが落ち着いて真剣に学習に励んでいる様子を拝見して、思い描いていた通りの雰囲気に胸が熱くなりました。
高木先生は、香取市立新島小学校校歌の作詞もされています。
高木先生、わざわざお出でくださりありがとうございました。素晴らしい校歌を、これからずっとずっと子供たちとともに歌い継いでいきます。 (文責 海寳)
【高木先生の経歴】
・日本作詞家協会会員 ・日本作詞家協会東京地区会代表 ・日本音楽著作家連合会員
旧香取郡小見川町(現香取市)出身 ※HPへの掲載についてはご本人の承諾を得ております。