学校から

2022年3月の記事一覧

令和3年度 第2回学校評議員会 3月2日(水)

  

 

 

 

 

 

 昨日3月2日、第2回の学校評議員会を開催しました。この日は6年生を送る会の日で、評議員の皆様にも授業の様子に加え、送る会の様子もご覧いただきました。授業参観後の評議員会議では、授業の様子、学校行事の様子、学校運営についてご意見をいただきました。


 

 

 

 

 

以下、委員の皆様からいただいた御意見です。

 

・リモート形式の6年生を送る会だったが、生き生きと頑張っている様子が伝わっ

 た。まじめにがんばっている姿が伝わった。昨年度の送る会とはまた違ったやり方

 だったが、皆さんが工夫して行事をやってくれていることが分かった。

 

・各学年の工夫があり、とても素晴らしい6年生を送る会だった。先生方の指導のおか 

 げ。子どもたちも素直な感じが伝わりとてもよかった。

 

・会議要項の写真の様子からも、工夫して行事を進めてもらったことがわかった。タイ

 ミングを見て進めてもらえてありがたい。修学旅行も宿泊ができ、運動会も保護者の

 参観ができたのでよかった。来年度も感染対策をして行事を行っていただきたい。

 

・リモートによる学習は、これからの休校等も考えられるので、準備を進めてもらいた

 い。

 

・子どもたちが元気だった。学校アンケートの「きまりを守る」「めあてをもって生

 活する」などができているのが分かった。 

 

 いただいたご意見をもとに、今年度の反省を踏まえ、次年度の学校運営に生かしていきたいと思います。                     (文責:中村)

 

 

Spring has come! ~春が来た~ 3月1日(火)

 今日から3月です。

 6年生は卒業式まで登校するのは13日です。本当にあと数日となってしまいました。寂しさもありますが、視点を変えれば中学校に入学するまであと約1か月という、ワクワク感のほうがが大きいかもしれません。在校生にとっても、新入生が入学し、学年がひとつずつ上がるうれしさがあります。

 卒業は、新たなスタートなのですね。

 さて、昇降口の掲示板も3月の予定に切り替わり、卒業おめでとうバージョンになりました。行事予定の下には、3月の異名「弥生(やよい)」と英語での呼び名「March(マーチ)」と書かれたカードが貼られています。昨日までは「如月(きさらぎ)」「Februaly(フェブラリー)」でした。

 「如月(きさらぎ)」の由来は、中国での2月の異名「如月(にょげつ)」に、まだまだ寒さが厳しくさらに衣を重ね着するという意味から「衣更着(きぬさらぎ→きさらぎ)」をあてはめたという説が有力だそうです。

 「弥生(やよい)」はもともとは「いやおい」と読んでいました。「弥(いや)」とは「ますます、いよいよ」という意味です。「生(おい)」は草木が「生い茂る(おいしげる)」からもわかるように、草木が芽吹くことを意味しています。気温が上がって植物が一斉に芽吹く、つまり、新たなる生命の象徴のようです。たいへんおめでたい意味がありますね。語源は「木草弥生月(きくさいやおいづき)」が変化したそうです。

 結婚式での祝辞の締めによく使われるフレーズに「ご両家の弥栄(いやさか)を祈念(きねん)して・・・」があります。若いころはそうとは知らず「イヤサカ? 何?」と不思議に感じていたのですが、祝辞を頼まれる年代になり、恥ずかしながら初めてその意味を知りました。「弥栄(いやさか)」ますます繁栄されますように、という意味です。

 3月はとてもおめでたい月です。

 明日は、6年生を送る会があります。千葉県に「まん延防止等重点措置」が適用されていることから、今年はリモートでの開催としました。6年生は、各学級で発表している様子を、オンラインでモニター越しに見る方法です。苦肉の策です。

 各学年は秘密裏(ひみつり)に出し物を練習しています。練習も今日で最後です。明日の本番で、6年生への感謝の思いが伝わるように、今日、最後の練習をがんばってください。

 明後日は「桃の節句」です。別名「上巳(じょうし)の節句」です。

 逆ですね。正式には「上巳の節句」で、別名「桃の節句」です。失礼しました。

 節句については、昨年の9月9日の「重陽の節句」で詳しく述べました。(9月10日付けの欄)

 3月5日(土)は、二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」です。冬ごもりしていた虫たちが一斉に外に出てくるという意味です。

 そういえば、「春一番」は関東地方にはまだ吹いていません。北陸地方には、2月15日に全国で初の春一番が吹いたとの発表がありました。

 「春一番」の基準を調べてみると、「立春から春分の日の間に吹く、風速8メートル毎秒を超える南寄りの風」とありました。何日か前に強い風が吹いていましたが、この基準には当てはまらなかったということですね。

 写真は、少人数指導教員のK先生によって児童用昇降口に飾られたうさぎ雛です。子孫繁栄と邪気を「はねる(跳ねる)」から、おめでたいとされています。

 うさぎ雛は蕾(つぼみ)をもった桃の小枝を抱えています。数日中には花開くでしょう。開花が楽しみですね。 (文責 海寳)