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2023年3月の記事一覧
今日から3月です。 3月1日(水)
今日から3月です。早いもので、令和4年度もあと1か月となりました。
校内環境も、桃の節句に合わせたものが見られ、季節感を演出しています。
3月の異名は「弥生(やよい)」です。たしか昨年も書きましたが、「草木弥生月(くさきいやおいづき)」からきているとありました。「いやおい」とはますます生い茂るという意味ですね。冬を越えて暖かさが増し、草木も一斉に芽吹く時期ということでしょう。虫が冬眠から目覚め活動を始めるころを表す二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」は3月6日です。
3月は卒業式があります。19名の卒業生が巣立っていきます。6年生は卒業の日に向けて様々な準備を始めています。
今日は6年生を送る会を実施しました。わらびが丘小が開校して初めて、全校児童が一堂に会した送る会になりました。各学年の出し物は、6年生に対する感謝の気持ちがよくわかるとても良い発表でした。詳細は別記します。
先日、職員の打ち合わせでこんな話をしました。「3月には6年生を送る会と卒業式があります。『会』と『式』の違いって知っていますか? 近くの先生と伝えあってください」と。
「え~っ⁉」
「なんだろう?」
「厳粛だからかな?」
「そういわれると難しいね」
「う~ん、わからない」
児童の気持ちになりましたか? 考えることと交流することって難しいですよね。
実は、私もはっきりとは知らなかったので、こっそり調べてから、あたかも知っていたかのように話しました。
「『会』は『お披露目』であり、『式』は『節目』です」
「竹は、節があることによって、しなやかさと強さを持ち合わせています。人生にも、節目があることで、気持ちを新たにすることができます。そして、より強く生きようと決心します。そのような意味で『式』は大切です。子供たちには、式に臨む心構えをしっかりと伝えてください」
「将来、成人式や結婚式、お葬式など、人生の節目節目で様々な『式』に出会います。どのような気持ちで、どのような態度で臨めばいいのか、小学校時代にきちんと教えることは大切です。ぜひよろしくお願いします」
先生方は、皆、真剣に耳を傾けていました。その後、子供たちにもきちんと話してくれたことと思います。
令和4年度の締めくくりとして、残りの1か月を充実したものにしてほしいと思います。
わらびが丘マイスターのK先生は、また図書室前の掲示物をリニューアルさせていました。春らしい明るい色合いを背景にしているのは「7ひきの子やぎ」です。こわいオオカミがやってきて、家の中のいたるところに隠れています。7ひきの子やぎを見つけることはできるかな? いつも楽しい掲示物をありがとうございます。 (文責 海寳)