文字
背景
行間
2021年3月の記事一覧
令和2年度修了式 3月25日(木)
令和2年度の修了式を行いました。
校歌はCDを流し、マスクの下で小さく口ずさむぐらいに歌いました。修了証の授与は各学年代表です。5年生は卒業式に参加して、6年生の証書を受け取る所作をよく見ていたので、スムーズにできました。壇上で賞状を受け取る経験はなかなかできません。卒業までに全員に一度は経験させたいものです。
児童代表の言葉は、5年生のHさんです。以下、全文です。
「1年を振り返って」
私はこの一年間でがんばったことが二つあります。
一つ目は、学習です。私は、授業中に感じた疑問をそのままにしないことを心がけています。そのために、授業では先生の話をしっかり聞いたり、大切だと思ったことをノートにメモしたり、分からないことを先生に訊いたりしました。
また、自主学習では、苦手な算数を復習したり、身近な疑問を詳しく調べたりして、自分なりに理解することができました。納得できるまで取り組んだことで、力がついたと実感しています。
二つ目は、考えて行動することです。5年生になると、6年生を送る会の運営や行事の会場準備など、大きな仕事を任されることがたくさんあります。そのときに、みんながいるところへ行って、仲が良い人と話しているのではなく、周りを見て、今自分に何ができるのか考え、積極的に行動することができるようになりました。
この一年間で私は、学習や周りを見て行動することができるようになり、まず自分で考えて、そのあと実行することの大切さがわかりました。
この他にも、自分ががんばれたと思うものがたくさんあります。この経験を活かし、6年生でも、けじめをつけてすばやく行動できるようにしたいです。
Hさんは、いつでも全体のことを考えて、一番必要なことは何かを判断し行動ができます。また、友だちや下級生に対しても、いつも変わらないやさしい態度で接しています。6年生になっても、これまで通り高い向上心をもって過ごしていってほしいと思います。発表では、原稿を暗記し、ほとんど原稿を見ないで堂々と発表できました。
修了式のあとで、恒例の「がんばりマスター」を各学年代表に授与しました。(文責 海寳)
1・2年生 できるようになったこと発表会 3月24日(水)
生活科で振り返った「1年生、2年生になってできるようになったこと」発表会を行いました。1時間目は1年生の発表を2年生が聞きました。2時間目は、2年生の発表を1年生が聞きました。本来であれば、PTA集会で保護者の方に見ていただきたかったのですが、今年は叶わなかったので、2学年で行いました。
1年生の発表は以下の通りです。
①カタカナ・・・その場で言われたカタカナ言葉をホワイトボードに書く。
②漢字・・・こくごドリルから出題された漢字の言葉を、ホワイトボードに書く。
③計算カード・・・素早く計算カードをやって見せる。出題された計算に答える。
④音読・・・国語の教科書「天に上ったおけやさん」の音読。
⑤縄跳び・・・好きな跳び方
⑥昔遊び・・・けん玉、コマ回し
⑦全員で長縄跳び
①~④から一つ、⑤~⑥から一つ選んで発表しました。得意なものを堂々と発表することができました。また、2年生の発表を見て、来年度の学習が楽しみになりました。(文責 北﨑)
2時間目は2年生の発表です。2年生の発表は以下の通りです。
①物語の音読・・・「アレクサンダとぜんまいねずみ」の好きな部分を読む。
②黒板アート・・・小黒板に好きなテーマで描く。
③掛け算九九・・・好きな段を、昇順と降順で。
④跳び箱・・・開脚跳びを披露。
⑤長縄跳び
⑥キーボード演奏・・・二人で一つの曲を演奏。
2年生も、できるようになったことを堂々と発表できました。ただ、1年生に見られていたので、すこし緊張してしまいました。終わった後は達成感で大満足でした。
(文責 椎名)
杉の木の年輪を見る。 3月22日(月)
駐車場奥の伐採された杉の木の年輪を数えてみると、50年は超えてるようです。すぐそばに立っている旧佐原三中の閉校記念プレートに刻まれている沿革を見ると、昭和28年に統合中学校がこの地に立ったということです。今から68年前です。ひょっとしたら、この時に植樹されたものかもしれません。
風雨に耐えて学校を守ってきた杉の木です。長い間のお役目、お疲れさまでした。(文責 海寳)
6年生教室は静かです。 3月22日(月)
先週の金曜日、卒業式を終えて、6年生は巣立っていきました。教室はがらんとしています。前の黒板には、担任のH先生が描いた6年生14人の絵があります。横には、メッセージが書かれています。出会えた奇跡、出会った絆、これから出会う絆を大切に・・・と。後ろの黒板には、1時間後、2日後、3週間後、4か月後、5年後、6年後のこと。そして、宿題は、命を大切に、悩んだ時には仲間がいます、幸せに生きて・・・と結んでありました。
担任のH先生、子供たちに対する深い愛情が感じられました。 (文責 海寳)
2年生 国語 読み聞かせをしよう 3月22日(月)
2年生の国語では、絵本の読み聞かせの学習を行っています。この前まで、レオ=レオニ原作の「アレクサンダとぜんまいねずみ」(ものがたり)を学習しました。
このお話は、何も悪いことをしていないのにいつも人間から嫌われているねずみのアレクサンダと、人間の子どもからとても大事にされているぜんまいネズミのウイリーとの交流を描いたものです。
「自分もぜんまいネズミになってちやほやされたいなぁ・・・」と思い、なんでも願い事がかなう紫色の石を探しますが見つかりません。
あるとき段ボール箱に捨てられているぜんまいネズミの姿をみつけます。
「どうしたんだい?」
「あたらしいおもちゃがやってきて、ぼくはおはらいばこさ」
人間に飽きられると捨てられる運命にあるおもちゃ。
それまで自分のことしか考えなかったアレクサンダがはじめて他人(ぜんまいねずみウイリー)のことを心配したその時、紫色の石が目の前に現れます。そして、自分のための願いごとをやめて「ウイリーをねずみにして」と友だちのために頼みます。
自分ではなく、友だちを救うために魔法の力を使ってしまったアレクサンダ。その結末は、とてもハッピーです。
児童は、教科書の文章で読み聞かせの練習をして、図書室から好きな絵本を選んで、みんなの前で読み聞かせするという言語活動に取り組みました。
教材提示装置で大きなモニターに絵本を映し出し、指でなぞりながら読みます。子供たちは絵本が大好きです。読むことも聞くことも好きです。みんな、画面に食い入るように見入っていました。
読むほうはというと、マスクをしているので声が小さいとやや聞きずらいところがありましたが、みんながんばって読んでいました。聞くほうもとても興味深く聞いていました。相手意識、目的意識が持てると学びに必然が生まれます。良い学習になりました。 (文責 海寳)