2025年4月の記事一覧

令和7年度のキーワードは「笑顔」+「チャレンジ」

 4月8日に新入生74名を迎え、全校児童491名と教職員58名(※在外施設職員等も含む)で、小見川中央小学校の令和7年度(創立152年目)が本格的にスタートしました。

 令和6年度の小見川中央小学校のキーワードは「笑顔」でした。

 児童も教職員も笑顔の、「笑顔あふれる中央小」をみんなでつくってきました。

 4月1日の職員会議で教職員に、4月23日の児童集会で児童たちに、校長から話した令和7年度のキーワードは「笑顔」+「チャレンジ」です。

 昨年度以上の「笑顔あふれる中央小」にしていくことに加え、「みんながチャレンジできる中央小」をつくっていきます。

 ここでの「チャレンジ」には2種類あります。

 一つは、苦手なことから逃げない「チャレンジ」です。

 児童たちは多かれ少なかれ、得意なことや苦手なこと、好き嫌いがあります。でも、小学校段階では苦手なことや嫌いなことから逃げないことが大切で、中央小の児童たちには何にでもチャレンジできる子になってもらいたい。

 もう一つは、「夢」をもち、その夢を実現するための「チャレンジ」です。

 中央小の児童の多くは将来の夢をもっていますが、その夢を実現するための努力をしているかというと、どうでしょうか?漠然と「〇〇になりたい」という夢をもっていても何もやっていない、何を頑張ればいいのかわからないという児童もいるようです。夢をもっているなら、その夢に一歩でも近づくためのチャレンジを続けられる児童になってもらいたい。

 チャレンジには失敗がつきものですが、学校は児童にとって「安心して失敗できる場所」でなければなりません。温かく見守られながら失敗できるからこそ、児童はチャレンジしていけます。

 ☆児童たちが苦手なことや嫌いなことから逃げないでチャレンジができる。

 ☆児童たちが将来の夢をもち、その夢に近づくためのチャレンジができる。

 ☆チャレンジを応援する友達がたくさんいる。

 ☆教職員も児童たちのチャレンジを全力で応援する。

「みんながチャレンジできる中央小」を児童と教職員でつくっていきます。

自分の良さや可能性を実感できる子ども

 小見川中央小学校は、明治7年に創立され、今年度152年目を迎えた伝統のある学校です。学校はかつて舟運の河港として栄えた小見川市街に位置し、学区は歴史的にも北総の文化拠点として発展するとともに、黒部川が流れる豊かな自然に囲まれ、数多くの商店・住居・施設等を有する地域です。 

 平成30年度からは旧小見川南小と統合し、スクールバスによる通学が始まるなど、地域の教育を担う拠点校として新たなスタートを切りました。 

 

 本校の教育目標は、「自分の良さや可能性を実感できる子どもの育成」です。 

 児童一人一人が、学校生活の中で、成功体験を積み上げていくことにより、「自分にはこんな良いところがある」という自分の良さや、「自分もやればできる」という自分の可能性、さらに「できるようになった」という自分の成長を実感させていきたいと考えます。

 令和6年度の児童対象の学校評価アンケートでは、「先生方は、がんばったときに、ほめたり、認めたりしていますか」という設問に対し、「十分あてはまる」「ほぼあてはまる」と回答した児童は、前年度より増加し95%でした。

 今年度も教職員が児童の「よさ」や「がんばり」を認める支援を続けていきます。

 

 また、本校では、めざす子どもの姿を「よく考えてする子ども」としています。

 子どもたちは毎日の学校生活で『あ・そ・べ(あいさつ・そうじ・べんきょう)』を合言葉に、笑顔いっぱい・元気いっぱいに学校生活を送り、「笑顔あふれる中央小」を教職員とともにつくっています。 

 子ども一人一人の心を大切にしながら、地域に愛される温かい中央小になるよう、職員一丸となって教育活動を進めてまいります。 

 

令和7年4月

 香取市立小見川中央小学校 校長 久保木 靖