2025年3月の記事一覧

正しく 強く 朗らかに

 3月9日は小見川中央小学校の第151回創立記念日です。

 本日、3月7日は小見川中央小の同窓会長様、PTA会長様に来賓としてご臨席いただき、第151回創立記念式を挙行いたしました。

 来賓のお二人から児童たちに温かい言葉をかけていただき、同窓会からは児童たちに祝菓(大福)をいただきました。地域の皆様、ありがとうございました。

 

 校長の式辞として、中央小の歴史についての話をしました。

 151年前(明治7年)に学校ができたときの名前は「小見川学校」だったこと。

 学校の名前は何回も変わって、現在の「小見川中央小学校」になったのは、小見川町が市町の合併で香取市になった平成18年だということ。

 学校名はいろいろと変わったけれども、この場所にはずっと小学校があり、校庭には「くすの木」もあったこと。

 校庭の「くすの木」に見守られながら、本校を卒業した子どもたちはこれまでに2万人以上いること・・・等々。

 そして、3月19日の卒業式で6年生に渡す卒業証書の番号について、今年度の6年生の最後の児童は12,339号だということを言うと、児童の一部から疑問の声が上がりました。

 

 気がつきましたか・・・?

 

 これまでに卒業した子どもが2万人以上いるのに、どうして今年の卒業生の番号が1万2千・・・なんだろう?校長先生が間違えてるんじゃない?

 さすが、中央小の子どもたち! 話をよく聞いています!

 その理由は、昭和22年に「小見川小学校」という名前になってからの番号が卒業証書の番号だからなのですが、児童たちが校長の話の意味を理解しながら聞いていることに感心しました。

 

 長い年月が経つと、学校の名前も校舎も変わりますが、

 いつか景色が変わっても、変わらないものがある。心の中に・・・

 6年生を送る会で歌った「変わらないもの」の歌詞にあるように、児童たちの中央小での思い出は大人になっても忘れないと思います。

 

 最後に、中央小の伝統として残されている言葉を紹介しました。

 「正しく 強く 朗らかに」

 学校の玄関の近くにある石碑に刻まれている言葉ですが、中央小の校医を50年以上務めた初代同窓会長 本多 元俊 先生が書いた言葉です。

 

 中央小で学ぶことに誇りを持ち、「正しく 強く 朗らかに」

 児童たちはこの言葉を胸に、これからも小見川中央小学校をより良い学校に、笑顔あふれる中央小にしていってくれることと思います。