校長より挨拶

 新島小学校は、千葉県北東部に位置し、学区の北側は茨城県潮来市、西側は稲敷市と接する地域です。学区の南側には与田浦や利根川などの大きな河川等があり、広大で実り豊かな水田地帯をサッパ舟で巡る加藤洲十二橋めぐりはとても有名です。菖蒲が咲く季節には観光客でにぎわうなど、子どもたちは豊かな自然に囲まれた環境のなかで伸び伸びと育っています。

 本校は平成3年に安全教育の部で内閣総理大臣表彰を受けるなど、教育に対する熱意と温かさがあふれる地域です。今でも地域や保護者の方々が登下校の安全を見守るなど、子どもの教育を大切にする考えが受け継がれています。

 平成27年4月には、旧湖東小学校(閉校時:創立139年)と旧新島小学校(閉校時:創立114年)が統合し、新たな「新島小学校」がスタートしました。現在、統合して10年目となりましたが、これまで受け継がれてきた礎を大切にしながら、地域とともに今後も歩み続けていきます。

香取市立新島小学校

校長  島 石 耕 治

校長日記

校長日記

子どもたちのかけがえのない命を守るために

 新年度がスタートして1か月が経ちましたが、本校の教育は、地域や保護者の方々に支えていただいていることを強く感じています。

 特に、登下校時にはたくさんの大人の目が子どもたちの安全を見守ってくださっています。毎朝、天候にかかわらず、新島駐在所の方、交通安全協会や防犯ボランティア、保護者の方々などが、集団で登下校する子どもたちに付き添ってくださっています。また、3台のスクールバスで通学する子どもたちは、運転手さんと添乗員さんに優しく見守られ、安全に登下校しています。

 新島小の子どもたちが安心して学校生活が送れるのも、たくさんの方々が子どもたちや学校を温かくサポートしてくださっているおかげです。心より感謝申し上げます。

  校長として最も心配なことは、子どもが悲しい事故や事件に巻き込まれることです。全国でも毎年のように、登下校中や休日等における交通事故や水の事故、犯罪等により、子どもの尊い命が失われています。

 なかでも、入学・進学した子どもたちが登校に慣れて気が緩む5月は、交通事故の件数が多くなる傾向があります。このことを踏まえ、本校でも4月24日と5月1日に、警察署員や交通安全協会の方のご協力により、全学年児童を対象とした交通安全教室を行いました。これからも、学級での指導や全校放送などを通して、交通事故や水の事故を防ぐ指導を繰り返し行っていきます。

  各家庭でもお子様が家を出るときに、「車に気をつけて!」「川に落ちないように!」と一言声をかけてください。新島小の子どもが悲しい事故や事件に巻き込まれないよう、保護者や地域のみなさまの温かい見守りを引き続きお願いいたします。

新たに着任しました。よろしくお願いいたします。

 4月から新島小の校長となりました島石耕治といいます。地域のみなさまに愛される学校になるよう、職員と共に力を合わせて努力してまいります。
 新年度は、新たに16名の1年生を迎え、全校児童97名でスタートしました。どの子も入学・進級し、元気に登校しています。子ども一人一人の心に寄り添いながら、愛情いっぱいに育てていきます。
 教育は人づくりです。そして、小学校での教育は、子どもの成長の土台となる非常に大切なものです。お子さんや学校のことなど、何かありましたら、遠慮なく学校へご相談ください。保護者や地域のみなさまのご理解・ご協力をお願いいたします。