校長日記

2024年5月の記事一覧

家庭・地域と学校が一つになった運動会でした!

 5月25日(土)に運動会を行いました。当日は天候に恵まれ、たくさんの保護者・地域の皆様にご来校いただきました。朝からお祭りのような賑わいで、会場全体からの大声援が子どもたちへの大きな力となりました。

  本校の運動会の特徴は、子どもが活躍する場が多いことです。徒競走から始まり、玉入れ、チャンス走、ダンス、綱引きなど、様々な種目で一生懸命にがんばる子どもの姿は、観戦しているたくさんの人に元気と感動を与えてくれました。また、1年生と6年生は家族種目を行い、さらには1年生と敬老の方々、4年生と5年生は来賓の方々と一緒に競技を楽しみました。子どもと大人が笑顔で楽しく交流する姿に、会場全体が温かい雰囲気に包まれました。

  日頃子どもたちから元気をもらっている私たち学校職員は、その恩返しに応援団を結成し、本気のエールを行いました。また、綱引きでは5・6年生と職員が対決し、見事子どもたちが勝利を収め、大喜びでした。職員が本気でがんばる姿を子どもたちに見せることもたまにはいいなあ、というサプライズ企画でした。

  運動会の目玉である応援合戦や紅白リレーでは、子どもたちのたくましさやものすごい団結力が大きなうねりとなり、盛り上がりは最高潮に達しました。

 赤組と白組の熾烈な優勝争いで終盤まで大いに盛り上がった運動会の最終結果は、赤組が5点差で勝利。子どもたちがたくさんの競技で争い5点差とは…。誰も想像していなかったドラマチックな結末でした。

  

 練習期間を含め、暑い中でも一生懸命にがんばる子どもたちの姿に、一人一人の大きな成長を感じました。また、保護者の皆様にはPTA奉仕作業や当日の後片付けなど、運動会に気持ちよくご協力いただき、ありがとうございました。

  本校は「地域に愛されるあたたかい学校」を目指していますが、今回の運動会を通して、たくさんの保護者・地域の皆様の愛情に包まれながら、新島小の子どもたちが健やかに成長していることを改めて感じています。

 新島小の子ども一人一人は地域の宝です。そして、学校は地域とともにこれからも歩み続けます。今後も本校教育へのご協力をお願いいたします。

子どもたちのかけがえのない命を守るために

 新年度がスタートして1か月が経ちましたが、本校の教育は、地域や保護者の方々に支えていただいていることを強く感じています。

 特に、登下校時にはたくさんの大人の目が子どもたちの安全を見守ってくださっています。毎朝、天候にかかわらず、新島駐在所の方、交通安全協会や防犯ボランティア、保護者の方々などが、集団で登下校する子どもたちに付き添ってくださっています。また、3台のスクールバスで通学する子どもたちは、運転手さんと添乗員さんに優しく見守られ、安全に登下校しています。

 新島小の子どもたちが安心して学校生活が送れるのも、たくさんの方々が子どもたちや学校を温かくサポートしてくださっているおかげです。心より感謝申し上げます。

  校長として最も心配なことは、子どもが悲しい事故や事件に巻き込まれることです。全国でも毎年のように、登下校中や休日等における交通事故や水の事故、犯罪等により、子どもの尊い命が失われています。

 なかでも、入学・進学した子どもたちが登校に慣れて気が緩む5月は、交通事故の件数が多くなる傾向があります。このことを踏まえ、本校でも4月24日と5月1日に、警察署員や交通安全協会の方のご協力により、全学年児童を対象とした交通安全教室を行いました。これからも、学級での指導や全校放送などを通して、交通事故や水の事故を防ぐ指導を繰り返し行っていきます。

  各家庭でもお子様が家を出るときに、「車に気をつけて!」「川に落ちないように!」と一言声をかけてください。新島小の子どもが悲しい事故や事件に巻き込まれないよう、保護者や地域のみなさまの温かい見守りを引き続きお願いいたします。