学校の様子

学校の様子

第117回 創立記念式 12月19日(木)

 一昨日、17日(火)本校の117回目となる創立記念式を開催しました。当日は、11名の来賓の皆様をお迎えし学校の誕生日をお祝いしました。

 始めに校長先生から、本校の開校の歴史として、明治時代にいくつかの小学校が統合して誕生したこと、戦後は佐原町立北佐原小学校と改称し、その当時は児童数600名を超える小学校だったことお話いただきました。昔から地域の皆さん、保護者の皆さんにたくさんの協力をいただいて教育が行われてきたことに感謝と誇りの気持ちをもって、これからも元気に勉強や運動に励んでほしいというお言葉がありました。

 

 

 

 

 

 

 来賓あいさつでは、PTA副会長さんからお話をいただきました。本校の今年の活躍が光った、①千葉県学校体育優良校表彰を受賞したこと、②郡市小学校陸上大会での活躍、③香取市青少年つどい大会での活躍を挙げて、子ども達が元気に頑張り、育っていることに学校や保護者の皆さん、地域の皆さんの支援・協力をねぎらい、感謝のお言葉をいただきました。

 代表児童挨拶では、児童会長から学校行事の取組、特に今年から始まった「エクスチェンジアクティビティー」の活動、学校支援ボランティアである田んぼの先生が企画をしてくださった「農耕機見学会」は、とても有意義な活動であったことを挙げていました。そして運動会、マラソン大会をはじめ学校行事には、多くの地域団体の皆さん、保護者の皆さんの協力があったことに感謝し、先輩たちから引き継ぐ元気な挨拶」ができる小学校をこれからも続けていきたいと決意を表明しました。

 

 

 

 

 

 

 校長先生、PTA副会長さん、児童会長のお話にあった「感謝」「元気」「挨拶」を大切にますます元気で活力ある学校になっていきたいと思います。

 

 

3年書写 初めての書初め練習をしました。  12月13日(金)

 あと10日でいよいよ冬休みです。全校で学習のまとめに入っている段階です。3年生以上は今年も書初めに取り組みます。昨日は3年生が書初め練習をしました。始めに字のポイントとなる部分をメモ書きしました。真剣に書き込みをする姿が印象的でした。その後、全体で筆使いと書き方を見て確認しました。

 

 

 

 

 

 

 今年のお手本は「手まり」です。書初め用の太い筆を使い、いつも以上に大きな字、太い線、曲がり、折れを書くため、慣れるために一苦労していましたが、指で間隔を確認したり、ポイントを繰り返し確認しながら初めての書初めを頑張りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回は字のポイントをつかんだところで終了となりました。来週もう一度練習を行い、冬休みに課題に取り組みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

驚きと感動の連続! 千葉工業大学出前授業(5・6年)  12月12日(木)

 11日(水)、5・6年生を対象に千葉工業大学出前授業を開催しました。この事業は、平成28年度(2016)に香取市と千葉工業大学が包括連携協定を結び、工学・科学に関する高い知見や人的資源を活かし、人財育成につなげるという目的で行われたもです。今年度、本校はこの機会をいただき、化学実験をしていただきました。

 

 

 

 

 

 

 今回の授業をしてくださった先生は、千葉工業大学 教育センター化学教室 半沢洋子 教授です。半沢教授には、鉄の燃焼実験「鉄は燃えるかな~工夫すれば燃えるか~」についてご指導いただきました。

 始めに、木や紙のように鉄は燃えるのか?という投げかけがあり、5・6年生は少し考え、「難しい」「できない」などの返答をしていました。教授から、「では、粉のように金属をしてはどうか?」の問いで、バーナーを使った鉄粉の燃焼実験をしました。

 

 

 

 

 

 

 すごい勢いで、バーナーの脇から火柱があがり、子ども達からは「わー、すごい」「うぉー」の声が上がりました。続けて、集気びんを使って閉じられた空間の中でのスチールウールの燃焼実験をしました。物が燃えるための必要条件として「酸素」がありますが、この酸素の濃度が変わるとどうなるか?を実験しました。


 

 

 

 

 

 酸素ボンベを使って酸素濃度が増した集気びんでは、強い光を放ち、燃焼をしました。

さらにマグネシウムの燃焼実験も同じように行うともっと強烈な光を放ち燃焼しました。「わー」「びっくりした」「おもしろー」という声が上がり、さらには拍手が起こり大盛り上がりを見せました。実験に前のめりで参加する5・6年生がとても印象的でした。

 

 

 

 

 

 

 燃焼実験はさらに続き、クリスマスツリーに見立てたスチールウールのタワーに火をつけると、オレンジ色の炎を出し、あっという間にウールは燃え尽き、温かい熱風が子ども達を包み込み、この実験でも大きな歓声があがりました。

 

 

 

 

 

 

 

 燃焼実験の次に行った実験は、カイロの原理に関わる実験です。この実験では、1人1人が実験を行いました。鉄粉に濃度3%の塩水を数滴たらしながら、温度変化を調べました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 30℃、40℃、50℃とドンドン温度は上昇し、最高80℃以上に達した児童もいて、燃焼による熱エネルギーの大きさ、カイロの温めるパワーの源を知ることができました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 驚きと感動の連続だった千葉工業大学出前授業「化学実験」たくさんの学びがあり有意義な時間が過ごせました。半沢教授、御指導本当にありがとうございました。感動をありがとうございました。また本出前実施にあたり、千葉工業大学教学センター片山様には、たくさんの御協力をいただきました、本当にありがとうございました。

 半沢教授が紹介して下さった、ノーベル物理学賞 受賞者で東京教育大学(現  筑波大学)名誉教授 の朝永 振一郎 博士の「科学の花」のお話を紹介します。

 ふしぎだと思うこと これが科学のです。

 よく観察してたしかめ そして考えること 

           これが科学のです。

 そうして最後になぞがとける

           これが科学のです。

 子ども達の実験後のキラキラした目が「科学の芽」につながったのではないかと感じた出前授業でした。

 

 

 

 

 

 

半沢教授

驚き感動 をありがとうございました。 

読み聞かせ(1・2・3・4年)   12月12日(木)

 今日は、5・6年生が校外学習のため、1~4年生を対象に読み聞かせ活動を実施しました。どの学年でも、読み手のボランティアの皆様、担任の丁寧な言葉に引き込まれ、興味津々で話を聞いていました。本の世界に入り、時には話し手の質問に答えながら、笑顔で話を聞いていました。3年生で読まれた谷川俊太郎さんの「ともだち」では、こんな友達だったらということで様々な種類の友達が語られると、笑顔を浮かべたり、否定したり様々な反応で「ともだち」について考えていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5年道徳 「食品ロスをどう防ぐか?」 12月11日(水)

 11月の下旬から、教職員の授業力向上をめざし、お互いの授業を見合う、「相互授業参観」を実施しています。今日は5年生の道徳の授業を参観しました。

 授業では、食品の廃棄の現状を円グラフで確認し、5年生は、この問題を自分事としてとらえようとしていました。

 続いて、各機関が「フードロス対策」で取り組んでいる、フードバンク、コンビニエンスストアの取組、アプリの対策を動画視聴し、社会全体で取り組みが広がっていることを共通理解しました。

 

 

 

 

 

 

 その後、「3つの取組で共通しているものは何か」について考え、その後ペアで意見交換をしました。

 

 

 

 

 

 

 友達の意見を聞いて、考え方が深まった内容は、「友」の印をつけ、ノートに記録している姿が印象的でした。担任から、自分が人のために作ったものが残っていたらどうですか」の問いには、「悲しくなる」「いやな気持ちになる」という発言があり、他者意識の大切さに気付いているようでした。

 最後に、これからは「食品ロスに対して自分は何ができるか」を考え、意見交換しました。

 

 

 

 

 

 

 「自分にできることは何か」について、真剣に議論し多面的、多角的に考えることができました。